クイーンズランド大学(The University of Queensland)進学ガイド

クイーンズランド大学(The University of Queensland、略称UQ)は、1909年設立のオーストラリア屈指の名門州立大学です。ブリスベン川に三方を囲まれた美しいセントルシアキャンパスは「世界で最も美しいキャンパスの一つ」と評され、歴史的な砂岩建築と最新の研究施設が調和しています。Group of Eight(豪州八大学盟約)の一員として、世界トップクラスの研究実績を誇り、HPVワクチンの開発など社会に大きな影響を与える成果を生み出し続けています。
- 1. ランキングで見るThe University of Queenslandの評価【2025-2026年最新版】
- 2. The University of Queensland(UQ)が選ばれる5つの理由
- 2-1. 世界トップクラス × 州立のコストパフォーマンス
- 2-2. ブリスベン川を望む美しいキャンパス
- 2-3. 世界をリードする研究への参加機会
- 2-4. 充実した学生サポート体制
- 2-5. 高い国際性と多文化環境
- 3. 人気専攻とアカデミックの強み
- 4. 入学条件と出願情報(本科進学)
- 5. 学費と生活費(目安)
- 6. キャンパス環境と施設
- 7. 住まいと食事
- 8. 卒業後の進路とキャリア支援
- 9. The University of Queenslandの付属語学学校・ファウンデーションコースの紹介
- 10. 日本人向け進学ルート ― UQへスムーズに進む方法
ランキングで見るThe University of Queenslandの評価【2025-2026年最新版】
The University of Queenslandは、その卓越した研究実績と教育の質により、世界の主要大学ランキングで毎年安定して上位にランクインしています。特に生命科学、環境科学、鉱山工学、スポーツ科学といった分野においては、グローバルリーダーとしての地位を確立しています。
総合ランキングと評価ポイント
ランキング名 | 総合順位(2025-2026) | 評価の焦点 | 出典 |
---|---|---|---|
QS世界大学ランキング | 世界42位 | 学術評判・雇用者評価・国際性 | topuniversities.com |
THE世界大学ランキング | 世界77位 | 研究・教育・論文引用・国際性 | timeshighereducation.com |
U.S. News Global Universities | 世界43位 | 論文数、学術評判、国際研究共同数 | usnews.com |
UQが高く評価される理由
① 卓越した研究力
UQは年間約2.47億豪ドルの予算を持つ研究集約型大学です。分子生物科学研究所(IMB)やバイオ工学ナノテク研究所(AIBN)など、100以上の研究所・研究センターを擁しています。
② 分野別世界トップクラスの評価
QS分野別ランキングでは、スポーツ科学で世界2位、鉱山工学で世界3-6位、環境科学で世界15位など、複数分野で世界トップ50以内にランクインしています。
③ 社会への影響力
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の開発、新型コロナウイルスワクチン候補の開発、ポータブルMRI装置の開発など、社会に大きなインパクトを与える研究成果を継続的に生み出しています。
④ 国際的な研究ネットワーク
世界190か国に広がる約34万人の卒業生ネットワークを持ち、東京大学、早稲田大学、京都大学など日本の名門大学とも交換留学協定を結んでいます。
The University of Queensland(UQ)が選ばれる5つの理由
1. 世界トップクラス × 州立のコストパフォーマンス
UQは、QS世界大学ランキング2026で42位、U.S. Newsグローバルで43位にランクインするなど、世界でも屈指の学術的評価を誇る大学です。それにもかかわらず、州立大学であるため授業料は私立トップ校と比較して抑えられています。特に理系分野では、世界トップレベルの研究・教育環境を手の届きやすい費用で受けることができます。
【費用感の比較例】
- UQ(留学生授業料)...年間約A$43,000-50,000(約410万-475万円)
- 豪州私立大学...年間A$60,000-80,000超
➡︎ 同水準の教育と研究機会が、約30-40%安く受けられる。
