ダブリンシティ大学(Dublin City University / DCU)留学・進学ガイド
ダブリンシティ大学(Dublin City University / DCU)は、アイルランドの首都ダブリン北部に位置する国立大学です。1975年に創立され、1989年に大学へと昇格した比較的若い大学ながら、QS世界大学ランキング2026年版で410位、THE世界大学ランキングで301〜350位にランクインするなど、急速に国際的な評価を高めています。ビジネス・工学・教育学・コミュニケーション学などの分野で特に高い評価を受けており、トリプル認証を持つビジネススクールや充実したインターンシッププログラム(INTRA)など、実践的な教育環境が整っています。英語圏のEU加盟国であるアイルランドで学べる点も、日本人学生にとって大きな魅力です。
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この記事を監修した人
岡野 健三
「成功する留学」代表取締役社長 / 一般社団法人海外留学協議会(JAOS) 理事
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- 1. ランキングで見るDCUの評価【2025-2026年最新版】
- 2. DCU(ダブリンシティ大学)が選ばれる5つの理由
- 2-1. 急成長する国際的評価と研究力
- 2-2. トリプル認証ビジネススクールと工学系の強み
- 2-3. 英語圏EU加盟国ならではの学習環境
- 2-4. 充実したインターンシップ制度(INTRA)
- 2-5. 高い就職率と卒業生の平均収入
- 3. 人気専攻とアカデミックの強み
- 4. 入学条件と出願情報(本科進学)
- 5. 学費と生活費(目安)
- 6. キャンパス環境と施設
- 7. 住まいと食事
- 8. 卒業後の進路とキャリア支援
- 9. DCU国際アカデミー・語学コースの紹介
- 10. Study Abroadプログラム(休学・短期留学)
- 11. LISAプログラム(言語および海外異文化研究)
- 12. 日本人向け進学ルート ― DCUへスムーズに進む方法
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ランキングで見るDCUの評価【2025-2026年最新版】
ダブリンシティ大学(DCU)は、創立から50年足らずでありながら、世界の主要大学ランキングで着実に順位を上げ続けています。特に社会科学、教育学、ビジネス・経済学などの分野別ランキングでは、世界トップ200圏内に入る評価を受けており、若い大学ながら高い研究水準と教育の質を誇ります。
総合ランキングと評価ポイント
| ランキング名 | 総合順位(2025-2026) | 評価の焦点 | 出典 |
|---|---|---|---|
| QS世界大学ランキング | 世界410位 | 学術評判・雇用者評価・国際性 | topuniversities.com |
| THE世界大学ランキング | 世界301〜350位 | 研究・教育・論文引用・国際性 | timeshighereducation.com |
| THE影響力ランキング(SDGs) | 世界101〜200位 | 社会・環境への貢献度 | timeshighereducation.com |
| THE分野別:社会科学 | 世界126〜150位 | 社会科学系の研究・教育 | timeshighereducation.com |
| THE分野別:教育学・心理学 | 世界176〜200位 | 教育・心理系の研究・教育 | timeshighereducation.com |
DCUが高く評価される理由
① 急成長する総合順位
DCUは2025年版からQSで421位→410位、THEで351〜400位→301〜350位と、毎年着実にランキングを上げています。創立50年未満の「若い大学」として、これほど短期間で世界的評価を確立したケースは珍しく、その成長スピードが注目されています。
② 分野別での高い専門性
THEの分野別ランキングでは、社会科学系が世界126〜150位、教育学・心理学が176〜200位、ビジネス・経済学および人文科学が201〜250位にランクインしており、特定分野での集中的な強みを持っています。
③ 充実した研究資金基盤
DCUの研究助成金・プロジェクト収入は年間約5,375万ユーロ(約71億円)に達しており、EU(Horizon等)やアイルランド政府機関(SFI、IRC等)からの競争的資金を積極的に獲得しています。
④ SDGs・社会貢献での評価
THE影響力ランキング(持続可能な開発目標への貢献度)では世界101〜200位に位置し、社会問題・環境課題への取り組みでも高い評価を受けています。
DCU(ダブリンシティ大学)が選ばれる5つの理由
1. 急成長する国際的評価と研究力
DCUは創立から約50年でQS世界大学ランキング410位、THE世界大学ランキング301〜350位を達成した急成長大学です。年間5,375万ユーロ超の研究資金を基盤に、AI・デジタルメディア研究のADAPT Centre、生命科学研究所(LSI)、紛争・平和研究センターなど多彩な研究拠点を運営しています。
【研究実績の具体例】
- 年間研究資金:約€5,375万(約71億円)
- 主要資金源:EU(Horizon)、アイルランド政府(SFI・IRC)、産業界
- 重点分野:AI・データ分析、健康医療、持続可能技術、デジタルメディア
- 国際提携校:50カ国以上・200大学以上
学部生でも各研究センターのプロジェクトに携わる機会があり、卒業論文や最終年度プロジェクトを通じて実際の研究課題に取り組むことができます。
2. トリプル認証ビジネススクールと工学系の強み
DCUビジネススクールは、EQUIS・AACSB・AMBAのトリプルクラウン認証を取得しており、欧州でも希少な最高水準のビジネス教育機関として国際的に認められています。この3つの認証を同時に持つビジネススクールは世界全体でもわずか1%程度です。
- ビジネス系専攻:経営学・会計学・マーケティング・国際ビジネスなど幅広い選択肢
