セント・ジョージズ・スクール(St. George's School) | 学費・入学条件・留学生サポート|成功する留学
セント・ジョージズ・スクール(St. George's School)は、1930年創立のカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーにある男子校の私立ボーディングスクールです。幼稚園から12年生(高校3年相当)までの一貫教育を提供し、特に8~12年生(中学2年~高校3年)を対象に国内外から学生を受け入れる寄宿制プログラムで知られています。全校生徒は約1,150名にのぼり、そのうちおよそ100名(約10%)が世界20カ国以上から集まる留学生の寮生です。カナダ国内でも最大規模の名門男子校の一つに数えられ、大学進学準備校(プレップスクール)として高い学術水準と人格教育で知られています。
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この記事を監修した人
岡野 健三
「成功する留学」代表取締役社長 / 一般社団法人海外留学協議会(JAOS) 理事
40年以上・25万人超の支援、アジアNo.1エージェント"殿堂入り"をした「成功する留学」の代表を務める。高校留学・海外大学の進学、編入、ファウンデーション、大学院まで、英語力・学力・費用の制約を超えるプランをご提案。
セント・ジョージズ・スクールの基本情報
セント・ジョージズ・スクール(St. George's School)は、1930年創立のカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーにある男子校の私立ボーディングスクールです。幼稚園から12年生(高校3年相当)までの一貫教育を提供し、特に8~12年生(中学2年~高校3年)を対象に国内外から学生を受け入れる寄宿制プログラムで知られています。全校生徒は約1,150名にのぼり、そのうちおよそ100名(約10%)が世界20カ国以上から集まる留学生の寮生です。カナダ国内でも最大規模の名門男子校の一つに数えられ、大学進学準備校(プレップスクール)として高い学術水準と人格教育で知られています。校訓は「Building Fine Young Men. One Boy at a Time.(一人ひとりの少年を立派な若者に育て上げる)」であり、この理念のもと生徒の潜在能力を引き出し、将来グローバル社会に貢献するリーダーの育成を目指しています。
- 正式名称(英語):St. George's School
- 所在地:4175 W. 29th Ave, Vancouver, BC, Canada(ブリティッシュコロンビア州バンクーバー)
- 創立年:1930年
- 学校形態:私立男子校(デイスクール&ボーディングスクール)
- 受け入れ学年:幼稚園~12年生(高校3年相当)※寄宿対象は8~12年生
- 生徒数:約1,150名(寮生約100名)
- 教職員数:240名以上
- 教育課程:ブリティッシュコロンビア州正規カリキュラム(大学進学準備課程)、APコース
- 宗教的特徴:無宗教(特定の宗教色なし)
- 学校理念:カナダの「世界に通じる男子校」として、多様性とグローバル視点を持った良き男性を育成
- 校訓:Building Fine Young Men. One Boy at a Time.(一人ひとりの少年を立派な若者に育て上げる)
学校概要:セント・ジョージズ・スクールはバンクーバー市内の閑静な高級住宅街(ダンバー地区)に広大なキャンパスを構える男子校です。小学校部(Junior School)と中高等部(Senior School)の2つのキャンパスがあり、両キャンパス合わせて面積は約23エーカーにも及びます。カナダ有数の名門校として歴史と伝統を誇り、スポーツや課外活動でも全国的な実績を上げています。制服着用やリーダーシップを養うPrefect制度など、英国式パブリックスクールの流れを汲む校風も特色です。創立以来の「徳育と全人教育」の伝統のもと、知・徳・体のバランスが取れた「well-roundedな少年」の育成が教育目標に据えられています。
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セント・ジョージズ・スクールの特色と魅力
セント・ジョージズ・スクールが選ばれる理由や特色を3つに整理してご紹介します。同校は学業から課外活動まであらゆる面で卓越したプログラムを提供しており、グローバル社会で活躍できる人材を育む環境が整っています。
質の高い教育プログラム
セント・ジョージズ・スクール最大の魅力は質の高い学術プログラムにあります。同校はブリティッシュコロンビア州の正規カリキュラムを基盤に、100科目を超える多彩なコースと25科目以上のAP(Advanced Placement)コースを開講しており、大学レベルの高度な学びに挑戦できます。クラスは平均20名程度の少人数制で、生徒一人ひとりに目が行き届くきめ細かな指導が行われます。教師陣は各教科の専門知識と指導経験を持つ情熱的なプロフェッショナルであり、生徒との強い信頼関係を築きながら、各自の興味・関心・得意分野を伸ばすことに力を注いでいます。
教育手法にも工夫が凝らされており、ディスカッション重視のハークネス方式やプロジェクト型学習(PBL)など主体的に学べるアプローチを積極的に採用しています。これにより生徒は単なる知識習得に留まらず、現実世界の問題に対する応用力や批判的思考力を養います。実際に課題解決型の探究学習やSTEAM教育にも注力しており、ロボット工学や起業家精神、コンピュータサイエンスなどの応用科目を通じて創造力と実践力を培っています。これらの質の高いプログラムの結果、毎年在校生はAP試験でも世界トップクラスの好成績を収めており、セント・ジョージズ・スクールはCollege Board(AP試験)の世界ランキングで常に上位に名を連ねる評価を獲得しています。
国際的な学習環境
同校はそのビジョンに「カナダの世界に通じる男子校」と掲げる通り、多様性に富んだ国際的な学習環境を特徴としています。全校生徒約1,150名のうち留学生・寮生が約80~100名在籍し、その出身国は20カ国以上に及びます。キャンパスでは様々な文化的背景を持つ生徒たちが共に学び生活しており、日常的に多文化理解やグローバルな視野が育まれます。学校全体で国際交流や異文化尊重の姿勢が根付いており、教師陣も多様な経歴を持つプロフェッショナルが揃っています。英語以外の語学教育にも力を入れており、高校課程ではフランス語・スペイン語・中国語・ラテン語など複数の言語コースを提供しています(さらに希望者はAP日本語コース受験も可能)。
