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サラ・ローレンスカレッジ(Sarah Lawrence College)完全ガイド|日本人留学生向け進学情報

Aerial view of a city skyline with numerous skyscrapers, including a tall, iconic building, under a clear, blue sky.

ニューヨーク州ブロンクスビルに位置するサラ・ローレンスカレッジ(Sarah Lawrence College)は、1926年創立の私立リベラルアーツ・カレッジです。マンハッタン中心部から電車でわずか約30分という好立地にありながら、44エーカーの緑豊かなキャンパスで静かに学べる環境を誇ります。

この大学が他のアメリカの大学と一線を画す最大の特徴は、その独自の教育方式にあります。一般的なアメリカの大学で採用されている大講義スタイルではなく、少人数セミナーとオックスフォード式の1対1チュートリアルを組み合わせた個別指導が、カリキュラムの中核に据えられています。The Princeton Review の「Best Professors(最も優れた教授陣)」で全米第1位を継続的に獲得しているのは、その証左といえるでしょう。

本記事では、サラ・ローレンスカレッジへの進学を考えている日本人学生・保護者の方に向けて、ランキング・入学条件・学費・プレカレッジ・日本人向け進学ルートまで、一次情報をもとに徹底解説します。

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目次
  1. 1. ランキングで見る大学の評価(2025-2026年最新版)
  2. 2. この大学が選ばれる5つの理由
    1. 2-1. 理由① 全米トップの教授陣による個別指導
    2. 2-2. 理由② オープンカリキュラムで自分だけの学びを設計できる
    3. 2-3. 理由③ ニューヨーク市へ30分の立地
    4. 2-4. 理由④ 芸術と科学の両方に強い
    5. 2-5. 理由⑤ 日本人がほぼいない環境で英語力を最大化
  3. 3. 人気専攻とアカデミックの強み
    1. 3-1. 芸術系(特に充実した領域)
    2. 3-2. 人文・社会科学系
    3. 3-3. 理系・STEM系
    4. 3-4. 大学院(修士課程)
  4. 4. 入学条件と出願情報(本科進学)
    1. 4-1. 出願の基本情報
    2. 4-2. 出願スケジュール(4つのラウンド)
  5. 5. 学費と生活費(目安)
    1. 5-1. 学費・奨学金の概要
    2. 5-2. 生活費の目安(ブロンクスビル周辺)
  6. 6. キャンパス環境と施設
    1. 6-1. キャンパスの基本情報
    2. 6-2. 主要施設
    3. 6-3. 周辺エリアの魅力
    4. 6-4. Google マップ(アクセス)
  7. 7. 住まいと食事
    1. 7-1. 学生寮(キャンパス内居住)
    2. 7-2. プレカレッジ(サマープログラム)の宿泊について
  8. 8. 卒業後の進路とキャリア支援
    1. 8-1. 注目すべき卒業生
    2. 8-2. キャリアに向けた強み
    3. 8-3. 大学院への進学実績分野
  9. 9. プレカレッジ・サマープログラムの紹介(2027年)
    1. 9-1. 2027年の6プログラム一覧
    2. 9-2. 大学公式YouTube動画
  10. 10. 日本人向け進学ルート(学部・大学院)
    1. 10-1. ルート① 高校生からの学部進学(4年制BA)
    2. 10-2. ルート② 日本の大学から編入(トランスファー)
    3. 10-3. ルート③ 大学院(修士課程)への進学
    4. 10-4. ルート④ Study Awayで在学中に日本へ(日本人学生限定の選択肢)
    5. 10-5. 連絡先

1. ランキングで見る大学の評価(2025-2026年最新版)

