元ホテルを改装した宿泊施設が自慢！イギリスの古都・ヨークにあるMelton College

イギリスの北部に位置するYork（ヨーク）は、今もなお中世の街並みが残る美しい古都。ロンドンから電車で約2時間とアクセスもよく、毎年多くの人々が足を運ぶイギリス屈指の観光地です。大都市・ロンドンと比べると街の規模は小さく、落ち着いている雰囲気。日本人の留学生はとても少ないので「落ち着いた環境で英語を勉強したい」という人には、最適です。「イギリスの歴史はヨークの歴史」といわれるほど長い歴史を誇る街・ヨークにあるMelton College（メルトンカレッジ）をご紹介します！

1963年、ヨークに創立したメルトンカレッジは半世紀以上もの間、世界中から留学生を受け入れてきました。その歴史ある街並みに惹かれ、ヨーロッパ中から多くの学生が訪れます。時代の変化とともに指導スタイルも変化していますが、フレンドリーであたたかい雰囲気、1人ひとりに目を配るプロフェッショナルな姿勢と基本理念は今も変わりません。

1980年に開講した「ゴールドコース」は当初、50歳以上を対象としていました。しかし現在では、40歳以上から受講できるように。「ゴールドコース」を受講する生徒はプライバシーを重要視する人が多く、「プライベートなバスルームがほしい」「ホームステイではなく、ホテルの宿泊先を見つけてほしい」というリクエストがあったそうです。

そういった背景からMelton Collegeでは宿泊施設に力を入れており、2019年6月にヨークにある最高級のB&B「Bishops（ビショップス）」を購入。生徒専用の宿泊施設として利用しています。「ビショップス」があるのは、学校の目の前。つまり、「朝寝坊してしまった！」という時でも、余裕で（？）間に合うかもしれません。

徐々にリニューアルを開始し、部屋のレイアウトを変更して新しい暖房器具のストーブを購入。防火設備をアップグレードし、洗濯機と乾燥機を備えたランドリールームを設置したそう。宿泊している生徒が移動する時に、わざわざ公道に出なくてすむように新しいゲートを追加し、セキュリティを強化。

部屋はシングル・ダブル・ツイン・ファミリーなど14室。全室には、専用バスルーム・テレビ・Wi-Fi・机とイスが完備。

朝は毎日セルフサービスでコンチネンタルブレックファーストが提供されます。夜は自炊するか、ヨークにあるたくさんのおいしいレストランで。旧市街地の中心に位置する「The Chopping Block at Walmgate Ale house」と提携しているため、食事や帰りのタクシーの手配も可能。

宿泊施設は地下、1階、2階、3階と4つに分かれています。多くの部屋は庭に面しており、1階から庭まではすぐ！ダイニングルーム・キッチン・リビングルームは地下に、ランドリールームは1階にあります。宿泊している生徒は広くて日当たりがいい、専用のプライベートガーデンを使用できるのが魅力！ガーデンには、コンサバトリーがあります。コンサバトリーとは、サンルームのような建物で明るい陽射しが差し込む、非日常的な空間。ゆったりとくつろぎながら、お茶を飲むのもいいですね！将来的には、バーベキューも可能になるそうです。