パリ・ミシュラン星付きレストラン「ル・セラドン」

    
坂井 みさき

せっかくのグルメの宝庫、パリでの滞在。ひとり旅だとテイクアウトの惣菜などでも充分その食を楽しめますが、その土地の食文化を知るためにもミシュラン星付きレストランに足を運んでみるのも貴重な経験です。
オペラ座近くのホテル・ウエストミンスター内にある「ル・セラドン」は観光・ショッピング途中にも立ち寄れるアクセス抜群の場所にあり、「おひとりさまランチ」に、おすすめの「ミシュラン一ツ星レストラン」。

パリで20年以上もミシュランの星を獲得しているレストラン「ル・セラドン」は、なにしろ旅人にフレンドリーなサービスが心地よく、ドレスコードもランチなら「スマートカジュアル」でOK。
英語メニューもあるし、スタッフの親切な対応でリラックスした環境の中、フランスの伝統ある食材を使い、斬新なアイディアを盛り込んだ「食」を堪能できるのがありがたいですね。

正直、三ツ星レストランは価格もさることながら、お料理の写真を撮る勇気もなくカメラさえ出すこと自体、はばかれる雰囲気。その点、こちらは、ある意味リラックスできる空間で価格もリーズナブルでコスパもいい。
前菜のアートなブレゼンテーションは器づかいのヒントになるし、もちろんお味は、いろんな素材が複雑にからみあったフレンチならではの絶品ぞろい。

続いて登場するのは「大海老のロースト エスベレット唐辛子 エチュトバルサミコ風味」。耳慣れしないスパイスや調味料は、まさに食のカルチャーショックで興味深く、食べ始めるとサプライズの食材が見え隠れする演出が心憎い。

お肉料理は「牛肉のポアレ、ヴァィオレットマスタード添え」を選びました。こちらもクリストフ・モワザンが指揮するガストロノミックレストランの名に恥じない美味しさです。

そしてデザートがやってきます。
バニラ風味のムーステリーヌ ミルフィーユ。

紅茶は何が出てくるのかと期待していたのですが、フランスの高級ホテルでよく見かける「ドイツのロンネフェルト」。「イングリッシュブレックファースト」のセレクトは、こちらのデザートにあいますね。ただ、ここも例にもれずティーバッグでのサービスが残念な感じです。

フレンチの「おたのしみ」はラストのラスト、また違うスイーツがやってきて、なんかトクした気分。しかも、これまた可愛くテーブルに並ぶと、ついつい食べてしまう甘い誘惑。

「L'addition, s'il vous plait (ラディスィヨン シルヴプレ )(お会計をお願いします)」。
私が毎回、パリで使うカタコトのフランス語。世界を旅して、その国の「お会計をお願します」というフレーズは覚えておくと、何かと役に立つかも?
カフェでのランチに飽きた時には、少し気取って、それでも緊張しないレストランで覚えたてのフランス語を披露してみるのもいいですね。

【データ】
店名:ル・セラドン
住所:15 Rue Daunou 75002 ,Paris
Tel: 01-47034042
営業時間:12:30〜14:00 19:30 〜21:30
     土・日・祝日休み(夏季休業8月)

  

坂井 みさき
1976年に渡米以来、趣味は海外旅行。訪問国は現在43ヵ国。出版社勤務時代の海外取材経験を活かし「世界のTEAを巡る旅」を続け、都内で「紅茶の船旅」をテーマとした「紅茶でおもてなし教室・TEA MIE」を主宰。 著書に『パパがジュゴンに恋をした』立風書房刊。
*ミンミンゼミブログ
*TEA MIE紅茶でおもてなし教室

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