サラ・ローレンスカレッジは、数値的な序列よりも教育の質と個別指導の深さで評価されることが多い大学です。以下に主要な評価軸をまとめます。

評価項目 内容・順位
Best Professors(The Princeton Review) 全米第1位を継続的に獲得
リベラルアーツ・カレッジとしての位置づけ 全米上位校に常時ランクイン
学生と教員の個別接触時間 全米のリベラルアーツ校で最長クラス
学生対教員比(Student-Faculty Ratio) 11:1
少人数セミナーの割合 全授業の90%以上
学費支援受給率 学生の75%以上が何らかの支援を受給
国際的多様性 50か国以上・全米ほぼ全州から学生が集まる

ポイント:サラ・ローレンスカレッジの強みは、規模の大きい大学では実現できない「教授と学生の圧倒的な近さ」にあります。大講義や教員補佐(TA)による授業ではなく、すべての授業を専任教員が担当。この点において、The Princeton Review は同大学を全米最高水準と評価し続けています。

2. この大学が選ばれる5つの理由

Two people walk and talk on a path in front of stone buildings with a clock tower. One wears a dark jacket; the other, a brown jacket.

理由① 全米トップの教授陣による個別指導

サラ・ローレンスカレッジでは、すべての授業を専任教員が担当します。The Princeton Review「Best Professors」全米1位を継続的に獲得している教授陣が、毎学期すべての学生と1対1のチュートリアル(個別面談)を行います。これは選択科目ではなく、カリキュラムの必須構成要素です。

理由② オープンカリキュラムで自分だけの学びを設計できる

一般的なアメリカの大学が課す必修の一般教養科目(General Education Requirements)がありません。学生は複数の専門領域を自由に組み合わせ、「専攻(major)を宣言する」のではなく、自分の興味に沿って学びのロードマップを設計します。文学と生物学を同時に深掘りする、演劇と哲学を結びつけるなど、自由度の高いカリキュラム設計が可能です。

理由③ ニューヨーク市へ30分の立地

キャンパスはニューヨーク州ブロンクスビルの緑豊かな郊外にありますが、マンハッタン中心部まで電車で約30分。世界最大級の文化・芸術・金融の都市を生活圏として使いながら、静かなキャンパスで集中して学べます。ブロンクスビル駅(Metro North)からキャンパスへの無料シャトルも運行されています。

理由④ 芸術と科学の両方に強い

ライティング、演劇、ダンス、映像制作、視覚芸術といった芸術系の層が特に厚い一方、最新の科学実験室を備え、生物学・化学・物理学・コンピュータサイエンスなど理系分野も充実。文理を横断して学べる環境は、一つの分野に閉じたくない学生に最適です。コロンビア大学との連携による5年制の工学BA/BSプログラムも存在します。

理由⑤ 日本人がほぼいない環境で英語力を最大化

2026年10月時点で、日本国籍の在籍学生はゼロ。大学側は現在、日本での学生募集を開始したばかりです。これは日本語を使う場面がほぼ存在しないという環境を意味します。語学習得の観点からは最良の環境の一つです。一方で日本人の先輩学生がいないため、現地での日本語サポートは期待できない点は正直にお伝えしておきます。

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3. 人気専攻とアカデミックの強み

Person in a green blazer stands with arms crossed on grassy lawn, smiling. Modern building and autumn trees in the background.

サラ・ローレンスカレッジは「専攻(major)を宣言する」方式ではなく、学生が自ら学びの領域を設計します。ただし以下のように多彩な分野が用意されており、複数を組み合わせて履修できます。

芸術系(特に充実した領域)

  • ライティング(Writing):サラ・ローレンスが全米的に名高い分野。MFAプログラムも有名で、学部生時代から現役の作家・詩人と共に学ぶ
  • 演劇(Theatre):演技・脚本・舞台制作を幅広く学ぶ。BADA(ロンドン演劇プログラム)への留学も選択可
  • ダンス(Dance):ダンスムーブメントセラピーの学士・修士5年制プログラムも用意
  • 映画制作・映像芸術(Film Making & Moving Image Arts):デジタルメディア設備を活用した実践的制作
  • 視覚・スタジオアート(Visual & Studio Arts):60,000平方フィートのビジュアルアートセンターを使用
  • 音楽(Music):作曲・演奏・音楽史を横断的に学ぶ

