世界一有名なクリスマスマーケットドイツ・ニュルンベルク

    
坂井 みさき

ドイツ、クリスマスマーケットは各都市で特徴が違い興味深いのですが、世界で一番有名なニュルンベルクの市からご紹介しましょう。

スパイスたっぷりで蜂蜜味の硬いクッキー、「レープクーヘン」も、この街が発祥といわれ、どの街よりも種類が多く、とりわけ有名です。

クリスマス市がスタートすると、メイン会場では、音楽隊が演奏をしたり各日、いろんな催しがあり、イベントを確認してから街歩きを始めるのもお約束。
ニュルンベルクには「クリストキント(幼子キリスト)」と呼ばれる”幼女の天使”がパレードに登場する日もあるので要チェックですね。

街の中心には「クリッペ(飼葉桶)」と呼ばれるキリスト生誕を現した模型があり、大小さまざまなものを各家庭でも飾る習慣があるようです。

お買いものもしたいのですが、日が暮れないうちに、この街の高台にある「カイザーブルク城」へと、お散歩です。
中世の街並みが色濃く残る旧市街を見下ろす眺望も旅ごころが刺激され、ドイツらしい風景の広がりにしばし、街中とのギャップを愉しめます。

活気あふれるクリスマス市に戻ると、黄色い馬車が行き交い、観光客が笑顔で手を振り、この街に流れるハッピーオーラを身体で感じます。

だんだん日が暮れてくると、街中があふれんばかりの人の波。
ニュルンベルクは他の街の屋根が飾り立てているのと違い、赤と白のストライプの屋根が特徴です。

子供たちが楽しめる遊園地的な場所もあり、メリーゴーランドや観覧車で賑わうキッズの国への入り口もライトアップの時間です。

日がすっかり暮れるとお買いもの熱も上昇。
 数えきれない種類のストール(屋台)が出店しているので、迷うくらいなら買っておかないと、また別の場所で買おうと思っても、そのストールに戻るのさえ大変だし、他の都市では売っていない物がけっこう多いのです。
 ほとんどが現金のみの販売なので小額の紙幣が役に立ちます。

夜からの混み具合は半端ないので、寒いからといって厚着過ぎると、人混みの熱気で汗をかいてしまい風邪をひく原因にもなるので、脱ぎ着のできる服装がおすすめです。かなりの距離を歩くので体力の消耗も予想以上。
もちろんスリにも充分気をつけて、日本では出会わないクリスマスグッズのお買いものに集中しましょう。

やはりどの地でも「紅茶」は気になります。
可愛いTEAを売っているお店も見つけました。
 ドイツはエコの国。紙袋は、ほとんどどこのお店も有料になるのでショッピングバッグの用意は心がけたいものです。

やはり迷ったけど名物「レープクーヘン」も買っておきましょう。

グリューワイン片手にニュルンベルクソーセージをほおばり、夜風にふかれて街を見下ろせば、赤と白に統一されたストールの屋根が圧巻。
ニュルンベルク・クリスマス市の夜は、まだまだ続くのです。

  

坂井 みさき
1976年に渡米以来、趣味は海外旅行。訪問国は現在43ヵ国。出版社勤務時代の海外取材経験を活かし「世界のTEAを巡る旅」を続け、都内で「紅茶の船旅」をテーマとした「紅茶でおもてなし教室・TEA MIE」を主宰。 著書に『パパがジュゴンに恋をした』立風書房刊。
*ミンミンゼミブログ
*TEA MIE紅茶でおもてなし教室

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