Appleby College(アップルビー・カレッジ) | 学費・入学条件・留学生サポート|成功する留学
Appleby College(アップルビー・カレッジ)は、カナダ・オンタリオ州オークビル市にある共学の私立寄宿学校です。トロント中心部から車で約30分という便利な立地でありながら、オンタリオ湖畔の広大で美しいキャンパスを有し、豊かな自然に囲まれた環境でのびのびと学べる点が特徴です。1911年に創立された長い歴史と伝統を持ち、現在では世界各国から生徒が集まる名門ボーディングスクールとして知られています。大学進学準備校(University Preparatory School)として高い教育水準を誇り、毎年多くの卒業生を名門大学へ送り出しています。
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この記事を監修した人
岡野 健三
「成功する留学」代表取締役社長 / 一般社団法人海外留学協議会(JAOS) 理事
40年以上・25万人超の支援、アジアNo.1エージェント"殿堂入り"をした「成功する留学」の代表を務める。高校留学・海外大学の進学、編入、ファウンデーション、大学院まで、英語力・学力・費用の制約を超えるプランをご提案。
Appleby Collegeの基本情報
以下に基本データをまとめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 設立年 | 1911年 |
| 所在地 | オンタリオ州オークビル市(トロント近郊) |
| 学校形態 | 私立共学・大学進学準備校(デイスクール&ボーディングスクール) |
| 受入学年 | 7~12年生(中学2年~高校3年相当) ※寄宿は9年生(高校1年)から |
| 生徒数 | 約800名(全校) |
| 寮生数 | 約270名(全校生徒の約33%) |
| 学費(年間) | 寄宿生(留学生): 約9万2,000カナダドル 通学生(カナダ人): 約5万5,000カナダドル |
| 英語サポート | ESL(英語補習クラス)なし |
| 宗教 | 無宗教(特定の宗教的背景なし) |
| 制服 | 有(指定の制服着用) |
| 日本人学生数 | 現在5名在籍(2025年時点) |
| 留学生受入数 | 各学年20〜30名(Grade 9〜11のボーディング生) |
キャンパスの様子
位置情報
動画
学費と経済支援
Appleby Collegeの学費はカナダのボーディングスクールの中でも比較的高額ですが、それに見合った教育と施設が提供されています。2024-25年度の年間学費は、寄宿生(ボーディング生)の場合で約CAD $92,760となっています。これには授業料、寮費、食費、一部の課外活動費、医療保険料などが含まれます。通学生(デイスクール生)の場合、地元カナダ人向けで年間約CAD $47,000前後、留学生の場合は追加料金があるため約CAD $56,450程度となります。
その他の費用: 上記の学費には含まれない諸費用もあります。例えば、入学初年度にはノートパソコン購入費用(学校推奨モデル)、制服代、教科書・教材費、携帯電話やSIMカードの契約費などが必要です。また、週末や長期休暇中に校外でアクティビティに参加する場合の費用、空港送迎や帰省時の航空券代なども自己負担となります。年度によって変動しますが、年間で追加5,000~10,000ドル程度の諸費用がかかる可能性があります。
奨学金・経済支援: Appleby Collegeは才能ある生徒を経済面でも支援するため、ニーズに基づく財政援助(バースリー)制度を設けています。毎年約20%の在校生がこの経済支援を受けており、その大半(90%以上)は返済不要の給付型奨学金として提供されています。また成績優秀者やリーダーシップを発揮した生徒向けの功績奨学金も用意されており、国内生・留学生を問わず申請が可能です。奨学金の金額は成績や選考によりますが、毎年複数の生徒が授業料の一部免除を受けています。これらの制度により、優秀で意欲ある生徒が経済的ハンデなしにApplebyで学べるよう配慮されています。
入学要件と出願プロセス
学力・成績: Appleby Collegeへの入学には、高い学力と良好な成績が求められます。直近2~3年分の成績表(英文)提出が必要であり、各教科で優秀な評価を収めていることが望ましいです。特に主要科目(英語・数学・理科など)の評定が安定して高水準であることが好ましく、学内選考では現在の学校での学業成績が重視されます。
英語力: Applebyには留学生向けのESLクラスがないため、入学時点で高度な英語運用能力が必須です。目安として、高校1年(グレード9)に相当する学年で英検準1級以上の英語力が望ましいとされます。出願時にはTOEFL Jr.やTOEFL iBT、IELTS、デュオリンゴ英語テストなどのスコア提出が推奨されており、目安スコアを満たさない場合でも面接や追加テストで英語力を厳しくチェックされます。英語力に不安がある場合、Appleby入学前にカナダの他校や語学プログラムで準備を積んでから編入するケースも少なくありません。
標準テスト: 必須ではありませんが、北米圏の私立校受験で一般的なSSAT(Secondary School Admission Test)のスコアを提出すると有利です。また、過去にはSLEPテスト(英語能力測定試験)が利用されたこともあります。高得点のSSATスコアやその他学力テストの結果は、出願者の学力を客観的に示す材料として評価されます。
課外活動・人柄: Applebyはリーダーシップや社会貢献を重視する校風のため、学業以外での活動実績も評価対象になります。生徒会やボランティア活動、スポーツ・文化活動での顕著な成果や役割があれば、出願エッセイや面接時にしっかりアピールしましょう。これまでの経験から得た学びや将来の目標を英語で明確に語れることも重要です。
