ロンドン大学シティ・セントジョージズ校(City St George's, University of London)進学ガイド
City St George's, University of London(ロンドン大学シティ・セントジョージズ校)は、2024年8月にCity, University of London(1894年設立)とSt George's, University of London(1733年設立)が統合して誕生した大学です。ロンドン中心部に複数のキャンパスを構え、ビジネス・法学・工学・コンピュータサイエンス・ジャーナリズム・保健医療など多彩な分野で高い評価を誇ります。トリプル認定を受けた世界屈指のBayes Business School(旧Cass Business School)を擁し、実践・職業教育への強いこだわりと300年を超える医学教育の伝統を融合した、英国でも独自の存在感を放つ総合大学です。世界170カ国以上から学生が集まる国際的な環境に加え、QS Best Student Cities 2025で「世界最高の学生都市」に選ばれたロンドンで学べることも大きな魅力です。さらに、進学準備コースについてはINTOとKaplanの両方と提携する英国でも珍しい「ダブル提携校」であり、日本人学生には複数の進学ルートが用意されています。
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この記事を監修した人
岡野 健三
「成功する留学」代表取締役社長 / 一般社団法人海外留学協議会(JAOS) 理事
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- 1. ランキングで見るCity St George'sの評価【2025-2026年最新版】
- 2. City St George's(ロンドン大学シティ・セントジョージズ校)が選ばれる6つの理由
- 2-1. ロンドン中心部という理想的な立地
- 2-2. 実践・職業教育への強いこだわり
- 2-3. 世界トップクラスのBayes Business School
- 2-4. 300年を超える医学・保健医療の伝統
- 2-5. 170カ国から学生が集まる多文化キャンパス
- 2-6. 強力なキャリア支援と卒業生ネットワーク
- 3. 人気専攻とアカデミックの強み
- 4. 入学条件と出願情報(本科進学)
- 5. 学費と生活費(目安)
- 6. キャンパス環境と施設
- 7. 住まいと食事
- 8. 卒業後の進路とキャリア支援
- 9. City St George'sの進学準備コース(INTO・Kaplan ISC)の紹介
- 10. 日本人向け進学ルート ― City St George'sへスムーズに進む方法
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ランキングで見るCity St George'sの評価【2025-2026年最新版】
City St George's, University of Londonは、統合前からそれぞれの大学が高い評価を受けてきた実績を引き継ぎ、特に就職実績・実践教育・ビジネス教育・保健医療分野で英国内屈指の地位を誇ります。以下に主要ランキングでの評価をまとめます。
総合ランキングと評価ポイント
| ランキング名 | 総合順位(2025-2026) | 評価の焦点 | 出典 |
|---|---|---|---|
| QS世界大学ランキング | 世界310位 | 学術評判・雇用者評価・国際性 | topuniversities.com |
| Times/Sunday Times大学ガイド(英国内) | 英国48位(2025-26) | 学生満足度・就職率・研究力 | thetimes.co.uk |
| Times/Sunday Times 卒業生就職力 | 英国14位(2025-26) | 卒業後のキャリア展望・就職実績 | thetimes.co.uk |
| Guardian大学ガイド | 英国38位/ロンドン5位(卒業生就職力、2025) | 教育の質・学生支援・卒業生の就職展望 | theguardian.com |
| Complete University Guide | 英国53位 | 学生満足度・卒業生就職率・研究品質 | thecompleteuniversityguide.co.uk |
Bayes Business Schoolの国際評価(トリプル認定)
City St George'sが擁するBayes Business School(旧Cass Business School)は、世界のビジネススクールのわずか1%程度しか取得していない「トリプルクラウン(三大国際認証)」を保持しています。
| 認定機関 | ステータス | 評価内容 |
|---|---|---|
| AACSB | 認定取得 | 世界のビジネススクールの上位5%に該当する最高水準認定 |
| EQUIS | 認定取得 | ヨーロッパ品質改善システムによる国際認証 |
| AMBA | 認定取得 | MBA協会による世界最高水準のMBAプログラム認定 |
City St George'sが高く評価される理由
① 分野別の高い専門評価
ジャーナリズム(英国6位)、会計・金融(英国6位)、コミュニケーション・メディア(英国8位)など、特定分野では全英トップクラスの評価を受けています。経済学・法学・心理学も世界トップ200クラスに位置しています。
② 卓越した就職実績
Times大学ガイドで英国14位(卒業生就職力)に輝き、卒業後6ヶ月以内の就職・進学率は約94%と高水準です。実践的な教育と充実したキャリア支援が卒業後の就職に直結しています。
③ 産業界との強固な連携
ロンドン金融街に隣接する立地を活かし、Goldman Sachs、Deloitte、Google、Amazon、Microsoft等の世界的企業との密接な関係を構築。学生は在学中から実際のビジネス環境に触れる機会が豊富で、産学連携プロジェクトやインターンシップも充実しています。
④ 充実した研究資金
2025/26年度の英国研究予算(QR資金)約£15.94M、産学連携資金(HEIF)に£2.53Mを獲得。医療・工学・ビジネスなど多分野での研究活動が活発です。
⑤ 医学・保健医療の長い歴史
旧St George's, University of Londonは1733年設立の英国最古の医学校のひとつ。隣接するSt George's University Hospitals NHS Foundation Trustとの連携により、臨床実習環境が充実しています。
City St George's(ロンドン大学シティ・セントジョージズ校)が選ばれる6つの理由
1. ロンドン中心部という理想的な立地
