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アメリカ大学院進学ガイド【2025年最新版】

アメリカ大学院

アメリカの大学院(修士・博士課程)への留学を目指す方に向けて、出願準備から合格までのプロセスを完全ガイドします。「アメリカ 留学 大学院」を成功させるために必要な基礎知識、効果的な準備スケジュール、出願書類のポイント、大学院選びのコツ、分野別(MBA・STEM・文系)対策、費用と奨学金、ビザ取得と渡航準備など、出願から合格までのロードマップを詳しく解説します。

留学希望者が抱えがちなリアルな悩み(例えば「大学卒業後すぐ進学すべきか就職すべきか」「日本のGPAはどのくらい?」「IELTSとTOEFLどちらが有利?」「奨学金はいつ応募すべき?」「大学ランキングはどう見るべき?」など)にも寄り添い、最新情報に基づいた具体的なアドバイスを提供します。2025年現在の最新トレンドや制度変更も反映し、適切な英語キーワード(GREや奨学金情報等)も盛り込みました。読者の皆さんが情報収集しやすいよう、見出しや段落を工夫し、読みやすい構成でお届けします。それでは順に見ていきましょう。

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この記事の監修者

末永 ゆう生
「成功する留学」進学カウンセラー

早慶上、ICU、GMARCHなどの国内の難関大学英語系学部と海外大学の併願を希望する受講生の成功を導くノウハウを蓄積。オレゴン州立大学直接入学、ファウンデーションコースを経由して、マンチェスター大学入学、カレッジを経由して、トロント大学入学など、現時点の英語・学力・お金を踏まえて、顧客の理想に寄り添った多種多様な進学・キャリアの提案・支援を行い、高い顧客満足度を実現。

1. アメリカ大学院留学の基礎知識

まずはアメリカの大学院制度と合格までに求められる基本ポイントを押さえましょう。日本の大学院とは異なる点も多く、基礎知識を理解しておくことが成功への第一歩です。

学位の種類と期間

アメリカの大学院には大きく分けて修士課程(Master's Course)と博士課程(Doctorate/Ph.D.)があります。修士課程は通常1~2年で修了し、博士課程は最初から直接入学すると3年以上かかります。日本のように「修士の後に博士」という一貫した形だけでなく、学士号取得後に直接Ph.D.に入る場合もあります。このため、自分の最終学歴やキャリア目標に応じて修士か博士かを選ぶ必要があります。

大学院で求められる能力

アメリカの大学院で成功するには英語力だけでは不十分です。高度な専門知識の習得や研究遂行能力、論理的思考力、そして粘り強く努力できる姿勢が重視されます。また日常的な課題・プロジェクトへの取り組み姿勢も評価されます。大学院では大学以上に多様な年齢・経歴の学生が集まり、互いに切磋琢磨します。授業は講義形式が中心で、一定の単位取得が卒業要件となる点も日本との違いです。

成績(GPA)の重要性

GPA(Grade Point Average)とは大学での成績平均値のことで、アメリカの大学院が最も重視する要素の一つです。日本の大学の成績(「優・良・可」など)は英文成績表ではA・B・Cに換算され、B平均以上(GPA3.0以上)が出願の最低条件と考えられます。

名門大学院では合格者の平均GPAが3.8以上(ほぼオールA)という例もあり、成績が高いほど有利です。ただしGPAが足りなくても諦める必要はありません。推薦状やエッセイ、試験スコアなど他の要素が優れていれば多少のGPA不足はカバー可能です。

GPAの換算について

例えば「優:半分、良:半分」ならGPA3.5、「良:2/3、可:1/3」ならGPA2.67、オール優ならGPA4.0という具合です。多くの大学院で最低3.0以上が望ましいですが、基準に満たない場合でも他の部分でアピールすれば道は開けます。

英語力の証明

留学生にはTOEFL iBTやIELTSなど英語能力テストのスコア提出が課されるのが一般的です。ほぼ全ての大学院でTOEFLまたはIELTSが受け付けられており、近年ではDuolingo English TestやPearson PTEなどを認める大学院も出てきています。

テスト名 目安スコア 特徴
TOEFL iBT 80~100点以上 アメリカで最も一般的
IELTS 6.5~7.0以上 イギリス系、最近は米国でも認知
Duolingo 110~120以上 オンライン受験可、認める大学は限定的

