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隠家のような場所でナポリ郷土料理が食べられる<イル・バジリコ>

    
ケイコ
ケイコ
まずは、ホワイトハウスワインで乾杯

オステリア「イル・バジリコ」は、ナポリのヴォメロ地区の中心にあるのですが、見つけるのが一苦労するぐらい、隠家のようにひっそりとした場所にあります。元々、オステリアとは日本で例えると居酒屋のようにワイワイとワインを飲みながらおつまみを食べたりそこの土地の料理を食べるというイメージです。ただ、イタリアでは大声を出すとあまりマナーとしては良くありません。

店内奥
かわいい赤でコーディネイトされた店内
こちらは前菜ニンジン、ズッキーニやナスのグリルと内臓の煮込み
茹でたスカローラという野菜とオリーブ
ズィティという名のマカロニパスタとジェノヴェーゼ

ジェノヴェーゼと聞くとあのペースト・アッラ・ジェノヴェーゼ(バジルソース)を思い浮かぶ人が多いと思いますが、ナポリでジェノヴェーゼといえば、このソースがでてきます。牛肉と玉ねぎをあめ色になるまで弱火でじっくりと約3時間煮込み、パスタ(ズィティやパッケリという名)といただきます。ナポリのご家庭の日曜日の昼食ではこのジェノヴェーゼがよく食べられ、メインディッシュには、一品目で作ったその煮込んだお肉を食べますので、一つの鍋で、プリモピアットとセコンドピアットの2種類の料理ができるマンマ(母)にもありがたい一石二鳥の料理なのです。ナポリっ子たちはマンマの料理が大好きで、どんなに忙しくても結婚をしていても必ず日曜日には実家に集まり、皆で話をしながら昼食をとり家族団らんを楽しみます。

ナスとパルメザンチーズの挟みトマト入り
メインディッシュはタラとアンチョビのフリット(フライ)

タラはイタリア語でバッカラといい、新鮮なお魚屋さんや冷凍食品屋さんで乾燥塩付けにして売っていたり、また塩から戻して売っています。イタリアでなくてはならないお魚です。フリットや、ピッツァイオーラ(トマト、オリーブ、ケッパー、バジリコ、パセリ、ガーリックと合わせたバッカラの煮込み)などでいただきます。それから、アンチョビもイタリア料理には欠かせないお魚です。このようにフリットにしたり、塩付けにし、パスタのソースと一緒に混ぜたり、ワインビネガー(酢漬け)につけていただきます。

ババという名のラム酒やシロップがたっぷりかかったドルチェ
食後酒レモンチェッロ

ナポリの本格的な料理を食べてみたい方にお勧めです!

【データ】
店名:イル・バジリコ(Il Basilico)
住所:Via Cifariello,7 (Traversa di via Bernini)
Tel:338-3435684
営業時間:13時から 15時までと19時から 23時まで
休み:日曜の午後

  
ケイコ

ケイコ
大学卒業後、中学教員を経てイタリアミラノへ渡伊。フィレンツェ、ローマ、ナポリにも在住。昨年7月よりラスペツィアに移住。ローマ国立アカデミアサンタチェチーリア、イタリア国立音楽院修了。愛の妙薬でイタリアオペラデビュー。イタリアと日本で音楽活動を行う。趣味はF1観戦、ハーブティーを毎日飲む、メルカート(青空市場)で掘り出し物探し。ヨガ、ドッグシッター。兵庫県出身

    

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