また、立地面での国際性も見逃せません。キャンパスが位置するバンクーバーはカナダ有数の多文化都市であり、安全で住みやすい環境です。都市近郊の立地ながら、美しい自然環境にも囲まれているため、生徒たちは放課後や週末に都会的な文化体験(美術館・コンサート訪問、街のイベント参加等)とアウトドア活動(ハイキング、マリンスポーツ等)の両方を楽しむことができます。学校としても「グローバル・スチュワードシップ(地球規模の社会貢献)」を教育プログラムに掲げており、ボランティア活動や社会奉仕クラブなどを通じて世界市民としての責任感を養う機会を豊富に用意しています。こうした国際色豊かな環境で学ぶことで、生徒は異なる価値観を尊重し多角的に物事を考える力を身につけ、将来グローバルに活躍できる素地を築いています。
優秀な進学実績
セント・ジョージズ・スクールは進学実績が非常に優秀であることでも知られています。卒業生は毎年ほぼ全員が4年制大学に進学(進学率100%)しており、しかもカナダ国内外のトップ大学に多数合格者を輩出しています。1学年あたり約150名の卒業生が在籍していますが、その生徒たちで延べ700件以上の大学合格通知を獲得しており、1人平均4~5校の大学からオファーを受ける計算です。進学先の内訳としては、約6割の生徒がカナダ国内の名門大学(ブリティッシュコロンビア大学、トロント大学、マギル大学など)に進学し、約3割はアメリカのトップ大学(アイビーリーグを含む)に、約1割はイギリスの名門大学(オックスフォード大学やケンブリッジ大学等)に進学しています。例えば近年の合格実績には、ハーバード大学、スタンフォード大学、MIT、コーネル大学、UCLA、オックスフォード大学、ロンドン大学(LSE)など世界的な名門校が並んでいます。加えて、成績優秀者には奨学金のオファーも多く、卒業生全体で毎年合計200万カナダドル以上の奨学金を獲得しています。
このような実績を支えるため、同校では大学進学カウンセリング体制も万全です。専任の大学進路アドバイザーが在籍し、高学年の生徒に対して志望校選定から出願書類作成、面接対策まで個別に指導を行っています。またカナダや米英の大学担当者を招いた進学説明会や大学フェアも定期的に開催され、生徒は最新の入試情報に触れたり直接質問したりする機会が設けられています。こうした手厚い進路指導とセント・ジョージズで培われる高い学力・人間力により、卒業生たちは進学後も各大学で優秀な成績を収め、将来のキャリアにおいてもリーダーとして活躍しています。
学費と入学条件
続いて、セント・ジョージズ・スクールの年間学費や入学要件、出願プロセス、奨学金制度について詳しく解説します。留学を計画する上で重要となる費用面・受験条件について正しく把握しておきましょう。
年間学費・諸費用
セント・ジョージズ・スクールの2025~2026年度の年間学費は以下の通りです(カナダドル建て)。デイ生(通学生)かボーディング生(寮生)か、また居住地域や国籍によって異なる料金体系が設定されています。
| 区分 | 年間学費(2025-26年度) |
|---|---|
| デイ生(BC州在住のカナダ市民) | 35,700カナダドル |
| デイ生(留学生・州外居住者) | 51,900カナダドル |
| 寮生(カナダ国籍/永住権保持者) | 73,500カナダドル |
| 寮生(米国・メキシコ国籍 or 非居住カナダ人) | 84,000カナダドル |
| 寮生(その他の国籍=留学生) | 99,500カナダドル |
上記は授業料と主要な校納金を含む年間費用です。寮生の場合はこの中に寮費(部屋代)・食費・標準的な週末アクティビティ費用も含まれています。新入生はこれとは別に入学申請料100カナダドル(締切後の出願は350ドル)および入学時の一時登録料7,500カナダドルが必要となります。学費には基本的な教科書・教材費や標準テスト受験料などが含まれていますが、制服代や個人的な消耗品費、課外プログラム参加費(一部のクラブ活動や遠征費用など)は別途発生します。またBC州在住の生徒には割安な現地生学費が適用される一方、州外や海外からの留学生は上記の留学生学費カテゴリーとなる点に注意が必要です(BC州在住か否かは保護者の居住実態に基づき判断されます)。なお、兄弟で同時に在籍する場合は学費が2%割引になる制度もあります。
学費の支払い方法:デイ生(BC州在住)の場合は月割りの分割払いプランも用意されています。海外からの留学生の場合は一般的に年1回の一括払いですが、学校指定のスケジュールに沿って複数回に分けて支払うことも可能です。クレジットカードや銀行送金での支払いに対応しており、詳細は入学手続き時に案内されます。
入学要件(学力・英語力・年齢など)
入学対象年齢・学年:セント・ジョージズ・スクールでは幼稚園から高校まで幅広い学年を受け入れていますが、留学生が新規入学できる主なタイミングは中等部・高等部開始時のGrade 8(日本の中学2年生に相当)となります。Grade 9~11への編入も若干名受け入れがありますが、その場合は欠員状況や学力適応が考慮されます。最終学年のGrade 12からの新規入学は基本的に認められていません。
学力・成績要件:出願時には前年度までの成績表(School Report)を提出する必要があり、安定した良好な学業成績が求められます。具体的な評定平均の基準は公表されていませんが、上位層の生徒が集まる難関校であるため主要教科で平均「4」(5段階評価)以上、またはGPA換算で3.0~3.5以上が一つの目安と考えられます。加えて、志願者の人柄や課外活動実績も重視され、Character Reference(人物評価書)の提出が求められます。推薦者は現在または過去の担任教師や部活コーチなど、応募者をよく知る第三者からの所見を書くことになっており、協調性・リーダーシップ・意欲等の側面が評価されます。