Group of Eight(豪州八大学盟約)のメンバーとして、研究重視の総合大学でありながら、学費に見合う価値以上の「学問的投資効果」が得られることが、UQの大きな魅力です。
2. ブリスベン川を望む美しいキャンパス
セントルシア主キャンパスは約114ヘクタールの広大な敷地に広がり、ブリスベン川に三方を囲まれた美しい環境にあります。歴史的な砂岩建築で囲まれた大中庭(Great Court)と最新の研究施設が調和し、「世界で最も美しいキャンパスの一つ」と評されています。
- 気候:亜熱帯気候で年間を通じて温暖。冬でも20℃前後の過ごしやすい気温。
- アクティビティ:キャンパス内には湖や緑豊かな芝生があり、学習の合間にリフレッシュできる環境。
- 交通アクセス:ブリスベン市内中心部から約7km、公共交通機関で約30分の好立地。
自然と都市生活の両方を享受できる環境が、集中力や創造力の源になっています。
3. 世界をリードする研究への参加機会
UQは「学部生でも世界最先端の研究に参加できる」のが大きな特長。世界的な研究機関と連携した実践型教育が受けられます。
- ヘロン島海洋研究所:サンゴ礁研究の世界的拠点。グレートバリアリーフでの海洋生態系研究に参加可能。
- 分子生物科学研究所(IMB):創薬・遺伝子研究の最前線。学部生でもリサーチアシスタントとして参加機会あり。
- 鉱山工学・エネルギー研究:資源豊富なクイーンズランド州の地の利を活かし、世界トップクラス(QS世界3-6位)の研究環境。
実際に学部生がラボでRA(リサーチアシスタント)として働く機会も多く、就職や大学院進学にも直結しています。
4. 充実した学生サポート体制
UQでは、留学生一人ひとりが成功できるよう、包括的なサポート体制を整えています。
- 専属アドバイザー:各学部に留学生専門のアカデミックアドバイザーが配置され、履修計画から進路相談まで個別サポート。
- チューター制度:現地学生や上級生によるピアサポートで、学習面・生活面の不安を解消。
- 語学パートナー制度:英語力向上と文化交流を目的とした1対1のパートナーシップ。
- カウンセリングサービス:メンタルヘルスサポートや学習障害への配慮も充実。
大規模研究大学でありながら、一人ひとりに「顔が見える学び」を実現しているのがUQ流です。
5. 高い国際性と多文化環境
UQでは、全学生約57,000人のうち約39%(約2万人以上)が留学生という高い国際比率を誇ります。キャンパスには140か国以上から集まった学生たちが学び、多文化・多言語環境の中で自然と国際感覚が身につきます。
- 交流の場:International Houseをはじめとする学生寮では、多国籍の学生と共同生活を送りながら国際理解を深められる。
- 国際交流プログラム:世界30か国以上の130以上の大学と交換留学協定。日本の東京大学、早稲田大学、京都大学などとも提携。
- 文化交流サークル:UQ Japan Exchange(日本交流会)は700名以上のメンバーを擁し、日本人学生と日本に興味のある各国学生が活発に交流。
グローバルな視野と英語運用力が自然と育つ環境は、将来のキャリアに直結する財産になります。
人気専攻とアカデミックの強み
UQでは幅広い学部専攻を提供しており、特に生命科学、工学、ビジネス、環境科学分野で世界的な評価を受けています。研究重視の総合大学として、学部生でも最先端の研究に参加する機会が豊富です。
学部・専攻分野 | 代表専攻・強み | 世界ランキング |
---|---|---|
ビジネス・経済学部 | Commerce、Business Management、Economics | QS Business & Management 世界51-100位 |
工学・建築・情報技術学部 | 鉱山工学、化学工学、土木工学、コンピュータサイエンス | QS鉱山工学 世界3-6位 |
理学部 | 生物学、環境科学、化学、物理学、数学 | QS環境科学 世界15位 |
医学・生物医学部 | 医学、歯学、薬学、公衆衛生 | QS医学 世界トップ50 |
獣医学部 | 獣医学(Veterinary Science) | 世界トップ10の評価 |
UQ特有の強み分野
① 生命科学・医学系
HPVワクチン開発の実績を持つ世界的な研究拠点。分子生物科学研究所(IMB)では、がん研究、感染症研究、神経科学研究が活発に行われています。
② 環境・農学系
ヘロン島海洋研究所でのサンゴ礁研究、熱帯農業研究で世界をリード。気候変動や持続可能な農業に関する研究で多数の成果を上げています。
③ 鉱山・エネルギー工学
