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作家ロアルド・ダールが洗礼を受けた、小さなノルウェイ教会

    
小野 雅子
小野 雅子
全盛期には石炭出荷で大いに栄えたカーディフ湾

数カ月前にウェールズの首都カーディフに行きました。連休を利用して、カーディフや隣接するニューポートなどを中心に見て回った小旅行。

市街観光のついでに、カーディフ湾にも寄ってみましたよ!

BBCウェールズ交響楽団やウェールズ国立歌劇団の本拠地も

カーディフは首都だけあって、BBCウェールズ局やミレニアム・センターなど文化施設が充実しているのが印象的でした。

そういえばウェールズ出身のミュージシャンって、すごく多いんですよ。トム・ジョーンズ、シャーリー・バッシー、ボニー・タイラー、シャーロット・チャーチ、キャサリン・ジェンキンスらの歌手から、ステレオフォニックスやマニック・ストリート・プリーチャーズ等々バンドも一杯。

音楽って自分の気持ちを伝えたい・表現したい!という内なる熱いものが必要ですから、ウェールズの人々って豊かな情緒と感受性を持ち合わせているのだと思います。

湾岸ぞいの遊歩道を歩いていくと、小さな木造の教会が

カーディフ湾を眺めながらブラブラのんびり散歩していたら、こんな可愛らしい木造の教会がありました。

もっと正確にいうと、元は教会だった建物です。

ノルウェイ人船員たちの為に建てられた、小ぢんまりした教会

石炭の出荷で大いに栄えたカーディフ港では、海のプロとして評判の高かったノルウェイ人が大勢働いていたそうです。ここは彼らの為に建てられたので、母国と同じくシンプルな木造教会なんですね。

ロアルド・ダールの略歴を記した掲示も

そして、ここは作家ロアルドダールが洗礼を受け、子供時代は礼拝に通った教会でもあるんですよ。

数々の小説を著し今もイギリスで愛されていて、特に「チャーリーとチョコレート工場」や「マチルダ」など児童文学の分野で活躍したダール。彼の両親は、ここカーディフに移り住んだノルウェイ人夫妻なのでした。

ダールなど教会にまつわる歴史を物語る展示

2階はアート・センターとなっていて、地元アーティストの作品が展示・販売などされていました。

白木調の梁に北欧らしさを感じる天井

可愛い魚のステンドグラスは、地元アーティストによる近年の作品

1階にはカフェも併設されています。美味しいスコーンと紅茶で、ゆっくりお休憩するのに丁度よかった!

カフェ「ノルスク」 クリーム&苺ジャムのスコーンを♪

ダールが子供時代を過ごした頃は、世界一の石炭出荷量を誇る港湾作業の現場だったカーディフ港。今では広々すっきり再開発されていて、その当時など想像もつきません。

私たちのような観光客や文化・レジャー施設に集う市民が、のんびり楽しそうに行き交う遊歩道を見渡しながら、しみじみ味わったお茶でした。

【データ】
ノルウェイ教会アート・センター(Norwegian Church Arts Centre)
住所:Norwegian Church Arts Centre, Harbour Drive, Cardiff Bay,CF10 4PA
Tel:020-2087-7959
URL:http://www.norwegianchurchcardiff.co.uk

  
小野 雅子

小野 雅子
ロンドン西郊外に住む会社員、職場はヒースロー空港周辺です。在英20年以上の経験値を発揮して、初めてイギリスへいらっしゃる方にも興味深く分かりやすいロンドン観光&生活ガイドとしてお役に立てれば…と思います。個人ブログ「ロンパラ!」はこちら

    

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