出願書類: 出願に際してはオンライン出願フォームの提出とともに、以下の書類を準備する必要があります:
- 入学志願書および登録料: 学校指定の願書(オンライン)に必要事項を記入し、出願料CAD $300を支払います。
- 成績証明書: 現在通っている学校の過去2年分の成績表(英文)と出席記録。
- 教師推薦状: 学校の先生からの推薦状2通(英文)。Appleby所定の様式に記入してもらい、学校から直接Applebyに送付してもらいます。
- 英語・学力テスト結果: TOEFL Jr./TOEFL iBT、IELTS、Duolingo、SSAT等のスコア写し。
- 自己紹介エッセイ: 志望動機や自己PRをまとめたエッセイ(指定テーマが与えられる場合あり)。
- パスポートコピー: 顔写真ページのコピー。
- 顔写真: 最近撮影した証明写真(データ提出+紙写真)。
出願書類はオンライン出願後、指定された期限までにAdmissionオフィスに提出します。Applebyではローリング方式(選考随時)で出願を受け付けていますが、定員に達し次第締め切られるため可能な限り早めに準備を進めるのが賢明です。特に競争率の高い人気校のため、出願開始直後の秋(9~10月頃)に願書を提出することが望ましいでしょう。奨学金志望者は例年10月末までの出願が推奨されています。
選考プロセス: 書類審査を通過すると、Admissionsスタッフとのオンライン面接(または対面面接)に招待されます。面接は英語での質疑応答が中心で、生徒の人柄やコミュニケーション能力、意欲が重視されます。場合によっては数学・英語の筆記テストが課されることもあります。日本にいながら受験する場合、Zoom等を用いたリモート面接が一般的ですが、タイミングが合えば来日中のAdmissions担当者による日本国内面接が実施されることもあります。
最終合否は出願から数週間~数か月で順次通知されます。合格した場合、指定期限までに入学登録料の支払いと入学意思の表明を行います。その後、入学許可書(Letter of Acceptance)が発行されますので、これを用いて学生ビザ(就学許可証)の申請手続きを進めます(後述)。補欠合格の場合はウェイティングリストに登録され、定員に空きが出れば繰り上げ合格の連絡が来ます。不合格だった場合も再挑戦のためのフィードバックを求めることが可能な場合があります。
カリキュラムと履修科目
必修科目と選択科目の概要
Appleby Collegeのカリキュラムは、オンタリオ州の教育課程(OSSD: Ontario Secondary School Diploma)に準拠しつつ、同校独自の発展的プログラムを組み込んだ内容です。中等部(7~8年生)から高等部(9~12年生)まで一貫して幅広い教養教育が行われており、卒業までにリベラルアーツの素養をしっかり身につけられるよう設計されています。
AP(アドバンスト・プレイスメント)& AP Capstoneプログラム
Appleby CollegeはAP(Advanced Placement)およびAP Capstoneプログラムを提供しており、大学レベルの学習を高校在学中に行うことが可能です。AP試験で高得点を取得すれば、大学入学後の単位として認定される可能性があり、難関大学への合格や奨学金獲得にも有利に働きます。
4つのディプロマ・スペシャライゼーション
Appleby Collegeでは、OSSD卒業資格に加えて以下の4分野から専門性を深めるディプロマ・スペシャライゼーションを選択できます。
- Business(ビジネス) -- 起業・経営・ファイナンスの基礎を学ぶ
- STEM(科学・技術・工学・数学) -- ロボティクス・プログラミング・データサイエンス等
- Creative Arts(クリエイティブ・アーツ) -- 美術・音楽・演劇・メディアアーツ
- Global Leadership(グローバル・リーダーシップ) -- 国際関係・社会起業・異文化理解
必修科目: オンタリオ州の高校卒業要件に基づき、以下のような科目が各学年で必修となります。
- 英語(Language Arts): 毎学年必修。リーディングやライティング、文学作品の分析を通じて高度な読解力・表現力を養います。
- 数学(Mathematics): 代数・幾何から始まり、高学年では関数、微積分、データ管理などに発展します。
- 科学(Science): 9年生では総合科学、その後は生物・化学・物理に分かれて履修。基礎科学の素養を涵養します。
- 社会科(Social Studies): カナダ史・地理、公民など。高学年では世界史、経済学、法学概論など選択も可能。
- フランス語または第二外国語: カナダの公用語であるフランス語を中心に、中級レベルまで習得します。フランス語以外にスペイン語や中国語などが選択外国語として提供される学年もあります。
- 保健体育(Physical Education): 心身の健全な発達のため、スポーツ実技や健康教育を履修します(高学年では選択制の場合あり)。
- 芸術(Arts): 美術、音楽、演劇などの中から一定単位の履修が必要。創造性と表現力を育む科目群です。
- ビジネス・キャリア(Business/Civics): 10年生以上でキャリア教育やビジネス基礎、社会奉仕活動計画などの科目が組み込まれます。
選択科目: 高学年になるにつれて選択科目の幅が広がり、自分の興味関心や進路に合わせた履修が可能になります。Applebyでは、STEM系から人文社会系、芸術系まで多様な選択科目が提供されています。例として:
- STEM分野: コンピュータサイエンス、プログラミング、ロボット工学、環境科学、アドバンスト数学 など
- 人文社会分野: 心理学、国際関係学、法律研究、経済学、哲学 など
- ビジネス分野: 会計学、マーケティング、起業家精神(Entrepreneurship) など
