オーストラリア・豊かな自然と白い砂浜が自慢の田舎町「ウォロンゴング」

オーストラリアに旅行に行った人でも、ウォロンゴングまで旅行に来たことがある人というのは少ないのではないだろうか。
シドニーからは電車で約2時間。先住民アボリジニの言葉で「海と山の間」という意味のウォロンゴングは、その名の通り、美しい海と山がある。

実はウォロンゴングには、特に観光名所になるような場所は無い。
しいて言うならば、ウォロンゴング大学だ。ここでは世界中から留学生が集まっており、実に国際色豊かな環境。またシドニーほど、誘惑も多くないので、学生にとっては勉強に集中できる環境だ。

また、町の北側にあるノースビーチと呼ばれるビーチは、さらさらの砂、長く続く海岸、サーフィン練習に最適な波の3拍子がそろい、学生達が休日を過ごす人気の場所だ。
しかし、オーストラリアの紫外線は日本の5倍とも言われ、油断するとすぐに真っ黒に焼けてしまうので、日焼け止めは必須。
また、日本にはいない毒をもったクラゲも生息しているため、何か異変を感じたら、すぐに近くのライフセーバーに声をかけよう。

また、町の西側には「マウントケイラ」と呼ばれる、標高460メートルの山がある。
周りに大きな山が無いため、マウントケイラは町のどこにいても見ることができ、ウォロンゴングのシンボル的存在だ。
車だと30分ほどで山頂まで行くことができ、ルックアウトからは、ウォロンゴングの町を見渡すことができる。週末にもなれば、結婚式をあげるカップルや、夜景を見に来るカップルなど、恋人達がロマンチックなひと時を過ごすには最適の場所だ。山も海も楽しむことができるウォロンゴング、シドニーからのデイトリップも可能なので、一度訪れてみてはいかがだろうか？