「大学生のうちに留学してみたい！」と考えてはいるものの、いつが良いのか分からない方は多いのではないでしょうか。サークルやバイトで忙しくしているうちに、留学のチャンスを逃してしまっては、悔いが残ってしまいます。
今回は、大学生が留学するベストなタイミングを留学プログラム別に詳しく解説します。もちろんいつの時期でも留学はできるので、行きたい！と思ったタイミングでぜひご相談ください。
▼記事のポイント
・2~3年生の春出発が多い！
・留学期間の平均は6か月以上
・就活に合わせて帰国時期を決める
＼留学＆ワーホリについて知ろう！／
大学生が留学するベストタイミングは2~3年生春！
ずばり、大学生のうちに留学するなら、2～3年生がベストタイミングです。
ちょうど大学の授業や人間関係に慣れてくるのが大学2年生ごろ。この時期になると、気持ちに余裕が出てくるため、新しいことに挑戦しやすいです。実際に大学2年生の秋頃から『成功する留学』でご相談いただき、3年生になってから出発という方もいらっしゃいます。1年生のうちは学生生活を思う存分楽しんで、2～3年生から留学を考え始める方が多いようです。
春出発であれば、次の年の就活スタート時期に向けて、秋出発よりも留学期間をしっかり取れます。大学生の場合、休学留学や認定留学など、どんなプランであれ、留学後は学生生活に戻るのが一般的です。帰国後、スムーズに就活や学生生活の波に乗るために、大学前期が始まる前の春休みに帰国時期を設定しているみたいですね！
留学プログラム別にみるおすすめはいつ？
留学といっても、さまざまな形があります。大学生に人気の留学プログラム別に、おすすめの渡航時期を紹介します。
短期留学
短期留学は、一般に数週間～3か月以内の留学を指します。短期の場合、大学を休学せずとも、春休みや夏休みなどの長期休暇の間に留学に挑戦できます。就活や学生生活に遅れが出ないのがメリットです。
短期で手軽に留学に行く場合、大学1~2年生での渡航がオススメです。短期留学をきっかけに英語学習のモチベーションが高まり、その後大学3~4年生で長期留学に挑戦する学生も多いからです。留学後の可能性を広く残しておくためにも、短期留学は大学生の早いうちからぜひ挑戦してみてください！
長期留学（休学・認定留学）
長期留学とは、4か月以上の留学のことです。比較的長く海外に滞在するため、留学中にできることの幅が広くなります。英語力についての成果をしっかり持ち帰りやすく、現地の友達ともより深い交流ができるでしょう。
大学生が長期留学する場合は、大学2~3年生がオススメです。しっかり腰を据えて海外で学ぶのは、自分の将来や価値観を客観的に見直すのに良い機会となります。帰国後に、まずは学生生活に戻る選択肢があるため、就活についての心配が少ないです。
海外インターンシップ
大学生の留学に人気なのが、海外で英語力＋就労経験を積めるインターンシップです。特にカナダのCo-op留学プログラムは、将来の就活に役立つスキルが身につく、多くの大学生の方から希望をいただいています。
海外インターンシップを踏まえて留学するのは、大学3年生の休学留学の方が多いです。就職に直結する留学で成果を出したい方にオススメ。グローバル環境で働いた経験は、大きなアピールポイントになります。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーは、1年間海外で働くことができる留学制度です。学校に通える期間は国によって異なりますが、何よりフルタイムで働けるのが魅力。そのほか、1年間の自由な滞在期間で趣味や国際交流を楽しみ、やりたいことを見つけようという大学生もいます。
ワーキングホリデーの場合、基本的には大学を休学する形になるため、どの学年でも挑戦しやすいです。ただし、学校に通う目的の語学留学と比べ、ワーホリ期間は自由度が高く目的を失いがちに。英語学習を含め、事前の計画をしっかり立ててから大学2年生以降での渡航がオススメです。
大学生の留学期間の平均は？
『成功する留学』では、全体の約6割が6か月以上の留学に挑戦しています。