- アート分野: デザイン、美術史、メディア・映画研究、音楽理論、演劇制作 など
とりわけAppleby独自の専門ディプロマ制度に沿った選択科目群が特徴的です。例えばビジネスディプロマを目指す生徒は上級会計学やビジネス管理のコースを、STEMディプロマ志望者は高度な物理やコンピュータサイエンスのコースを履修することで専門性を高めます。クリエイティブ・アートディプロマでは上級アートやデザインの実践課程、グローバル・リーダーシップディプロマでは国際関係や異文化理解の科目に加え、実際の留学体験やリーダーシップ研修の単位取得も含まれます。このように、生徒それぞれの将来像に応じたオーダーメイドに近いカリキュラム編成が可能なのもApplebyならではの魅力です。
特色あるプログラム(AP・ディプロマ・体験学習)
前述の通り、Appleby CollegeはAdvanced Placement (AP)プログラムの導入校であり、多数のAP科目を提供しています。生徒は必要に応じて11・12年生時にAP科目を履修し、AP試験で大学レベルの単位取得を目指します。開講されているAP科目は、人文科学から理工系まで非常に幅広く、例えばAP微積分学, AP統計学, AP生物・化学・物理, AP英語(文学/語学), APフランス語, AP経済学, AP心理学, APコンピュータサイエンスなどがあります。成績優秀者は複数のAPを履修し、毎年多くの生徒がAP試験で3点以上を取得しています(AP試験3点以上取得率86%)。さらに、研究課題に取り組むAP Capstoneディプロマも導入されており、昨年度は24名の生徒がCapstoneディプロマを取得しました。このようにAPを通じて高度な学問探求ができるため、Applebyの生徒は大学進学後も単位認定や飛び級のメリットを享受しています。
一方、Applebyがユニークなのは教室外での学びを重視している点です。同校の卒業要件には所定の学科単位のほかに、「サービス(奉仕活動)」「Co-Curricular(課外活動)」「グローバル体験」「ボーディングライフ(寮生活)」への参加が組み込まれています。具体的には、在学中に一定時間のボランティア活動を行うこと(オンタリオ州の規定では40時間以上)、課外クラブやスポーツチームに継続的に所属すること、留学生も含めGrade12では全員が寮生活を送ることなどが推奨・義務付けられています。この全12年生対象の寮生活プログラムはApplebyの特色であり、昼間通学生であった生徒も最終学年では寄宿体験を通じて自立心や協調性を養う仕組みです。
さらに前述のS. Bruce McLaughlin北部キャンパスでの野外教育プログラムは、全校生徒が学年ごとに参加するカリキュラムとなっています。例えば9年生では数日間のオリエンテーションキャンプ、10~11年生では季節ごとのアウトドア遠征、12年生ではリーダーシップ研修キャンプなどが行われます。これらの体験を通じて、生徒は教室内の勉強だけでは得られない実践的スキルやチームワークを身につけます。Applebyの「幅広い教育」とは、単に科目数が多いというだけでなく、学問・課外・社会奉仕・国際経験・生活指導といったあらゆる面でバランス良く生徒を成長させるプログラムが用意されていることを意味しています。
言語サポートと評価システム
Appleby Collegeには留学生向けの別枠のESLカリキュラムがありません。そのため、留学生も他の生徒と同じ授業に参加し、英語で高度な内容を学ぶことになります。ただし教員による放課後の補習や、ピア・チュータリング(生徒同士の学習支援)などの制度が整っており、英語が母語でない生徒へのフォローアップ体制も用意されています。実際、ApplebyにはPeer Tutoring Club(ピア・チューター部)があり、先輩生徒が後輩の学習をマンツーマンで手助けする文化が根付いています。困った時に相談できるアドバイザーの教師や、留学生担当スタッフもいますので、語学面で壁にぶつかった場合でも適宜サポートを受けることができます。ただし基本的には「英語漬けの環境に飛び込んで鍛える」方針のため、入学までにできる限り英語力を身につけておくことが重要です。
評価システムとしては、カナダ・オンタリオ州の標準的な成績評価(パーセンテージ評価、レター評価)が用いられています。通常、各科目でテスト・課題・レポート・プレゼンテーションなどの成績を総合し、学期ごとに評価が出されます。卒業に必要な単位を全て取得し、所定の州統一試験(OSSLT: Ontario Secondary School Literacy Test)に合格すれば、OSSD(オンタリオ州高校卒業資格)が授与されます。この資格はカナダ全土はもちろん、世界中の大学出願で認められる国際的なディプロマであり、卒業後の進路選択において強力なパスポートとなります。
学生生活とキャンパス環境
寮生活と滞在オプション
海外のボーディングスクールでの学生生活は、学業だけでなく日々の生活そのものが貴重な学びの場となります。Appleby Collegeではキャンパス内の寮(ボーディングハウス)での生活が学生生活の中心です。寮は全部で4棟あり、男女別・学年混合で編成されています(中等部用に1棟追加で計5棟)。各寮にはハウスマスター(寮監督)と呼ばれる担当教員が常駐し、生徒の生活指導や相談にあたっています。寮生は平日はもちろん週末も寮で過ごし、まさに24時間体制で学校コミュニティの一員として生活します。
Applebyの特徴として、グレード12(高校3年生)は全員が寮生活を送ることが求められるというユニークな方針があります。通学生として入学した地元カナダ人の生徒も、最終学年では敢えて寮に入ることで自立心や共同生活スキルを養います。この方針は、生徒に大学進学前に寮生活を経験させ、家庭を離れて生活する力やタイムマネジメント能力を身につけさせる狙いがあります。同級生と寝食を共にしながら過ごす最後の一年は、卒業後も続く生涯の友情を育む機会にもなるでしょう。