出願に求められるその他の要素

GPA・英語力以外にも、標準テスト(GRE/GMAT)のスコアや職務経験、明確な目的意識などが重要です。GREやGMATは留学生だけでなく現地学生も受ける論理力・数学力・文章力のテストで、多くの大学院で合否判断材料となります。

ただし近年では「GRE不要」とする大学院も増えており、必須かどうかは志望校の要項を確認する必要があります。また、MBAなど専門職大学院では3~5年の実務経験を要件とするところが多く(新卒でも出願可能なプログラムも増えていますが)、職歴や社会人経験が重視されます。

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2. 留学準備スケジュール

アメリカ大学院への留学準備はできるだけ早く開始するに越したことはありません。一般的には入学希望時期の1年半~2年前から動き始めるのが理想とされます。ここでは出願までのスケジュールを時系列で見ていきましょう。

~2年前:情報収集と基礎力養成

留学の約2年前には本格的な情報収集に着手しましょう。まだ出願校を絞り込む必要はありませんが、「どんな選択肢があるか」を幅広く調べ始める段階です。

志望分野と大学の洗い出し

興味のある専攻分野が学べる大学院をリストアップします。この時点では「〇〇学を学べる大学を片っ端からピックアップする」くらいの大まかな洗い出しで構いません。

  • 各プログラムの英語スコア要求(TOEFL/IELTS何点必要か)
  • GRE/GMATの要否
  • GPA基準
  • 出願時期(受付開始日・締切日)
  • 学費
  • 留学生向け奨学金の有無

イベントやカウンセリングの活用

留学フェアや留学エージェントのカウンセリングに参加してみましょう。大学公式サイトだけでは得られない生の情報(卒業生の実績や現地の雰囲気など)を入手できるチャンスです。

英語力強化開始

遅くとも2年前には英語試験対策の勉強を開始することが望ましいです。TOEFL/IELTSで目標スコアを取得するには時間がかかるため、早めの着手が鍵となります。

この時期にやっておくこと

  • 志望分野の大学院リストアップ(20~30校程度)
  • 英語試験の勉強開始
  • GRE/GMAT対策開始(必要な場合)
  • 奨学金情報の収集
  • 資金計画の検討

1~1.5年前:出願校の絞り込みと準備開始

留学開始の約1年半前(出発前年の初夏~秋頃)には志望校を絞り込むフェーズに入ります。

何校に出願するか

アメリカ大学院の場合、5~8校程度に出願する人が多い傾向があります。闇雲に数を増やしても、一校一校に対応する時間・労力が増えすぎるため現実的ではありません。

志望校の選び方

志望校は合格可能性の高い安全校・実力相応の適正校・チャレンジ校を織り交ぜて5~8校程度に厳選するとよいでしょう(日本の大学受験における「滑り止め~本命~チャレンジ校」のようなイメージです)。

出願スケジュール確認

志望校を決めたら、それぞれの出願受付開始日と締切日をカレンダーに書き込みます。大学院の出願締切は秋入学の場合、前年の12月~翌年1月頃に設定されていることが多いです(プログラムによって異なりますが、学部出願より早めです)。

10か月~1年前:出願書類の準備と提出

入学希望時期の前年の秋から冬(出発約1年前~10か月前)は、具体的な出願書類作成の時期です。

  • オンライン願書フォーム入力
  • エッセイ・志望動機書の作成
  • 推薦状依頼
  • 試験スコアの最終受験
  • 履歴書(CV/レジュメ)作成
  • 財政証明書の準備