大学3年生で留学する方が多く、その中でも休学して留学する大学生のほとんどは、9~12か月と時間を取って長期留学しています。
春・秋出発で留学期間が異なる
大学生の場合、出発時期によって留学期間の平均が異なります。春出発だと、6か月～1年とより長い留学を検討される方が多いです。毎年3月頃に解禁となる就活の前に帰国する、と計画を立てる学生が多いのが理由。
4月1日時点で企業から内定を受けたのが48.4％と、年々就活の早期化が進んでいる傾向があります。「長く留学したい！」という希望があれば、なるべく早く動き出したいですね。
大学3年生で留学は遅い！？学年別にみる留学状況
「大学3年生での留学は遅い？」と不安を感じる方もいるかもしれませんが、大学3年生のうちだからこそのメリットもあります。ここでは、学年別に留学のメリット・デメリットを見てみます。
大学生が今こそ留学するべき10の理由｜メリットデメリットを知る
大学1年生
大学1年生のうちは、留学に行く時間的な余裕が多いです。大学生活が落ち着いてきた夏休みや冬休みなどの休暇を使って、短期留学に挑戦する人もいます。「留学ってどんな感じなんだろう？」「海外で生活するってどうなの？」といった漠然とした疑問が解消され、長期留学のイメージを固められます。学年が上がり、就活が近づいてくると、いかに目的・目標を明確にして留学に臨むかが重要になりますが、大学1年次であれば、自分がやりたいことを探すために留学するのもアリです！
一方、長期留学に挑戦しづらいデメリットがあります。認定留学や交換留学の場合、多くの大学が「大学2年生以上」がエントリーの対象です。さらに、大学生活が始まったばかりであることを考えると、まだ授業やサークル、友達に慣れないうちは短期留学の方が現実的かもしれません。
大学2年生
大学2年生になると、留学の選択肢が広くなります。休学・認定留学はもちろん、海外インターンシップ、ボランティアなど、短期では難しいさまざまなプログラムに挑戦できるのがメリットです。あらかじめ「大学2年生になったら留学する！」と決めておけば、大学1年次から時間をかけて計画を立てられます。大学2年生になる前にお金を貯めたり、英語力を向上させたりすることもできるでしょう。
2年次で留学する場合、ゼミの選考に参加できない可能性があります。中には、インターネットでの登録や志望理由書の提出のみで入れるゼミもありますが、面接を必須としている場合もあります。留学前に、希望のゼミの選考方法を確認しておきましょう。
大学3年生
大学3年生では単位の心配が少なくなり、就活に向けた準備が始まる時期です。「就活に活かせるように」という目的意識を持って留学できるため、海外でより充実した留学生活を送れます。英語力やインターン経験など、就活の即戦力になるような成果を持ち帰ることができます。
3年生で休学留学をする学生が多いですが、卒業時期が遅れるのは免れません。最近では、休学留学が就職に不利になることはほとんどありませんが、留学前にどのように就活準備を進めていくのかある程度計画を立てておくとスムーズです。
大学4年生
大学4年生では、就職が決まってから留学に行くことができます。履修や就活の心配がなく、卒業まで時間の余裕があるため、大学生活でやり残したことを実現するのに良い時期です。リフレッシュを兼ねた短期留学や、就職に向けてのスキルアップ留学など、様々なプランが考えられます。
とはいえ、就活が終わらなければ留学の予定が立てられないのがネックです。帰国後の就活を控えている場合は、春休みや夏休みなどを利用して、無理のない留学期間を設定しましょう。
迷っているならまずはプロに相談してみよう！
社会人に比べて時間に余裕がある大学生のうちは、留学に挑戦する絶好のチャンスです。社会人になってからだと、まとまった時間を取りにくいことから、「大学生のうちに留学しておけば良かった」と後悔する人も少なくありません。
少しでも留学に興味があるなら、まずは情報収集のためにも、経験豊富なカウンセラーに不安なことを相談してみてください。
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