先月からお伝えしているバンクーバーシリーズ。第4弾は世界屈指のヌーディストビーチ・レクビーチをお伝えします。
ヌーディストビーチといえば、南国のリゾート地というイメージを持っている人も多いかもしれませんがカナダ・バンクーバーにもヌーディストビーチあります。
その場所もびっくり。カナダ屈指の総合大学であるブリティッシュ・コロンビア大学に隣接しているのです。
ダウンタウンから西へ約12?、車で20分程のところにまずブリティッシュ・コロンビア大学があります。大学までバスも出ていますので、車が無くてもアクセス可能ですが、ダウンタウンからは40分くらいかかります。
大学のバス発着場から15分ほど歩きキャンパスを抜けるとビーチへの入口が見えてきます。
入口の看板をよ〜く見るとclothing optionalと書かれています。簡単に言えば服を着なくてもいい。つまりヌードOKという意味ですね。さっそく行ってみましょう。
ビーチに出るには長〜く続く階段をひたすら下る必要があります。数えながら下りていきましたが、嫌になって途中で数えるのをやめてしまいました。おそらく450段前後あると思われます。
3分の2ほど下ると『この先ヌーディストビーチ』という看板が出てきました。ビーチはまだ先ですから、間違えて来てしまったという人はここで引き返しましょう。
ヌーディストビーチとはいえヌードになる必要は必ずしもありません。服を着て散歩するもよし、水着を着て泳ぐもよしです。
日本の海より海水温度が低いので泳いでいる人より日光浴をしている人が多いです。カナダは冬場の日照時間が少ないので夏場に太陽を堪能しないとビタミンDが不足してしまうのです。
やはりビーチでは裸になっている人の割合の方が圧倒的に多い印象です。全裸4割、トップレス3割、水着着用2割、服を着た人1割くらいでしょうか。
もしすっぽんぽんになってみようかな、でも恥ずかしいなと思っている人は比較的人が少ない午前中がいいかもしれません。夏の午後はビーチは多くの人でにぎわいます。また、晴れた日のバンクーバーは紫外線が強いので日焼け止めを忘れずに。
ビーチでは非日常的な光景に目を奪われても、絶対に裸の人をじろじろ見てはいけません。写真撮影も避けた方が無難でしょう。人にカメラを向けるとトラブルの元になります。マナーを守ってビーチを堪能しましょう。
【データ】
レクビーチ（Wreck Beach)
URL：http://www.wreckbeach.org/
白柿 佳一
アメリカでマスコミ学の修士号を取得。在学中のインターンでニュース映像カメラマンを経験。帰国後、テレビ通販チャンネルのカメラマンとして11年勤務。2012年3月、アラフォーオヤジが妻子を連れてカナダ移住を実現。現在、カルガリー、バンフを中心にビデオカメラマンとして活動しながら、地元日系情報誌カルガリー・ウォーカーにもコラムを執筆中。