英語力要件:セント・ジョージズ・スクールでは公式のESL(英語補習)プログラムは用意していないため、入学時点で高い英語運用能力が求められます。母語が英語でない留学生でも授業についていけるだけのリスニング・スピーキング力、読み書き能力が前提となります。目安としてTOEFLやIELTSのスコア提出は義務づけられていませんが、TOEFL iBTで80点以上・IELTSで6.0以上の水準が望ましいでしょう(ただし公式には英語試験結果よりも、後述するSSATや面接での実力で判断されます)。学校側も応募者全員に対しオンライン面接を課していますので、その場でディスカッションが成立する程度の英語コミュニケーション力は必須です。
入学試験(SSAT):セント・ジョージズ・スクールを含む北米の名門私立校では、中高学段への入学希望者にSSAT(Secondary School Admission Test)のスコア提出が求められます。同校でも国内(カナダ・米国)からの出願者は自宅もしくはテストセンターでSSAT受験を、海外(日本を含む)からの出願者も各国の指定会場でSSAT受験を課しています。早期出願(Early Decision)では12月1日まで、通常出願(Regular Decision)では3月1日までにSSATを受験する必要があります。SSATは言語・数学・読解からなる学力適性試験で、同校への合格には偏差値に換算して上位層のスコアが求められると推測されます。なお、SSATの他に特定の科目試験やIQテスト等は課されませんが、合格者選抜は書類・テスト・面接を総合的に判断して実施されます。
その他の要件:健康状態については出願時に問診票の提出が求められ、持病やアレルギーの有無も確認されます。特別な学習支援(LDやADHD等)の必要がある場合は事前申告が必要ですが、同校では一定の学習多様性に対応可能なサポート体制も整えています。また8年生以下の低学年で出願する場合にはグループアセスメント(集団観察会)が行われ、集団活動への適応力や基礎学力を評価されます。
出願プロセス・必要書類
出願時期と選考スケジュール:セント・ジョージズ・スクールの新年度開始は毎年9月です。主要な出願受付開始は前年9~10月頃から始まり、ボーディング出願の早期締切は毎年12月1日、通常締切は3月1日となっています。早期出願(Early Decision)では12月までに出願を完了した受験者に対し、翌年1月中に結果通知が行われます。通常出願(Regular Decision)の場合は3月1日締切で、合否結果は3月中までに通知されます。定員に満たない場合には締切後も追加募集が検討されますが、一般的に募集枠は小さいため締切厳守が望ましいです。なお、デイ生応募(現地在住者対象)は締切が異なり、小学部主要学年は10月末、小学1~3年は1月末と定められています。留学生でデイプログラムに応募するケース(親族と同居など)は稀ですが、その場合は該当締切に準じます。
出願手順:まずオンラインで入学願書(Application Form)を提出します。願書には志望動機や興味分野、課外活動歴などを記入する欄があり、英語での記述が求められます。併せて以下の必要書類を所定の期限までに提出します:
- 最終成績表:前年度の成績表(年間の評定)
- 最新の成績表:出願時点の学期成績表(判明している最新のもの)
- 推薦状(Character Reference):教師またはコーチ等による人物評価書
- その他追加書類:応募者の活動実績を補強する資料(※ただし学校から特に要請があった場合のみ提出。賞状や写真など任意提出物は基本的に審査対象外)
書類審査を通過した志願者には、学校より面接案内の連絡が届きます。面接はオンライン(ビデオ通話)で実施され、応募生徒本人と保護者に対してそれぞれインタビューが行われます。内容は志願者の人柄や意欲、英語力を確認する質問が中心ですが、難解なものではなくリラックスした雰囲気でコミュニケーション能力を見る形式です。時差に配慮して日程調整してもらえるので、日本からの出願でも安心です。
並行して、前述のSSAT受験も指定期間内に各自で完了させ、公式スコアを学校に送信する必要があります。すべての審査ステップ(書類・面接・テスト)が終わり次第、合否結果が通知されます。合格した場合は指定期日までに入学意思の回答と入学金納入を行い、正式に入学手続き完了となります。なお、ボーディング応募は居住地が学校から30km以上離れている生徒が優先される方針があり(すなわち地元通学生ではなく遠方からの留学生を優先)、留学生にとって公平な選考枠が確保されています。
奨学金・財政支援制度
セント・ジョージズ・スクールでは、経済的な理由で学費負担が難しい優秀な生徒に対し学費援助(Financial Aid)を提供しています。同校は毎年総額200万カナダドル以上の財政支援を用意しており、4年生(小学4年相当)から12年生までの在校生が対象です。支給される奨学金(給付型)は基本的に家計状況に応じたニーズベースで、成績や課外功績によるメリットベースではありません。申請には専用の財務状況申告フォームを提出し、審査委員会が支給額を決定します。平均的な支給額は家庭収入に応じて年間数千~数万ドル程度で、採用されれば在学中毎年更新申請が可能です。
一方、少数ではありますがメリット奨学金(Entrance Scholarships)も存在します。これは特に優れた才能や成果を持つ新入生に対し、財政状況に関わらず授与されるものです。例えば学業オリンピックでの成績やスポーツ・芸術での突出した実績などが評価対象となります。ただし枠は限られており、一般には留学生よりも地元生徒が選ばれる傾向です。留学生の場合はまずNeed-basedの財政支援に応募する形になるでしょう。
留学生と奨学金申請:海外からの留学生もFinancial Aidの申請は可能ですが、カナダ国内の応募者と同一枠での競争となります。応募には家計収入・支出や資産状況の詳細な開示が必要です。奨学金申請締切は出願締切と同時またはそれ以前に設定されており、ボーディング志願者向けの財政支援申請締切は3月1日(レギュラーの場合)です。採否結果は入学合格と共に通知され、支給が決定した場合は学費の減免措置として反映されます。
カリキュラムと履修科目
セント・ジョージズ・スクールのカリキュラムは、ブリティッシュコロンビア州教育省の定める学習指導要領に準拠しつつ、独自の発展的プログラムを組み込んだ大学進学準備カリキュラムです。必修科目と選択科目のバランスが取れており、生徒の興味や将来目標に応じた柔軟な履修が可能です。また、高度な学習を望む生徒にはAPコースをはじめとする特化プログラムが用意され、語学サポートや評価制度も整っています。