- 工学系専攻:電気電子工学、機械工学、バイオメディカルエンジニアリング、組み込みシステムなど多数がEngineers Ireland(アイルランド技術者協会)の認定を取得
- 教育学:旧セント・パトリック・カレッジを統合した教育学部が教師養成で長年の実績を誇る
- コミュニケーション学:マスコミ・ジャーナリズム・デジタルメディア専攻が充実
3. 英語圏EU加盟国ならではの学習環境
アイルランドは英語が公用語であるEU唯一の国(事実上)であり、英語で学びながらヨーロッパのビジネス・研究ネットワークにアクセスできる稀有な環境を提供しています。
- 英語で学べるEU環境:欧州企業・機関でのインターン機会がありながら、授業はすべて英語で実施
- ダブリンの産業集積:Google、Meta、Apple、Microsoft、Pfizer、Accentureなど多数のグローバル企業のEU本社がダブリンに集中
- 治安と生活環境:アイルランドは親日的で治安良好。学生生活の安全面でも安心
- Erasmus+への参加:EU奨学金プログラム経由でヨーロッパ各国の大学への交換留学が可能
4. 充実したインターンシップ制度(INTRA)
DCUは40年以上の歴史を持つINTRA(Integrated Training)プログラムを多くの学位課程で導入しています。学部生が3〜6ヶ月間、企業でのインターンシップを履修単位として取得できる制度で、在学中に本格的な実務経験を積むことができます。
- 対象学年:主に学部3〜4年次(専攻による)
- インターン期間:3〜6ヶ月(学術単位として認定)
- 支援体制:DCU専任オフィスが企業とのマッチング・就業前準備・期間中のサポートを担当
- 就職への直結:インターン先からそのまま内定につながるケースも多く、卒業後の就職率向上に貢献
5. 高い就職率と卒業生の平均収入
DCU卒業生の就職率は93%(就職または進学)と非常に高く、QS Graduate Employabilityランキング2020年ではアイルランド国内1位・世界19位を獲得しました。卒業生の10年後の平均週収は€1,310で、アイルランド国内大学トップクラスの評価を受けています。
- 就職率:93%(卒業後6ヶ月以内に就職または進学)
- 主な就職先業界:IT・テクノロジー、金融・コンサルティング、医療・製薬、教育、メディア
- 卒業生ネットワーク:Google最高マーケター(Lorraine Twohill)、アイルランド現職教育大臣(Helen McEntee)など各界で活躍
人気専攻とアカデミックの強み
DCUでは、ビジネス・工学・教育・コミュニケーション・コンピュータサイエンス・健康科学など幅広い分野の学位プログラムを提供しています。特に以下の分野で国内外から高い評価を受けています。
| 専攻分野 | 主な評価・特徴 | 代表的なプログラム |
|---|---|---|
| ビジネス・経営学 | トリプル認証(EQUIS・AACSB・AMBA)取得 | 経営学・会計学・マーケティング・国際ビジネス |
| 工学系 | Engineers Ireland認定、THE分野別上位 | 電気電子・機械・バイオメディカル・組み込みシステム |
| コンピュータ・情報技術 | AI・データサイエンス分野の成長著しい | コンピュータサイエンス・データアナリティクス・AI |
| 教育学 | 国内教師養成で長年の実績、Erasmus+参加 | 初等・中等教育学・教育リーダーシップ |
| コミュニケーション・メディア | ジャーナリズム・デジタルメディアで国内トップクラス | ジャーナリズム・国際マーケティング・メディア学 |
| 健康科学・看護 | 生命科学研究所(LSI)が研究を牽引 | 看護学・医療科学・スポーツ健康科学 |
| 社会科学・心理学 | THE社会科学系126〜150位 | 社会学・心理学・国際関係学 |
注目の研究分野
| 研究センター・施設 | 主な研究テーマ |
|---|---|
| ADAPT Centre | AIによるデジタルコンテンツ処理・自然言語処理(トリニティ大との共同) |
| 生命科学研究所(LSI) | 創薬・バイオ・医薬品研究 |
| 紛争・平和研究センター | 平和構築・紛争解決・ジェンダー研究 |
| CASTeL | 科学教育・STEM教育カリキュラム開発 |
| DCU Alpha(インキュベーター) | 学生・卒業生起業支援・スタートアップ育成 |
著名な卒業生
Google最高マーケターLorraine Twohill、アイルランド現職教育大臣Helen McEntee、作家John Connolly(チャーリー・パーカーシリーズ)、欧州議会議員Clare Dalyなど、政財界・文化界で多数の著名人を輩出しています。
入学条件と出願情報(本科進学)
DCUへの出願はオンライン申請システム(DCUポータル)を通じて行います。日本からは非EU学生として直接出願することが一般的で、9月の秋学期始まりが原則です。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 学歴 | 日本の高校卒業資格(卒業証明書・成績証明書の英文翻訳が必要) |
| GPA目安 | 4.0スケール換算で3.0以上(成績証明書を審査) |
| 英語力(学部) | IELTS 6.5以上(各セクション6.0以上)またはTOEFL iBT 92以上 |
| 英語力(大学院) | IELTS 6.5以上またはTOEFL iBT 90以上(プログラムにより異なる) |
| 出願時期 | 9月入学(締切は通常6〜7月頃、プログラムにより異なる) |
| 提出書類 | 成績証明書、卒業証明書、英語試験結果、パスポートコピー、履歴書、志望理由書など |
| 大学院追加書類 | 研究計画書(Research Proposal)、推薦状2〜3通 |
出願のポイント
- 早期申請が有利:人気プログラムは定員充足で締切前に受付終了となる場合があります。6月より前の早期出願を推奨します。
- 英語資格の有効期限:IELTSおよびTOEFLのスコアは入学時点で2年以内であることが必要です。