人文・社会科学系

  • 文学(Literature)/哲学(Philosophy)/歴史学(History)
  • 政治学(Political Science)/国際研究(International Studies)/公共政策(Public Policy)
  • ジェンダー・セクシュアリティ研究/LGBT研究/アフリカ系研究
  • 日本語(Japanese)/アジア研究(Asian Studies)
  • 経済学(Economics)/社会学(Sociology)/人類学(Anthropology)

理系・STEM系

  • 生物学(Biology)/化学(Chemistry)/物理学(Physics)
  • コンピュータサイエンス(Computer Science)
  • 認知脳科学(Cognitive & Brain Sciences)
  • 環境研究(Environmental Studies)
  • 工学(Engineering):コロンビア大学との5年制BA/BSプログラム

大学院(修士課程)

専攻 学位
ダンス MFA
演劇 MFA
ライティング MFA(全米最難関レベルで評価)
ダンスムーブメントセラピー MS
人類遺伝学 MS
教育学 MSEd
児童発達 MA
教育学・児童発達(複合) MSEd/MA
ソーシャルワーク・児童発達(NYU連携) MSW/MA
ゲノム健康解析(NYU連携) MS

4. 入学条件と出願情報(本科進学)

出願の基本情報

項目 内容
出願プラットフォーム Common Application(Common App)
推薦状 教員からの推薦状1通
面接 任意(必須ではない)
SAT / ACT 提出任意(Test-Optional)
選考方針 ホリスティック審査(成績数値だけで判断しない)
学生の居住率 85%がキャンパス内に居住

出願スケジュール(4つのラウンド)

出願種別 締切日
Early Action(EA) 11月1日
Early Decision 1(ED1) 11月1日
Early Decision 2(ED2) 1月15日
Regular Decision(RD) 1月15日

日本人学生へのアドバイス

サラ・ローレンスカレッジはSAT/ACTが任意提出(Test-Optional)のため、標準化テストのスコアがなくても出願できます。選考では学生の潜在力と関心の深さを重視するホリスティック審査が採用されており、エッセイや課外活動など「あなたがどんな人間か」を示す書類が重要です。キャンパス訪問は通年で受け付けており(公式サイト)、在学中の現役学生と話す機会も設けられています。

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5. 学費と生活費(目安)

学費・奨学金の概要

項目 内容
学費(Tuition) 公式サイトのTuitionページに最新額を掲載
学費支援受給率 学生の75%以上が給付奨学金・ローン・ワークスタディの何らかの支援を受給
平均支援額 38,000ドル超
留学生へのメリット奨学金 選考対象(成績・実績等に基づく給付)
留学生へのニーズベース支援 応募可能
申請書類 International Student Financial Aid Application(CSS Profileは不要)
詳細情報 留学生向け学費支援ページ

留学生の奨学金について(一次情報)

2026年10月に大学担当者から直接確認した情報によると、日本人を含む留学生も、メリット奨学金(成績・実績等に基づく給付型)とニーズベースの学費支援の両方に応募できます。申請には International Student Financial Aid Application の提出が必要です。CSS Profileは使用しません。平均支援額が38,000ドルを超えることを踏まえると、積極的に支援申請を行う価値があります。

生活費の目安(ブロンクスビル周辺)

費用項目 目安(月額)
寮費(キャンパス内) 食事付きの寮プランに含む(大学に要確認)
食費(寮の食事プラン以外) $200〜$400程度
交通費(Metro North等) $100〜$200程度
日用品・娯楽費 $200〜$400程度
健康保険 大学の保険プランへの加入が必要(要確認)

※上記はあくまでも目安です。実際の費用は個人の生活スタイルによって大きく異なります。最新の学費・生活費情報は必ず大学公式サイトでご確認ください。

6. キャンパス環境と施設

River scene with two suspension bridges, rolling hills, and autumn trees under a clear blue sky with scattered clouds.
Aerial view of a campus with historic buildings, green lawns, and surrounding trees, with a city skyline visible in the background.
City skyline at sunrise, featuring numerous skyscrapers with the sun rising in the background, casting a warm glow over the buildings.