City St George'sのメインキャンパス(Northampton Square)は、ロンドン中心部・クラーケンウェルに位置し、シティ(金融街)まで徒歩圏内、キングスクロス駅や地下鉄エンジェル駅からのアクセスも抜群です。QS Best Student Cities 2025で世界最高の学生都市に選ばれたロンドンというグローバル都市に身を置くこと自体が、最大の学習環境といえます。
- シティ(金融街)との近さ:Bayesビジネススクール(Moorgate)はロンドン金融街に隣接。世界の主要企業本社、国際銀行、テック企業(Google・Amazon・Microsoft)が徒歩圏内にあり、金融・会計・コンサルなどの業界との距離が近く、インターンシップや就職活動で有利です。
- 医療・研究施設との連携:St George's校地(Tooting)はSt George's University Hospitals NHSに隣接し、臨床実習や研究の場として最高の環境を提供します。
- 文化・生活環境:タワーブリッジやセント・ポール大聖堂などの歴史的ランドマークが身近にあり、博物館、美術館、劇場、多国籍レストランが揃うロンドンで、多彩な課外活動が可能です。ペティコート・レーンやスピタルフィールズなどのストリートフードマーケットも人気です。
- 交通アクセス:地下鉄・バス・国際列車(ユーロスター)と交通の便が非常によく、ヨーロッパ各都市へも気軽に足を運べます。
2. 実践・職業教育への強いこだわり
City St George'sは創立以来、「実学」を重視する教育方針で知られています。特にBayesビジネススクール、The City Law School、School of Communicationは業界との連携が深く、雇用可能性(Employability)を重視したカリキュラムのもと、在学中から実践的なスキルを身につけられます。
【実践教育の具体例】
- ジャーナリズム学部では実際のスタジオや編集室で制作実習
- Bayesビジネススクールでは産学連携プロジェクトやケーススタディが豊富
- 法学部では実際の法廷を模したモートコートでの訴訟演習
- 工学・コンピュータサイエンスでは企業との共同研究・インターンシップ
- 医療・看護系では隣接病院での早期臨床実習
- Accenture・Deloitte・EY等の大手企業による業界ワークショップやネットワーキングイベント
卒業生就職力で英国14位(Times 2025-26)という結果は、この実践重視の教育が卒業後の職業人生に直結していることを証明しています。
3. 世界トップクラスのBayes Business School
City St George'sは、AACSB・EQUIS・AMBAのトリプル認定を受けた世界エリートビジネススクール「Bayes Business School」(旧Cass Business School)の本拠地です。ロンドン金融街に隣接するMoorgateキャンパスで、世界最高水準のビジネス教育を受けられます。
- 実務重視の教育:ロンドン金融街との密接な連携による実践的カリキュラム。金融業界標準のBloomberg Terminalsも学生が利用可能です。
- 世界的ネットワーク:卒業生は世界の主要企業でCEO・役員として活躍しており、強力な卒業生ネットワークを活用できます。
- 研究力:金融、経営、起業分野で世界をリードする研究実績を誇ります。
- 資格連携:ACCA・CFA等のプロフェッショナル資格との連携により、キャリアに直結する学びが得られます。
4. 300年を超える医学・保健医療の伝統
旧St George's, University of Londonは1733年創設の英国最古の医学校のひとつで、近代医学の父エドワード・ジェンナー(天然痘ワクチン開発者)もここで学びました。この歴史と伝統を受け継ぐCity St George'sは、医療系教育・研究において英国内でも特別な地位を占めています。
- 医学部(MBBS):英国でも数少ない5年制医学プログラムを提供。GMC(英国医事委員会)認定を受けています。
- 看護・助産学:NHS(英国国民保健サービス)と直結した臨床教育で、卒業後すぐに現場で活躍できる人材を育成。
- 公衆衛生・薬学・リハビリテーション:保健医療系の幅広い学位プログラムが充実。
- 医療研究:St George's校地には最先端の医学・看護研究施設があり、NHS病院との連携研究が日常的に行われています。
5. 170カ国から学生が集まる多文化キャンパス
City St George'sには170以上の国と地域から学生が集まり、総学生数約21,940人のうち約39%が留学生という非常に国際色豊かなキャンパス環境です。ロンドン大学の一員として、世界中の学術機関とのネットワークも充実しています。
- 多文化環境:アジア・ヨーロッパ・アフリカ・南北アメリカなど異なる文化背景を持つ学生と日常的に交流し、グローバルな視点と英語コミュニケーション力が自然と身につきます。
- 学生団体:City University Japan Societyをはじめ、多数の国際交流・文化系学生団体が活動しています。
- 留学生支援:英語チュートリアル、出願サポート、国際学生オリエンテーションなど、留学生向けの充実したサポート体制があります。
- 国際交流プログラム:Turing Schemeを活用した海外留学制度や、他のロンドン大学校(UCL・Queen Maryなど)との協定交流も利用可能です。
- 将来につながる人脈:世界各国の将来のリーダーとの人脈構築は、多国籍企業での就職において大きなアドバンテージになります。
6. 強力なキャリア支援と卒業生ネットワーク
City St George'sのキャリアセンターは、学生一人ひとりの就職・進学をきめ細かくサポートします。特にロンドンという立地を活かした業界連携イベントや、世界中で活躍する卒業生との繋がりが強みです。
- 個別キャリアカウンセリング:専門カウンセラーによる1対1の進路相談・CV(履歴書)指導・面接対策。
- 業界交流イベント:金融、メディア、テクノロジー、医療など各業界のプロフェッショナルを招いたネットワーキングイベントを定期開催。
- インターンシップ:ロンドンの主要企業・機関でのインターンシップ機会が豊富で、在学中から実務経験を積めます。
- 卒業生ネットワーク:世界の主要企業でCEO・役員として活躍する卒業生との強力なネットワークを活用できます。
- Graduate Route(卒業後就労ビザ):学士・修士卒業後に最長2年間(博士は3年間)英国で就労・滞在できるビザ制度を活用できます。
人気専攻とアカデミックの強み
City St George'sでは、ビジネス・経営から医療・工学・メディアまで幅広い学位プログラムを提供しています。特に以下の分野で高い評価と実績を誇ります。
| 専攻分野 | 英国内ランキング(Times 2026) | 特徴・強み |
|---|---|---|
| ジャーナリズム | 英国6位 | 実際のスタジオ・編集室での実践教育、BBCなど主要メディアとの連携 |
| 会計・金融 | 英国6位 | シティ(金融街)隣接のBayesビジネススクール、ACCA・CFA等の資格連携 |
