日本の大学生に人気最長1年の大学留学プログラム

最長1年間、大学でイギリス人学生に混じって勉強できる短期の大学留学制度、スタディー･イヤー･アブロード･プログラムです。語学プラスαを求めている方に最適のプログラムです。

スタディー･イヤー･アブロード･プログラムとは

スタディー･イヤー･アブロード･プログラム（Study Year Abroad Programme）は、最長1年間のコースのため学位の取得はできませんが、イギリス人学生や他国の留学生と一緒に専門分野を学び、教養を高めることができます。

日本の大学生に人気の短期間の大学留学

スタディー・イヤー・アブロード・プログラムの留学生にもレポート提出や試験が課され、選択した科目の単位を取得できます。日本の大学の中には、この単位を自大学の単位として認めているところもあります。また、大学が直接イギリスの大学と提携して1年間の大学留学プログラムを行っている場合もあります。

プログラム参加には英語力が重要

プログラムへの参加には、短大卒業か、大学の2年次修了（プログラムによっては1年次修了）以上が基本条件です。最も重要な参加条件は英語力です。IELTSで5.5～6.5、TOEFL® iBTで68～88以上を求める大学がほとんどです。ケンブリッジ検定ではAdvancedやProficiencyレベルを求められることが多いです。大学によってはIELTS 5.0～5.5で受け入れている場合もありますが、その場合は学部のモジュール（単位）を減らし、英語のモジュールを同時に履修することになります。

プログラムに英語コースが組み込まれることもある

9月もしくは10月のプログラム開始前に、英語コースを受講して英語力を高める学生もいますが、大学によっては1年間のプログラム自体に英語コースを組み込んでいる場合もあります。この場合、4月から9月までは英語コース、10月から学部授業という形が多いです。

プログラム申し込み方法

申し込みには、願書、大学の成績証明書、英語能力の証明（4月入学時はIELTSで4.5～5.5、9月入学時は5.5～6.5が必要）を提出します。在籍中の大学の担当教授の推薦状や、申し込み理由を書いたエッセイを求める大学もあります。滞在は、寮やホームステイなどの手配を依頼できる場合が多いです。

大学生活を経験できるのが魅力

スタディー・イヤー・アブロード・プログラムは、最長1年という期間のため学士号取得を目指す方には不向きですが、イギリス人学生と一緒に学べる点は大きな魅力です。ただし、日本人向けコースとなっている場合、英語コース在籍中はクラスメイトも日本人が多くなることがあります。

プログラムの参加準備は早めに始める

申し込みの締め切りは学校や希望するコースによって異なるため、各学校の資料をしっかり確認してください。締め切りが決まっていない場合でも、入学の6ヵ月前までには申し込みをするのがおすすめです。願書以外の書類は準備に時間がかかることがあるため、入学準備は早めに始めましょう。

スタディー・イヤー・アブロード

イギリスの大学は基本的に3年間ですが、このプログラムを利用すれば1年以内で留学が可能です。英語コースを受講しながら、同時に正規の授業を受けることもできるので、英語力に不安があっても現地の学生とキャンパスライフを楽しめます。卒業を目的としないけれど、イギリスの大学の正規授業を体験してみたい、日本の大学を休学して留学したい方に特におすすめのプログラムです。現地の学生と同じように課題や試験、プレゼンテーションなどをこなす必要があるため大変ですが、一生懸命取り組めば確実にやりがいを感じられます。

コースのポイント

現地の学生と同じ授業を受講できます。
海外の大学への留学経験は就職の際のアピールポイントにもなります。
現地学生との交流を通してコミュニケーション能力が向上します。
日本の大学の専攻とは異なる分野を学ぶこともできます。
正規授業修了後、インターンシップを経験できるプログラムもあります。

留学スケジュールの一例

大学での1年留学では、英語力の向上と大学の授業を履修することができます。

英語＋大学

4月～8月	英語コース／英語学校、必要な英語力 IELTS 4.5～5.5
9月～1月	大学正規授業受講、必要な英語力 IELTS 5.5～6.5