教育課程の概要と必修科目
中等部(ジュニアスクール:幼~7年生)では基礎学力と探究心を養うカリキュラムが組まれています。主要教科(英語・数学・理科・社会)に加え、第二言語(フランス語など)や芸術、体育、情報教育など幅広い科目を履修します。探究型学習やプロジェクトも取り入れ、好奇心を育む工夫がなされています。小人数クラスで基礎の定着と学習習慣の確立に重点が置かれ、ここで培った土台が高学年での飛躍につながります。
高等部(シニアスクール:8~12年生)では、大学進学を見据えた高度な科目展開となります。8~10年生の間は州カリキュラムに沿ったコア科目(必修科目)の履修が中心です。具体的には英語(文学・ライティング)、数学、理科(科学一般や各分野基礎)、社会科(歴史・地理など)、第二言語(一般的にフランス語か中国語を選択)などが必修となります。これに加え、芸術(美術・音楽・演劇の中から選択)や体育・健康教育、さらにはADST(応用デザイン・技能・テクノロジー)と呼ばれる実技科目群も一定単位履修が義務付けられています。ADSTでは木工、金工、料理、コンピュータプログラミング、ビジネス基礎、メディア技術などから選択でき、実践的なスキルを身につけます。
11~12年生になると選択科目の比重が大きく増えます。卒業に必要な単位は州教育省が定める基準(一定の英語・社会・科学単位と選択単位計80単位以上など)を満たす必要がありますが、その範囲内で生徒は自分の進路希望に合わせた科目を選択します。例えば理系志望なら高度数学、物理、化学、生物などを履修し、文系志望なら高度英語、歴史、経済、政治学などを選ぶ形です。必修として全員が履修するのは英語(English Studies 12)とキャリア教育科目程度で、それ以外はかなり自由度が高いカリキュラム編成となっています。特に12年生では時間割の半分以上が選択科目という生徒も多く、自身の興味分野を深く追求できるのが特長です。
選択科目と特色あるプログラム
セント・ジョージズ・スクールの選択科目の充実ぶりは圧倒的です。開講コースは100種類以上にも及び、理数系から人文社会、芸術、体育、技術まで幅広い分野を網羅しています。中でもハイレベルな学習を求める生徒のためにAP(Advanced Placement)コースが25科目以上用意されています。APは大学レベルの内容を高校在学中に履修し、5月に実施されるAP試験で所定の成績を収めれば大学の単位認定も可能になるプログラムです。セント・ジョージズでは以下のようなAP科目が開講されています:
- STEM系:AP微積分AB・BC、AP統計、AP物理1・2、AP化学、AP生物、AP環境科学、APコンピューターサイエンスA
- 人文・社会系:AP英語(言語&文学)、APフランス語、APスペイン語、AP中国語、APラテン語、AP日本語、AP世界史、AP米国史、AP比較政府政治、AP人文地理、AP心理学、AP経済(マクロ・ミクロ)
- 芸術系:APスタジオアート(2Dデザイン、3Dデザイン、ドローイング)、AP美術史、AP音楽理論
※開講科目は年度によって若干異なる場合があります。
これらAPクラスでは高度な内容を少人数かつ双方向型で学ぶため、知的好奇心旺盛な生徒にとって大きな刺激となります。実際、同校の生徒は在学中に複数のAP試験に合格するケースも多く、累計600件以上のAP試験合格実績を誇っています(AP Scholar受賞者数も多数)。このように高難度科目に挑戦できる環境が、大学進学後のアドバンテージにもつながっています。
また、特色プログラムとしては10年生対象の「ディスカバリー10(Discovery 10)」というユニークなコースがあります。これは通常の社会科や体育のカリキュラムを、先住民文化学習・環境学習・アウトドアリーダーシップ育成に重点を置いた特別編成に置き換えたもので、定員20名の選抜プログラムです。参加生徒は年間50日以上教室の外に飛び出し、キャンプやカヌー、登山、スキーなどの野外活動を通じてチームワークやリーダーシップを学びます。このようなプログラムは成績評価だけでなく人間的成長を促す貴重な機会となっており、多くの生徒が「最も思い出に残る経験」として挙げています。
さらに、課内の学びを補完・強化する競技会や研究プロジェクトも盛んです。数学競技会や科学オリンピックへの参加者育成、ディベート大会やモデル国連での活躍、ビジネスプランコンテストへの挑戦など、生徒の興味に応じて教員がメンターとなり指導しています。こうした取り組みを通じ、セント・ジョージズの生徒は学問への情熱と探究心を一層深め、自信を持って次のステージへ羽ばたいています。
言語サポート(ESLなど)
セント・ジョージズ・スクールには公式のESL(英語補習クラス)は設置されていません。これは、前述の通り入学段階で相応の英語力を持った生徒を選抜しているためであり、他の一部私立校のような集中英語コースはありません。しかしながら、留学生への言語サポートが全くないわけではありません。通常の授業内で教師が個々の理解度に目を配り、必要に応じて放課後に個別指導やチュータリングを行うなどの配慮がなされています。また、英語が母語ではない生徒向けの学習スキル講座や、エッセイライティングのサポートセッションなども課外で提供されることがあります。図書館には英語学習の参考書や語彙強化教材も揃っており、生徒は自主的に英語力を補強できます。
さらに、生徒同士の助け合いも奨励されています。留学生には英語ネイティブのクラスメートがピア・チューター(学習パートナー)として付く制度があり、日々の宿題や試験対策で協力し合う文化が根付いています。これにより留学生も孤立することなく英語力・学力双方を伸ばすことができています。もちろん授業はオールイングリッシュで高度な内容が展開されるため苦労もありますが、その分実力がつきやすく、卒業時にはほとんどの留学生が英語ネイティブと遜色ないコミュニケーション力を身につけています。セント・ジョージズでの学びは英語漬けの環境で自らを磨く絶好のチャンスと言えるでしょう。
成績評価と単位制度