留学生の場合、基本的には寮に入ることが前提となります。ホームステイ制度はAppleby自体は提供しておらず、海外からの生徒は全員寮で学校の一員として生活します(親族が近隣にいて通学生扱いとなる場合を除く)。各寮ではハウスアクティビティと呼ばれるレクリエーションやイベントが頻繁に企画されており、スポーツ大会や文化交流パーティー、週末の映画鑑賞会、市内ショッピングへの外出など、寮生同士の親睦を深める楽しいプログラムが用意されています。また寮対抗の競技会やSpirit Days(多様性啓発イベント)なども開催され、ハウスの仲間と協力して取り組むことでチームスピリットとリーダーシップを養います。
寮の部屋割りは2~3人のルームシェアが基本ですが、学年が上がると個室が与えられる場合もあります。各寮には共用ラウンジ、自習室、簡易キッチン、ランドリールームなどが備わっており、生活に必要な設備は一通り揃っています。食事は平日3食+週末ブランチ・ディナーがキャンパス内の食堂で提供され、栄養バランスの取れたメニューが日替わりで楽しめます。ハウスマスターや副寮監、さらに上級生のプレフェクト(寮長生徒)が下級生をサポートし、困ったことや悩み事があればいつでも相談できるアットホームな雰囲気です。留学生にとって最初は慣れない海外での集団生活ですが、Applebyの寮では教職員と生徒が大家族のように助け合いながら暮らしているため、安心して新生活をスタートできるでしょう。
とある1日のスケジュール例
Appleby Collegeの寮生の典型的な平日のスケジュールを見てみましょう。学業・課外・生活がバランスよく組み込まれた充実の1日が待っています。
- 7:00 起床・朝食: ハウスごとに起床時間が設定されており、身支度を整えた後キャンパスの食堂で朝食をとります。シリアルやトースト、フルーツ、卵料理など日替わりの温かい朝食が提供されます。
- 8:30 登校・ホームルーム: 寮から教室棟へ移動し、HR(ホームルーム)で出席確認や連絡事項の伝達を受けます。朝の短い礼拝や全校集会がある日もあります。
- 8:45~12:00 午前の授業: 1コマ約50分の授業が午前中に3~4コマ行われます。英語や数学などの必修科目のほか、この時間帯に選択科目が入ることも。クラス間の休み時間には友達と廊下で会話したり、ロッカーで教科書を入れ替えたりします。
- 12:00 昼食: 食堂で昼食をとります。サラダバーやメインディッシュ(肉・魚料理)、パスタ、サンドイッチ、デザートなどバラエティ豊かなランチメニューが用意されています。先生も一緒に食堂で食事をとるため、和やかなコミュニケーションの場にもなっています。
- 13:00~15:30 午後の授業: 午後に2~3コマの授業があります。理科実験の授業では最新設備のラボを使用し、生徒主体の実験・発表が行われます。芸術のクラスではアートセンターで絵を描いたり音楽室で演奏したりと創造的な時間を過ごします。
- 15:45 放課後・課外活動: 授業終了後は課外活動の時間です。年間を通じてスポーツと文化系クラブの参加が必須となっており、秋・冬・春の各シーズンごとに好きな活動を選択します。秋はサッカーやクロスカントリー、冬はアイスホッケーやバスケットボール、春はラグビーや陸上競技などが人気です。文化系ではロボティクス部、ディベート部、モデルUN、音楽アンサンブル、ボランティアクラブなど多彩なクラブがあります。放課後の2時間ほどを使って練習やミーティングを行い、仲間と協力してスキルを磨きます。
- 18:00 夕食: 一旦寮に戻り、夕食の時間です。夕食は日替わりの温かい料理が並び、週替わりで各国の料理が提供されることもあります。友人たちとテーブルを囲み、部活の話や授業の話題で盛り上がります。
- 19:30~21:30 自習時間(Study Hall): 平日の夜は決められた自習時間が設けられており、生徒は各自の部屋または自習室で宿題や予習復習に取り組みます。ハウスマスターやチューターの先生が巡回し、質問があれば個別に教えてくれます。集中して勉強することで日中の授業内容を定着させます。
- 21:30~22:30 リラックスタイム: 自習が終わった後は就寝まで自由時間です。ラウンジでテレビゲームをしたり、軽い夜食をとったり、シャワーを浴びたりして思い思いに過ごします。翌日に備えて早めに就寝する生徒も多いです。
- 23:00 消灯: 消灯時間になるとハウスマスターが各部屋を見回り、きちんと就寝しているか確認します。消灯後は基本的に外出や他寮訪問は禁止され、静かな環境で休息をとります。
以上が平日の流れですが、週末にはもう少しゆったりとしたスケジュールが組まれます。土曜はスポーツの対外試合や校外活動が入り、日曜はブランチから始まる自由時間が多めの日です。オークビルの街へショッピングに出かけたり、トロントへの日帰り観光に友人と出かける生徒もいます。寮では映画マラソンやピザパーティーなどイベントが企画されることもあり、週末も退屈することはありません。全体として、Applebyでの生活は勉強と遊び・リラックスのメリハリがしっかりついた充実した毎日となるでしょう。
キャンパス施設・設備
Appleby Collegeのキャンパスは約60エーカー(約24ヘクタール)もの広さを持ち、その中に学習・生活のための最先端施設が整っています。主な施設を挙げると:
- 教室・学術施設: 最新のIT機器を備えた教室棟や科学実験棟、図書館、講堂(アセンブリーホール)などがあります。教室にはスマートボードやプロジェクターが完備され、無線LANも校内全域で利用可能です。キャンパス内には学生用パソコンのヘルプデスクもあり、ノートPCのメンテナンスやソフトウェアサポートも充実しています。