- Advanced Entry(編入)も可能:日本の大学で取得した単位のシラバスを提出することで、2年次以上への編入審査が受けられます。
- 志望理由書の重要性:なぜDCUのその専攻を選んだか、将来のキャリアビジョンを明確に記述することが評価されます。
- 英語スコアが足りない場合:DCU国際アカデミーのプリセッショナルプログラムで英語力を補ってから入学する方法もあります。
学費と生活費(目安)
DCUの学費は、EU/EEA学生と非EU(日本人等の留学生)で大きく異なります。以下は2025/26年度を基準とした目安費用です。
年間学費(2025-26)
| 区分 | 年間授業料(EUR) | 年間合計費用(生活費含む) |
|---|---|---|
| EU/EEA学生(学生料のみ) | 約 €3,043(学生料) | 約 €18,000〜€20,000 |
| 非EU学生・学部(日本人等) | 約 €13,000〜€16,500 | 約 €28,000〜€33,000 |
| 非EU学生・大学院(修士) | 約 €13,500〜€17,000 | 約 €28,500〜€33,000 |
生活費の詳細(年間・月額)
| 項目 | 月額目安(EUR) | 年額目安(EUR) |
|---|---|---|
| 家賃(学内寮またはシェアハウス) | €700〜€820 | €8,400〜€9,840 |
| 食費 | €200〜€300 | €2,400〜€3,600 |
| 交通費 | €90〜€120 | €1,080〜€1,440 |
| 光熱費・通信 | €100〜€150 | €1,200〜€1,800 |
| その他生活費 | €200〜€300 | €2,400〜€3,600 |
| 合計 | €1,300〜€1,700 | €15,600〜€20,400 |
奨学金・財政援助
DCUおよびアイルランド政府は非EU留学生向けにいくつかの奨学金制度を設けています。
| 奨学金の種類 | 支給内容 | 対象・特徴 |
|---|---|---|
| DCU Merit Scholarship | 最大€2,000〜€3,000(授業料割引) | 学業優秀者(自動選考、成績・専攻による) |
| アイルランド政府奨学金(GOI-IES) | 授業料全額免除+生活費€10,000 | 非EU学生対象、毎年春頃募集(2月締切目安) |
| JASSO支援留学制度 | 月額奨学金(要確認) | 日本学生支援機構の協定校制度による支援 |
| 日本政府国費奨学金(文科省) | 学費免除+生活費支給 | 文部科学省国費留学生として応募 |
キャンパス環境と施設
キャンパスの雰囲気とロケーション
- 立地と景観:ダブリン9区グラスネビンを中心に複数キャンパスが展開。モダンな学術棟・研究棟が整備されており、若い大学らしい先進的な雰囲気が漂います。
- アクセス:ダブリン市内中心部から北へ約5km。バス路線が充実しており、Luas(ライトレール)もグラスネビン北側まで延伸。ダブリン空港からも車・バスで約20分とアクセス良好。
- 周辺環境:住宅街に囲まれた比較的静かな環境。スーパーマーケット(Aldi・Tesco)やカフェ・レストランが徒歩圏内に揃っています。
- 複数キャンパス構成:グラスネビンキャンパス(メイン)、セント・パトリックキャンパス(教育学)、オール・ハロウズキャンパス(人文・社会系)、DCU Alpha(イノベーションハブ)、DCUスポーツキャンパスで構成。
主要施設紹介
- O'Reilly図書館:グラスネビンキャンパスの中核図書館。理工系・ビジネス系の蔵書が充実し、24時間開館期間もあります。
- Creegan図書館:セント・パトリックキャンパスの図書館。教育学・人文系の専門蔵書が豊富。
- Woodlock Hall図書館:オール・ハロウズキャンパスの図書館。人文・社会系に対応。
- DCU Alpha(イノベーションハブ):学生・卒業生の起業を支援するインキュベーター施設。スタートアップ企業が入居し、起業家精神を育む環境が整備されています。
- The Helix(芸術ホール):コンサート・演劇・講演会が開催される多目的ホール。文化・芸術イベントの拠点。
- DCU Sport(スポーツ施設):陸上競技場、ジム、フィットネスセンター、プールなどを完備。
バーチャルキャンパスツアーと訪問情報
- 公式サイト:www.dcu.ie からキャンパスマップや各施設の詳細情報を確認できます。
- オープンデー:年に数回、キャンパスツアーを含むオープンデーが開催されます。渡航前の情報収集にも活用できます。
DCUのキャンパス
学生生活の様子
動画紹介
位置情報
住まいと食事
学生寮(オンキャンパスハウジング)
- 寮の種類と設備:グラスネビンのLarkfieldアパート、オール・ハロウズのO'Donnell House(シングル・ツイン)、セント・パトリックのSt. Patrick's House(共用シングル)など複数タイプを運営。家具・Wi-Fiが完備されています。
- 費用:年間約€6,000〜€7,000(寮タイプや個室・共用室により差あり)。O'Donnell Houseのシングル室は年間約€6,872が目安。
- 申請方法:入学確定後にオンラインで申請。新入生が優先されますが、定員に限りがあるため早めの申請が重要です。
- コミュニティ:寮内では各種交流イベントが開催され、特に留学初年度に現地学生・他国留学生と交流を深める絶好の機会になります。
民間ハウジング(オフキャンパス)
- 住居の種類:シェアハウス(3〜4人でのルームシェア)が一般的。ダブリン9区(DCU周辺)が便利ですが、市内全域から通学する学生も多い。
- 家賃相場:
- ダブリン9区(DCU周辺):3ベッドルーム共同で約€2,456/月(1人当たり約€820)
- 個室(シングルルーム)平均:€735/月前後
- 市中心部(D2区):3ベッドルームで約€3,088/月(1人当たり約€1,029)
- 注意点:ダブリンは慢性的な住宅不足で家賃が高騰しています。入学決定後は早急に住居探しを開始することを強く推奨します。
