【カナダ留学体験談】バンクーバーとケロウナで英語だけではない成長を

『成功する留学』を通じ、カナダ2都市に留学したYさんから、体験談をいただきました。

カナダ留学ではあえて厳しい道を選び、「ずっと苦手で避けていた」という英語に向き合ったYさん。人気都市のバンクーバーとケロウナで、悩みながらも夢の実現に向け一歩前進したそうです！

Yさんの留学遍歴

カナダにCoop留学しようと思ったきっかけは？

北欧で福祉や教育について学ぶため、留学したいと考え始めたことがきっかけです。向こう授業がすべて英語ということで、ずっと苦手で避けてきた英語に取り組むことを決めました。

私の留学の目的には英語習得ももちろんですが、マイノリティーになる経験や、ダイバーシティなどを体感するというものがありました。そのため、カウンセラーさんに相談し、なるべく長く滞在できる留学先を探した結果、カナダのCoop留学にたどり着きました。

せっかく行くなら、都市部とローカルな地域両方とも住んでみたかったため、バンクーバーとケロウナにキャンパスがあるVanwest College（バンウエスト カレッジ）を選びました。

カナダ留学にかかる費用は実際どれくらい？

バンクーバーとケロウナの2都市に長期留学しましたが、出発前に準備した費用としては、300万円くらいです。

①4か月間の語学学校+15か月間のCoopプログラム（ビジネスマネジメント）の学費、②6か月間の宿泊費（4ヵ月のホームステイ+2か月の学生寮）、③1年間の保険料、④航空券代、⑤ビザ申請料、⑦手数料など含めての準備資金です。

実際に現地でかかった1ヵ月の生活費としては、15万円ほど。ケロウナのホームステイ代で11~12万円。これに交通費・交際費・雑費がプラスで5~6万円くらいかかりました。

語学学校はどうだった？

私はケロウナ校にて語学（EAP：大学進学準備コース）を学び、その後、バンクーバー校にてCoopを受講していました。

カナダ留学前からカウンセラーさんに、「Vanwest（バンウエスト）は厳しいよ」ということは伺っていましたが、本当に余暇時間がないくらい特にEAPクラスは忙しかったです。終わってみるといい思い出なのですが、あの当時は本当に毎日頑張っていたと思います。

宿題をやるために、放課後は友達と図書館に行くというのがお決まりのコースでした。それでも終わらずに、朝方まで頑張った日々が懐かしいです。最後までやり切れたのは先生やクラスメイトたちのおかげです！

Yさんが通った学校はこちら

充実の教育&キャリアサポートでカナダで働く英語力を身につける

「カナダで英語を使って働きたい！」と高い志を持つ生徒が集まる老舗の中規模校です。ビジネスコースやCoopプログラムが充実しています。母国語禁止制度があり、宿題提出率や出席率も成績に関わる厳しめの学校です。授業は厳しいですが、イベントやアクティビティが豊富で、先生＆留学生たちとアットホームに交流できるのも魅力。

ケロウナ校とバンクーバー校で違いはあった？

毎週月曜日に入学式があって、金曜日は卒業式というように、クラスメイトは日々変わりました。そして、シーズンだったのもありますが、ケロウナ校での私のクラスは8割日本人で驚きました。 学生の母数が多いからかもしれませんが、バンクーバー校の方が色んな国の子たちがいるイメージです。

カナダでの留学中にトラブルもあったとか。

キャッシュカードがATMから戻ってこなくなったことがありました。その場にいた職員の方に「明日もう一度来て」と言われて次の日行くと、「会社のポリシーであなたのカードは切って捨てたよ」と言われたことです。

なんで？どうして？その切ったカード見せて？じゃあなんで次の日来てって言ったの？いっぱい言いたいことがあったのに驚きすぎて「え」しか出てきませんでした。悔しくて英語をもっと頑張ろうと思える出来事でした...。

他にも、バンクーバーの学生寮に住んでいた時は、バスルームにキノコが生えてたり、リビングの窓ガラスが段ボールで補修されてたり（鳩が突っ込んできて壊れた）と、色々印象的なことがありました。