資源豊富なクイーンズランド州の地の利を活かし、世界トップクラスの鉱山工学教育を提供。持続可能なエネルギー開発研究も盛んです。
著名な卒業生
ノーベル生理学・医学賞受賞者のピーター・ドハーティー氏、アカデミー賞受賞俳優のジェフリー・ラッシュ氏、オーストラリア初の女性総督クエンティン・ブライス氏など、各界のリーダーを多数輩出。
入学条件と出願情報(本科進学)
UQの学部課程への出願は、大学の公式出願ポータルを通じて行います。南半球の学年暦に合わせ、年2回の入学時期(2月・7月)があります。
要件 | 内容 |
---|---|
学歴 | 日本の高校卒業資格(12年の教育課程修了) |
成績 | 高校成績 概ね70%以上(評定B以上) |
英語力 | IELTS 6.5以上(各セクション6.0以上)/TOEFL iBT 87点以上 |
出願時期 | 2月入学:前年11月末締切/7月入学:当年5月末締切 |
出願料 | A$150 |
必要書類
- 高校の成績証明書および卒業証明書(英文)
- 英語能力証明書(IELTS/TOEFL等の公式スコア)
- パスポートのコピー
- 志望動機書(推奨)
- 専攻によっては追加書類(ポートフォリオ等)
条件付き入学制度
英語力が基準に少し足りない場合でも、付属の語学学校(UQ College)のブリッジング英語プログラムとセットで申し込む「パッケージオファー」制度があります。この制度により、英語力を段階的に向上させながら確実に本科入学を目指せます。
学費と生活費(目安)
UQの学費は専攻分野によって異なります。オーストラリアの大学では、留学生は全額自己負担となりますが、州立大学のため私立と比較して費用を抑えることができます。
年間学費(2025-26)
専攻分野 | 年間授業料(A$) | 年間授業料(日本円換算) |
---|---|---|
文系・ビジネス系 | 約A$43,000 | 約410万円 |
理工系 | 約A$50,000 | 約475万円 |
医学・歯学系 | 約A$80,000-87,000 | 約760-830万円 |
生活費(年間目安)
- 住居費:食事付き学生寮 A$19,000-25,000/年、学生アパート A$13,000-15,000/年
- 食費:A$5,500-11,000/年(自炊中心の場合)
- 交通費:A$500-800/年(学生割引利用)
- 教科書・学用品:A$600-1,400/年
- その他生活費:A$2,000-4,000/年
年間生活費合計:約A$27,000-42,000(約260-400万円)
奨学金制度
奨学金名 | 内容 | 金額 |
---|---|---|
UQ International High Achievers Scholarship | 優秀な留学生向け授業料減免 | 授業料の20%免除(在学期間中継続) |
UQ Excellence Scholarship | 学部成績優秀者向け | 年額A$6,000 |
各学部独自奨学金 | 専攻分野別の奨学金 | 年額A$1,000-10,000 |
キャンパス環境と施設
キャンパスの雰囲気とロケーション
- 立地と景観:セントルシア主キャンパスは約114ヘクタールの広大な敷地に広がり、ブリスベン川に三方を囲まれた美しい環境にあります。歴史的な砂岩建築の大中庭(Great Court)と最新の研究施設が調和した景観は圧巻です。
- 気候と生活環境:亜熱帯気候で年間を通じて温暖。ブリスベン市内中心部から約7kmの好立地で、都市の利便性と自然の豊かさを両立しています。
主要施設紹介
- UQ Library(図書館システム):オーストラリア最大級の学術コレクションを誇り、所蔵冊数は約200万冊以上、学術雑誌は約17.8万タイトル。24時間利用可能なエリアも整備されています。
- 分子生物科学研究所(IMB):世界最先端の創薬・遺伝子研究施設。学部生でもリサーチプロジェクトに参加可能です。
- Great Court:歴史的な砂岩建築に囲まれた大中庭。卒業式やイベントの会場としても使用される、UQの象徴的スペースです。
- Student Centre:学生生活の中心拠点。カフェテリア、書店、学生サービス窓口が集約されています。
- スポーツ・レクリエーション施設:最新のジム、プール、テニスコート、各種スポーツフィールドを完備。学生は無料または格安で利用可能です。
バーチャルキャンパスツアーと訪問情報
- バーチャルツアー:UQの美しいキャンパスを360度のパノラマで体験できるバーチャルツアーが提供されています。study.uq.edu.au