成績評価方法:生徒の学業成績は各科目担当教師により評価され、定期的に成績表(Report Card)で通知されます。評価は百分率と対応する成績評語(A~F)で示され、90%以上が「A」、80%以上が「B」相当となる一般的な基準です(科目や学年により多少異なる場合あり)。加えて、各教科での学習態度や課題提出状況についても教員からコメントが付され、保護者にフィードバックされます。中間・期末試験や大きなプロジェクトの結果は科目最終評価に反映され、優秀な成績を収めた生徒は学年末に表彰されます。
単位制度と卒業要件:ブリティッシュコロンビア州の高校卒業資格(Dogwood Diploma)を得るには、Grade 10~12の3年間で計80単位以上を取得する必要があります。必修科目として英語、数学、科学、社会、キャリア教育、体育、芸術/応用技能分野から定められた単位を修得し、加えて選択科目単位を積み上げます。セント・ジョージズ・スクールでは州基準を満たす以上の科目履修を奨励しており、多くの生徒は在学中に必要単位数を上回るクレジットを取得します。特にAP科目に合格すると大学進学後に単位認定が可能なため、生徒にとって大きなメリットとなります。
卒業プロジェクト:BC州ではGraduation Literacy & Numeracy Assessment(卒業時リテラシー・計算力評価)やCapstone Project(集大成プロジェクト)の実施が課されています。セント・ジョージズの生徒もこれらに取り組み、最終学年で各自の関心に基づく研究発表やボランティア活動報告などのプロジェクトを完遂します。これらは単なる形式的要件に留まらず、生徒が高校生活で培った力を示す集大成として重視されています。教師陣もメンターとして指導に当たり、生徒の進路分野に沿ったテーマ選定を助けています。
全体として、セント・ジョージズ・スクールの評価・単位システムは州基準に準じつつ、生徒の挑戦を後押しする柔軟性を備えています。在校生は厳格でありながらサポートの行き届いた環境で学業を全うし、卒業時には確かな実力と自信を身につけています。
学生生活とキャンパス環境
バンクーバー市街に近接する広大なキャンパス: セント・ジョージズ・スクールのシニアキャンパス(画像手前)とジュニアキャンパス(画像奥)は高級住宅街に位置し、UBC(ブリティッシュコロンビア大学)にも隣接する立地です。都市の利便性と豊かな自然環境を兼ね備えた恵まれたロケーションが特徴です。
キャンパスの概要:セント・ジョージズ・スクールはバンクーバー市西部、中心部から車で15分ほどの緑豊かな住宅街にキャンパスを構えています。シニアスクール(中高等部)とジュニアスクール(小等部)のキャンパスは通りを挟んで数ブロック離れていますが、専用シャトルやスクールバスで行き来が可能です。シニアキャンパスは約19エーカーの敷地に教学施設とスポーツ施設が広がり、ジュニアキャンパスも約7エーカーの敷地を有します。キャンパス内には近代的な校舎のほか、天然芝のグラウンド、多目的体育館、テニスコート、屋内プール、最新設備の科学実験室、図書館・メディアセンター、アートスタジオ、劇場型の講堂(Sung Family Auditorium)などが完備されています。特に講堂は本格的な舞台設備を備え、年間を通じて音楽コンサートや演劇公演、講演会などが開催されています。また新設のパフォーミングアーツセンターでは防音仕様の音楽室や録音スタジオも用意され、芸術活動に打ち込める環境が整っています。
寮施設(Harker Hall):留学生や遠方からの生徒が生活する男子寮「ハーカーホール」はシニアキャンパス内に位置しています。定員は約110名で、現在は約80~100名のボーディング生が共同生活を送っています。寮は3階建てで学年により居室構成が異なり、8~9年生は3~4人部屋で1フロア最大30名ほど、10~11年生は2人部屋が中心で2部屋(4人)ごとにシャワー・洗面を共有、12年生になると多くの部屋が個別バスルーム付きの2人部屋となります。各フロアにはハウスファミリー(寮親)が常駐し、リビングルームや簡易キッチンが設けられて家庭的な雰囲気の中で生活できます。共用設備として食堂、レクリエーションルーム(テレビ・ビリヤード台あり)、自習室、ランドリールーム、屋外バーベキューエリアなどがあり、生徒が快適に暮らせる環境が整っています。食事は平日は一日3食、週末はブランチとディナーの計2食が提供され、栄養バランスに配慮したメニューが用意されています。宗教的・アレルギー対応の特別メニューもリクエスト可能です。
滞在方法(ホームステイ等):原則として留学生はHarker Hallの寮生活が義務づけられています。ただしバンクーバー近郊に親族がいる場合や保護者の仕事の都合で現地に同行できる場合などは、デイ生(ホームステイ等で通学)としての在籍も認められることがあります。その際には学校指定の後見人(ガーディアン)を立てる必要があり、保護者不在時の緊急連絡先や生活支援体制を確保することが求められます。一般に、同校の留学生はほとんどが寮に入りますが、一部の日本人留学生は親とともに現地に滞在したり、親族宅から通学するケースもあります。いずれの場合も学校生活への参加度やサポート体制に差はなく、安心して学べる環境となっています。
1日のスケジュール(寮生の例):平日の朝は7時半頃に起床し、食堂で朝食をとります。8時過ぎからHR(ホームルーム)と授業が始まり、午前中に2~3コマの授業を受けます。昼食はカフェテリアで友人や先生と談笑しながらとり、午後の授業や実験・選択科目に臨みます。15時半頃に全ての授業が終了した後は、課外活動(クラブ活動やスポーツ練習)の時間です。多くの生徒は季節ごとのスポーツチームや文化部に所属しており、17時半頃までグラウンドや体育館、各部室で活動します。夕食は18時前後に寮生全員でいただき、その後19~21時は自習時間(Evening Study Hall)となっています。専任の学監やチューターの指導の下、宿題や予習復習に取り組みます。21時以降はシャワーや自由時間となり、共用ラウンジでテレビゲームをしたりおしゃべりを楽しむ生徒もいます。消灯時間は学年によって異なりますが、高学年で22時半、下級生は22時までには就寝し翌日に備えます。週末は起床・就寝時刻がやや緩やかになり、土曜には試合や課外活動のイベント、日曜にはショッピングモールへの外出やリラックスしたフリータイムが設けられています。