合格後~出発前(渡航直前):手続きと渡航準備

春先に合格通知(Admission Offer)を受け取ったら嬉しさと同時にやるべきことがまた出てきます。

  1. 入学手続き(意思表示とデポジット支払い)
  2. ビザ申請と渡航準備
  3. 英語・専門準備
  4. 住居手配
  5. 渡航の最終準備

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3. 出願書類と準備

アメリカ大学院の合否は提出する出願書類によって決まります。必要な書類は志望校によって多少異なりますが、一般的に以下のものを準備する必要があります。

必要な出願書類一覧

書類名 内容・注意点
オンライン出願願書 個人情報や出願課程、過去の学歴・職歴などを入力
成績証明書 出身大学(学部)の成績証明書(英文)を取り寄せ
英語能力試験スコア TOEFL iBTやIELTSなど公式スコアの送付が必要
GRE/GMATスコア 要求される場合のみ提出(近年は任意提出も増加)
推薦状 通常2~3通必要。教授や上司に依頼
志望動機書・エッセイ 合否を左右する最重要書類
履歴書(CV/Resume) 学術的・職業的経歴をまとめた資料
研究計画書/Writing Sample 文系の大学院で必要な場合あり
財政証明書 合格後に留学資金を十分持っている証明

志望動機書・エッセイ(Statement of Purpose / Personal Statement)

合否を左右する最重要書類です。名前は大学によって異なりますが、要は「なぜこの大学院で何を学びたいのか」「将来のキャリア目標は何か」「自分はどんな人物か」を述べるエッセイです。

エッセイの構成

  1. 専攻分野に興味を持ったきっかけや背景
  2. 学部での研究・活動実績や職務経験
  3. なぜさらなる学位取得が必要か
  4. 志望校で学びたい具体的内容
  5. その大学固有の魅力(指導教授やカリキュラム等)
  6. 将来どう社会に貢献したいか
エッセイ作成のポイント

重要なのは具体性と一貫性。例えば「教育とファイナンスのどちらに進むか迷っていたが、教育学への情熱に気づいた経験」など、自分のストーリーを交えながら熱意と目的意識を示しましょう。

推薦状(Letters of Recommendation)

通常2~3通必要です。推薦者として適切なのは大学の指導教官や研究指導教授、社会人なら上司やプロジェクトリーダーなどです。

推薦状依頼のポイント

「あなたをよく知り、公平に評価できる人物」に依頼することです。大学院側は推薦状からあなたの学力や人物像を把握しようとします。依頼時には締切と提出方法を伝え、推薦者が書きやすいよう自分のアピールポイントや実績のメモを共有しておくと親切です。

4. 大学院選び

大学院留学を成功させるには、自分に合った進学先を選ぶことが大切です。闇雲に有名校やランキング上位校を目指すのではなく、目的に適した最適なプログラムを選びましょう。

総合ランキングと専攻別評価の見方

日本の受験では大学の「偏差値」やランクを気にしがちですが、アメリカの大学院選びでは総合大学ランキングだけでなく専攻分野での評価を重視しましょう。

「自分の研究分野でトップレベルの研究や教育を行っている大学院か?」を基準に

US Newsなどでは分野別の大学院ランキング(例:工学大学院ランキング、教育学大学院ランキング)も公開されています。これらを参考に、自分の専攻分野で評判の良い大学を探します。

大学院選びのポイント

専攻のフィット

自分が学びたい分野で高いレベルの教育・研究を行っている大学院かどうか。大学ランキングの数字だけでなく、「その大学のその専攻が優れているか」を重視しましょう。

難易度と自分のレベル

各候補校の入学要件や過去の合格者プロフィールと自分を比較し、分相応かチャレンジかを見極めます。

キャリアとの関連

将来のキャリアプランに沿った選択かを検討します。「卒業後にどんな道に進みたいか」を考え、それを叶える上で有利なプログラム・ネットワークを持つ大学院を優先しましょう。

立地や環境

大学院の所在地も無視できません。都市部にあるか地方にあるかで生活コストや治安、インターンシップ機会などが変わります。

費用と奨学金

各候補校について年間費用を改めて確認します。私立か州立か、都市部か地方かで学費・生活費は大きく異なります。

5. 分野別攻略法(MBA・STEM・文系)

大学院出願の基本は共通ですが、専攻分野によって求められる対策やアピールポイントに違いがあります。ここでは特に日本人に人気の高い以下の3分野について、それぞれ攻略のポイントを解説します。

MBA留学の攻略ポイント

MBA(Master of Business Administration)はキャリアアップや転職を目指す社会人に人気の学位です。世界中から優秀な若手~中堅プロフェッショナルが集まるため、出願条件や準備も他分野と少し異なります。

