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メキシコに残る薬草文化をメルカドで知る

    
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市場に並ぶ薬草

みなさん、少し胃の調子が悪いとき、あるいは火傷をしたとき何を使いますか?
薬草を使うという方は現代日本人では少なくなっているとおもいます。
しかしメキシコでは今でも多くの人が活用していて野菜が売っているようなメルカド(市場)では大抵薬草を売っている場所を見かけます。
麻薬とか危ないものではなくでれっきとした医療・美容用ですよ。

今回私が行ったのはメルカド・デ・サンタテレサという市場です。
グアダラハラのレストランやバーが集まるチャプルテペック通りから北に5分くらいのところにあります。
ここの入り口近くに薬草売りのおばさんがいて乾燥された薬草が沢山並んでいました。売り場は小さいですが様々な種類があります。

アロエのような草がサビラ、その下にあるのがマンサニージャ

おばさんに話を聞くと1つの薬草でも多様な使用方法があるみたいで、彼女自身も買いに来るお客さんから新たな効能を教えてもらったりするそうです。
やっぱり化学的な薬品よりも自然なものの方がいいという人はメキシコに沢山いるみたいです。おばさんと話をしているちょっとの間にもおばあさんや3、40代の人が薬草の束を買いに来ていました。先住民の血が濃いような雰囲気の方もいましたが、今風の格好の人も多くいて、野菜を買うついでに寄っていった感じでした。
身近で売られているから今でも残っているのかなぁ…

実際に使う方法はお茶にして飲むのが主流だそうです。
最もメキシコでポピュラーなの薬草がマンサニージャとこっちでは呼ばれているカモミールです。日本でもハーブティーの一種として知られていますが、メキシコでは消化を助けると言われています。マンサニージャはスーパーでもティーバッグで売られていたりレストランでも見かけたりしてすごく身近な薬草です。たまにマンサニージャ味(風味)のクッキーも見つけます。

よくよく探すと家にも薬草(コラ・デ・カバジョ)が

飲む以外だとサビラというアロエによく似た薬草は外傷に使われるそうです。作り方はハチミツとアガベ(テキーラの原料)シロップ又テキーラを混ぜて使うといういかにもメキシコらしい笑
この方法は薬草売りのおばさんもしたことがあるらしくて旦那さんの指が黒くなってた(内出血かな?)のがサビラを使ったらキレイに治ったそうです。

その他にもお湯につけて吸ったり患部をつけたりと様々です。

日本ではすっかり忘れていた薬草の存在ですがメキシコ人を見習ってその良さを日本の薬草でも見直してみると新しい発見があるかもしれませんね。

【情報】
メルカド・デ・サンタテレサ(Mercado de santa teresa)
calle Juan Álvarez, Villaseñor, Guadalajara, Jal.
日曜日の06:00ー16:00は周りに出店(ティアンギス)が沢山あってさらに楽しめます。

  
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交換留学生として2015年8月からメキシコ、グアダラハラに滞在。異文化に日々激突し悩みながら奮闘中。メキシコ国内の観光と現地での生活を中心にお伝えします。

    

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