キャンパスの雰囲気と安全対策:キャンパス内は終日活気に溢れ、生徒たちは皆メリハリのある学校生活を送っています。制服(ブレザー・ネクタイ着用)はきちんと整えられ、礼儀正しく挨拶を交わす態度からは名門校の誇りが感じられます。一方で休み時間には芝生の上で寝転んだりバスケットボールで遊ぶ姿も見られ、和やかな男子校らしい雰囲気もあります。安全面では、キャンパス出入口にセキュリティスタッフが配置され、来訪者は受付でチェックインする体制を敷いています。寮生の外出には許可が必要で、夜間は寮監が見回りを行い生徒の所在を確認しています。バンクーバー自体も治安の良い都市ですが、緊急時には24時間体制でスタッフに連絡できるしくみがあり、保護者への速やかな連絡・対応も保証されています。医療面では学校にヘルスサービス部門があり、看護師が在勤して日々の健康管理や簡易な手当てを行います。必要な場合は近隣の病院と連携して診療を受けさせるなど、万全のサポートが用意されています。
課外活動・クラブ:セント・ジョージズ・スクールの課外活動は非常に盛んで、50以上のクラブと35以上のスポーツチームが活動しています。生徒の約80%が何らかの競技チームに所属し、成績優秀な生徒も運動や趣味に積極的に取り組むのが文化となっています。主要スポーツ種目はラグビー、バスケットボール、サッカー、陸上、クロスカントリー、バドミントン、テニス、バレーボール、アイスホッケー、野球、ゴルフ、スイミング、水球、ボート(クルー)など多岐にわたり、冬季にはスキー・スノーボードやカーリングのチームもあります。特にラグビーは伝統的に強豪で、州大会優勝の常連です。スポーツ以外ではディベート部、モデルUN、ロボティクスクラブ、囲碁・チェスクラブ、ジャズバンド、合唱団、ボランティアクラブ、パブリックサービス(社会奉仕)クラブ、起業家クラブ、写真クラブなど枚挙にいとまがありません。これらは昼休みや放課後に定期的に集まり活動しており、生徒は興味に応じていくつでも掛け持ち参加できます。また、デューク・オブ・エディンバラ賞(英国発の課外活動奨励制度)にも多くの生徒が挑戦しており、課外活動・ボランティア・冒険旅行などの要件を満たしてゴールドレベルを取得する生徒もいます。このようなクラブ活動への積極参加はリーダーシップやチームワークを育む機会となり、大学出願時の課外実績としても高く評価されます。
雄大な自然を舞台にしたアウトドア教育:セント・ジョージズ・スクールの生徒たちは、定期的に実施される野外遠征でハイキングやキャンプなどに挑戦します。写真は山岳トレッキングに参加した生徒グループで、豊かな自然の中で協調性やリーダーシップを磨いています。
アウトドア教育:セント・ジョージズ・スクールでは伝統的にアウトドア教育(野外活動)がカリキュラムの一環となっており、1年生から10年生まで段階的な屋外体験プログラムが組み込まれています。小学低学年では日帰り遠足で自然観察を行い、中学年ではキャンプでの集団生活、高学年になると数日間のカヌー遠征やハイキング合宿などに発展します。特に10年生の希望者対象「Discovery 10」プログラムでは年間55日以上を野外で過ごし、雪山でのバックカントリースキーやロッククライミング、沿岸でのシーカヤック遠征など本格的な冒険活動に挑みます。これらの経験は生徒に自己挑戦の精神と環境への責任感を教え、仲間との強い絆を育む貴重な機会となっています。バンクーバー近郊は山・海・川と自然の宝庫であり、その地の利を最大限に活かした教育プログラムはセント・ジョージズならではの魅力です。
総じて、セント・ジョージズ・スクールの学生生活は勉強・スポーツ・趣味の全てに熱中できる充実した日々です。厳しさと楽しさが共存する環境の中、生徒たちは生涯忘れ得ぬ思い出を刻みながら人格的にも大きく成長していきます。
留学生サポート体制
セント・ジョージズ・スクールでは海外からの留学生が円滑に学校生活へ溶け込めるよう、様々なサポート体制が整えられています。学業面・生活面・精神面にわたり手厚い支援が提供され、保護者も安心してお子様を預けることができます。
留学生向けオリエンテーション:新年度開始前には、新入生(特に留学生)を対象としたオリエンテーションプログラムが実施されます。キャンパスツアーやクラス分けテスト、生活ルールの説明などが行われ、生徒は事前に学校の仕組みを理解できます。また上級生ボランティアがピアメンターとして新入生をサポートし、学校初日に「誰も知り合いがいない」状況にならないよう配慮されています。実際に留学生同士や現地生徒との交流イベントも早期に企画され、"Welcome to St. George's"という歓迎の雰囲気の中で新生活をスタートできます。
学習・進路サポート:留学生だからと言って学習面で不利益を被ることはありません。各科目の教師が個別相談に応じてくれるのはもちろん、パーソナルカウンセリング部門やチュータリング制度も充実しています。苦手科目がある場合には放課後に補習を組んでもらえたり、ネイティブ生徒がボランティアで勉強を見てくれたりします。大学進学指導においても、留学生向けにTOEFL等の情報提供やSAT受験が必要な場合のアドバイスなど、志望進路に応じたサポートを受けられます。願書作成ではエッセイの英語表現についても指導があり、海外大学出願にも精通したカウンセラーが丁寧にバックアップしてくれます。
生活面のサポート:寮生活では、ハウスペアレント(寮親)をはじめとする常駐スタッフが24時間体制で生徒を見守っています。困ったことやホームシックなど何でも相談できる頼もしい大人の存在があり、緊急時にもすぐ対応してもらえます。寮内では年長の先輩がプリフェクト(寮長生)として下級生をサポートする制度もあり、年齢を超えた兄弟のようなコミュニティが形成されています。学校全体でも「コミュニティ・オブ・ケア(思いやりの共同体)」と呼ばれる支援ネットワークが機能しており、教職員・カウンセラー・ハウスペアレント・メンター生徒が一丸となって一人ひとりの留学生を支えます。また、定期的に行われる国際生徒ミーティングでは、留学生同士が情報交換したり悩みを共有したりする場が設けられ、国籍の異なる仲間とも連帯感を育めます。
日本語対応・緊急対応:セント・ジョージズ・スクール自体には日本語が話せるスタッフは常駐していないため、基本的なコミュニケーションは英語になります。
保護者向けサポート・報告:留学中のお子様の様子を知りたい保護者の方向けに、同校では定期報告書を発行しています。成績や出欠状況だけでなく、生活面でのコメントや課外活動の参加状況なども含め、ターム(学期)毎に詳細なレポートが郵送またはオンライン送信されます。保護者は学校のポータルサイト(SGSサイト)にアクセスすることで、リアルタイムでお子様の成績情報や学校からのお知らせを確認することも可能です。また、担任や寮監とはメール等で直接連絡を取り合うことができ、何か心配事があればすぐに相談できます。