キャンパスの基本情報

  • 面積:44エーカーの緑地キャンパス(都市の喧騒から離れた静かな環境)
  • 立地:ニューヨーク州ブロンクスビル(マンハッタン中心部まで電車で約30分)
  • 最寄り駅:ブロンクスビル駅(Metro North)→ キャンパスまで無料シャトルあり
  • 住所:1 Mead Way, Bronxville, NY 10708

主要施設

  • 劇場・パフォーマンススタジオ:演劇・ダンス専用の本格的なスペース
  • ビジュアルアートセンター(60,000平方フィート):アートスタジオ、デジタルメディア、映像・グラフィックアート設備
  • 音楽スペース:作曲・演奏・録音に対応
  • 最新の科学実験室:生物学・化学・物理学等に対応した充実した設備
  • 競技用スポーツ施設
  • 近年新設されたキャンパスセンター:学生の交流・コミュニティ活動の拠点

周辺エリアの魅力

Aerial view of a large estate with a grand building surrounded by trees and pathways, set in a broad, park-like landscape at sunset.

ブロンクスビルはニューヨーク州ウェストチェスター郡に位置する閑静な住宅地。治安が良く、落ち着いた環境で学業に集中できる一方、Metro Northで約30分のマンハッタンへのアクセスは抜群です。美術館、ミュージカル、映画試写会、インターンシップなど、ニューヨーク市内の無尽蔵の文化・キャリアリソースを日常的に活用できます。

Google マップ(アクセス)

7. 住まいと食事

学生寮(キャンパス内居住)

サラ・ローレンスカレッジでは学部生の85%がキャンパス内に居住しており、寮での生活はコミュニティの一体感を高める重要な要素となっています。小規模大学ならではの温かいコミュニティが、海外から来た学生にとってもセーフティネットとなります。

プレカレッジ(サマープログラム)の宿泊について

項目 内容
入居条件 16歳以上が寮滞在可能(レジデンシャル)
部屋タイプ エアコン付き個室
食事 1日3食付き
アクティビティ 寮費に込み
費用(週あたり) $1,195(学費とは別途)
通学オプション ニューヨーク市内や近隣に滞在して通学も可能
シャトルバス ブロンクスビル駅(Metro North)から全プログラムへ無料

日本人学生へのアドバイス

キャンパス内の寮に入ることを強くおすすめします。日本人学生がほぼいない環境で、寮での共同生活はアメリカ人・国際学生と24時間英語で生活する最良の機会です。学習面だけでなく、アメリカでの人脈づくりにも寮生活は大きなアドバンテージをもたらします。

8. 卒業後の進路とキャリア支援

注目すべき卒業生

サラ・ローレンスカレッジは小規模ながら、各分野で著名な人材を輩出しています。特に芸術・文学・ジャーナリズム・社会活動の分野で卒業生が活躍しており、同大学の「自由に深く考える」教育方針が進路にも反映されています。

氏名 分野 主な実績
オノ・ヨーコ(Yoko Ono) 現代美術・音楽 コンセプチュアルアート、パフォーマンスアートの先駆者。日本出身
ヴェラ・ウォン(Vera Wang) ファッション ブライダルを中心に世界的に知られるファッションデザイナー
バーバラ・ウォルターズ(Barbara Walters) ジャーナリズム 米ネットワーク局の夜のニュースで初の女性共同アンカーを務めた
アリス・ウォーカー(Alice Walker) 文学 『カラーパープル』の著者。ピューリッツァー賞受賞作家
J.J.エイブラムス(J.J. Abrams) 映画・映像 映画監督・プロデューサー。『スター・ウォーズ』『LOST』などを手がける
メレディス・モンク(Meredith Monk) パフォーマンスアート 作曲家・歌手・振付家。学際的な表現の第一人者
ラーム・エマニュエル(Rahm Emanuel) 政治 元シカゴ市長、元ホワイトハウス首席補佐官