実務経験

アメリカのMBAプログラムは多くが3~5年以上の職務経験を出願要件としています。中には「最低2年」とする学校や、最近増えた新卒MBA(実務経験なくても応募可能)もありますが、クラスメイトの平均年齢は20代後半~30代前半です。

GMATスコア

MBA出願ではGMATが標準テストとして広く要求されます(GREでも代替可の学校もあります)。トップスクールではGMAT700点超が合格者平均となるケースもあります。

エッセイと推薦状

MBAエッセイでは「将来のキャリアゴール」や「なぜMBAが必要か」を明確に問われます。短期的ゴール(卒業後目指す職種)と長期的ビジョン(将来成し遂げたいこと)を一貫性を持って語り、それにMBAがどう必要か論理立てて書きます。

ラウンド戦略

MBAは多くが入学時期1年前から3回程度の出願ラウンドを設けています(Round1~3など)。一般にRound1(秋)やRound2(冬)で出す方が有利と言われ、Round3(春)は定員が埋まっていて狭き門になる傾向があります。

STEM(理工・科学技術系)大学院の攻略ポイント

理学・工学・技術・数学系、いわゆるSTEM分野の大学院では、研究能力と専門知識が重視されます。

研究経験・スキルのアピール

STEM分野では、出願者がどんな研究をしてきたかが重要です。学部時代の卒業研究や研究プロジェクト、学会発表・論文投稿経験があれば大いにアピールしましょう。

指導教員へのコンタクト

アメリカの大学院(特に博士課程志望の場合)では、事前に指導教員になりそうな教授に連絡を取るケースがあります。自分の興味がその教授の研究と合致している場合、メールで簡潔に自己紹介と研究計画を送り、ポジション空きや受け入れ可能性を問い合わせることもあります。

GRE Subject Test

理系の一部専攻では、GRE一般試験に加えてGRE Subject Test(科目別試験)の提出が要求・推奨される場合があります。例えば数学専攻ならGRE数学科目試験、物理学ならGRE物理などです。

文系・人文社会科学系大学院の攻略ポイント

文学・社会学・教育学・国際関係などの非STEM文系大学院では、論理的思考力と表現力、そして問題意識の明確さが問われます。

研究テーマの明確化

文系大学院では入学時からある程度研究テーマや関心分野が固まっていることが期待されます。志望動機書で「自分は〇〇に関する課題に関心があり、△△という観点から研究したい」と具体的に述べましょう。

Writing Sampleの準備

文系の大学院、特に博士課程志望者にはWriting Sample(英文の学術エッセイ、論文の抜粋など)の提出が求められることがあります。

GRE対策(文系)

文系でもPh.D.を目指す場合、GREのVerbal(語彙・読解)セクションが非常に重要です。難解な英単語や長文読解ができるかを測るため、しっかり勉強して高スコアを狙いましょう。

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6. 留学費用と奨学金

アメリカ大学院費用

留学費用は多くの人にとって最大の悩みですよね。アメリカ大学院は学費が高額ですが、その分奨学金や資金援助の種類も豊富です。ここでは費用の目安と資金調達のポイントを解説します(2025年最新情報反映)。

アメリカ大学院留学にかかる費用の目安

1年間に必要な費用は大学や地域によって大きく異なりますが、概算で200万~600万円程度と考えておきましょう。内訳は学費+生活費です。

項目 金額(年間) 備考
学費(私立) 300万~600万円以上 MBAや都市部は特に高額
学費(州立) 200万円前後~ 留学生には州外授業料適用
生活費 100万~150万円 都市部は高く、地方は安い
その他費用 5~20万円 ビザ申請、渡航費など

奨学金・資金援助の種類と獲得戦略

「奨学金 アメリカ大学院」で検索すると多くの制度がヒットするように、留学希望者向けの奨学金は数多く存在します。

大学からの奨学金(フェローシップ)

アメリカの大学院自体が提供する奨学金やフェローシップがあります。Merit-based(成績優秀者向け)やNeed-based(経済的支援目的)など種類があり、授業料一部/全額免除+生活費支給など手厚いものも存在します。

TA/RA/GA(助手業務)

Teaching Assistant / Research Assistant / Graduate Assistantとして働き、報酬や授業料免除を得る道があります。博士課程ではほぼ標準ですが、修士課程でも採用されれば授業料減額や月給が支給されます。