総じて、セント・ジョージズ・スクールの留学生支援は非常にきめ細やかです。「家族の一員」として温かく迎え入れる校風の下、異国から来た生徒たちも孤立することなく充実した学校生活を送っています。学業面・生活面で困難に直面しても、多方面からのサポートによって乗り越えられる体制が整っており、留学生・保護者双方にとって安心できる留学環境と言えます。
進学実績と卒業後の進路
セント・ジョージズ・スクールの卒業生たちは、その恵まれた教育環境と努力の成果により、毎年素晴らしい進路実績を残しています。大学進学率は100%を誇り、カナダ国内のみならず世界各国の名門大学へと巣立っていきます。以下では進学状況の概要と主な合格大学、さらに卒業生の活躍例や進路指導体制について紹介します。
大学進学率:100%(全卒業生が4年制大学に進学)
主な進学先大学(合格実績):
- カナダ国内:ブリティッシュコロンビア大学(UBC)、トロント大学、マギル大学、マックギル大学、クイーンズ大学、ウェスタン大学、ブリティッシュコロンビア工科大学(UBC Okanagan含む)、ウォータールー大学など
- アメリカ:ハーバード大学、イェール大学、プリンストン大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)、カリフォルニア大学バークレー校、ロサンゼルス校(UCLA)、ペンシルベニア大学、シカゴ大学、デューク大学、ジョンズホプキンス大学など
- イギリス他海外:オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン、LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)、エディンバラ大学、シドニー大学(豪州)等
※上記は近年の主な合格校の例です。毎年、北米と欧州を中心に幅広い国の大学への進学者が出ています。
特筆すべきは、トップレベル大学への進学割合の高さです。卒業生の約3割はアメリカのアイビーリーグや同等レベルの大学に進学し、約1割はイギリスの名門大学に進学しています。残りの大多数もカナダ国内の最難関大学に進み、その多くが第一志望の進路を実現しています。また、毎年複数の卒業生が合計で数百万ドル規模の奨学金オファーを受け取っており、学業・スポーツ・リーダーシップ等で卓越した成果を示した生徒が評価されていることがわかります。
進路指導体制:前述のように、同校には大学進学カウンセリングの専門スタッフがおり、生徒一人ひとりに合わせたサポートが行われます。高等部では11年生から個別面談が始まり、志望大学群の選定、必要なテスト(SAT/ACT/TOEFL等)の確認、課外活動履歴の整理、エッセイ指導、面接練習まで、丁寧に指導を受けることができます。特にアメリカや海外大学への出願に関しては、卒業生ネットワークや提携コンサルタントから最新情報を収集し、適切なアドバイスが提供されます。また大学進学以外の進路として、ギャップイヤー(卒業後に1年間の社会経験)を計画する生徒や家業を継ぐ生徒に対しても、それぞれに応じたキャリア相談がなされています。セント・ジョージズの教育方針は単に大学合格だけをゴールとせず、「卒業後に社会に出てから活躍できる良き男性を育成する」ことにあります。そのため、生徒のキャリア形成を長期的視野で支援する体制が築かれており、OBとの交流イベントや企業見学会なども催されています。
著名な卒業生の紹介:セント・ジョージズ・スクールは90年以上の歴史の中で各界に優れた人材を輩出してきました。例えばパトリック・ムーア氏(1960年代卒)は環境保護団体グリーンピースの創設メンバーの一人であり、環境活動家として世界的に知られています。また、ニコラス・ツェー(謝霆鋒)氏(1998年卒)は香港出身の俳優・歌手で、アジア圏で絶大な人気を誇るエンターテイナーです。韓国系カナダ人のヒップホップアーティストTablo(本名リー・ソンウン)氏も一時在籍しており、後に韓国の人気グループEpik Highのメンバーとして音楽界で成功を収めました。その他にも、カナダの政財界で活躍する実業家や政治家、オリンピック出場選手、著名な芸術家など、数多くの卒業生が国内外で功績を残しています。8,000名を超える同校の卒業生ネットワークは非常に結束が強く、毎年同窓会(Old Boys Association)を通じて在校生へのメンタリングや奨学基金の支援なども行われています。
このように、セント・ジョージズ・スクールでの学びは卒業後の進路において大きな実を結んでいます。在校中に培われる学力・人格・リーダーシップは卒業後も社会で高く評価され、多くのOBが各分野で指導的役割を担っています。同校で過ごす年月は、将来の可能性を大きく広げる「人生の土台作り」の期間と言えるでしょう。
入学手続きと留学準備
最後に、セント・ジョージズ・スクールへの具体的な入学手続きと留学準備についてまとめます。出願から渡航、入学後のフォローまで一連の流れを把握し、万全の準備を整えることで、成功する留学体験への第一歩を踏み出しましょう。
出願スケジュールと締切
- 募集開始:出願年度の前年9月頃からオンライン願書受付開始
- 早期出願締切(ボーディング8~11年生):毎年12月1日(結果通知:1月中)
- 通常出願締切(ボーディング8~11年生):毎年3月1日(結果通知:3月中)
- 願書締切(デイ生主要学年):Kindergarten & Grade4-11は10月末、Grade1-3は1月末
- 奨学金・財政支援申請締切:ボーディング出願者の場合3月1日まで(デイ生は12月1日まで)
留学生にとっては早めの出願準備が肝要です。一般的にボーディング枠は定員が限られており、早期出願(Early Decision)で席が埋まってしまう可能性もあります。従って、9~10月頃までに必要書類とテスト準備を整え、可能であれば12月1日のEarly Decision締切に間に合うよう出願することをおすすめします。早期出願で合格すればその後の準備に余裕が生まれますし、不合格でも通常出願(Regular)で再チャレンジすることもできます。なお、締切日以降も空きがある場合は出願を受け付けることがありますが、枠が非常に限られるため、公式には「遅れて出願する場合は事前にお問い合わせください」と案内されています。