顔ぶれを見ると、芸術・文学・映像・ジャーナリズムに偏って人材が出ていることが分かります。これは偶然ではなく、毎学期の個別指導で自分のテーマを掘り下げる教育設計が、表現を仕事にする進路と噛み合っているためです。

日本人にとって特に身近なのはオノ・ヨーコでしょう。日本出身の学生がこの環境で学び、国際的な表現者になった先例があるという点は、進路を考えるうえで一つの手がかりになります。

キャリアに向けた強み

  • ニューヨーク市の立地を活かしたインターンシップ:出版・メディア・金融・NPO・アートギャラリー・映画産業など、世界最大級の都市で多様なインターンシップが可能
  • 少人数教育による教員のネットワーク:各分野の現役アーティスト・研究者・作家が教授陣を構成しており、在学中から実社会のネットワークに接続できる
  • 大学院進学への対応力:オープンカリキュラムで深く一つのテーマを掘り下げた学生は、大学院の研究計画書(Statement of Purpose)を強みを持って書ける
  • Study Awayによる国際経験:在学中にキューバ・イギリス・フランス・イタリア・オランダ・日本(大阪・東京)への留学が可能

大学院への進学実績分野

  • MFA(ファインアーツ修士):ライティング、演劇、映像、ダンス
  • Law School(法科大学院)
  • Medical School(医学大学院)
  • PhD課程:人文学・社会科学・自然科学
  • 教育学大学院(教育者・カウンセラーとしてのキャリア)

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9. プレカレッジ・サマープログラムの紹介(2027年)

Two people in waders hold a large net in shallow water by a rocky shore, with a scenic sunset and hills in the background.

高校生を主な対象とした夏季プログラム。実際の大学授業を体験でき、修了すると大学単位(クレジット)が付与されます。アメリカの大学への本科出願を見据えた「実績づくり」としても機能するプログラムです。現役の大学教員と大学院生が直接指導にあたります。

2027年の6プログラム一覧

① Writers Week(ライターズ・ウィーク)

日程オンライン:7月6〜9日/オンキャンパス:7月12〜16日 または 7月26〜30日
期間オンライン4日間 / オンキャンパス1週間
対象2027年秋に9〜12年生になる生徒、14歳以上
取得単位1単位
学費オンライン $985 / オンキャンパス $2,050
出願方法書類選考なしのオープン登録(登録開始:2026年10月)

MFAライティング課程の大学院生2名が指導する毎日のライティングワークショップ。詩・回想録・長編小説・フラッシュフィクション・スペキュレイティブフィクション・ファンタジー・ロマンスまで幅広く扱います。「Writer's Theatre」として即興・脚本・スケッチ・戯曲・ミュージカル作詞を通じた物語づくりも体験できます。演劇経験は不要。1クラス18名上限。

② Painting From Poetry(詩から描く絵画/ビジュアルアート)

日程7月12〜30日
期間3週間
対象2027年秋に高2〜高3になる生徒、または現役学部生
取得単位3単位
学費$6,150
出願方法作品3点のポートフォリオ提出が必要。一般出願締切:2027年5月3日(以降ローリング審査)。出願開始:2026年10月

観察描画・アイデアベースの描画・構図・色彩・コラージュ・張り子を扱う集中スタジオコースに、週1回の詩のワークショップを組み合わせます。自分で書いた詩が視覚作品の源泉になる独自の構成。教員引率によるニューヨーク市内ギャラリー訪問と、最終日に公開展示があります。指導者1名あたり13名上限。