| コミュニケーション・メディア | 英国8位 | デジタルメディア・PR・広告など現代的カリキュラム |
| ドラマ・舞踊 | 英国4位 | ロンドンのアート・エンタメ業界との緊密なつながり |
| 法学 | 世界トップ200 | The City Law Schoolはバリスター・ソリシターを多数輩出。モートコートを完備 |
| ビジネス・経営(MBA) | 世界トップ水準 | Bayesビジネススクールはトリプル認定を持つ欧州屈指のビジネス教育機関 |
| コンピュータサイエンス・工学 | 航空宇宙工学 英国18位 | 産業界・テック企業との共同研究、インターンシップ機会が豊富 |
| 医学・保健医療 | 英国有数の医学教育機関 | 1733年創設の歴史、NHS病院との連携臨床実習 |
| 社会科学・国際関係 | 心理学 世界トップ200 | ロンドンの政治・外交機関との連携 |
Bayes Business Schoolの主要プログラム
- Investment and Financial Risk Management:金融リスク管理の最先端理論と実践
- Business Economics with Accounting:ビジネス経済学と会計の融合プログラム
- International Business:グローバルビジネス環境での経営戦略
- Entrepreneurship:起業家精神とイノベーション創出
学部で人気の専攻トップ10
| 順位 | 専攻名 | 学部・スクール |
|---|---|---|
| 1 | Business Management(ビジネス経営) | Bayesビジネススクール |
| 2 | Law(法学) | The City Law School |
| 3 | Computer Science(コンピュータサイエンス) | School of Science & Technology |
| 4 | Journalism(ジャーナリズム) | School of Communication & Creativity |
| 5 | Finance(金融) | Bayesビジネススクール |
| 6 | Medicine(医学・MBBS) | St George's Medical School |
| 7 | Nursing(看護学) | School of Health Sciences |
| 8 | Psychology(心理学) | School of Health & Psychological Sciences |
| 9 | Electrical & Electronic Engineering(電気電子工学) | School of Science & Technology |
| 10 | Economics(経済学) | School of Policy & Global Affairs |
著名な卒業生
近代医学の父エドワード・ジェンナー(天然痘ワクチン開発)はSt George's出身。また、世界の主要企業・金融機関・コンサルティングファームのCEO・役員、著名ジャーナリスト、NHS医師・看護専門家など、各界で多数の卒業生が活躍しています。
入学条件と出願情報(本科進学)
City St George'sへの学部入学は、英国共通出願システム(UCAS)を通じて行います。英国の大学は日本と学制が異なるため、日本の高校卒業資格のみでの直接入学は原則として認められておらず、国際資格の有無によって進学ルートが変わる点に注意が必要です。以下に主な入学要件をまとめます。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 学歴 | 日本の高校卒業資格のみでの直接入学は原則不可。Aレベル2〜3科目、IB(33点程度)、AP+SAT等の国際資格があれば直接出願可。国際資格がない場合はファンデーションコース(INTO・Kaplan)経由が一般的 |
| 英語力 | IELTS 6.0〜6.5以上(各バンド5.5〜6.0以上)/TOEFL iBT 92点以上(専攻・コースにより異なる) |
| 出願システム | UCAS(英国共通出願)経由 |
| 出願時期 | 一般専攻:翌年1月中旬締切。医学系:10月15日締切 |
| 提出書類 | 成績証明書、パーソナルステートメント(志望理由書)、推薦状、語学スコア |
| 大学院 | 学士号相当の学歴(GPA 3.0以上が目安)、IELTS 6.5〜7.0以上(専攻により異なる)、研究計画書(一部) |
専攻別特別要件
- ビジネス・経済学:数学の優秀な成績、関連する課外活動経験
- 医学:生物学・化学・数学の履修、UCAT(入学適性試験)の受験
- 法学:優秀な英語力、論理的思考力を示すエッセイ
- 工学・コンピュータ科学:数学・物理の高い成績、プログラミング経験(推奨)
出願のポイント
- パーソナルステートメント:志望専攻への強い動機、関連する経験・スキルを具体的かつ説得力を持って記述することが重要です。
- 英語力・学歴要件が不足している場合:INTOまたはKaplanが提供するファンデーションコースやIYO(International Year One)を経由するルートがあります(詳細は第9章)。
- 医学部志望者は早めの準備を:MBBS(医学)への出願は10月締切で、UCATなどの入学試験対策も必要です。
- 大学院出願:大学院プログラムは直接出願またはINTO・Kaplanのプリマスターコース経由で入学可能。研究プログラムへの出願には指導教員との事前コンタクトが推奨されます。
学費と生活費(目安)
以下は主な費用目安です(2025/26〜2026/27年度の公表値に基づく)。円換算は£1=約215円(2026年7月時点)で計算していますが、為替レートにより大きく変動します。ロンドンは英国内でも特に物価が高い都市であるため、渡航前にしっかりと資金計画を立てることが大切です。
年間学費(2025-26)
| 区分 | 年間授業料(GBP) | 円換算目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 英国国内(Home)学部生 | £9,535(2025/26)/£9,790(2026/27予定) | 約205万〜210万円 | 英国政府規定の上限額に準拠 |
| 留学生:ビジネス・経済学 | £22,000〜£26,000程度 | 約470万〜560万円 | Bayesビジネススクール |
| 留学生:法学・社会科学 | £20,000〜£24,000程度 | 約430万〜520万円 | |
| 留学生:工学・コンピュータ科学 | £24,000〜£28,000程度 | 約520万〜600万円 | |
| 留学生:医学(MBBS) | £38,500〜£44,700程度 | 約830万〜960万円 | 5年制プログラム |
| 大学院(修士課程) | £18,000〜£30,000程度 | 約390万〜650万円 | BayesのMSc・MBAなど専門職大学院はこれを上回る場合あり |