食事プランと学内外の食環境
- 学内食堂・カフェ:グラスネビンの「The Link」ダイニングホールを中心に、The Hub・Manaなど複数のカフェ・テイクアウト店がキャンパス内に充実。
- 食事プランについて:DCUでは寮生向けの必須食事プランは設けられていないため、自炊または学内外での外食が基本となります。
- 自炊環境:Larkfieldアパートなどキッチン付き寮では自炊が可能。近隣のAldiやTescoを活用すれば食費を抑えられます。
- 周辺飲食店:大学周辺にはSubway・Costa Coffeeなどのチェーン店のほか、多国籍レストランも揃っています。
卒業後の進路とキャリア支援
DCU卒業生は93%が卒業後6ヶ月以内に就職または進学しており、特にITや金融分野でダブリンに集積する多国籍企業への就職実績が豊富です。QS Graduate Employabilityランキングでのアイルランド国内1位・世界19位という評価が、その実力を示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 就職・進学率 | 93%(卒業後6ヶ月以内) |
| QS雇用可能性ランク(2020) | アイルランド国内1位・世界19位 |
| 卒業後10年の平均週収 | €1,310(アイルランド国内大学トップクラス) |
| 主な就職業界 | IT・テクノロジー、金融・コンサル、製薬・医療、教育、メディア |
| 主な就職先企業 | Google、Microsoft、IBM、Deloitte、JPモルガン、Pfizer等 |
| インターン制度 | INTRA(学部必修/選択)で3〜6ヶ月の企業実習が単位認定 |
専攻別キャリア情報
| 専攻分野 | 主な就職先・業界 |
|---|---|
| ビジネス・経営学 | コンサルティング(Deloitte・EY等)、金融機関、スタートアップ |
| コンピュータサイエンス・AI | Google・Microsoft・IBM・Accenture(ダブリンEU本社多数) |
| 工学系 | 製造業・エネルギー・航空・電機(エンジニアリング認定資格あり) |
| 教育学 | 小中学校教員(アイルランド教員免許取得可)、教育行政 |
| 健康科学・看護 | アイルランド国内病院・クリニック、製薬会社(Pfizer・MSD等) |
| コミュニケーション・ジャーナリズム | 放送局(RTÉ等)、新聞社、デジタルメディア企業、PR会社 |
DCUキャリアセンターのサポート
- 個別キャリアカウンセリング:専任スタッフによる1対1の進路・就職相談
- 企業説明会・キャリアフェア:年間を通じてIT・金融・製造業など多数の企業が参加するイベントを開催
- 履歴書・面接対策:CV作成支援、模擬面接ワークショップを定期実施
- INTRAサポート:インターンシップのマッチング・就業前研修・期間中のフォローアップ
- 起業支援(DCU Alpha):学内インキュベーター施設でスタートアップ立ち上げへのメンタリングを提供
DCU国際アカデミー・語学コースの紹介
DCUには大学附属のDCU International Academy(DCU国際アカデミー)があり、正規課程への進学準備から短期語学研修まで幅広いプログラムを提供しています。英語力を伸ばしながらアイルランドの大学環境に慣れていけるため、日本人学生にとっても有効なルートの一つです。
DCU International Academy - 国際アカデミー
DCU国際アカデミーは、英語教育に特化した大学直轄機関です。一般英語コースからIELTS対策、大学進学準備プログラムまで、幅広いニーズに対応しています。
- 所在地:DCUグラスネビンキャンパス内
- 開講時期:年間を通じて複数の開始時期あり
- ビザサポート:フルタイムプログラムはDビザ(学生ビザ)取得対象
- 公式サイト:DCU International Academy
1. 一般英語・IELTS対策コース
【概要】
留学・進学・ビジネス目的の成人学習者向けに提供される英語コース。週ごとのモジュール制で、必要な期間だけ受講することが可能です。
| コース名 | 内容 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| General English(一般英語) | 総合的な英語力(会話・読み書き・リスニング)向上 | 2週間〜 |
| IELTS Preparation | IELTS試験対策(Reading・Writing・Listening・Speaking) | 4週間〜 |
| Business English | ビジネスシーン向け英語運用スキル習得 | 4週間〜 |
| Academic English | 大学進学・大学院進学向けのアカデミックライティング・プレゼン | 4週間〜 |
- レベル分け:入学時のプレースメントテストにより初級〜上級クラスに振り分け
- クラスサイズ:少人数制
- 入学要件:高校卒業以上、18歳以上
2. プリセッショナル(Pre-sessional)プログラム
【概要】
DCUの学部・大学院課程への入学を目前に控えた学生向けの英語準備プログラムです。正規入学前にアカデミックな英語スキルと大学生活への準備を整えます。
- 期間:6〜10週間(入学前の夏期間が中心)
- 内容:アカデミックライティング・研究スキル・プレゼンテーション・リスニング力強化
- メリット:修了スコアによってはIELTS提出が免除される場合あり(要確認)
- 対象:DCUへの条件付き合格者(Conditional Offer保有者)
3. ユースプログラム(Summer / Winter Camp)
【概要】
高校生を主な対象とした短期英語・文化体験プログラム。英語授業と文化交流・スポーツ・観光を組み合わせた充実したカリキュラムです。
- 期間:2〜4週間(夏・冬休みに開催)
- 対象:主に高校生(13〜17歳)
- 内容:英語授業+文化体験アクティビティ(ダブリン市内観光・スポーツ・芸術等)
- 特徴:ホームステイまたはキャンパス寮宿泊の選択が可能