外部奨学金(日本国内)

日本人向けの奨学金も多数あります。JASSO(日本学生支援機構)の海外留学支援制度(特に大学間協定派遣向けがおいてですが)や、伊藤国際教育交流財団、平和中島財団、フルブライト奨学金(米国政府)など、返済不要の給付型奨学金が代表例です。

奨学金獲得のコツ

  • 情報収集を早めに行う
  • 複数の奨学金に応募する
  • 留学計画の意義を熱意を持って書く
  • 合格後に申し込める奨学金もチェック

7. ビザと渡航

大学院留学が決まったら、学生ビザの取得と渡航準備を進める必要があります。渡航前の手続きは段取り良く行いましょう。ここでは2025年時点の最新情報に基づき、ビザ申請の流れと渡航・生活準備のポイントを解説します。

学生ビザ(F-1ビザ)取得の流れ

F-1ビザは米国のフルタイム留学生に発給される非移民ビザです。取得の手順は以下のとおりです。

  1. I-20(入学許可書)取得:まず入学先大学からI-20(Certificate of Eligibility)という書類を発行してもらいます。
  2. SEVIS費用支払い:SEVIS登録料(SEVIS費)をオンラインで支払います。2025年現在、F-1ビザのSEVIS費は350ドル程度です。
  3. DS-160オンライン申請:米国ビザ申請サイトでDS-160というビザ申請書をオンライン提出します。
  4. 面接予約と面接費支払い:次に米国大使館/領事館でのビザ面接予約を行います。
  5. ビザ面接:予約した日時に、指定の米国大使館または総領事館に出向いて面接を受けます。
  6. ビザ発給:面接後、パスポートは預かられ、数日~1週間程度でビザが貼付されたパスポートが郵送で返送されます。
ビザ面接の注意点

面接は英語または日本語で行われます。聞かれる内容は「どこの大学に何をしに行くのか(専攻)?」「資金はどうするのか?」「卒業後は?」などです。しっかり回答できればほとんどの場合、その場で「ビザ承認」となります。

渡航と生活準備のポイント

  • 渡航タイミング:F-1ビザではコース開始日の30日前から入国可能です。
  • 住居確保:大学院生用の寮があるなら申込を済ませます。
  • 持ち物・手続き:パスポートとビザは当然として、国際運転免許証、クレジットカード等を準備。
  • 保険加入:アメリカの医療費は非常に高額なため、留学生保険への加入は必須です。
  • 現地連絡準備:オリエンテーションの日程や連絡先を確認し、緊急連絡先をメモしておきます。

8. 成功事例とFAQ

最後に、実際の成功事例や留学希望者から寄せられるFAQ(よくある質問)を通じて、疑問や不安を解消しましょう。

成功事例:迷いを乗り越え夢を実現した先輩たち

事例1: 教育とファイナンス、二つの夢に悩んだAさん

Aさんは日本の大学で経済学を専攻し金融業界に就職しましたが、「教育にも携わりたい」という思いも捨てきれず、キャリアチェンジ目的で留学を検討していました。「大学院で教育学を学ぶべきか、このまま金融の道でMBAを目指すべきか悩んでいる」とカウンセラーに相談。そこで自分のキャリアビジョンを掘り下げた結果、「将来、日本の教育行政に経済的視点を取り入れて改革に貢献したい」という統合的な目標が明確に!

事例2: GPA不安を他の強みでカバーしたBさん

Bさんは地方大学出身で、学部GPAは2.7と3.0に届かず「アメリカ大学院合格は難しいかも...」と弱気でした。しかし研究への熱意は人一倍で、学会発表も経験済み。出願時には志望動機書で研究計画と意欲を強く訴え、加えてGREスコアで高得点を取ることで学力をアピールしました。