| 進学準備コース(INTO・Kaplan) | £10,250〜£27,800程度(2026/27) | 約220万〜600万円 | プログラム・期間により異なる(詳細は第9章) |
※留学生の学費はコース・年度ごとに改定されます(大学全体では概ね£17,000〜£45,000の幅があります)。上記の分野別の金額はあくまで目安であり、出願前に必ず各コースの公式ページで最新の金額をご確認ください。
生活費の詳細(年間目安)
| 項目 | 大学寮(目安) | 民間物件(目安) |
|---|---|---|
| 住居費(年間) | £8,600〜£15,000(週£206〜£350) | £9,600〜£21,600(月£800〜£1,800) |
| 食費(年間) | £2,400〜£4,500(自炊中心) | £2,400〜£4,500 |
| 交通費(年間) | £1,000〜£2,000(学生割引あり) | £1,200〜£2,000 |
| その他(教材・娯楽等) | £1,500〜£3,000 | £1,500〜£3,000 |
奨学金・財政援助
City St George'sでは複数の奨学金制度が用意されています。INTO・Kaplanの進学準備コース経由の場合も独自の奨学金があり、日本国内の奨学金制度との組み合わせも有効です。
| 奨学金の種類 | 金額・内容 | 対象 |
|---|---|---|
| 大学独自の国際学生奨学金 | 初年度授業料の最大50%減免(President's International Scholarship)、分野別奨学金£2,000〜授業料全額など(年度により内容は変動) | 成績優秀な国際学生 |
| INTO奨学金(Foundation / Pre-Master's) | 初年度最大£4,000割引+本科進学後は毎年£3,500の授業料割引(Foundation修了者:3年間で最大£10,500、IYO修了者:2年間で最大£7,000) | INTO経由入学者(進学割引は自動適用・対象外条件あり) |
| Kaplan(KICL)の奨学金・割引 | コース・進学先により異なる(進学奨学金・早期支払割引等)。最新条件はKaplanへ要確認 | Kaplan経由入学者 |
| JASSO 海外留学支援制度(学部学位取得型) | 奨学金月額5.9万〜11.8万円(ロンドンは11.8万円)+授業料支援(年間上限250万円) | 日本国籍等を持ち学士号取得を目指す留学生(給付型・選考あり) |
| JASSO 海外留学支援制度(大学院学位取得型) | 奨学金月額17.7万〜38.8万円(国・地域による)+授業料支援 | 修士・博士号取得を目指す留学生(給付型・選考あり) |
| MEXT(文部科学省)奨学金 | 授業料免除+生活費支援 | 大学推薦または国費留学生 |
| Chevening Scholarship(英国政府) | 授業料全額+生活費+渡航費 | 修士課程、卓越したリーダーシップ資質を持つ者 |
キャンパス環境と施設
キャンパスの雰囲気とロケーション
- Northampton Square(クラーケンウェル):メインキャンパス。図書館、学生会館、ITラボ、CitySportジム、講義室が集まるメインハブ。地下鉄エンジェル駅から徒歩5分。現代的な建築物と歴史的建造物が調和した美しい環境です。
- Moorgate(Bayesビジネススクール):ロンドン金融街に隣接するビジネス・法学系の拠点。Liverpool Street・Moorgate・Bank等の複数の地下鉄駅から徒歩圏内で、世界的企業の本社ビルに囲まれた刺激的な学習環境です。
- Tooting(St George's校地):南ロンドンに位置する医療・保健系の拠点。St George's University Hospitals NHSと隣接し、臨床実習環境が充実。Horton Halls学生寮も近接。
主要施設紹介
- メイン図書館(Northampton Square):5フロアにわたる充実した蔵書・電子資料。ロンドン大学連合としてセネート・ハウス図書館も利用可能。
- Bayes専門図書館・金融データ分析室:ビジネス・金融系に特化した資料に加え、金融業界標準のBloomberg Terminals(データ分析システム)を学生が利用可能。
- City Law School図書館・模擬法廷:法律系資料に特化した専門図書館と、実際の法廷を模したモートコート。
- CitySport・Sports Centre:ジム・フィットネス施設、スカッシュコート、多目的スポーツホール。学生は割引価格で利用可能。
- 演奏スタジオ・ダンススタジオ(Creative School):音楽・ドラマ・ダンス系学生向けの専用施設。
- 医学・看護研究施設(Tooting):最先端の生化学・医療研究設備。隣接NHSとの連携研究スペース。
- Student Centre・Digital Learning Spaces:学生サービス、カフェテリア、最新AV設備を備えた講義室・セミナールーム。
City St George'sのキャンパス
バーチャルキャンパスツアーと訪問情報
- 公式バーチャルツアー:citystgeorges.ac.uk からキャンパスの360度ツアーを体験できます。
- オープンデー:年数回、対面でのキャンパスツアーとプログラム説明会が開催されます。事前予約が必要です。
動画紹介
位置情報
住まいと食事
学生寮(大学提携ハウジング)
- 寮の特徴:大学提携寮はすべて自炊(セルフケータリング)型で、共用キッチンが備わっています。全室Wi-Fi完備、24時間セキュリティ、共用ラウンジ・学習スペースなどの設備も充実。食事は基本的に自炊またはキャンパス内カフェテリア・周辺飲食店の利用が主流です。
- 申請:入学手続き完了後にオンラインで住居申請を行います。1年生は寮への入居が強く推奨されています。
主な学生寮の種類と費用
| 寮名 | ロケーション | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Arbour House | クラーケンウェル(中心部・Northampton Square隣接) | 個室(アンスイート)£271/週〜 | Unite Students提携。学部1年生向け。光熱費込み・24時間セキュリティ |
| Horton Halls | Tooting(南ロンドン) | 標準(シングルベッド)£206/週、プレミアム(小型ダブルベッド)£228/週(2026/27) | 全室個室・アンスイート。キッチンは4〜8人で共用。St George's校地に近接し医療系学生に人気 |
| その他の大学提携寮(Alliance House・Eleanor Rosa House・IQ City等) | クラーケンウェル/ムーアゲート校地の徒歩・公共交通圏 | 週£240〜£350程度(寮・部屋タイプによる) | 大学院生・上級生向けの選択肢も充実。詳細は大学の公式ハウジングページ参照 |