語学コース修了後の注意点
DCU国際アカデミーの語学コースは正規学位課程ではありません。そのため、語学コース修了後に「卒業後就労許可(Stamp 1G)」の対象にはなりません。アイルランドでの就労を目指す方は、正規の学位課程(学士・修士)への進学が必要です。
Study Abroadプログラム(休学・短期留学)
DCUは 1学期または1学年のStudy Abroadプログラムを提供しており、世界128カ国・19,000名超の学生コミュニティの一員として、最大18 US単位(30 ECTS単位)相当の正規モジュールを履修できます。日本人学生は所属大学を休学して参加するケースが一般的で、現地学生・他国の留学生と同じ授業を受けることで、本格的な英語環境とアカデミックな学びを体験できます。
DCU Study Abroadの主な特徴
- マルチキャンパス環境:Glasnevin・All Hallows・St Patricks の各キャンパスで授業。140を超えるクラブ・サークルに参加可能
- 5学部から自由に履修:自分の専攻ストリームを軸に、他学部のモジュールも選択できる
- 充実した学生サポート:ヘルスセンター、ディスアビリティ/ラーニングサポート、自閉症フレンドリー支援、カウンセリングサービス
- キャンパス内寮:申請ベースで利用可能(オフキャンパス住居の手配支援もあり)
- 受賞歴のあるスポーツセンター:ジム・プール・サウナを 無料で利用可能
- 専任のStudy Abroadチーム:申請から到着・修了まで一貫サポート
- 到着時の本格オリエンテーション:社交イベントを含む歓迎プログラムを実施
5つの学部ストリーム
Study Abroad参加学生は、自分の専攻に近い学部ストリームを選択し、他学部の選択科目も組み合わせて履修できます。
| 学部ストリーム | 主な分野 | 選べる他学部の選択科目 |
|---|---|---|
| HMSAO(Humanities and Social Sciences) 人文・社会科学 |
応用言語、異文化研究、法学、政治、英語、詩、神学、哲学、音楽、コミュニケーション | ビジネス/理学・健康/教育 |
| BSSAO(DCU Business School) ビジネス |
国際マーケティング、デジタルマーケティング、ファイナンス、経済学、新製品開発、イノベーション、ビジネスシステム、HRM | 人文・社会科学/理学・健康/教育 |
| ECSAO(Engineering and Computing) 工学・コンピューティング |
機械工学、製造工学、電子工学、コンピューティング | 理学・健康/人文・社会科学/ビジネス/教育 |
| SHSAO(Science and Health) 理学・健康 |
バイオテクノロジー、環境科学、ヘルスサイエンス、化学、数学、物理学 | 工学・コンピューティング/人文・社会科学/ビジネス/教育 |
| IESAO(Institute of Education) 教育学 |
教育学、幼児教育、教育政策・実践 | 人文・社会科学 |
プログラム期間と入学条件
| 第1学期(Fall) | 9月〜12月(試験は12月中旬) |
| 第2学期(Spring) | 1月〜4月(試験は5月) |
| 1学年 | 9月〜5月(試験は12月および5月) |
| GPA要件 | 所属大学の評価制度に準じる(一部国・状況では低めのGPAも認められる) |
| 学習レベル | アイルランド以外の大学に在籍し、少なくとも1学年を修了していること |
| 英語力 | DCUの英語力要件を満たすこと(詳細は下表参照)。一部状況では所属大学(Home/Sending University)からの英語力証明書(Signed Certificate)を提出することで要件を充足できる場合があります |
DCU公認 英語力テストスコア基準(学部・Study Abroad共通)
DCUは英語非母語話者(Non-Native Speakers)向けに、複数の公認英語試験のスコアを認めています。取得時期は出願プログラム開始日から2年以内のものに限ります。
| テスト名 | 必要スコア(学部 / Study Abroad) | 各セクション最低基準 |
|---|---|---|
| IELTS Academic | 総合 6.5以上 | 各バンド 6.0以上 |
| TOEFL iBT | 総合 92以上 | 各セクション 21以上を推奨 |
| TOEFL(Paper) | 580 | ― |
| TOEFL(Computer) | 237 | ― |
| Cambridge English(CAE / CPE) | 総合 180以上 | 各セクション 169以上 |
| Pearson PTE Academic | 総合 63以上 | 各セクション 59以上 |
| Duolingo English Test | 総合 120以上 | 各サブスコア 110以上 |
| Irish Leaving Certificate English | O6 / H7 | ― |
| GCE A-Level English | Grade D 以上 | ― |
| GCSE | Grade C 以上 | ― |
DCU Business School(大学院)の追加要件
大学院(修士課程)でDCUビジネススクールを目指す場合、Writing と Speaking の基準が厳しくなります。
- IELTS:総合6.5以上/Writing・Speaking で6.5以上、その他セクション6.0以上
- TOEFL iBT:総合92以上/各セクション21以上
- Cambridge English:総合180以上/Speaking・Writing 176以上、Reading・Listening 169以上
- Pearson PTE:総合63以上/Speaking・Writing 63以上、Listening・Reading 59以上
英語力要件の免除・特例
- 大学院(Postgraduate Taught):直近2年以内に 英語が公用語の国で初等・中等教育または学士号課程を修了している場合は、英語力テストスコアの提出が免除される可能性があります。
