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やっぱり憧れるヨーロッパ現役最古ナポリ・サン・カルロ劇場

    
ケイコ
ケイコ
ナポリ・サンカルロ歌劇場

18世紀当時のナポリは、ヨーロッパにおける音楽上の首都でした。ピッチンニ、チマローザ、パイジエッロなどが活躍し、音楽の父ヨハン・クリスティアン・バッハ、グルックなどもサン・カルロ劇場がキャリアの頂点だと言われていました。演奏旅行中ナポリにも滞在したモーツァルトはサンカルロ劇場や広場でオペラの上演を日々行っていました。そして、1815年から 1822年まで、ロッシーニがサン・カルロ劇場を含めたナポリ王国全ての王立オペラ劇場の作曲家・兼音楽監督をし、その後、ドニゼッティが作曲家・兼音楽監督に就任しました。そのサン・カルロ劇場が建設されたのは、ブルボン朝スペイン国王カルロス3世。そこからサン・カルロと名付けられました。開場は王国の聖名祝日1737年11月4日、演目はピエトロ・メタスタージオ台本、ドメニコ・サッロのオペラアキッレ・イン・シーロでした。

劇場内部
ボックス客席
オペラ終了後のカーテンコール
オーケストラピット

実は、サン・カルロ劇場とは、当時、ナポリの国立音楽院(コンセルヴァトーリオ)に通っていた時によくサン・カルロ劇場とナポリ国立音楽院共催でオペラやコンサートなどがあり、サロンや練習場で歌わせて頂いた経験がありました。サン・カルロ劇場の合唱団員やオーケストラ団員もサン・カルロ劇場が一時期使用できなかった時に、ナポリ国立音楽院まで練習に来ていましたので、繋がりは深く、何度か合唱団員のメンバーと一緒にオペラやコンサートをしました。実は、十数年前に、合唱として声がかかり舞台にのるチャンスがあったのですが、すでに日本へ一時帰国することになっていて、飛行機のチケットも買っていたので、出演を断念したことを今でも覚えています。なので、まだ定期公演のオペラの舞台には立っていません。近い将来、憧れのこのサン・カルロ劇場の舞台を踏むことを願ってコラムを書きました。

今でも、世界1を誇るこの劇場。幸い第二次世界大戦で大きな被害がなかったために、定期公演が今まで中止されたことがないことでも有名です。

ぜひ、一度サン・カルロ劇場へオペラやコンサート、バレエにご来場ください。格式のあるこの劇場の中に入るだけでも圧倒されます。

【データ】
サン・カルロ劇場(Teatro di San Carlo)
住所:サンカルロ通り98番地 (98/F, via San Carlo 80131 Napoli, Italia)
Tel:081-7972331
チケット売り場:月〜土10:00〜17:30、日10:00〜14:00
e-mail:biglietteria@teatrosancarlo.it

  
ケイコ

ケイコ
大学卒業後、中学教員を経てイタリアミラノへ渡伊。フィレンツェ、ローマ、ナポリにも在住。昨年7月よりラスペツィアに移住。ローマ国立アカデミアサンタチェチーリア、イタリア国立音楽院修了。愛の妙薬でイタリアオペラデビュー。イタリアと日本で音楽活動を行う。趣味はF1観戦、ハーブティーを毎日飲む、メルカート(青空市場)で掘り出し物探し。ヨガ、ドッグシッター。兵庫県出身

    

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