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2017/10/04 Wed.

イタリア、ボローニャで過ごす 初めての海外3ヶ月  ~Part2~

語学留学 ヨーロッパ 日記
学生クリエイター SHOKO

「Dimmi Dimmi!!」

Blog第二弾です。前回はいきなりアルプスのことを書いてしまいましたが、今回は私の学校生活について書いてみたいと思います。

「Dimmi Dimmi!!」と言うのは、学校の先生がよく使う言葉。私が何かを言いかけた時や、質問があるとき、先生たちは「Dimmi!!」と言って促してくれるのです。その言い方がとっても優しくて、私はこの言葉が大好きです。

 私の通うクラスは、午前中にGrammatica(文法)とConversazione(会話)の授業があります。午後は完全にフリーですが、夕方から学校の提供する課外プログラム(自由参加)などがあるので、一度家に帰って宿題などをすることが多いです。そう、宿題があるのです。

 この宿題、量自体は大して多くありません。私の場合は、始めに授業のおさらいをしてから宿題に移ります。授業は完全にイタリア語。先生の言っていることはなんとなくわかるのですが、わからないことはネットなどで調べて、しっかり理解できるようにします。この"おさらい→宿題"という流れが自分の中で固まったころから、ずいぶん授業がラクになった印象です。

アオスタ前夜。ミラノのホテルで i compiti(宿題)

ー私のつまずき体験ー

 クラス数や生徒数は週によって変わり、先生も2~4週程度で変わります。毎週クラスの雰囲気は微妙に変わっていくので、私の場合、慣れるまでに少し時間が必要でした。そしてそんなある週、生徒が一度に6人ほど増えたことがありました。私は単語や文を理解するのに人一倍時間がかかっていたので、周りと自分を比べて辛くなり、だんだんと授業について行くのが精一杯に。授業が楽しくないから復習も気が乗らず、"一応"宿題だけはやっていく、といった日もありました。

 そんな状況を打開したのはクラスの変更。ひとつ下のレベルにクラスを変えてもらったのです。始めは会話の授業だけを変更。それでも「自分はついていけなかった」という気持ちが大きかったので、ものすごーく勇気が要りました。ですがクラスを下げることで授業を十分理解できるようになり、次第に気持ちにもゆとりが…。他にもクラスを変える生徒は珍しくなく、私の中で「クラス変更っていいことあるんだ!」という気持ちが芽生えましたゆとりがあるから授業が理解でき、理解できるから授業が楽しく、楽しいから学校に行き、楽しさがゆとりにつながる」このサイクルを実際に感じたので、翌週は思い切って文法の授業もクラスを下げてもらいました。

 その当時は辛く悲しい気持ちでしたが、今となっては これもイタリアで得た大きな経験のひとつです。

ー授業の様子ー

Grammatica(文法)もConversazione(会話)も、大抵雑談や気軽な会話から始まります。「昨日の夜はなにしていたの?」「何を食べたの?」などなど。特に月曜日は週末の観光についてのお喋りで盛り上がることが多いです。前回のBlogにも書いたとおり、私はアルプスのお土産に"テゴーレ"というお菓子を買って行ったので、このタイミングでクラスメイトや先生にも食べてもらいました。「おいしい!」と好評だったうえに、「"テゴーレ"というのは"瓦"という意味だよ」と先生も教えてくれたことで、思わぬ勉強にもつながりました。他にも「Firenzeに行ったんだ」という人がいれば、「私も来週行くの!美術館は混んでた?」と情報交換をすることもあります。「学割がきくよ!」などのお得情報が手に入ることもしばしば。写真を見せ合いながら会話に花が咲いて、楽しい雰囲気で授業が始まります。

名前の通り"瓦"のように薄ーいお菓子"テゴーレ"

 授業中にはわからない単語や理解できないことがしばしば。その都度質問をしたり、辞書やスマホのアプリで調べるほか、ノートの端にカタカナでメモをしておいて、あとで調べることもあります。基本的に自由な雰囲気で、「先生は辞書を兼ねるからね、何でも聞いて!」というようなことを先生自身が言ってくださるので、気軽に質問をしたり「Non ho capito(わからない)!」と手を挙げることができます。イタリア語に限りませんが、日本語から外国語を学ぶのは大変なことだと思います。それに比べてフランス語やスペイン語はイタリア語に似ているらしく、同じレベルのクラスにいても、語彙数が多かったり 理解が速かったりする生徒も多いです(↑の私のつまずきも、こんなことが原因の一つでした)。ですが、そんな風に苦戦する私を先生はもちろんクラスメイトも認めてくれ、ゆったり見守ってくれたり、助けてくれたりしています。

 一方で「数少ないアジア人」ということは私の強みでもあります。「あなたの国ではどう?」というような話題になると、ヨーロッパとは全く違う日本の文化にみんな興味津々。時には黒板に日本地図を書いて説明することもありました。お守りやマスクなどはたまたま持っていただけでしたが、授業の中で見せると特に盛り上がり、質問からさらに話題が広がります。もちろん私のイタリア語は間違いだらけ、初めはなかなか理解してもらえず、先生が私の言いたいことを汲んで補足を加え、正しい文法に直してくれることでクラスメイトに伝わっていきます。文法自体は授業が進むにつれて正解に近づいていきますが、何よりこの経験を重ねることで、だんだんと「イタリア語を話す」ことに慣れていったように思います。

 イタリアに来た時、私はほとんど何も喋れない状態でした。なので授業は初級の初級。ABCから始まったのです。かろうじて ほんの少しの名詞と動詞を覚え、文法に目を通した程度の勉強を日本ではしていきましたが、本当にそこからのスタートでした。友達作りは思った以上に難航、文化と言葉の壁を大きく感じたこともありました。ですがそんな私も次第にクラスに馴染み、言葉も覚え、今ではちょっとした冗談を言い合って学校を楽しむ日々です。次回のBlogではそんな友達とのことや学校の課外プログラムについて書いてみたいと思います。

ある日の課外プログラム。Bolognaのシンボル San Lucaが見えました。

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プロフィール

SHOKO
地球の歩き方「成功する留学」公認の学生クリエーター。二十歳で保育士となり、気が付けばアラウンドサーティー。 海外旅行経験0、英語・イタリア語共にほとんど話せないまま、3ヶ月の生活体験のため夏のイタリアへ。

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