- Study Abroad:所属大学(Home/Sending University)の発行する Signed Certificate(英語学習の証明書) を提出することで、テストスコア提出が不要になる場合があります(要事前確認)。
- Foundation課程:英語力が要件に届かない場合は、DCU International Academy のプリセッショナル英語コースまたはFoundation Yearで補強できます。
- LISAプログラム:通常のStudy Abroad英語要件(IELTS 6.5)に届かない学生でも、IELTS 5.0〜6.0で参加可能(PSE併用)。
重要な注意点
・英語力証明書は 出願プログラム開始日から遡って2年以内に取得したスコアのみ有効です。
・テストスコアは 1回の受験で達成したものが必要(複数回の最高点合算は不可)。
・Cambridge CAE / CPE はC1 Advanced・C2 Proficiencyに該当します。
・最新の認定テスト・スコア基準は DCU公式ページ で必ず最終確認してください。
採択された学生は、選択ストリームから事前にコースをプリセレクトし、到着前にDCU Study Abroadチームによって履修登録されます。到着後のオリエンテーション期間中に、希望に応じて履修コースの変更も可能です。
授業料・宿泊費の詳細は study.abroad@dcu.ie または dcuaccommodation.ie をご確認ください。
DCUに留学した日本人学生の声
「DCUのおかげで世界中に友達ができ、さまざまな価値観を身につけることができました。今では世界のどこででも生きていける自信があります。」
― 園原 はるか さん(学習院大学)
LISAプログラム(言語および海外異文化研究)
DCUには、英語力に不安のある英語非母語学生向けの特別な休学留学プログラム「LISA(Language and Intercultural Study Abroad)」が用意されています。通常のStudy Abroadプログラムの入学条件(IELTS 6.5、各バンド6.0以上)を満たさない学生でも、LISAを通じてDCUでの本科目受講+英語強化が可能になります。2024年度版プログラムでは、従来の人文・社会科学に加えビジネス分野にも学習ストリームが拡大されました。
LISAプログラムの特徴
- 英語力に合わせた柔軟な入学:IELTS 5.0〜6.0相当から参加可能
- 2つの学習ストリーム:人文・社会科学(HMSAO LISA)/ビジネス(BSSAO LISA)から選択
- 現地学生との交流:アイルランド人学生や他の留学生と一緒に学べる
- DCU正規モジュール受講:5 ECTS 単位のモジュールを各学期に受講可能
- 充実したキャンパス施設:DCUの寮・スポーツセンター(ジム・プール無料)を利用可能
- 1学期または1学年:秋学期(9〜12月)/春学期(1〜4月/5月)/通年(9〜5月)
- 100%継続評価:1月・5月の期末試験はなし(試験科目を選択した場合は対象期間に受験)
LISAプログラムの入学条件
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| GPA基準 | 2.7〜4.0 |
| 大学レベル | 認定大学で1年間の学習を終了していること |
| 英語力(オプション1) | IELTS 6.0以上(5.5点未満の科目がないこと)または相当レベル |
| 英語力(オプション2) | IELTS 5.0/5.5(5.0点未満の科目がないこと)または相当レベル ・IELTS 5.5:12週間のセッション準備用英語プログラム(PSE)を受講 ・IELTS 5.0:24週間のセッション準備用英語プログラム(PSE)を受講 |
学習ストリーム① 人文・社会科学(HMSAO LISA)
IELTS 6.0以上で5.5点未満の科目がない学生(またはそれに相当するレベル)が対象。推奨中核モジュールに加え、応用言語・異文化研究学部(SALIS)または法学・行政学部のモジュールを各学期の選択科目から2つまで追加で受講できます。
| カテゴリ | 第1学期(秋) | 第2学期(春) |
|---|---|---|
| 推奨中核モジュール | CUS1004 Introduction to Contemporary Irish Society(現代アイルランド社会入門) | ESL1000 English Language Skills: Globalisation(英語力:グローバリゼーション) |
| ESL1001 Intermediate English Language Skills 1(中級英語力1) | ESL1002 Intermediate Language Skills 2(中級英語力2) | |
| ESL1010 English for Academic Purposes 1(大学入学のための英語1) | CUS1010 Global Cultures(グローバル文化) | |
| ESL1018 Debating Skills(討論技能) | CUS1007 Contemporary Cultural Debates(現代文化についての討論) | |
| 推奨選択科目 | CUS1005 Interculturalism in Practice(異文化間コミュニケーションの実践) | ESL1007 English Oral Skills Advanced(英語会話技能) |
| LIG1011 Introduction to Study Language 1(言語学習入門1) | ESL1012 English Reading Writing Skills(英語読み書き技能) | |
| LIG1013 Introduction to Text Analysis(テキスト分析入門) | POL1014 Introduction to Modern Ireland(現代アイルランド入門) | |