- キャンパス訪問:実際にキャンパスを訪れる際は、公式サイトからツアーの予約が可能です。日本語対応の見学ツアーも定期的に開催されています。
クイーンズランド大学のキャンパス
動画紹介
位置情報
住まいと食事
学生寮(オンキャンパスハウジング)
- カレッジ寮(Residential Colleges):キャンパス内に11の独立経営寮があり、男子寮・女子寮・共学寮など様々なタイプから選択可能。家具付き個室+食事付きで、週17-21回の食事が含まれます。
- 費用:週A$559-752(年間約A$19,000-25,000、約180-240万円)
- 特徴:各寮独自のチュートリアルやイベントがあり、国際的なコミュニティの中で友人関係を築けます。
大学運営学生アパート(UQ Res)
- 設備:自炊型の個室アパート。光熱費込みで家具付き。
- 費用:週A$339-384(年間約A$13,000-15,000、約125-145万円)
- 対象:より独立した生活を希望する学生向け。
オフキャンパスハウジング
- 民間学生レジデンス:UniLodge、Scape等の民間運営施設。個室A$439-/週、相部屋A$219-/週程度。
- シェアハウス:大学近隣でのフラットシェア。一人当たり週A$250-300程度から。
- ホームステイ:現地家庭での滞在。週A$280-350程度(食事込み)。
食事環境
- カレッジ寮:専用ダイニングホールで朝昼夕の食事提供。多国籍料理に対応。
- キャンパス内飲食施設:学生食堂、カフェテリア、レストラン、フードコートなど多数。平日は夜まで営業。
- 自炊サポート:大学生協の食品コープで安価な食材購入可能。無料朝食イベントや格安夕食提供(Kampus Kitchen)などの学生支援企画も充実。
卒業後の進路とキャリア支援
UQ卒業生は国内外の優良企業や研究機関で活躍しています。2023年の調査では、学部卒業生の81.3%が卒業後6か月以内にフルタイム就職を果たしており、雇用主からの評価も非常に高いです。
項目 | 内容 |
---|---|
就職率 | 学部卒:81.3%、大学院修了:86.8%(卒業後6ヶ月以内) |
平均初任給 | 学部卒:約A$70,900(約540万円)/年 |
雇用主満足度 | 88%の雇用主が「UQ卒をまた採用したい」と回答 |
主な就職先 | BHPビリトン、リオ・ティント、デロイト、クイーンズランド州政府、CSIRO、マイクロソフト |
キャリア支援サービス
- Career Development Team:専任のキャリアサポートセンターが履歴書添削、模擬面接、業界研究セミナーを提供。
- 企業説明会・求人フェア:年間を通じて地元企業からグローバル企業まで多数参加。
- インターンシップ制度:多くの学部でカリキュラムに産業実習科目を組み込み、在学中に実務経験を積める。
- 同窓生ネットワーク:世界190か国に広がる約34万人の卒業生によるメンタリング制度。
The University of Queenslandの付属語学学校・ファウンデーションコースの紹介
UQは、英語力を向上させたい学生や大学進学準備を行いたい留学生に向けて、充実した語学プログラムと進学準備コースを提供しています。UQ Collegeは、本科入学前の準備教育機関として、多くの留学生に利用されています。
UQ College - 付属教育機関
UQ Collegeは、UQの直轄教育機関として、語学教育と大学進学準備教育を専門に行っています。本科への確実な進学を目指す留学生にとって、理想的なパスウェイを提供しています。
- 所在地:UQ本キャンパス内(セントルシア)
- 開講時期:年間を通じて柔軟な開講スケジュール
- ビザサポート:学生ビザ取得可能、条件を満たせば卒業後就労ビザ申請も可能
- ウェブサイト:https://uqcollege.uq.edu.au
1. ブリッジング英語プログラム(Bridging English)
【概要】
英語力が入学基準に満たない学生のための集中英語コース。修了時に所定の成績を収めれば、IELTS再受験なしでUQ本科への入学英語要件を満たしたとみなされます。
入学英語レベル | 受講期間 | 週当たり授業時間 | 費用 |
---|---|---|---|
IELTS 5.0程度 | 30週間 | 25時間 | 週A$595 |
IELTS 5.5程度 | 20週間 | 25時間 | 週A$595 |
IELTS 6.0程度 | 10週間 | 25時間 | 週A$595 |
- パッケージオファー制度:UQからConditional Offer(条件付き入学許可)を得た学生が、英語コースと学位課程をセットで申し込める制度。
