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紅い蓮が湖一面に咲き誇る天国のような絶景「タレーブアデーン」

    
平原 千波
平原 千波
紅い蓮が湖一面を赤く染める。見頃は12月〜2月まで

「タレーブアデーン」とは、"紅い蓮の海"という意味。その名が示す通り、見渡す限り濃いピンクの睡蓮が咲き誇り、さながら海のような光景が広がっているのだ。訪れた者は一様に「まるで天国のようだった」と口にする。ある写真家が、タイ東北地方・ウドンタニにある広大なノーンハーン湖に浮かぶ蓮を撮影して発表したところ瞬く間に話題になり、ここ2、3年ほどで急速に知れ渡るようになった旬の"絶景スポット"だ。見頃を迎えた12月中旬、この地を訪れてみた。

日の出と共に開花し、昼前にはまた閉じてしまう

ウドンタニ市内から車で約40分ほどでノーンハーン湖に到着。時刻は5時30分。まだ湖は夜の闇に包まれ、空には星が瞬いている。周囲が明るくなりだし、地平線の向こうが赤く染まり出してきた頃、小型ボートに乗船し、蓮の咲くポイントへと出発。しばらく行くと徐々に睡蓮の花が現れはじめた。ゆっくりと進んでいくボートを先導するかのように、左右を低空でツバメが飛び交っていく。ツバメはタイでは乾季の風物詩なのだ。

「この辺りが一番の密集地帯だ」と、船頭さんが言う場所に船を停め、朝日が昇るのを待つ。地平線から濃いオレンジの太陽が顔を出し空に昇っていくに連れて、閉じていたつぼみが次第に大きく大きく花びらを広げていく。朝もやの中、薄いベールをかけたような幻想的な淡い色合いの世界から、濃いピンクのビビッドな世界へ。静寂の世界から躍動感あふれる生命の世界へと移り変わっていく様子は、言葉に尽くせないほどの美と感動に満ちあふれていた。気付けば周囲は360度、遠く遥か先まであるのはすべて睡蓮の花。確かにここは天国なのかも...、そう思ってしまうほどの神々しい光景が広がっていた。

ノンハーン湖の夜明け前。幻想的な光景が広がる

ちなみにこちらの睡蓮、すべて自然発生したもので、全く人の手は入っていないという。他の色が一切交じることなく、ピンク色のみこれだけ群生するのは珍しいという。見頃は12月〜2月まで。見逃してしまうと来年まで見られないので、ぜひとも今すぐこの美しい風景に出会いに行ってほしい。

まるで天国のような美しさ

【データ】
タレーブアデーン
アクセス:バンコクから飛行機、電車、またはバスでウドンタニへ。ウドンタニ市内からタレーブアデーンのあるノンハーン湖までは車で約40分。現地でタクシーやツアーに参加する他、バンコクの日系旅行代理店でもツアーを催行している。
見頃は毎年12月〜2月頃まで。夜明けと共に花が開花し、日が高くなると花びらが閉じてしまうので、早朝に出かける。

  
平原 千波

平原 千波
バンコクにて、好奇心のある女性に向けたフリーペーパー「Arche+(アーチプラス)」を発行中の編集/ライター。在タイ9年目。ラグジュアリーなブティックホテルなどに泊まるゴージャスな旅も好きだけれど、寝台列車や夜行バスなどで移動しゲストハウスなどに泊まるハードな旅も捨てがたい魅力があると思うバックパッカー気質!? 
Arche+(アーチプラス) WEB SITE

    

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