| POL1041 Public Policy(公共政策) | POL1043 Issues in European Integration(欧州統合における問題点) | |
| POL1048 International Peacekeeping & Peacebuilding(国際平和維持・平和構築) | ESL1008 High Adv English Language Skills 1(最上級英語1) | |
| LAW1023 The Law of Contract(契約法) | POL1025 Principles of Comparative Politics(比較政治学の原理) POL1020 Introduction to Development(開発の概要) |
※すべてのモジュールに5 ECTS単位が付与され、100%継続評価です。
学習ストリーム② ビジネス(BSSAO LISA)
同じくIELTS 6.0以上で5.5点未満の科目がない学生(またはそれに相当するレベル)が対象。推奨中核モジュールに加え、応用言語・異文化研究学部(SALIS)または法学・行政学部のモジュールを各学期の選択科目から2つまで追加受講できます。
| カテゴリ | 第1学期(秋) | 第2学期(春) |
|---|---|---|
| 推奨中核モジュール | PSY1093 Psychology in Organizations(組織の心理学) | FBA1003 Financial Management(財務管理) |
| ACC1000 Management Accounting for Decision Making(意思決定のための管理会計) | MNA1096 Project Management(プロジェクト管理) | |
| MNA1092 Operations Management(運営管理) | MAD1001 Introduction to Marketing*(マーケティング概論) | |
| MAD1001 Introduction to Marketing*(マーケティング概論) | BAA1018 Business and Professional Ethics(企業倫理と職業倫理) | |
| 推奨選択科目 | ESL1001 Intermediate English Language Skills 1(中級英語1) | ESL1000 English Language Skills: Globalisation(英語力:グローバリゼーション) |
| ESL1010 English for Academic Purposes 1(大学入学のための英語1) | ESL1002 Intermediate English Language Skills 2(中級英語2) | |
| ESL1018 Debating Skills(討論技能) | ESL1012 English Reading Writing Skills(英語読み書き技能) | |
| CUS1004 Introduction to Contemporary Irish Society(現代アイルランド社会入門) | CUS1007 Contemporary Cultural Debates(現代文化についての討論) | |
| ESL1003 Advanced English Language Skills 1(上級英語1) | CUS1010 Global Cultures(グローバル文化) | |
| POL1048 International Peacekeeping & Peacebuilding(国際平和維持・平和構築) | POL1014 Introduction to Modern Ireland(現代アイルランド入門) | |
| POL1046 Public Policy(公共政策) | POL1043 Issues in European Integration(欧州統合における問題点) |
※MAD1001(マーケティング概論)には試験科目があります。その他のモジュールは5 ECTS単位・100%継続評価です。
プログラム期間
| 期間 | 開講期間 |
|---|---|
| 1学期 ―「秋」 | 9月〜12月 |
| 2学期 ―「春」 | 1月〜4月/5月 |
| 1学年 | 9月〜5月 |
※日程は変更されることがあります。DCU Academic Calendars をご確認ください。
出願方法・授業料・宿泊
- 出願方法:DCUの留学オンラインフォームから、LISAプログラムの学習ストリーム(HMSAO LISAまたはBSSAO LISA)を選択して出願
- 授業料:study.abroad@dcu.ie へ問い合わせ(金額は学期・ストリームにより異なる)
- 宿泊施設:LISAプログラムに入学を許可された学生は、DCUのアパートタイプの寮への入居申込が可能
- 事前英語プログラム:オプション2の学生は専門プログラム開始前に DCU英語学校(DCULS)でセッション準備用英語(PSE)を受講
お問い合わせ先
- DCU 留学事務局:study.abroad@dcu.ie
- DCU ジャパンオフィス:dcu.japan@dcu.ie(日本語対応可)
- DCU Regional Advisor(北米・中南米・スタディアブロード担当):Brenda Meira 氏(brenda.meira@dcu.ie)
LISAプログラムはこんな方におすすめ
・日本の大学に在籍しながらDCUで1学期〜1年間の休学留学を検討している
・通常のStudy Abroadの英語要件(IELTS 6.5)には届かないが、DCUで本科の授業を受けたい
・人文・社会科学だけでなくビジネス系の正規モジュールも受講したい(2024年度版より追加)
・アイルランドの文化・社会を学びながら英語力を向上させたい
・期末試験のプレッシャーが少ない環境で学びたい
日本人向け進学ルート ― DCUへスムーズに進む方法
DCUへ進学する日本人学生には、学部・大学院それぞれに複数の進学ルートが存在します。自分の英語力・学力・目標に合わせて最適なルートを選ぶことが重要です。