- スポーツ施設: 屋内スポーツセンターには広い体育館やフィットネスジム、ダンススタジオがあり、冬にはアイスホッケーリンクとして使える室内アリーナも完備。屋外にはサッカー・ラグビー・アメフト兼用フィールドが5面、テニスコート5面、400mトラック、野球ダイヤモンド、ボートハウス(ボート競技用)などが揃っています。カナダならではのアイスホッケーやスキー遠征のための設備も整い、四季を通じて多彩なスポーツ活動が可能です。
- 芸術施設: アートセンターには絵画や彫刻など美術制作のアトリエ、写真現像室、デザイン工房などがあり創作活動を支えます。音楽部門には防音設備の整った音楽室・練習室、大小のリハーサルホールがあり、オーケストラやジャズバンドの練習が行われます。演劇用のブラックボックスシアターや映像制作スタジオもあり、創造性を発揮できる環境です。
- 寮・生活施設: 前述の学生寮が4棟(男子寮・女子寮)あり、それぞれに食堂や談話室が併設されています。メインの食堂は全校生徒を収容できる規模で、ビュッフェスタイルの食事を提供します。キャンパス内には医務室を備えたヘルスセンターがあり、常勤の看護師が生徒の健康管理にあたっています。万一の怪我や病気の際も迅速に対応できる体制です。また、敷地内には歴史あるチャペル(John Bell Chapel)があり、宗教の枠を超えて心を落ち着ける場として利用されています。
- その他設備: 校内にはカフェテリアや学生ラウンジ、学校グッズを扱う売店もあります。緑豊かなキャンパスには散策路があり、オンタリオ湖の景観を楽しめる湖岸エリアも生徒たちのお気に入りスポットです。西側の校地には小川が流れ、森林エリアが広がっていてアウトドア教育にも活用されています。
このようにAppleby Collegeのキャンパスは最先端の学習設備と恵まれた自然環境が融合した理想的な学び舎です。生徒たちはこの充実した環境の中で、勉強にも課外活動にも存分に打ち込むことができます。
課外活動・クラブプログラム
Appleby Collegeでは「勉強以外の学び」も重視されており、課外活動やクラブに参加することは生徒生活の重要な一部です。同校にはスポーツ・文化・社会奉仕・学術系など実に多彩なクラブや活動団体が存在します。その数は公式・非公式合わせて50以上にもなり、生徒の興味関心に応じて自由に参加できます。
スポーツプログラム: 前述の通り、年間を秋・冬・春の3シーズンに分け、各季節ごとに10~15種類のスポーツチームが活動しています。男子・女子それぞれの競技があり、代表的なものとして秋はサッカー・バレーボール・クロスカントリー、冬はアイスホッケー・バスケットボール・スキー、春はラグビー・陸上競技・テニス・ボート(クルー)などがあります。Applebyのスポーツチームは州大会や全国大会で優勝経験を持つ強豪も多く、アイスホッケーやラグビー、ボート競技などは伝統的に好成績を収めています。一方で初心者も大歓迎の体育会系クラブもあり、生徒は新たなスポーツに挑戦するチャンスも豊富です。スポーツを通じて健全な心身を育み、チームワークやリーダーシップを学ぶことがApplebyの狙いであり、試合で勝つこと以上にプロセスからの学びが重視されます。
文化・学術系クラブ: 文化部・学術系のクラブ活動も盛んです。その一例を挙げると:
- Model United Nations(模擬国連)クラブ -- 国際問題について英語で討論し、他校との模擬国連大会にも参加。
- ディベート(討論)クラブ -- 論理的思考と表現力を磨き、国内外の大会で活躍。
- 演劇・ドラマクラブ -- 年間を通じて学校公演を企画・上演。脚本・演出・演技まで生徒主体で行う。
- 音楽関連クラブ -- オーケストラ、ジャズバンド、アカペラ合唱団など複数あり。地域の演奏会にも出演。
- 美術・写真クラブ -- 絵画や彫刻、写真撮影などアート作品を制作し、校内作品展を開催。
- STEM系クラブ -- ロボティクス(ロボット工学)クラブ、コーディング(プログラミング)クラブ、数学クラブ、科学研究クラブなど。競技会への出場や研究発表を行う。
- ビジネス・起業家クラブ -- ビジネスプランコンテストに挑戦し、起業体験プロジェクトを遂行。
- ボランティア・社会奉仕クラブ -- 地域のチャリティイベントや募金活動に参加し、奉仕精神を実践。
この他にも、料理クラブや映画製作クラブ, チェスクラブ, ダンスクラブ, ヨガ・ピラティス同好会などリラックス系のクラブも存在し、生徒の「好き」や「やってみたい」を形にできる環境があります。各クラブは教職員が顧問としてサポートしつつも、生徒主体で活動計画を立て運営しています。これにより、生徒は自主性・責任感・組織運営能力も養っています。課外活動で培った経験や実績は大学出願時のアピール材料にもなり、Applebyではクラブ活動への積極的参加が生徒の人間的成長と進路成功の鍵だと捉えられています。
総じて、Appleby Collegeの学生生活は勉強だけで完結せず、24時間365日のあらゆる経験が教育の一部となっています。豊富な課外プログラムと支え合うコミュニティの中で、生徒たちは充実した高校生活を送りながら、自立した個人として大きく成長していきます。
留学生サポート体制
海外からAppleby Collegeへ留学する生徒にとって、学内でのサポート体制が充実していることは安心材料となります。Applebyでは留学生が円滑に学校生活に適応できるよう、学業面・生活面の両面で様々な支援プログラムが提供されています。
オリエンテーションと現地適応: 新入留学生には、学年開始前または開始直後に留学生向けオリエンテーションが実施されます。キャンパスの案内やルール説明、時間割の組み方指導など基本事項のほか、先輩留学生やバディ(世話係の現地生徒)との顔合わせが行われ、最初の友達作りをサポートします。オークビルの街の紹介やカナダの生活習慣・文化についてのレクチャーもあり、新生活への不安を和らげる工夫がされています。また、入学後最初の数週間はESLサポートクラス(英語補習)が放課後に開かれ、エッセイの書き方指導や宿題サポートを受けることができます(正式な単位科目ではありませんが必要に応じて参加可能)。こうした移行期間の手厚いケアによって、留学生は徐々にApplebyでの生活リズムに慣れていくことができます。
