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KLタワーのオープンデッキはクアラルンプールの最強夜景スポット!

    
阿部 吾郎
阿部 吾郎

私はクアラルンプールの様々な場所で夜景の撮影を行ってきたが、もっともお勧めしたい夜景スポットはKLタワーのオープンデッキだ。

KLタワーの展望台というと、ほとんどの人がオブザベーションデッキという室内の展望室に行く。旅行会社のツアーで組み込まれている場合も、ほとんどがオブザベーションデッキだ。

入場料はオブザベーションデッキが52リンギット(約1,700円)なのに対し、オープンデッキは105リンギット(約3,500円)とかなり高い。しかし、地上267メートルもの高さから窓ガラスなしで直接クアラルンプールの景色を360度眺められる場所は他にはなく、行ってみる価値は十分にある。

KLタワーは、クアラルンプール市内のブキナナスの丘に建つ全長421メートルのテレビ塔だ。2か所の展望台の他、絶景を眺めながら食事ができる回転レストランもある。

この写真は、KLタワーの近くにある「ヘリラウンジバー」から撮影したものだ。KLタワーは、ペトロナスツインタワーと並ぶクアラルンプールのランドマークだ。いずれも展望台があるが、どちらに昇るか迷ったらお勧めは絶対にKLタワーだ。
外観の美しさは断然ペトロナスツインタワーに軍配があがる。ペトロナスツインタワーに昇ってしまうとペトロナスツインタワーは見えない。
また、ペトロナスツインタワーの2か所の展望室からはいずれもガラス越しでしか風景を見られないが、KLタワーのオープンデッキからは直に風景を見ることができる。

さっそくオープンデッキからの風景をご覧いただこう。上の写真が午後7時38分、下の写真が午後7時47分に撮影したものだ。日没直前に行って、徐々に暗くなっていく町並みをゆっくりと眺めるのがお勧めだ。午後7時過ぎから8時ごろまで滞在するのがベスト。
ツインタワーの2つの塔が重なってしまうのが少し残念だが、街全体の灯りや背景の山並みとマッチしたすばらしい光景が見られる。夜景の場合、ガラスがあると室内の明りが写りこんでしまい、きれいに見えないし写真も撮りづらい。やはり、この高さから直接景色が見られるというのは価値が高い。

午後7時56分、月が高くなりツインタワーの上空に輝いた。

値段が高いせいか、こんなに素晴らしい景色が見られるのにオープンデッキはガラガラ。この日は平日だったこともあるかもしれないが、静かにゆっくりと夜景を満喫できた。

オープンデッキから360度、景色を楽しめる。ツインタワーばかりではなく、オールドタウンの方向も眺めてみよう。
手前の町並みがオールドタウンの周辺、奥の緑に覆われた場所がレイクガーデンだ。ちょっと小さすぎてわかりにくいので、主要スポットが集まっている場所を拡大してみよう。

ムルデカ広場を中心に観光スポットが集まっている。ムルデカ広場のグリーンや高さ99mの国旗が掲げられたポールがはっきり見えている。
1897年イギリス植民地時代に建てらたヴィクトリア様式とイスラム様式が融合した建築として有名な「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」も、その時計台まで確認できる。
手前には、一部ビルに隠れているがクアラルンプール発祥の地に建つ「マスジット・ジャメモスク」も見える。

1910年に建設されたムガール様式の駅舎が美しい「クアラルンプール駅」をはじめ、国立モスクやイスラム博物館が見えている。
レイクガーデンの中に、金網に覆われた一帯が見えるが、これがバードパークで、この金網の中に3,000羽以上の鳥が自然環境に近い状態の中で飼育されている。

日が落ちると、さらに美しくなる。明るい部分と暗い部分のメリハリがあって、東京の夜景などとはまた違った魅力がある。

望遠レンズでムルデカ広場を撮影した一枚。小さい画像しかお見せできず申し訳ないが、拡大するとスルタン・アブドゥル・サマド・ビルの時計台が何時を指しているか、ムルデカ広場に何人いるかまでわかる。
広角で美しい写真を撮るのもいいが、望遠レンズで街の一角を切り取ってみるのも楽しい。

最後に、「オブザベーションデッキ」の方もご紹介しておこう。オープンデッキのチケットを買えば、オブザベーションデッキに入ることもできる。
コインを入れると見られる望遠鏡や売店などがあり、よくある展望室といった感じ。オープンデッキのすぐ下にあり、見える景色は同じだが、柵があってガラスに密着して景色を眺めることもできず、室内の明りもかなり明るいので、特に夜景は見づらい。

ツインタワーの夜景だけに特化すれば、トレーダーズホテルの「スカイバー」など、もっときれいに見えるスポットはいくつかあるが、街の風景を含めてトータルで考えると、KLタワーのオープンデッキは最強スポットと言える。
モノレールのブキナナス駅もしくはラジャチュラン駅から徒歩でブキナナスの丘のふもとまで行けば無料のシャトルバスがあり、行きやすい場所にある。クアラルンプールに行く機会があれば、是非とも「オープンデッキ」を訪れていただきたい。

  
阿部 吾郎

阿部 吾郎
24年間旅行会社に勤務した後、2013年に独立し「トラベルガイド株式会社」を設立。「人がそこに行きたくなる写真」をテーマに国内外で写真撮影を行っている。同社が運営するマレーシアの旅行情報サイト、トラベルガイド・マレーシアにも自身で撮影した写真が多数使われている。その他、旅行写真素材の販売、旅行記事の執筆、旅行会社へのコンサルティングなどを手掛る。最近はマレーシアに年4~5回程度渡航。その他、旅行会社時代の経験も含め得意な方面は、台湾、香港、マカオ、シンガポール、アイスランドなど。

    

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