【学部進学】① 直接入学(Freshman Admission)
日本の高校を卒業後、DCUオンライン出願システムを通じて直接1年次に入学するルートです。最も一般的な方法で、9月入学が原則です。
- 必要条件:高校卒業証明書・成績証明書(英文翻訳)、IELTS 6.5以上またはTOEFL iBT 92以上、GPA目安3.0以上
- メリット:最短3〜4年で学位取得。INTRAインターンで実務経験も積める。
- 注意点:英語スコアが足りない場合はプリセッショナルプログラムで補完可能
- 学費:非EU学生として年間約€13,000〜€16,500の授業料
【学部進学】② プリセッショナル → 学部入学
英語力がDCUの入学要件に若干届かない場合、DCU国際アカデミーのプリセッショナルプログラムで英語力を高めてから学部課程に進むルートです。
- プロセス:一般英語コース(必要に応じて)→ Pre-sessional Program(6〜10週間)→ 学部1年次入学
- メリット:英語力を上げながらDCUの環境に慣れられる。段階的なレベルアップが可能。
- 期間:プリセッショナル期間を含め総計4〜5年で学士号取得
【学部進学】③ 編入(Advanced Entry)
日本の大学で取得した単位を持つ学生が、DCUの2年次以上に編入するルートです。既修科目のシラバスを提出し、単位認定審査を受けます。
- 必要条件:日本の大学の成績証明書・シラバス(英文)、英語資格、志望理由書
- メリット:日本での大学生活を活かし、DCUでの学習期間を短縮できる可能性あり
- 注意点:認定される単位数は専攻や取得科目によって異なり、1年次からの入学となるケースも
【大学院進学】④ 修士課程(Master's Degree)への直接入学
日本の4年制大学を卒業した方が、DCUの修士課程(1〜2年)に直接進学するルートです。研究型(Research Master)と授業型(Taught Master)の2種類があります。
- 必要条件:日本の学士号(4年制大学卒業)、成績証明書・卒業証明書(英文)、IELTS 6.5以上またはTOEFL iBT 90以上、志望理由書(Statement of Purpose)、推薦状2〜3通
- 研究型修士(Research Master):指導教員と個別テーマで論文研究。DCUの研究センターに所属することも可能。期間は1〜2年。
- 授業型修士(Taught Master):講義・演習を中心に専門知識を深め、最終論文またはプロジェクトを提出。期間は1年(フルタイム)。
- メリット:日本の学士号を活かしてダイレクトに修士取得が可能。アイルランドの企業・研究環境で専門性を高められる。
- 学費:非EU学生として年間約€13,500〜€17,000(専攻による)
【大学院進学】⑤ 博士課程(PhD)への進学
修士号取得後(または修士相当の研究実績を持つ場合)に、DCUの博士課程に進学するルートです。各研究センターの指導教員と研究テーマを事前に調整することが重要です。
- 必要条件:修士号(または同等の研究実績)、研究計画書(Research Proposal)、指導教員の内諾、英語資格
- 期間:通常3〜4年(フルタイム)
- 資金調達:アイルランド研究評議会(IRC)奨学金やDCU奨学金、指導教員のグラント資金などを活用できる場合あり
- 注意点:事前に希望する指導教員へコンタクトを取り、研究テーマの適合性を確認することを強く推奨します
日本人学生向けの支援体制
DCUには日本人学生を支援するコミュニティやリソースが整備されています。
| 組織・サービス | 内容 |
|---|---|
| DCU Japanese Society | DCU在籍の日本人学生と国際学生の交流支援。カラオケ会・映画鑑賞・フードイベントを定期開催 |
| DCU Global(国際学生サポートオフィス) | 留学生の入国手続き・ビザ相談・生活サポート・文化交流イベントの運営 |
| JASSO(日本学生支援機構) | 協定校制度・奨学金情報の提供 |
| 在アイルランド日本大使館 | 留学生向け情報提供・緊急時サポート |
成功のためのポイント
- 英語力の早期強化:IELTS 6.5取得を目標に、高校在学中または大学在学中から計画的に準備を始める
- 奨学金の早期申請:アイルランド政府奨学金(GOI-IES)の募集は2月頃と早いため、前年度から情報収集を開始する
- INTRAの活用:学部選択時にINTRAプログラムが必修・選択となっている専攻を優先的に検討する
- 大学院進学者は指導教員へ事前コンタクト:出願前に希望する研究分野の教員へメールで研究テーマを打診し、内諾を得ておくことが重要
- 生活費の早期計算:ダブリンの家賃高騰を踏まえ、年間€28,000〜€33,000(学費+生活費)の予算を確保する計画を立てる
ポイント
- 学部進学は直接入学が最短ルート。英語不足ならプリセッショナルで補完可能
- 日本の学士号があれば修士課程へダイレクトに進学できる
- 博士課程は事前の指導教員コンタクトが成功の鍵
- アイルランド政府奨学金(GOI-IES)は非EU学生に有利な制度。早期申請を忘れずに
- DCU Japanese Societyの活用で孤立を避け、充実した留学生活をスタートできる
無料カウンセリングのご案内
「成功する留学」では、DCUをはじめとするアイルランド大学進学に向けて、以下のサポートを提供しています:
- 個別プランニングと費用試算
- 志望理由書・出願書類の添削
- IELTS・TOEFL対策講座
- 学部・大学院の最適ルートのご提案
- 奨学金申請サポート(GOI-IES・JASSO等)
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DCUについてのアドバイス
「DCUは若い大学ながら、ビジネス・工学・教育・ICTなど特定分野での高い専門性と、充実したインターンシップ制度が魅力です。英語圏EU加盟国であるアイルランドの特性を活かし、英語力を磨きながら欧州のビジネスネットワークにアクセスできる点は、他の英語圏大学にはない大きなメリットといえるでしょう。」