学業サポート: 前述の通り、ApplebyにはPeer Tutoring(ピア・チューター制度)があり、留学生が授業で分からなかったことを上級生に質問したり、放課後に勉強を見てもらったりすることができます。特に英語エッセイの添削やプレゼンテーション練習などで先輩が力を貸してくれるため、言葉のハンデを感じやすい留学生にとって大きな助けとなっています。また各科目担当の教師もオフィスアワー(質問受付時間)を設けており、放課後や昼休みに個別質問に応じてくれます。学年ごとにアカデミックアドバイザー(担任教員)が割り当てられ、成績面のモニタリングや履修指導、進路相談にも乗ってくれるため、勉強面で孤立することはありません。万一学習についていけない場合は早めに補習クラスや家庭教師(チューター)の手配を検討するなど、学校と保護者・エージェントが連携して対応策を講じます。
メンタル・生活面のサポート: 留学生にとって環境が大きく変わることで生じるストレスやホームシックにも、Applebyは細やかに配慮しています。寮のハウスマスターやカウンセラーの先生が日々の様子に目を配り、元気がない生徒がいれば声をかけて話を聞いてくれます。校内には有資格のスクールカウンセラーも在籍しており、必要に応じてメンタルヘルス面のカウンセリングを受けることも可能です。定期的に留学生だけを集めたチェックイン・ミーティングが開かれ、お互いの近況を共有したり悩みを話し合ったりする場も設けられています。同じ立場の友人がいることで心強さを感じられるでしょう。また、日本人留学生に対しては、学校公認ではありませんが在校の先輩日本人から生活アドバイスをもらえることがあります(非公式なピアサポート)。学校スタッフに日本語話者はいないものの、緊急時には代理店担当者を通じて日本語で連絡・相談をすることもできます。
安全対策: Appleby Collegeは治安の良いオークビル市に位置しており、キャンパス自体も24時間セキュリティ管理されています。夜間は守衛が見回りを行い、部外者の立ち入りがないよう厳重にチェックされています。寮の出入口はオートロックで、外出時にはサインアウト・サインインの手続きが必要です。生徒は保護者または学校の許可なしに勝手に校外宿泊することはできず、安全が確保されています。消防訓練や防災訓練も定期的に実施され、生徒自身も緊急時の対処法を身につけています。医療面では前述のヘルスセンターに看護師が常駐し、病気やケガの初期対応にあたってくれます。必要に応じて近隣の病院への付き添いも手配されますので、保護者の方も安心です。留学生はカナダの公的保険に加入していないため留学生保険への加入が義務付けられています。保険により治療費がカバーされるため、万一の場合の経済的負担も軽減されます。
保護者へのサポート・連絡: 海外にお子様を送り出す保護者にとって、現地での様子が気になるのは当然です。Applebyでは通信手段を通じて定期的に保護者と連絡を取り、生徒の状況報告を行っています。具体的には、各学期ごとに成績表(レポートカード)を郵送・オンライン送信するとともに、担任教師からの所見コメントが提供されます。保護者は学校の保護者ポータルサイトにログインすることで、リアルタイムで成績や出欠情報、学校のお知らせを見ることができます。さらに年1~2回は三者面談や保護者会が開催され(オンライン参加も可)、学校側と直接情報交換をする機会があります。緊急時には学校から指定緊急連絡先へ迅速に連絡が入る体制です。また、ApplebyにはAppleby College Parents' Association (ACPA)という保護者会組織があり、留学生の保護者も含めメールニュースやイベント情報が共有されます。お子様が遠く離れていても、学校と家庭が協力して生徒を見守る体制が整っていますので、安心して留学生活を任せることができるでしょう。
進学実績と卒業後の進路
大学進学実績
前述のように、Appleby Collegeの卒業生はほぼ全員が大学に進学しており、その進学先もカナダ国内外のトップ大学が中心です。特にカナダの名門校への進学者数では群を抜いており、オンタリオ州のウェスタン大学へ直近5年間で132名、トロント大学へ96名、クイーンズ大学へ83名、ウォータールー大学へ40名、マギル大学へ42名、ブリティッシュコロンビア大学へ34名など、主要大学に毎年多くの合格者を送り出しています。これらの大学はカナダでもトップレベルの総合大学であり、Applebyの生徒がいかに高い学力であるかを示すデータと言えます。州外の大学ではマギル大(モントリオール)やUBC(バンクーバー)といった有名校に多数の進学者がいます。
また、海外大学への進学もApplebyの大きな強みです。卒業生の約4人に1人(23%)はアメリカの大学に進学しており、アイビーリーグをはじめとする超難関大学への合格実績も豊富です。ハーバード大学・プリンストン大学・コロンビア大学・MITなどへの合格者を輩出しているほか、ニューヨーク大学14名、UCバークレー校12名、南カリフォルニア大学10名、ボストン大学7名など、全米各地の名門校への進学者数も目を見張るものがあります。さらに一部はイギリスの大学(4%)やその他の国の大学(3%)へ進学しており、イギリスではユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)9名、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)1名、セントアンドリューズ大学7名などの実績があります。特定の地域に偏らず世界中の大学に進学者が分散しているのも特徴で、Applebyの教育がグローバルに評価されている証と言えるでしょう。
