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「公立カレッジ」英語コースの特徴

公立教育委機関に併設された英語コース

公立カレッジの英語コースは、語学学校として独立したものではなく、イギリス人対象の教育機関に併設されたコースのこと。ハイヤー・エデュケーション・カレッジ Higher Education College、ファーザー・エデュケーション・カレッジ Further Education College、アダルト・エデュケーションAdult Educationなどの公立教育機関が外国人向けに設置している英語コースのことを指す。

専門科目を受講するチャンスがある

英語コースでは私立と同じく、一般英語コース以外に検定試験準備コースを提供している学校が多い。公立カレッジ英語コースの最大のメリットは、カレッジの専門科目を学ぶチャンスがあることだろう。学校によって規定は異なるが、英語コースで一定の英語レベルに達した学生は、イギリス人の学生に交じって専門科目のコースを受講することが可能だ。人気が高いのは、ビジネスやツーリズム、IT、アロマセラピー、陶芸、英語以外の語学コースなど。

経済的な授業料

公立カレッジ付属の英語コースの授業料は、私立校に比べれば安め。ただし最近では、私立校も経済的な値段でコースを提供しつつあり、授業料の格差はなくなりつつある。

コースは学期制だが途中入学も可能

公立カレッジの英語コースは基本的に学期制。学校によって異なるが、基本は9~12月、1~3月、4~6月の3学期制が多く、7、8月はサマーコースを行う。学期の初めが入学日だが、途中入学も可能な学校が多い。

ひとクラスの人数が多いので積極性が大切

公立カレッジの英語コースは私立語学学校と比べるとひとクラスの人数が多く、15数が多いので、会話のチャンスは自分から積極的につくろう。ケアの細かい私立校と比べると、自ら動くことが大切になる。

イギリス人学生と交流するチャンスも

公立カレッジの施設を利用することができるため、食堂や図書館などでイギリス人学生と接する機会がある。自分から積極的に動けば友達になれるチャンスもあるだろう。

語学力がつけば、専門コースにチャレンジも可能

公立カレッジは、職業技術や芸術関係のコースを開設する、日本で言う専門学校的な一面をもつ教育機関だ。英語コースで語学力をつけ、専門コースへ進むことも可能だし、パートタイムコースや夜間コースが設定されていれば、語学コースに通いながら専門科目を学ぶこともできる。

滞在先の手配もしてくれる

大学付属の場合、住居の手配は、エージェントの連絡先のみ教えられ、自己手配しなければならないこともあるが、公立カレッジは、ほとんどの場合、滞在先の手配をしてくれる。住居のタイプは、ホームステイまたは学生寮だ。

「公立カレッジ付属」型の特徴

  • コースは学期制だが途中入学も可能
  • 英語以外の専門科目の受講が可能
  • 公立カレッジの施設が自由に使える
  • イギリス人学生と知り合う機会も
  • ひとクラスの人数は私立校より多い
  • 長期滞在で、語学をじっくり学びたい人に最適

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