| 民間シェアハウス・フラット | ロンドン各エリア | シェア 月£800〜/スタジオ 月£1,200〜£2,000(目安) | 自由度が高いが費用は高め。大学のOff-Campus Housingポータル等の活用推奨 |
オフキャンパスハウジング
- 住居の種類:Clerkenwell、Islington、Southwark、Whitechapel、Tootingなど大学周辺エリアにシェアハウスやフラットが多数あります。
- 家賃相場:ワンルーム(スタジオ)月£1,200〜£2,000、2人シェアフラット(1人分)月£800〜が目安。光熱費・インターネット別途の場合が多いです。
- サポート:大学の住居ポータルサイトやAmberプラットフォームから物件情報を検索でき、契約に関するアドバイスも受けられます。
食事と生活環境
- 自炊:寮の共用キッチンや自室キッチンを使った自炊が最もコストを抑えられます。近隣のスーパーマーケット(Sainsbury's・Tesco等)が徒歩圏内にあります。
- 学内カフェテリア:各キャンパスに学生向けのカフェやダイニング施設があり、国際色豊かなメニューに加えハラール・ヴィーガンにも対応しています。
- 周辺の飲食店・マーケット:ロンドン中心部という立地柄、多国籍レストランやカフェが豊富。Petticoat LaneやSpitalfieldsなどのストリートフードマーケットでは世界各国の本格料理を楽しめ、インド・中華・日本食レストランなどアジア系の飲食店も多くあります。
- 交通:学生向けの交通カード(18+オイスターカード)で地下鉄・バスが割引価格で利用できます。
卒業後の進路とキャリア支援
City St George'sの卒業生は、英国内外の多様な業界で活躍しています。Times大学ガイドの卒業生就職力英国14位という高評価が示すように、在学中からのキャリア支援体制と、ロンドンという立地を活かした産業界とのつながりが強みです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業生就職力(英国内ランキング) | 英国14位(Times/Sunday Times 2025-26) |
| 就職・進学率 | 約94%(卒業後6ヶ月以内・目安) |
| 平均初任給 | £28,000〜£45,000(約600万〜970万円・目安) |
| 主な就職先業界 | 金融・銀行、コンサルティング、メディア・ジャーナリズム、IT・テクノロジー、法律、医療・NHS、国際機関 |
| 主要雇用企業 | Goldman Sachs、JP Morgan、Deloitte、PwC、KPMG、Google、Amazon、Microsoft、BBC、NHS ほか |
| 卒業後就労ビザ | Graduate Route:学士・修士卒業後最長2年、博士卒業後最長3年の英国就労・滞在が可能 |
| キャリアセンター | 個別キャリア相談、CV指導、模擬面接、業界交流イベント、インターンシップ紹介 |
専攻別キャリア情報
| 専攻分野 | 主な就職先・進路 |
|---|---|
| ビジネス・会計・金融 | Big4会計事務所(KPMG・Deloitte・PwC・EY)、Goldman Sachs、JPMorgan、シティの金融機関、戦略コンサルティング |
| 法学 | ロンドン市内法律事務所、バリスター、ソリシター、国際法律事務所・企業法務部門 |
| ジャーナリズム・メディア | BBC、Sky News、ロイター通信、各種新聞社・デジタルメディア |
| コンピュータサイエンス・工学 | Google UK、Amazon、Microsoft、スタートアップ企業(フィンテック・ヘルステック)、航空宇宙メーカー |
| 医学・保健医療 | NHS(英国国民保健サービス)、民間病院、製薬企業、研究機関 |
| 社会科学・公共政策 | 中央政府・地方自治体、NGO・NPO、国際機関(UN・世界銀行・EU等)、シンクタンク |
キャリアセンターのサポート内容
- 個別キャリアカウンセリング:専門スタッフによる進路相談・CV(英国式履歴書)・カバーレター添削
- 業界別ネットワーキングイベント:金融・法律・メディア・医療など各業界のプロフェッショナルを招いたイベントを定期開催
- 就職フェア:年間複数回の大規模就職フェアで、国内外の主要企業と直接接触できる
- 模擬面接・プレゼン練習:英国式の就職活動(アセスメントセンター・グループディスカッション等)への対策
- プロフェッショナル・ディベロップメント:リーダーシップ、プレゼンテーション、ビジネススキル向上のワークショップ
- インターンシップ紹介:ロンドン市内の企業・機関でのインターンシップ機会の紹介と調整
- 卒業生ネットワーク:世界中で活躍する卒業生との強力なネットワークを就職活動に活用可能
City St George'sの進学準備コース(INTO・Kaplan ISC)の紹介
英語力や学力の準備が必要な留学生には、進学準備コース(パスウェイプログラム)を経由して入学するルートがあります。City St George'sは、世界的パスウェイ機関のINTOとKaplanの両方と提携する英国でも珍しい「ダブル提携校」です。どちらのルートでも、コース修了後に所定の成績を満たせばCity St George'sの本科へ進学できる制度が用意されており、直接入学の条件を満たしていない学生でも段階的に本科進学を目指すことができます。志望専攻・費用・開講時期などに応じて、自分に合ったルートを選択しましょう。
① INTO City St George's(International Study Centre)
INTOが運営するCity St George's International Study Centreは、ロンドン金融街の中心部(102 Middlesex Street, London, E1 7EZ)に位置する進学準備機関です。「ロンドンで最もキャリア集約的なパスウェイプログラム」を掲げ、入学初日から就職可能性(Employability)を高める教育を提供しているのが特徴です。INTO Annual Student Experience Survey 2025では、93%の学生が「センターは歓迎的な環境だった」と回答しています。
1. International Foundation(ファンデーション)
【概要】
高校卒業後、学部進学に必要な英語力と専攻分野の基礎知識を習得し、City St George'sの学部1年次への進学を目指す準備課程です。
| プログラム名 | 期間 | 学費(2025/26) | 進学先 |
|---|---|---|---|
| International Foundation(Business and Economics/Humanities and Law/Computing, Science and Engineering 等) | 3学期 | £18,500〜£22,995(2026/27) | 学部1年次(Bayes・法学部等) |
| International Foundation(4学期制・英語強化を含む) | 4学期 | £22,750〜£25,500(2026/27) | 学部1年次 |