このような優れた進学実績の背景には、Applebyの大学進学カウンセリング体制の充実が挙げられます。同校では大学相談カウンセラーが複数名配置されており、生徒一人ひとりに対して将来の目標や適性を踏まえた進路指導を行っています。カウンセラーは高等部在学中を通じて継続的に面談を重ね、志望校の選定、出願に必要な標準テスト(SAT/ACTなど)の案内、願書やエッセイの書き方指導、面接対策まで包括的にサポートします。特にアメリカや英国など、各国の大学出願制度に精通したスタッフが最新情報を提供してくれるため、海外大学出願を希望する生徒も安心して準備を進められます。学校内で大学説明会や進学フェアも開催され、世界各地の大学担当者と直接話せる機会が設けられるなど、情報収集の場も豊富です。こうしたバックアップの下、Applebyの生徒は毎年希望する進学先への扉を開いています。
著名な卒業生
Appleby Collegeは100年以上の歴史を通じて多くの優秀な人材を輩出してきました。卒業生の中には各界で活躍する著名人も数多く存在します。一例を挙げると、ジョン・マーシャル・ハーラン2世(1916年卒)はアメリカ合衆国連邦最高裁判所判事を務めた人物であり、国家の司法を担う要職に就いたAppleby卒業生として知られています。また、カナダ国内では政界に進んだ卒業生もおり、カナダ上院議員となったノーマン・アトキンス(1953年卒)やダン・ヘイズ(1958年卒)などがいます。
スポーツ界にもApplebyの卒業生は輝かしい足跡を残しています。カナダのナショナルホッケーチームでオリンピック金メダリストとなったブライアンヌ・ジェナー(2009年卒)や、NHLで活躍するプロホッケー選手のサム・ガニャー(2007年卒)は在学中からアイスホッケーで才能を発揮していました。また陸上十種競技のオリンピアンビル・ガードナー(1960年卒)、女子フィールドホッケー五輪代表のシャロン・クリールマン(教員として在籍)など、スポーツ分野での著名人も輩出しています。
文化・芸術の分野では、ハリウッド俳優のレイモンド・マッシー(1914年卒)や映画監督のジョン・ケント・ハリソン(1964年卒)、イラン人映画監督のマニ・ハギギ(1988年卒)、HGTVのテレビ司会者ブライアン・ボームラー(1992年卒)など、多彩な人材がいます。さらに近年では、ミス・ユニバース・カナダ2017に選ばれたローレン・ハウ(2010年卒)や、ロシアの政治活動家ミハイル・スベトフ(2003年卒)など、国際的に注目を集める卒業生も誕生しています。
このようにAppleby CollegeのOB・OGは世界中で活躍しており、強力な同窓ネットワークも形成されています。在校生向けに各業界で活躍する卒業生を招いたキャリア講演会が開かれたり、メンター制度で卒業生が進路相談に乗ってくれたりと、在学生と卒業生のつながりも大切にされています。これも名門校ならではの財産であり、Applebyで築いた人脈は卒業後も生徒たちの大きな支えとなるでしょう。
キャリアサポートと帰国生対応
Appleby Collegeでは大学進学がゴールではなく、その先のキャリアで社会に貢献できる人間になることを教育理念に掲げています。そのため、高校在学中から将来のキャリアについて考え視野を広げるためのプログラムがいくつも用意されています。例えばインターンシップ紹介制度では、長期休暇中に卒業生や保護者の勤める企業・団体で職業体験をさせてもらう機会が提供されます。ビジネス志望の生徒が企業のオフィスで業務を学んだり、医学志望の生徒が病院の見学に参加したりと、実社会に触れる経験ができます。またキャリアガイダンスセミナーでは、各分野の専門家(多くは卒業生)が集まり、自身のキャリアパスや仕事のやりがいについて講演してくれます。こうした取り組みにより、生徒は大学専攻選びや将来の職業選択に具体的なイメージを持つことができます。
日本から留学した生徒にとっては、卒業後にそのまま海外大学へ進学するケースがほとんどですが、何らかの理由で日本の大学進学を目指す場合(いわゆる帰国生入試を受ける場合)にもApplebyの教育は強い武器となります。まず、Appleby卒業時に得られるOSSD(オンタリオ州の高校卒業資格)は国際的に認められたディプロマであり、日本の大学においても「国際学校卒業資格」として受験資格が認められています。英語で高度な課程を修了していることで、帰国生入試やAO入試においても英語力・学力面で大きなアピールになります。Applebyの進路カウンセラーも日本の大学出願書類(調査書や卒業証明書)の発行に協力してくれます。帰国後に日本の大学を受験する際も、Applebyで培った高い競争力とサポート体制があるので心配ありません。
入学手続きと留学準備
出願スケジュールと締切
Appleby Collegeへの入学手続きは、入学希望学年の約1年前から準備を始める必要があります。9月入学が基本となるため、日本の中学・高校在学中に留学を計画している場合、例えば高1で留学開始したいなら中3の秋頃には出願準備を進めるイメージです。前述の通りApplebyの出願受付はローリングアドミッション(通年随時受付)方式ですが、人気校ゆえに早期に定員が埋まる可能性があります。特に留学生の場合、ビザ申請等の都合も考慮すると前年度の秋から冬(10~1月頃)までに出願を完了させるのが望ましいでしょう。奨学金申請を伴う場合は10月31日頃までの出願が求められるケースがありますので注意が必要です。
出願から合否通知までの大まかな流れは以下の通りです:
- 9~11月: オンライン出願フォーム提出、出願料支払い。必要書類(成績表・推薦状・エッセイ等)の準備と送付。
- 11~翌1月: 書類審査結果の連絡。順次オンライン面接の案内。面接・テストの実施。
- 12~翌3月: 合否通知。合格者には入学契約書類と支払い案内が届く。