- 開講時期:5週間毎のモジュール制で年間を通じて開講。
2. ファウンデーション・プログラム(Foundation Year)
【概要】
日本の高校から直接では入学要件を満たせない場合の1年間の大学準備コース。修了時の成績次第でUQ学部への入学が保証される仕組みです。
- 期間:8-12か月間
- 履修科目:専攻に合わせて理系・ビジネス系など選択可能。英語研修も含まれる。
- 入学時期:年3回(2月・6月・10月)
- 英語要件:IELTS 5.5以上
3. その他のプログラム
- Study Abroadプログラム:短期留学生向けの体験型学習プログラム
- 進学準備コース(Tertiary Preparation Program):海外大学卒業生対象の進学準備
- 英語試験対策講座:IELTS、PTE対策に特化したコース
卒業後の就労ビザについて
オーストラリアでは、2年以上の学位課程を修了した留学生が卒業後にTemporary Graduate Visa (subclass 485)という就労ビザを申請できます。学士号で最長2年、修士号で3年の就労が可能です。ただし、語学コースやファウンデーションコースのみでは対象外となるため、学位取得を計画することが重要です。
日本人向け進学ルート ― UQへスムーズに進む方法
The University of Queenslandに進学する日本人学生には、以下の代表的な進学パターンがあります。それぞれにメリット・注意点があるため、自分の学力や英語力、予算に合ったルートを選択することが大切です。
① 直接入学(Direct Entry)
日本の高校を卒業後、UQの出願ポータルを通じて直接学部に出願するルートです。年2回の入学機会(2月・7月)があります。
- 必要条件:高校成績70%以上、IELTS 6.5以上(各セクション6.0以上)
- メリット:最短3-4年で学位取得。1年目から専門分野の学習が可能
- 注意点:高い英語力と学力が求められる。準備期間が必要
② ファウンデーション経由進学
UQ Collegeのファウンデーション・プログラムを経由して進学するルートです。英語力や学力に不安がある場合に最適です。
- 対象:高校2年修了以上、IELTS 5.5以上
- メリット:段階的に大学レベルの学習に慣れることができる。入学保証制度あり
- 期間:ファウンデーション8-12か月+学部3-4年
③ ブリッジング英語プログラム経由進学
ブリッジング英語プログラムで英語力を向上させてから学部に進学するルートです。学力は十分だが英語力が不足している場合に適しています。
- 対象:IELTS 5.0-6.0程度の英語力を持つ学生
- メリット:パッケージオファーで確実な進学が可能
- 期間:英語コース10-30週間+学部3-4年
④ 日本の大学からの編入
日本の大学で1-2年間学んだ後にUQに編入するルートです。履修科目が認定されれば2年次または3年次からの編入が可能です。
- メリット:日本での大学経験を活かせる。編入により卒業までの期間短縮可能
- 注意点:単位認定は個別審査。事前にシラバス確認が必要
日本人学生向けの支援体制
UQには日本人学生によるコミュニティと大学公式の支援体制があり、留学生活への不安を軽減できます。
サポート組織 | 内容 |
---|---|
UQ Japan Exchange(UQJX) | 700名以上のメンバーを擁する日本文化交流サークル。新入生歓迎BBQや現地生活ガイダンスを提供 |
UQ Alumni Association of Japan | 東京の日本人同窓会。卒業後のキャリア形成とネットワーキング支援 |
ポイント
- 直接入学は英語力・学力に自信がある方向け
- ファウンデーション経由は確実性が高く、基礎固めに最適
- 英語力強化経由は効率的で人気のルート
- 日本人コミュニティの活用で安心してスタートできる
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- IELTS・TOEFL対策講座(日本時間)
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The University of Queenslandについてのアドバイス
「UQは、世界トップクラスの学術水準を維持しながら、美しい自然環境・充実したサポート体制・高い国際性をすべてバランス良く兼ね備えた大学です。『質の高い教育を手の届く費用で』を目指すなら、まさに理想的な選択肢といえるでしょう。」