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パリ右岸、バティニョールのビオマルシェで新鮮食材を買う!

    
加藤 亨延
加藤 亨延
大通りの中央部分がマルシェになる

パリで立つビオマルシェの中では、セーヌ川左岸にあるラスパイユのビオマルシェが観光客には有名ですが、右岸のバティニョールのビオマルシェも、多くのパリっ子で賑わいます。「ビオ(Bio)」とは有機農産産物や有機加工食品のこと。それらのみ扱ったマルシェ(市場)がビオマルシェです。

日本でも定番のものからフランスならではの野菜まで色々

ラスパイユのビオマルシェが毎週日曜にあるのに対し、バティニョールは毎週土曜に開かれます。バティニョールがある17区は、東に庶民的なエリアが広がり、西に行けば行くほど高級住宅地に変わります。マルシェが立つのは、どちらかというと庶民的なエリア。地下鉄2号線ローム(Rome)駅からプラス・ド・クリシー(Place de Clichy)駅までの大通りに市が立ち、舌の肥えた住民が、周囲から新鮮食材を買いに訪れます。

フランスは年齢問わず買い物カート持参の人が多い

野菜や肉など生鮮食料品もぜひ試してもらいたいですが、観光客でも買いやすいのはチーズやパン、ハチミツ、石鹸などです。チーズは色々種類がありすぎて分からないという人も多いでしょう。そんな場合は、頼めば味見させてくれる場合もあるので、一口食べてみてから買うのもおすすめです。ハチミツも定番のアカシアの他に、栗の木やオレンジなど様々な植物から採取したハチミツが揃います。これも味の想像がつきにくい場合は、味見させてくれるか聞いてみると良いでしょう。

プロセスチーズ主体の日本と違いフランスはナチュラルチーズ中心

日本は地方でも、タマゴはスーパーで買うことが多いですが、マルシェにはタマゴだけを売るタマゴ屋などもあります、土曜はここバティニョールで、日曜はラスパイユで出店する店もあります。人気店は長蛇の列ができます。

見た目からすでにおいしそうなタマゴ

マルシェは楽しくて、あれもこれもとついつい買いたくなりますが、加工品以外はそれほど日持ちしないのが悩みの種です。そのため、マルシェ巡りを1つの目的にパリを訪れる人は、宿泊先をキッチン付きの部屋にすることをおすすめします。日本と比べフランスは外食が高いため、自炊することでずいぶん旅費を抑えられます。また食材も豊富でおいしいため、料理好きには充実した滞在になります。

色とりどりの果物

少しでも地元の様子に触れ、そこで生活している人々の様子を肌で感じることで、一歩踏み込んだパリ滞在と異文化理解に繋がっていくでしょう。

【データ】
市場名:バティニョールのビオマルシェ(Marché biologique des Batignolles)
住所:34 Boulevard des Batignolles 75017 Paris
営業時間:土曜9:00〜15:00
最寄駅:地下鉄2号線Rome駅、2・13号線Place de Clichy駅

  
加藤 亨延

加藤 亨延
ジャーナリスト。日本の雑誌に海外事情を寄稿。専門は日・英・仏の比較文化。ロンドンにて公共政策学修士を修了後、東京で雑誌、ガイドブック制作に携わる。2009年9月よりパリ在住。取材などで訪れた先は約60ヵ国800都市。現地コーディネートも担当。趣味は飲物。各国蔵元とミネラルウォーターの源泉へ足を運ぶことがライフワーク。フランス/パリの旬の話題を中心に更新していきます。ご連絡はこちらまで。

    

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