絵画スタジオでの制作風景
Painting From Poetry の舞台となる絵画スタジオ
オープンスタジオでの公開展示
プログラムは最終日の公開展示で締めくくられる

③ Rising Artists Musical Theater Intensive(ミュージカルシアター集中)

日程7月19日〜8月6日
期間3週間
対象2027年秋に高2〜高3になる生徒、または2027年高校卒業生
取得単位3単位
学費$6,150
出願方法任意の楽曲を歌うセルフテープ動画と出演歴の提出。一般出願締切:2027年5月3日(以降ローリング審査)

演技・ボーカル・ダンス/振付のコンサバトリー形式の訓練。台本と楽曲の分析、アンサンブル歌唱、リハーサル実践を経て、オリジナルのミュージカルレビュー上演と、オーディション用リール素材の録画で締めくくります。定員15名。

ミュージカルレビューの上演風景
3週間の集中訓練はオリジナルのミュージカルレビュー上演で締めくくられる

④ Young Writers Studio(ヤングライターズ・スタジオ)

日程7月19〜23日
期間1週間
対象2027年秋に高1〜高3になる生徒、または2027年高校卒業生
取得単位1単位
学費$2,500
出願方法作品サンプル(詩4編まで or 散文8ページまで)と300語の読書に関するステートメント。一般出願締切:2027年5月1日

「詩・回想録」または「フィクション・スペキュレイティブフィクション」のどちらかのジャンルを選択。中核ワークショップに加え、ゲスト作家のマスタークラス・原稿の個別指導・ZINE制作・文芸誌への投稿方法など充実した内容。6〜12名の少人数グループ。

⑤ Hudson River Ecology(ハドソン川の生態学)

日程7月12〜16日
期間1週間
対象2027年秋に高2〜高3になる生徒(15〜18歳)、最近の卒業生、学部生
取得単位1単位
学費通学 $1,550 / 寮滞在 $2,050
出願方法オープン出願(ポートフォリオ等の提出物なし)。ローリング審査

ハドソン川の生態系を題材にした実地型の環境科学プログラム。堆積物調査・プランクトン採集・魚類同定・細菌モニタリングを野外調査と実験室の両面から学びます。定員20名。

採取したサンプルを観察する参加者
ハドソン川での野外調査。採取したサンプルをその場で観察する(2026年7月撮影)

⑥ Science Research: Methods and Ethics(科学研究の方法と倫理)

日程7月19〜30日
期間2週間
対象2027年秋に高2〜高3になる生徒、または2027年高校卒業生
取得単位2単位
学費$4,100
出願方法志望理由書・CV・既習の理科・数学科目一覧・トラック志望順位(第3希望まで)・個人所有ノートPCの確認。優先締切:2027年5月1日(希望トラックの確保が保証)

1週目に研究手法・研究倫理・データ収集・分析・科学コミュニケーションの基礎を共通で学び、2週目は「生物科学」「物理・地球科学」「心理科学」の3トラックから選択して実践プロジェクトに取り組みます。口頭発表で締めくくり、希望者は翌秋の学内ポスターシンポジウムでも発表可能。

前提科目(科学研究プログラム)

  • 全トラック共通:代数I + 実験を伴う高校理科1科目
  • 生物科学トラック:高校生物が必須
  • 物理・地球科学トラック:高校化学を推奨
  • 心理科学トラック:追加要件なし

大学公式YouTube動画

サラ・ローレンスカレッジの公式動画でキャンパスの雰囲気をご確認ください。

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10. 日本人向け進学ルート(学部・大学院)

Historic brick building surrounded by leafless trees and a pathway in a grassy area, under a partly cloudy sky.