よくある質問(FAQ)と回答

Q1. GPAが低いとやはり合格は難しいですか?
一概に「難しい」とは言えません。最低ラインはGPA3.0以上が望ましいですが、多少低くても他の要素でカバー可能です。例えば高いテストスコアや優れた推薦状、際立つ職歴などがあれば、合格している事例は多々あります。
Q2. TOEFLとIELTSどちらを受けるべき?Duolingoでも大丈夫?
両方受けてみて高い方を使うのが理想です。アメリカ大学院はほぼ全てTOEFL/IELTSを受け付けています。日本人にはIELTSの方が取り組みやすい場合もあり、IELTSを選ぶ人も増えています。Duolingo英語テストは最近一部大学が認めていますが、まだ全校ではないため志望校が受理する場合のみ挑戦しましょう。
Q3. GRE/GMATは必ず必要ですか?
プログラムによります。近年はGRE不要の大学院も増えてきました。特に2020年以降テストオプショナルが広がり、提出しなくても出願できる場合があります。
Q4. アメリカ大学院の奨学金はどれくらい取れるもの?
ケースバイケースですが、学費全額+生活費が出る太っ腹な奨学金もあれば、小額のお小遣い程度の場合もあります。有名私立では授業料全額免除のフェローシップや年間$20,000程度の補助をもらった例もあります。

9. 留学エージェントの活用法

留学準備は情報収集や書類作成などやること盛りだくさんです。そんな中で留学エージェントを上手に活用すると、心強いパートナーとなってくれます。

留学エージェントって何をしてくれるの?

  • カウンセリング:希望に合った国・大学院・専攻の提案、キャリア相談などを行います。
  • 学校出願手続き代行:出願書類の取り寄せ・提出、成績証明書の英文取り寄せサポート。
  • ビザ申請サポート:ビザ申請書の書き方指導、面接練習、必要書類の案内など。
  • 留学先とのやり取り:入学許可後の手続き案内、I-20受領サポート、現地担当者との連絡仲介など。
  • 出発前後のサポート:航空券や留学保険の案内、宿泊先探しのアドバイス、現地オリエンテーション情報の提供。

無料エージェント vs 有料エージェント

タイプメリットデメリット
無料エージェント利用者からは手数料を取らず、提携する大学や語学学校からのコミッションで収益を得ています提携校以外の出願は扱っていなかったり、サポート範囲が限られることがあります
有料エージェントサポート料として数万円の料金を支払って利用します。費用は期間やサービス内容によりますが、大学院留学フルサポートで5~15万円程度が相場ですお金はかかりますが、取り扱う学校が幅広く中立的だったり、合格保証やエッセイ指導など手厚いサービスが受けられる傾向にあります

エージェント選びのポイント

  • 自分の目的と合っているか
  • サポート内容と範囲
  • 担当者との相性
  • 実績と信頼性
  • 料金と費用対効果

10. まとめ

長文にわたり、アメリカ大学院留学のガイドをお届けしました。出願準備から合格・渡航まで、必要な情報を網羅できたでしょうか?最後に要点を整理して締めくくりたいと思います。

  • 基礎知識:アメリカ大学院では修士・博士課程が別々に存在し、入学要件や教育スタイルは日本と異なります。
  • 準備スケジュール:1.5~2年前から情報収集と基礎力養成を開始し、1年前には志望校選定と出願準備に入ります。
  • 出願書類:オンライン願書、成績証明、語学スコア、GRE/GMAT、推薦状、エッセイ、CVなど多くの書類が必要です。
  • 大学院選び:ランキングよりも専攻内容のフィットが大事です。
  • 分野別対策:MBAなら実務経験とGMAT、STEMなら研究経験、文系なら明確な研究テーマがそれぞれ肝です。
  • 費用と奨学金:アメリカ大学院留学には年200~600万円の費用がかかりますが、奨学金や助手業務で補えるチャンスも豊富です。
  • ビザと渡航:F-1ビザ取得プロセスを事前に把握し、書類不備なく面接を突破しましょう。
  • 成功事例&FAQ:先輩たちの体験から、迷いは誰でもあること、その上で自分なりの道を見つけて努力すれば結果が出ることが分かりました。
  • エージェント活用:留学エージェントは上手に使えば百人力です。

夢の実現まであと一歩です。この記事が皆さんの留学準備に少しでも役立ち、背中を押す存在になれたなら幸いです。出願から合格までの完全ロードマップを参考に、ぜひあなたのアメリカ大学院留学を成功させてください!

頑張ってくださいね、そして数年後に「留学して本当によかった!」と笑顔で語れる日を迎えましょう。あなたの成功を心より祈っています。

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