2. International Year One(IYO)
- 期間:3〜4学期
- 学費:3学期制 £20,500〜£25,250、4学期制 £27,800(2026/27)
- 進学先:学部2年次への直接編入
- 対象:高校卒業後、より集中的な学習で修業年限を短縮したい学生
- 特色:Finance分野のIYOはBayesビジネススクールとの共同運営で、1つのCAS(ビザ)でパスウェイと学位課程を通しで履修できるiCAS対応プログラム。所定の成績でBayesの金融系学位2年次への進学が保証されます
3. Pre-Master's Programme(プリマスター)
| 専門分野 | 期間 | 学費 | 進学先 |
|---|---|---|---|
| Pre-Master's(ビジネス・経済系) | 2〜3学期 | 2学期 £20,500/3学期 £25,745(2026/27) | Bayes Business School修士課程 |
| Pre-Master's(法学・社会科学等 ビジネス系以外) | 2〜3学期 | 2学期 £10,250/3学期 £20,500(2026/27) | 法学・社会科学系修士課程 |
4. Pre-sessional English(学期前英語コース)
- 目的:学位コース開始前の集中英語準備。既に大学入学許可を得ている学生が対象
- 内容:アカデミック英語、学習スキル、試験対策。Bayes大学院向けオンライン事前英語コースもあり
INTOのキャリア重視教育・学生サポート
- Career Development Portfolio:在学中にキャリア開発ポートフォリオを構築し、就職活動時に差別化を図れる
- 業界ワークショップ:Accenture、Deloitte、Ernst & Youngなどの大手企業による実践的ワークショップを定期開催
- ネットワーキング機会:Allianz、Apple、L'Oréalなどとのネットワーキングセッション
- Virtual Internships:70カ国3,500社以上でのオンライン実務経験機会(18歳以上、追加費用適用)
- 学生サポート:24時間緊急対応、ビザワークショップ、定期的なソーシャルプログラム、言語アドバイザー、Personal Tutor(学習・生活の専属担当者)、個別進学指導
- 奨学金:Foundation / Pre-Master's入学者向けに初年度最大£4,000の授業料割引。さらに本科進学後は毎年£3,500の授業料割引が自動適用され、Foundation修了者は3年間で最大£10,500、IYO修了者は2年間で最大£7,000の割引を受けられます(対象外条件あり)
② Kaplan(City St George's International Study Centre)
Kaplan International Pathwaysが運営する進学準備コースは、ロンドンブリッジ地区のKaplan International College London(KICL)で開講され、コース修了後に所定の成績・出席率を満たすことで本科への進学が保証される保証進学制度(Guaranteed Progression)を提供しています。オンラインで受講できるDegree Preparation Onlineのルートも用意されています。
- 所在地:Kaplan International College London(Palace House, 3 Cathedral Street, London SE1 9DE)。ロンドンブリッジ駅から徒歩数分、バラマーケットやテムズ川沿いに近い好立地
- 開講時期:年3インテーク(秋:9〜11月/春:1〜4月/夏:5〜8月)
- ビザサポート:Student Visa取得サポートあり
- ウェブサイト:kaplanpathways.com
1. International Foundation Year(国際ファンデーション)
【概要】
高校卒業後、英語力と専攻分野の基礎知識を同時に習得し、City St George'sの学部1年次への進学を目指す準備課程です。
| コース名 | 内容 | 期間・費用目安 |
|---|---|---|
| Foundation Certificate(ビジネス・法学・社会科学) | ビジネス、経済、法学の基礎 + アカデミック英語 | 2025/26 £22,760〜/2026/27 £23,440〜 |
| Foundation Certificate(理学・工学) | 数学、物理、IT基礎 + アカデミック英語 | 2025/26 £24,270〜/2026/27 £25,000〜 |
| Foundation Certificate(アート&デザイン) | デザイン基礎・ポートフォリオ制作 + アカデミック英語 | 2025/26 £21,030〜/2026/27 £21,660〜 |
- 英語条件:IELTS 5.0〜5.5以上(コースにより異なる)
- 修了後:所定の成績を修めることで、City St George's学部への進学が保証される
2. International Year One(IYO)
【概要】
学部1年次相当の内容を集中的に学ぶコース。修了後にCity St George's学部2年次に編入できます。
| コース名 | 内容 | 費用目安 |
|---|---|---|
| IYO Business | 経営学・マーケティング・会計の基礎 | 2025/26 £18,290〜/2026/27 £18,990〜 |
| IYO Computer Science | プログラミング・アルゴリズム・データ構造 | 2025/26 £18,290〜/2026/27 £18,990〜 |
| IYO Engineering | 工学基礎(2025年春開講の新ルート) | 2025/26 £24,650〜/2026/27 £25,390〜 |
| IYO Law | 英国法の基礎・リーガルスキル(2026/27新設) | 2026/27 £21,660〜 |
- 英語条件:IELTS 5.5以上(コースにより異なる)
- 学歴要件:高校卒業以上、または日本の大学1年修了以上が目安
3. Pre-Master's Programme(プリマスター)
City St George'sの修士課程進学を目指す社会人・大学卒業者向けの準備コース。アカデミック英語と専門基礎を一定期間で集中的に習得します。
- 期間:2〜3学期
- 費用目安:2025/26 £24,240〜£24,880/2026/27 £24,970〜£26,630(分野:ビジネス・経済・金融/法学・社会科学/理学・工学)
- 英語条件:IELTS 5.5〜6.0以上
- 奨学金:進学奨学金・割引制度あり(対象・金額はコースにより異なるため要確認)
- 修了後:City St George'sの修士課程(MBA・MSc等)へ保証進学
INTOとKaplanの比較 ― どちらを選ぶ?