ルート① 高校生からの学部進学(4年制BA)

日本の高校を卒業後、または卒業見込みの段階でCommon Appを使って直接出願します。

ステップ

  • Step 1:英語力の準備(TOEFLまたはIELTSのスコアを取得)
  • Step 2:Common Applicationでアカウント作成・基本情報を入力
  • Step 3:出願書類の準備(高校の成績証明書・教員推薦状1通・エッセイ)
  • Step 4:Early Decision 1(11月1日締切)またはRegular Decision(1月15日締切)で出願
  • Step 5:International Student Financial Aid Applicationで奨学金申請
  • Step 6:合格・入学許可後、F-1ビザの申請

ポイント:プレカレッジで大学を体験してから決める

本科出願の前にサマープログラム(プレカレッジ)に参加することで、実際のキャンパスと授業スタイルを体験できます。大学単位も取得できるため、本科入学後に先取り単位として活用できる可能性があります。また、体験を通じて出願エッセイの具体的な素材を作れるため、選考においても大きなアドバンテージとなります。

ルート② 日本の大学から編入(トランスファー)

日本の大学を1〜2年履修後、アメリカの大学へトランスファー(編入)する方法です。サラ・ローレンスはトランスファー出願を受け付けており、前大学での取得単位が認定される場合があります。

  • 一般的に大学1〜2年次のGPA・授業記録が主な選考材料となる
  • 英語での学習実績があると評価される
  • Common Appのトランスファー出願を使用

ルート③ 大学院(修士課程)への進学

日本の大学を卒業後(またはアメリカ・日本の学部卒業後)、サラ・ローレンスの大学院修士課程に出願します。

大学院出願の一般的な流れ

  • Step 1:志望する修士課程の入学要件を各プログラムごとに確認(MFA、MS、MA、MSEdなど)
  • Step 2:英語力の証明(TOEFL/IELTSのスコア提出が一般的)
  • Step 3:研究計画書または創作作品(MFAの場合)の準備
  • Step 4:推薦状(通常2〜3通)の依頼
  • Step 5:大学公式サイトから各プログラムの出願ページで出願

特に日本人に注目してほしい大学院プログラム

プログラム 学位 特徴
ライティング MFA 詩・フィクション・ノンフィクション。全米で最も評価の高いMFAプログラムの一つ。日本語話者のバックグラウンドを活かした創作が可能
ダンス MFA 日本のダンス・身体表現の背景を持つ学生に開かれた分野
演劇 MFA NYCの演劇産業に近い立地で学べる
人類遺伝学 MS 理系バックグラウンドの学生向け。NYU連携のゲノム健康解析(MS)も選択肢
教育学 MSEd 教育者・教師を目指す学生に。日本の教育経験を持つ社会人にも門戸が開かれている
児童発達 MA 心理・福祉・教育分野での専門職を目指す学生に

ルート④ Study Awayで在学中に日本へ(日本人学生限定の選択肢)

サラ・ローレンスに学部生として在学中、Study Awayプログラムを利用して大阪または東京で1学期間学ぶという選択肢があります。日本人学生にとっては「アメリカで学びながら、在学中の一時期に日本に戻る学期を持てる」という独自の経験になります。もちろん成績や単位はサラ・ローレンスのものとして認定されます。

連絡先

住所 1 Mead Way, Bronxville, NY 10708-5999
学部入学相談 SLCadmit@sarahlawrence.edu
プレカレッジ相談 precollege@sarahlawrence.edu
キャンパス見学 slc.edu/admission/visit(通年受付)
公式サイト www.sarahlawrence.edu

まとめ:サラ・ローレンスカレッジはこんな日本人学生に向いている

  • 大講義ではなく、教授と直接向き合いながら深く学びたい人
  • ライティング・演劇・ダンス・映像・視覚芸術など芸術系の道を本格的に歩みたい人
  • 文系と理系の境界を超えて自分だけの学びを設計したい人
  • 日本人がいない環境で英語力と自立力を鍛えたい人
  • ニューヨーク市の文化・キャリアリソースを最大限に使いながら学びたい人
  • まずプレカレッジで大学を体験してから本科進学を判断したい高校生

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