ビザ申請・渡航準備
学生ビザ(Study Permit)の取得:セント・ジョージズ・スクールに合格し入学手続きを終えた留学生は、カナダ入国に必要な就学許可(Study Permit)を取得する必要があります。学校から発行される入学許可証(Letter of Acceptance)を用いて、日本国内のカナダ大使館またはオンラインでビザ申請を行います。申請には入学許可証の他、パスポート、証明写真、財政能力証明(銀行残高証明など)、過去の成績証明、一部の年齢では無犯罪証明書や健康診断結果などが必要です。申請プロセスは通常4~8週間程度かかるため、春頃までには手続きを開始するのが望ましいでしょう。「成功する留学」ではビザ申請書類の作成サポートや提出代行も行っていますので、不安な場合はぜひご相談ください。
航空券・渡航計画:新学期開始(9月初旬)の少し前に登校できるよう、夏休み中に渡航します。学校指定の新入寮生登校日が例年8月末~9月初頭に設定されており、その日に合わせて航空券を手配します。同じバンクーバー行きのフライトにセント・ジョージズ入学予定の他の日本人生徒が乗ることも多く、事前の顔合わせが行われる場合もあります。保護者の方も可能であれば渡航に同行し、入寮やオリエンテーションに立ち会われると安心です。バンクーバー国際空港到着後は学校の出迎えサービスまたはホームステイ先・寮スタッフの出迎えでキャンパスまで移動します。
持ち物と準備事項:カナダでの高校生活に必要な持ち物として、制服一式(指定購入品)、ノートパソコン、文具類、生活用品(衣類・洗面用具)などを準備します。制服やスポーツウェアは基本的に現地調達(学校の指定ショップにて購入)となります。日本から持参した方が良いものは、常用薬(頭痛薬・胃腸薬など)や、日本語の学習参考書(国語・数学など必要に応じて)でしょう。また、現地の気候に合わせて防寒着や雨具も忘れずに用意します。バンクーバーの冬は雨が多いので、防水ジャケットや長靴があると便利です。
保険加入:留学生はカナダ滞在中の医療保険への加入が義務づけられています。ブリティッシュコロンビア州の公的医療保険(MSP)は6ヶ月以上滞在する留学生も加入できますが、適用開始に3ヶ月の待機期間があるため、来加直後の期間をカバーする民間保険にも加入しておくと安心です。学校側でも指定の留学生保険プランを案内してくれる場合がありますので、その場合は指示に従って加入手続きをしてください。
事前準備プログラム
プレ留学英語研修:英語力に不安がある生徒向けに、入学前の夏休みに短期の語学研修プログラムを受講することが効果的です。カナダ国内の語学学校が主催するサマー英語研修や、他都市のボーディングスクールで行われるESLサマーキャンプに参加することで、渡航後の英語環境にスムーズに適応できます。セント・ジョージズ・スクール自体は公式のプレコースは提供していませんが、希望者には学校が提携する語学学校の紹介をしてくれることもあります。
オンライン課程の履修:一部の科目(特にカナダの社会科や先住民文化に関する内容など)について、日本の学校で未履修の場合は、入学前にオンラインコースで履修しておくと良い場合があります。ブリティッシュコロンビア州教育省のオンライン学習プラットフォームを利用し、必要単位を補填することも可能です。これは個別のケースによるため、必要であれば学校側と相談して計画を立てます。
オリエンテーション:新学期直前には留学生向けの特別オリエンテーションが数日間にわたって実施されます。ここでは生活ルールの説明、校内施設案内、銀行口座開設サポート、制服採寸・購入、授業登録手続きなどが一括して行われ、新入留学生が戸惑うことなく本格的な学校生活を始められるよう配慮されています。また、この期間中に先輩留学生との交流や、市内観光を兼ねたフィールドトリップも企画され、バンクーバーでの生活に親しむ機会となります。慣れない土地での新生活スタートは誰しも不安があるものですが、学校スタッフとメンター生徒が温かく迎えてくれるので心配はいりません。
「成功する留学」によるサポート内容
「成功する留学」では、セント・ジョージズ・スクールへの留学を志望する皆様に対し、出願前の相談から入学後のフォローまでトータルサポートを提供しています。経験豊富なカウンセラーが一人ひとりの状況に合わせて親身に寄り添い、以下のような支援を行っています。
- 学校選び・出願支援:セント・ジョージズ・スクールの最新情報や出願要項をご案内し、願書の書き方指導、必要書類(推薦状や成績証明)の準備サポートを行います。英語エッセイの推敲や、オンライン出願フォーム入力のチェックなど細部までサポートします。SSATや英語試験対策についてもアドバイスし、対策講座のご紹介も可能です。面接対策では想定質問の練習を日本語・英語双方で実施し、自信を持って本番に臨めるようお手伝いします。
- ビザ申請・渡航手配サポート:学生ビザ(Study Permit)の申請書類作成から提出までを丁寧にサポートします。英語の書類作成が不安な場合もお任せください。渡航時期のご相談、航空券・留学生保険の手配、現地空港出迎えサービスの手配など、渡航準備に関するあらゆる面をサポートします。
- 渡航前オリエンテーション:出発前に日本国内でオリエンテーションを実施し、カナダでの生活情報、到着後の流れなど詳しくご説明します。同時に、不安や疑問に思っていることを一つ一つ解消し、万全の気持ちで旅立てるよう支援します。
このように「成功する留学」では、留学前・留学中・留学後のすべての段階で充実したサービスを提供し、皆様のセント・ジョージズ・スクール留学の成功に向けて全力でサポートいたします。セント・ジョージズ・スクールは素晴らしい教育環境と機会を与えてくれる学校ですが、そのチャンスを最大限に活かすためには周到な準備と支えが不可欠です。私たちと一緒に準備を進め、自信を持ってグローバルな学びの場へ飛び込みましょう。素晴らしい未来への扉が開かれることを心より願っております。
St. Andrew's College(セント・アンドリューズ・カレッジ))について詳しく聞いてみよう!
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