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Step1:情報収集

留学期間を決める

留学する期間を決めようとする場合、すでに社会人として仕事を持っている人なら、せいぜい1週間か長くて2週間までが一般的でしょう。学生が夏休みや春休みを利用して短期語学研修に参加する場合も期間が制限されます。そういう場合は、短期間で成果があげられるホームレッスンや、短期集中コースで集中的に学び、「留学」というより「休暇」のひとつのあり方として、割り切ってのんびり過ごすこともよいかもしれません。

留学期間を決める

期間を考える必要があるのは、留学するために会社を退職したり、学校を休学・退学したりする人のケースです。留学にはさまざまな目的が考えられるから、この期間行くとよい、と言い切れるものではありませんが、目的を語学の習得に絞った場合、どれくらいの期間留学すれば、どれくらいの成果が上がるかという目安を示すことはできます。

「語学ができるようになりたい!」と願って留学するなら、具体的な目標を持ちましょう。どのレベルまで"できる"ようになりたいのか、それをある程度描いておきたいもの。レベルはさまざまですが、ここでは、目安として次の4つをあげてみました。

  • 旅行中に必要な会話ができる
  • 日常会話は問題なくこなせる
  • 専門コースが受講できる
  • ビジネスシーンで活用できる英語力をつける

日本人は文法に強く、会話に弱い

日本の英語教育は読み書き、和文英訳が中心で会話はあまり得意ではない人が多い傾向。しかし、反対に文法がある程度身についているので、留学をして、レベル分けのテストをすると初級か中級レベルに入れられる人がほとんどです。初級の下には入門(Beginner)というクラスもありますが、義務教育を終えている日本人がこのレベルに入ることはあまりありません。

ペーパーテストによって中級に入れられてしまうと、会話ができなくて苦労するケースが多いものです。周りのヨーロッパ人学生がよく話すので、自分ができないと思ってしまうのですが、それは会話部門だけでの話。文法は日本人のほうが優れている場合が多いのです。つまり、日本人は、文法に強く、会話に弱いという図式ができあがっているのです。それを頭に入れて、どのくらいの期間でどのくらいの語学力が身につくかを考えてみましょう。

初級レベル(Elementary)とは?

初級レベルの英語力というのは、日本の公立中学で英語を5段階評価の2~3で修了した人と考えてよいでしょう。会話にはまったく自信がなく、文法はごく基本的なところはなんとかわかる、といったレベルです。

中級レベル(Intermediate)とは?

最初に中級に入れる人は、高校や大学でも英語を学び、ある程度英語力(文法)に自信がある人。英語を学んでいて、しかも得意分野、英語は好き、という人は、中級の上レベルなどに入れられてしまうケースもあります。
たいていの学校では、中級レベルは、中級の下(Lower Intermediate)、中級の上(Upper Intermediate)に分かれていることが多いです。中級の下(Lower Intermediate)レベルは、1) の旅行先での会話に困らない程度の英語力、中級の上なら、2) 日常会話はこなせるレベル。クラスメイトはかなり英語に慣れている人達ばかりになります。ホストファミリーとの日常の意志疎通には困らないし、ショッピングもレストランも大丈夫というレベルです。

最初の3ヵ月は聞くことからはじめる

3ヵ月以降は、できるだけ語彙力をつけ、頭の中で考えた文章を英語にする作業をすることになります。何かを表現したいときに一番必要なのが単語力なのです。英語留学の期間をまず3ヵ月と設定する人が多いのは、ひとつには3ヵ月を越えなければビザや滞在許可証の手続きが不要である国が多いからですが、3ヵ月が最初の節目でもあるからなのです。3ヵ月まではいやいやクラスに出ていた人も、先生の話す英語がわかるようになると、勉強がおもしろくなってくるはず。もちろん英語が大好きで留学した人なら、3ヵ月でリスニング、スピーキングの力をかなり上げることができます。

また、3ヵ月も同じ学校で勉強していると、その環境に慣れてくると同時に飽きてくることも多いものです。もちろん、同じ学校で勉強を続けてもよいのですが、もし、他の学校への転校を考えたり、他の街に移りたいと気が変わったりすることもあります。語学学校の延長・転校の手続きは現地でもできるので、長期間申し込むよりも最初の3ヵ月だけ申し込んでおいて、様子を見たほうが無難かもしれません。

6ヵ月が語学留学の見極め地点

語学留学は、できれば6ヵ月をひとつの節目として計画したいものです。6ヵ月あれば英語が苦手だった人でも一通り話せるようになるからです。勉強を続けて6ヵ月たつと、自分がこの先どれくらい英語ができるようになるか、およその見当がついてきます。つまり6ヵ月目は、自分の留学計画見直しの節目となるのです。ここで中級レベルに上がっていたら、あと少しで専門コースやコミュニティカレッジ入学のレベルに達します。
6ヵ月後に中級レベルに上がっていなかったら、留学生活をちょっと振り返ってみる必要があります。この6ヵ月間、真面目に宿題や予習・復習をして休まず学校に通ったでしょうか?努力して中級の中レベルまでたどり着いた人は、ここが踏ん張りどころ。中級レベルは、たいがい脱出に長い時間を要するからです。ここから抜け出して中級の上レベルに行けば、ぐっと視界が開けてきます。遅くともスタートから8ヵ月以内に中級の上クラスまで到達したいものです。

6ヵ月を過ぎたら検定試験などで力試しをする

もちろん、すべての人が初級からのスタートとなるわけではありません。高校で英語の成績がよかった人は中級からスタートできるでしょうし、大学や短大で英語を専攻している人なら上級からのスタートとなるでしょう。中級の上レベルから最上級クラスを修了するまでの期間には、かなり個人差があり、とんとん拍子に実力を高められる人もいれば、上級クラスで長く足踏みしてしまう人もいます。一般的に、単語力がなかった人が中級でなかなか先へ進めず、論理的に文章を書くのが苦手な人が上級で苦労するようです。つまり、上級クラスになれば、先生の指導にしたがって聞く、話す、読む、書くの勉強だけにとどまらず、かなり難しい文章を解釈したり、自分の考えを論理的に英語で表現したりしなければならないのです。そこを修了すれば、現地の大学に入れるくらいの英語力になっているということになるので、レベルの確認のためにも、TOEFLやTOEIC、ケンブリッジ検定など、各種の英語検定を受けてみるとよいでしょう。

長期留学する場合、3ヵ月目で自分の勉強ぶりを見直してみましょう。6ヵ月目には自分の語学学習の適性を見直し、次の3ヵ月で到達すべき目標を設定しましょう。9ヵ月目になった時、自分が6ヵ月目に立てた目標を達成できていれば、留学は大成功と言えるのです。

留学準備の手順まとめ

  • 1.学校情報を収集する
  • 2.コース開講状況や参加条件を読み解く
  • 3.入学願書に記入/オンライン入力
  • 4.宿泊先を申し込む
  • 5.費用を支払う
  • 6.書類を送付
  • 7.渡航手続き
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