語学学校選びのポイント

語学学校選びで留学の成否が決まる！

語学留学で最も重要なのが、学校選び。自分の目的に合った学校を選べば、留学生活の充実度が違います。地域やコースといった条件の中から、優先順位をつけて比較検討していきましょう。

ポイント①：地域

どの地域に滞在したいのか

ニュージーランドの大きな都市、オークランドやウェリントンは、生活するのに便利で刺激も多いです。バスや電車、トラムといった公共交通機関が整備されており、通学や移動にも困りません。語学学校だけでなく、観光や遊びなどの自由な時間も重視したい人は、中心部の語学学校を選ぶのがおすすめです。一方で、クライストチャーチやクイーンズタウンと田舎になるほど、生活費や学費が安くなる傾向があります。なるべく留学費用を抑えたい人、現地の生活に溶け込んで、じっくり勉強に専念したい人は地方都市が向いています。

ポイント②：費用

予算×質のバランスを検討しよう

たいていの人は留学予算に限りがあります。予算によってある程度、学校や地域、留学期間が絞られます。一方で、安さばかりに気を取られて質を軽視すると、目的に沿わず効果の薄い留学になってしまうかもしれません。予算と質のバランスの取れる範囲で、語学学校を検討しましょう。また、生活費・滞在費、その他の諸費用など、授業料以外にどれくらい費用がかかるのかも、事前に加味しておきます。

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ポイント③：期間

短期留学なら小規模校

ニュージーランドに3ヵ月以内の短期で語学留学するのであれば、学生数が80人前後の小規模でアットホームな学校がおすすめです。小規模な学校では、教師が学生の名前を覚えるのも早いし、学生一人ひとりに目が届きやすく、交流やコミュニケーションの機会が多いです。英語初心者の方でも、短い期間で溶け込むことができ、より充実度が高くなります。

長期留学は設備の整った大規模校

ニュージーランドに3ヵ月～1年くらいかけて留学し、じっくり勉強しようという人は、設備が整った大きめの学校がおすすめです。学生数が多いと英語力レベルによってクラスが細分化されるため、より自分に合ったクラスで英語力を伸ばしていけます。各国から多国籍の留学生が多いため、新しい学生や先生との出会いが多く、友達作りや仕事探しにもメリットがあります。

進学を目指すなら付属校

将来は海外大学や専門学校、ポリテクニックへ進学したいと考えている人には、付属の英語コースがおすすめ。同じ目的をもつ人が集まっているし、学校から進学に関するアドバイスを得ることもできます。学校によっては入学基準の英語テストを受ける必要がなく、そのままエスカレーター式に進学できます。

ポイント④：サービスや設備など

学校が提供するサービス

語学学校が学生のために行っているサービスには、おもに次のようなものがあります。

・ホームや学生寮の手配
・到着時の空港出迎え
・日本人カウンセラー

こういったサービスは、特に初めて留学する人にとっては心強いものですが、すべての人に必要というわけでもありません。自分に必要なサービスとは何かを見極めてください。一般に、サービスが整っている学校ほど、授業料が高めであることが多いです。

滞在スタイルの選択肢と手配サービス

私立の語学学校ならば、出発前にホームステイを基本とする滞在先を手配してくれますが、大学付属校の場合は、滞在に関しては情報提供のみというところも。初めて留学する人は、滞在先を手配してくれる学校を選ぶべきでしょう。特に大学付属校の場合は、パンフレットの「滞在」欄をよく読んで確認するなど、注意が必要。

大学付属は設備や雰囲気もポイント

大学や専門学校の付属校では、語学学校の学生も正規学生と同じように施設を利用できるので、設備内容やキャンパスの雰囲気なども学校選びのポイント。学校設備やスポーツ施設などの充実度という点では、大規模校の方が期待できます。

成功する留学のカウンセラーより

自分に合った学校選びをしよう

学校選びの際はまず①英語レベル、②重点的に学びたい点や目的、③理想とする学校のイメージ（大きい学校や小さい学校など）をうかがいます。初級レベルの場合、どの学校で学んでもほぼ同じだと思いますので、楽しく学べそうかどうかといった雰囲気も実は大事です！中級以上の場合は、進学か資格取得かなど、学校卒業後のなりたい姿をイメージして、目的に合うコースがある学校を選びましょう。
留学初心者には小規模校がおすすめ

留学や英語力に不安がある人には小規模校をおすすめします。スタッフも親切で、アットホームな環境であることが多いので、安心して通うことができると思います。大規模な学校や大学付属校には、現地の生活に慣れ、ある程度英語力に自信が付いてから転校するという手もあります。

日本人留学生の数

ニュージーランドの語学学校における日本人の割合は、10~20%が平均的です。振り分けられるクラスや留学時期によって異なりますが、初級レベルであるほど日本人をはじめアジア人の割合が高い傾向にあります。日本人の数にこだわるよりも、事前に日本でできる勉強は済ませ、いかに学ぶか、何を吸収するかという視点で学校を選びましょう。

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