| 項目 | INTO City St George's | Kaplan ISC |
|---|---|---|
| 所在地 | 102 Middlesex Street(リバプールストリート駅近く・金融街中心部) | Kaplan International College London(ロンドンブリッジ) |
| 主なプログラム | Foundation・IYO・Pre-Master's・Pre-sessional English | Foundation Certificate・IYO・Pre-Master's・オンライン課程 |
| Foundation費用目安 | £18,500〜£25,500(2026/27) | £21,030〜£25,000程度(分野・年度による) |
| 英語条件目安 | IELTS 5.0前後〜(コースにより異なる) | IELTS 5.0〜5.5前後〜(コースにより異なる) |
| 奨学金 | 初年度最大£4,000割引+進学後は毎年£3,500の授業料割引 | コース・進学先により異なる(要確認) |
| 特徴 | Bayes共同運営のIYO Finance(iCAS対応)、Virtual Internshipsや大手企業ワークショップなどキャリア教育が充実 | 年3インテーク(秋・春・夏)と保証進学制度。IYO Engineering等の新ルートやオンライン課程も提供 |
どちらのルートも修了後の進学先はCity St George's本科で共通ですが、対象専攻・開講時期・費用・英語条件はプログラムごとに細かく異なります。志望専攻がどちらのパスウェイでカバーされているか、入学時期が自分の計画に合うかを確認したうえで選ぶことが大切です。迷った場合は留学カウンセラーへの相談をおすすめします。
医療系志望者への重要な注意
医学部(MBBS)はファンデーションコース経由での入学を受け付けていません(直接出願のみ)。また、Tooting校地の医療・保健系学部への進学は、ONCAMPUS等の大学が指定する別のパスウェイのみが認められています。医療系志望の方は、出願前に必ず大学公式サイトで対象パスウェイをご確認ください。
日本人向け進学ルート ― City St George'sへスムーズに進む方法
City St George's, University of Londonへの進学を目指す日本人学生には、学部・大学院それぞれに複数の進学ルートが用意されています。自分の英語力・学力・目標に合わせて最適なルートを選ぶことが重要です。
【学部進学】ルート① 直接入学(UCAS経由)
IB・Aレベル・AP+SAT等の国際資格を持つ学生が、UCAS(英国共通出願システム)を通じてCity St George'sに直接出願するルートです。英語力と学力の要件を満たしている場合の最短ルートです。
- 必要条件:IELTS 6.0〜6.5以上(専攻により異なる)/TOEFL iBT 92点以上、Aレベル2〜3科目相当の学力(IB 33点程度)
- 出願時期:秋入学(一般専攻:翌年1月中旬締切、医学系:10月15日締切)
- メリット:最短3年で英国学士号取得。学費・生活費の無駄なく進学可能
- 注意点:日本の高校卒業資格のみでは原則出願不可。競争率が高い専攻(医学・法学等)はハードルが高い。国際資格・英語力が不足する場合はルート②を検討
【学部進学】ルート② パスウェイ経由(INTO / Kaplanのファンデーション・IYO)
英語力や学力が直接入学の要件に達していない場合、INTOまたはKaplanの進学準備コースを修了後にCity St George's本科へ進学するルートです。日本の高校卒業直後でも挑戦しやすく、日本人学生に最も適した進学方法です。
パターンA:International Foundation → 学部1年次
- 期間:ファンデーション2〜4学期(約6〜12ヶ月)+学部3年間(計3.5〜4年間)
- 英語条件:IELTS 5.0〜5.5程度から開始可能
- メリット:段階的な英語力向上と大学準備の充実。所定の成績で本科進学が保証される
- 学費:£18,500〜£25,500程度(Foundation、提供機関・学期数による)+学部学費
パターンB:International Year One → 学部2年次
- 期間:IYO 2〜3学期+学部2年間(計3〜3.5年間)
- 英語条件:IELTS 5.5〜6.0程度
- メリット:学部1年次相当を集中的に学び、直接入学と同等の期間で卒業可能
- 学費:£18,290〜£27,800程度(IYO、提供機関・分野・学期数による)+学部学費
- 注意点:対象専攻(ビジネス・コンピュータサイエンス・法学等)が限られる。所定の成績基準の維持が必要
【大学院進学】ルート③ 直接入学(修士・博士課程)
日本の大学を卒業後(または同等の学歴を持つ社会人が)、City St George'sの修士課程・博士課程に直接出願するルートです。
- 必要条件:学士号(日本の4年制大学卒業、GPA 3.0以上が目安)、IELTS 6.5〜7.0以上(専攻・コースにより異なる)
- 人気の大学院プログラム:MBA、MSc Finance、MSc Computer Science、MSc Public Health、LLM(法学修士)など
- 出願時期:通年受付が多いが、人気コースは早期締切の場合あり。秋入学(9月)が主流
- メリット:最短1〜2年で英国修士号取得。Graduate Routeで卒業後2年間の英国就労が可能
- 研究課程(PhD):研究テーマに関連する指導教員を事前に探し、コンタクトを取ることが強く推奨される
【大学院進学】ルート④ プリマスター経由(INTO / Kaplan)