バンクーバーでの家＆仕事探しは難しいって本当？

バンクーバーに来てから、家探しとアルバイト探しは大変でした。家探しは時間があればサイトをチェックして、良さそうなところにはすぐにメールを送る作業を繰り返してました。それでも返信は来ない時の方が多かったです。やっと内見にこぎつけても、写真の雰囲気と違っていたりして、また０から探す作業を始めます。

アルバイトも、サイトを通じてメールを送っても返信がないことが普通でした。ほとんどの留学生は、お店に自分のレジュメをドロップオフして周って、やっと仕事を見つけていました。

家探しもバイトも英語力がある方が有利かもしれませんが、それよりもタイミングと運と行動力だと思いました。

結局、仕事は見つかった？

日系のケーキ屋さんで働いてました。小さいお店だったため、ケーキ作りから販売、電話でのやりとり、清掃などすべてやらせて頂きました。スタッフは全員日本人でしたが、お客様は現地の方たちだったので、英語での接客経験ができました。

私のお世辞にも上手ではない発音と、ハチャメチャな文法でも、お客様から怒られたりイライラされたりしたことはありませんでした。特に電話ではボディランゲージも使えず、はじめは取ることが怖かったのですが、〝正しい英語でなくても大丈夫"という貴重な体験ができました。日本人慣れしている学校の先生やクラスメイトでなくてもちゃんと通じるんだ...！と感動しました。

「Sorry, I'm new」「I'm still learning English now」というフレーズは何回も使いました。そうするとお客様の方が簡単な単語を使ってくださったり、はっきり発音してくださったり、アルバイトに行くたびにカナダのお客様の優しさを感じました。

留学中にボランティアもできたそうですね！

ボランティアで、日本人学校に週1回参加させて頂いていました。基本日本語を使うのですが、たまに子どもたちが話す英語の発音が綺麗で聞き取りやすくて勉強になりました。

カナダ留学に持っていって良かった持ち物を教えて！

加湿器は持ってきて正解でした。冬の室内（特に夜間）は欠かせないです。カナダでは、寒さが厳しくなって暖房が稼働し始めた頃、喉の不調を訴える子も多かったです。

『成功する留学』のサポートはどうでしたか？

上記にも書いた学生寮について、留学中に私が問い合わせた際、とても迅速な対応をしてくださいました。学校の方にも連絡を取ってくださったおかげでスムーズに解決できました。

強いて残念な点を挙げるのであれば、担当カウンセラーの方が私が留学に行く月から産休に入られて、いざ留学に来て相談したい時に頼れなかったことです。もちろん新しい担当の方はとても親切で不満はありませんでした。しかし、今まで何回も面談で積み重ねてきたことなどが０になるのは残念でした。

『成功する留学』さんを選んだ理由の1つに、「元々の担当の方がとても親身に相談を受けてくれる素敵な方だった」ということがあったので、余計にそう思うのかもしれません。逆に言えば、それだけ私の中では担当者さんが大きな存在だったのだと思います。

事前の学習サポートでも頑張ってらっしゃいましたね！

英語学習サポートを利用しました。私は英語が苦手で、英語の勉強から離れて10年以上も経っていたため、どこから手を付けていいのか全く分かりませんでした（そして一人では継続も難しいタイプです）。

「よし、勉強しよう！！」と思ったはいいものの、何百冊とある英語の参考書ってどれを買っていいのか分からないですし、どれがいいのかリサーチし始めて、思ったより時間を使って疲れるという経験はきっと誰にでもあると思います。

しかし、『成功する留学』の英語学習サポートでは、その人の目標やレベルに合わせた勉強プランを提案して下さったり、毎日勉強の進捗状況を報告できたり、1カ月に1回面談を設けてくださったり、様々なサポートを受けられました。闇雲に勉強するよりも、プロの方に指南を受けた方が効率も良く、ストレスも少なく、より勉強に集中出来ることが分かりました。

これから留学を検討している方に一言！

不安なのは留学に来る前も来てからも変わりません。でも、不慣れな環境で新しいことに挑戦して頑張っている自分を誇らしく思える時もあります。きっと成長できるのは英語力だけではないです。

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