現在モスクワに7店舗をかまえる人気ファーストフード店「ピャンセ(Pyanse)」は、肉まん専門店として若者を中心に人気があります。店はロシアの極東サハリン州のホルムスク発祥として知られています。ピャンセで売られている肉まんは日本でよく目にする中華まんとは少し違い、韓国料理のワンマンドゥ(王饅頭)がモデルとなっています。昔からロシア極東地域では韓国料理が親しまれていたことがきっかけで、今でもロシア極東住人にとってソウルフードといえるほど街中にピャンセの屋台があります。 味は以下の4種類があります。クラシック:牛豚合いびき肉、キャベツ 200Pキムチ:牛豚合いびき肉、キムチ 250P鮭:鮭、マッシュルーム、玉ねぎ 200Pベジタリアン:ズッキーニ、アスパラガス、ニンジン、白菜 150P 味は少し濃いのですが肉汁があふれ出る癖になる美味しさで、ビールなどのお酒とよく合います。軽食にしてはとても大きいので、ひとつでお腹いっぱいになります。ロシアの極東地域で人気となり、近年モスクワでも店舗を増やしているピャンセ。販売価格とサイズの違いがあり、極東地域では65Pと安く、モスクワは200P前後と高値ではあるものの特大サイズで販売されています。ロシア観光の際、是非味わってみてください。 【データ】店名:ピャンセ(Pyanse)住所:Tverskaya St, 27/2, MoscowTel:+7 (495) 788-89-50URL:http://www.pyan-se.ru営業時間:08:00-00:50休み:なし アンモスクワ在住。初めての海外生活に戸惑いながらも、過去と現代が調和した魅力的な街モスクワに惹かれています。お買い物情報や本当に美味しいレストラン情報、モスクワっ子が通うお洒落スポットなど、アラサー女ならではの目線でお届けします。