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もう時間のロスは嫌!シンガポール旅行でタクシーを上手く利用するコツ

    
北野 洋子
北野 洋子
観光地への移動でタクシーを活用しよう

シンガポールは東京23区と同じくらいのサイズの小さな国。時間が限られている旅行者にとって、タクシーを上手く利用して移動することで、旅の思い出を増やしたいところです。でも、現地のタクシー事情を知らないと、逆にタクシーの待ち時間で貴重な時間を無駄にすることも。今回は、「現地発!タクシーを上手く利用するコツ」をご紹介します。

どのタクシー会社も安心

1) タクシーの選び方
シンガポールの場合、どのタクシー会社でも安心して利用できます。白タクなどもなく、きちんと法律で定められているのでボラれることもありません。最大手のコンフォート・シティキャブ(Comfort and CityCab) は青や黄色、それ以外の会社は赤、白、シルバーなどのタクシーがあり、乗り場はいつもカラフルです。どのタクシーもドアは自動で開かず、自分で開閉しないといけないので注意して下さい。また後部座席でもシートベルト着用が義務付けられています。乗車後、行き先を伝えるのは英語で大丈夫です。運転手のなかには中国語の方が得意の人も多く、片言の英語の方が意外と通じます。

2)値段
初乗りは、普通の四人掛けタクシーがS$3.2〜3.9と、日本に比べると気軽に利用できる値段です。たまに出没する黒の大型車クライスラーのタクシーは、車内も高級感あふれドライバーの質もいいのですが、初乗りが5ドルからと割高です。観光地などで見かける6〜8人乗れるワゴン車タクシーは、距離と関係なくS$50ほどのフラットレートで運行しているものも。遠くに行く時や大勢で移動する場合は、2台に分かれて行くよりフラットレートの方が安いということもあるので、状況に応じて上手に利用したいところです。

市街地ではタクシースタンドの利用が確実

3) タクシー乗り場
シンガポールの中心部 (The Central Business Districtと言われる区域)では、流しのタクシーは拾えないので、タクシー乗り場・タクシースタンド (Taxi Stand) で並んで待つ必要があります。旅行者にとっては、ホテルやショッピングモールのタクシー乗り場を探すのが一番簡単かもしれません。また、車体上部に「On Call」や「 Busy」とサインが出ているタクシーは、電話やアプリでそのタクシーを呼んでいる人がいるという意味。勝手に乗り込まないようにしましょう。夕方になると「Shift Change」というサインを出しているタクシーも見かけると思いますが、これは、運転手のシフトが終わりに近づき、帰る方向に行く人しか乗せたくないという意思表示。方向が違うと乗せてもらえませんが、これは旅行者・在住者関係なくよくあることです。

4) 支払い
シンガポールのタクシーでは、チップを払う必要はありません。メーターの中央に出てくる基本料金と、場合によっては、ラッシュアワー (6:00〜9:30と18:00〜23:59) の25%の割増料金や、深夜 (0:00〜5:59) は50%の割増料金、呼び出した場合の追加料金などがメーターの右下に表示され、降りるときに合算されます。また、チャンギ空港や、観光地のマリーナベイサンズ、リゾート・ワールド・セントーサなどから乗った場合、S$2〜5の追加料金が加算されます。

クレジットカードで支払いすることも可能ですが、手数料 (コンフォート・シティキャブの場合、運賃の10%が追加されます) が取られます。一時期、VISAのクレジットカードの使用を受け付けていなかったコンフォート・シティキャブですが、その方針を2016年に入り撤回。ただ、運転手さんによっては今でもVISAカードを嫌がる人もいるかもしれません。

タクシーが停車できない場所
バス停から9メートル以内はタクシー停車禁止

5) タクシーが拾えない場所
道路でタクシーを拾おうと手をあげても、止まってくれないことがあります。例えば、バス停から9メートル以内の場所や横断歩道近く、道路に黄色い二重線やギザギザの線が引かれている場所では、車両が停車することが禁止されているからです。住宅地で道が空いていると、バス停付近でも止まってくれることもありますが、運転手さんも焦っていることがあるので、急いで乗ることをオススメします。

コンフォートやグラッブ等のタクシー呼び出しアプリ
グラッブタクシーは近所にいるタクシーを表示します

6) タクシーの呼び出し方
タクシー乗り場が混んでいるときに、在住者が携帯をいじっているのを見かけると思いますが、大抵タクシーを呼んでいることが多いです。このタクシーを呼べるか呼べないかの差は、ラッシュアワーや雨が降っているときは特に大きく、呼び出し方を知らない旅行者は30分以上タクシー乗り場で待ち続け、悔しい思いをすることも。

そんなことがないように、現地でもスマートフォンの活用を考えている方には、タクシー会社のアプリがオススメ。コンフォート・シティキャブを運営する大手コンフォートデルグロ(Comfort DelGro)社のアプリと、グラッブタクシー (Grab Taxi) のアプリが在住者に人気です。アプリに拾ってもらう場所と行き先を入れて呼び出すと、何分後にタクシーが来るか表示されます。もちろん電話やSMSでもタクシー呼び出しは可能です。また、ホテルやレストランなら係員に頼めばタクシーを呼んでくれます。呼び出すとS$2.3 (ラッシュアワーはS$3.3) の追加料金がかかりますが、時間のロスは防げるので筆者もよく利用しています。(詳細はコラム最後に)

シンガポールタクシーのミニカーをお土産に?!

最後に余談になりますが、ショッピングモール「ビボシティー(VivoCity)」にあるおもちゃ屋さん「トイザらス(Toys"R"Us) 」でシンガポールタクシーのミニカーが売っています。車好きのお子さんへのお土産などにいいかもしれません。

タクシーを気軽に利用できるのも、シンガポールのいいところ。うまく活用して、ストレスが出来るだけ少ない旅になるといいですね。

【データ】
コンフォート・シティキャブの呼び出し方法について
URL:https://www.cdgtaxi.com.sg/commuters_services_booking.mvn

グラッブタクシーのアプリについて
URL:https://www.grab.com/sg/

電話でタクシーを呼ぶ場合
コンフォート・シティキャブ:+65-6552 1111
SMRTタクシー:+65-6555 8888
プレミア・タクシー:+65-6363 6888

ミニカーを購入できる店
店名:トイザらス (Toys"R"Us)
住所:1 Harbourfront Walk #02-182/3, VivoCity
Singapore 098585
営業時間:10:00〜22:00

  
北野 洋子

北野 洋子
2010年末よりシンガポール在住。元ロイター通信記者。
旅先では現地の人の生活を見るのが好きで、シンガポールでもホーカーセンターやローカル店での小さな発見を日々楽しむ。年間パスで何度も通うほどシンガポール動物園がお気に入り。

    

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