英語力が修士課程の要件を満たしていない場合、INTOまたはKaplanのPre-Master's Programmeを経由して修士課程に進学するルートです。
- 必要条件:学士号相当の学歴、IELTS 5.5〜6.0以上
- 期間:プリマスター1〜3学期(約3〜9ヶ月)+修士課程1〜2年(計1.5〜2年間程度)
- 学費:£10,250〜£26,630程度(Pre-Master's、提供機関・分野・学期数による)+大学院学費
- メリット:アカデミック英語とアカデミックスキルを集中的に習得。修士課程への保証進学が得られる
- 奨学金:INTOはプリマスター入学者向けに初年度最大£4,000の割引あり。Kaplanもコースにより奨学金・割引制度あり(要確認)
【日本国内の協定留学・派遣制度の活用】ルート⑤
- MEXT(文部科学省)国費留学:研究留学生・学部留学生として大学院・学部に在籍しながらCity St George'sで学ぶ制度。授業料免除+生活費支給。
- 大学間協定:日本の大学がCity St George'sと協定を結んでいる場合、交換留学生として在籍しながら単位を取得できるケースがあります。
- JASSO奨学金:日本学生支援機構の海外留学支援制度(協定派遣)も活用可能。
英語レベル別の推奨ルート
| 英語レベル | 推奨ルート | 準備期間の目安 |
|---|---|---|
| IELTS 6.5以上 | 直接入学またはPre-sessional English | 0〜3ヶ月 |
| IELTS 5.5〜6.0 | International Year OneまたはPre-Master's | 6〜9ヶ月 |
| IELTS 5.0〜5.5 | International Foundation | 9〜15ヶ月 |
| IELTS 5.0未満 | 英語コース+Foundation | 12〜18ヶ月 |
日本人学生向けの支援体制
| 組織・サービス | 内容 |
|---|---|
| City University Japan Society | 日本人・日本語話者学生の交流・文化イベント・履修相談・生活サポート |
| International Student Services | Student Visa相談、オリエンテーション、生活全般のサポート |
| Academic Learning Support | 英語チュートリアル、ライティングセンター、学習支援 |
| Language Exchange | 英語ネイティブ学生との言語交換プログラム |
| ロンドン日本人会 | 現地在住の日本人コミュニティ。生活情報・日本語サポート・交流の場 |
| INTO / Kaplanのサポート | 出願から入学まで一貫したサポート。Personal Tutorや24時間緊急対応など生活面の支援も充実 |
成功のためのポイント
- 早期準備:英国大学の出願は日本より早い締切のものが多いため、高校2〜3年生から計画を立て始めることが重要です。
- 英語力強化:IELTS対策に特化した学習だけでなく、英語でのライティング・プレゼンテーション能力を高めておきましょう。
- パーソナルステートメント:志望専攻への情熱、関連する経験・スキルを具体的かつ論理的に記述することが合否を左右します。
- 複数ルートを検討:直接入学が難しい場合もINTO・Kaplan経由で確実に進学できます。あきらめずに複数のルートを検討しましょう。
- 奨学金を積極活用:JASSO・MEXT・Chevening・INTO/Kaplan奨学金など、利用できる奨学金制度を事前に調べ、早めに申請準備を進めましょう。
ポイント
- 直接入学(UCAS)はIB・Aレベル等の国際資格と英語力を持つ方向けの最短ルート
- City St George'sはINTO・Kaplanのダブル提携校。英語力が不十分でもパスウェイ経由で段階的に進学が可能
- Foundationは学部1年次へ、IYOは学部2年次へ、プリマスターは修士課程へ進学できる
- 英語レベル・志望専攻・開講時期に合わせてINTOとKaplanを比較して選ぼう
- 日本人コミュニティ・留学支援機関の活用で現地生活の不安を解消しよう
無料カウンセリングのご案内
「成功する留学」では、City St George's, University of Londonをはじめとする英国大学進学に向けて、以下のサポートを提供しています:
- 個別プランニングと費用試算
- パーソナルステートメント・出願書類の添削
- IELTS・TOEFL対策講座(日本時間対応)・英語力アップ対策
- INTO・Kaplan経由ルートの比較・設計支援と入学手続きサポート
- 奨学金(JASSO・MEXT・Chevening等)の申請サポート
- ビザ申請サポートと渡航準備
▶ あなたの"ロンドン留学・進学"をサポートします!
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成功する留学だからできること
カウンセラーは留学経験者なので、気兼ねなくご相談いただけます。
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City St George'sについてのアドバイス
「City St George's, University of Londonは、ロンドン中心部という最高の立地と実践的な教育、トリプル認定のBayesビジネススクール、そして300年を超える医学の伝統を持つユニークな大学です。ビジネス・法学・ジャーナリズム・工学・医療と幅広い分野で英国トップレベルの教育を受けながら、世界最大の国際金融都市ロンドンで学ぶ経験は、キャリアにとって大きな財産になるでしょう。進学準備コースはINTO・Kaplanの2つのルートから選べるため、英語力に不安がある方も安心して挑戦できます。」