- 3~4月: 入学手続き締切。入学金・登録料等の支払い。留学生はビザ申請開始。
- 5~8月: 渡航準備期間。寮や学校生活についての案内受領。オリエンテーション参加(オンラインまたは一部来校)。
- 9月初旬: 新学年スタート。登校・授業開始。
Applebyは新入生の受入は基本的に9月入学のみですが、空きがある場合には学期途中や1月からの編入を認めることもまれにあります。しかし学年途中からの追いつきは非常に大変なため、できる限り9月開始に合わせることをおすすめします。
ビザ申請と渡航準備
Appleby Collegeへの留学が決まったら、速やかにカナダの就学許可(Study Permit)を申請する必要があります。カナダでは6か月を超える教育課程に留学する場合、このStudy Permit(通称学生ビザ)が必須となります。合格後に学校から発行される入学許可証(Letter of Acceptance)をもとに、オンラインでカナダ移民局(IRCC)への申請手続きを行います。申請には入学許可証のほか、有効なパスポート、証明写真、十分な留学資金があることの証明(銀行残高証明など)、未成年の場合は保護者の同意書類等が必要です。審査には通常数週間~数か月かかるため、遅くとも入学開始の3か月前までには申請を済ませるよう計画しましょう。
未成年(18歳未満)の留学生は、カナダ滞在中の後見人(Custodian)を指名する必要があります。後見人とは、現地で緊急時に生徒の保護者代行として対応してくれる大人のことです。Applebyでは学校職員やホストファミリーがカストディアンになるケースもありますが、多くの場合は学校提携のガーディアン手配サービスを利用して指名します。例えば留学エージェント経由で現地在住日本人スタッフを後見人に立てることも可能です。カストディアンに関する宣誓書を用意し、ビザ申請時に提出します。
渡航準備としては、ビザ取得後に航空券の手配、必要物品の準備、予防接種の確認などを行います。Applebyから事前に送付される新入生パッケージには、持参すべきもの(制服の指定品、パソコン要件、寝具類の有無など)のリストや生活ガイドが含まれています。制服は入学前に指定業者から購入しますが、多くの場合は現地でサイズ測定・購入ができるようオリエンテーション期間に制服販売会が設定されています。渡航日は基本的に9月初旬の指定日となり、トロント・ピアソン国際空港到着時には学校スタッフまたはホストファミリー(空港出迎えサービスを申し込んだ場合)が出迎えてくれます。入国審査で学生ビザの発給を受け、無事カナダに入国したら、いよいよApplebyでの新生活が始まります。
入学前準備プログラム
Appleby Collegeでは、正式入学の前にサマープログラムや事前準備コースを利用することもできます。特に留学生に人気なのが夏休み中のサマーキャンプで、毎年7~8月に数週間の短期プログラムが開催されています。内容は英語力強化とアクティビティ体験を組み合わせたもので、午前中はESLクラスで英語研修、午後は観光やスポーツ・アート体験などカナダ文化に親しむイベントが用意されます。このサマーキャンプにはAppleby進学希望者だけでなく世界中から中高生が集まるため、グローバルな交流の場としても好評です。実際にサマーキャンプを経てAppleby本入学に進む生徒も多く「まず短期留学から試して、自信をつけてから長期留学へ」というステップを踏むケースもあります。英語力や生活適応力に不安がある場合、こうした事前プログラムに参加しておくことで安心感が得られるでしょう。
2026年サマープログラム
- Summer ESL Program -- 英語力強化に特化した集中プログラム
- Canadian Experience Camp (CEC) -- カナダ文化体験とアクティビティを楽しむキャンプ
- Summer Enrichment Camp -- 学業と体験を組み合わせた総合プログラム
各プログラムの詳細は成功する留学カウンセラーまでお問い合わせください。
また、入学直前の8月下旬には新入生対象のブリッジプログラムが実施されることがあります。これは数学や英語の予備授業、学習スキル研修などを行い、9月からの本格授業への橋渡しをする短期集中コースです。特に海外から編入してくる生徒にとってカナダの授業スタイルや課題の出し方に慣れる良い機会となります。こうした入学準備期間を経て9月からスムーズにスタートできるよう、Appleby側もきめ細かなサポートを提供しています。
成功する留学によるサポート
最後に、Appleby Collegeへの留学を検討するにあたり、「成功する留学」のエージェントサポートについて触れておきます。私たち成功する留学は、アジアNo.1の留学エージェントとして40年以上にわたり25万人以上の留学を支援してきた実績があります。Applebyを含む海外ボーディングスクールへの留学に際しても、包括的なカウンセリング体制と充実した現地支援で皆様の留学成功を多方面からサポートいたします。
具体的には、学校選びの相談から出願書類の準備・出願代行、英語試験対策のアドバイス、面接練習、ビザ申請手続きサポート、渡航前オリエンテーションの実施、渡航後の現地サポート(定期面談や緊急対応)、そして保護者様への定期報告まで、一貫してお手伝いいたします。弊社カウンセラーは自身も留学経験者が多く、豊富な知識と経験をもとに最適なプランをご提案します。また、日本国内(東京・大阪)に留学デスクを構え、オンラインで全国どこからでも個別相談を受け付けています。
Appleby Collegeへの留学は、間違いなく皆さんの将来に大きな財産となる経験です。その第一歩を踏み出すにあたり、「成功する留学」は強い味方となります。資料請求や無料相談も随時承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。私たちと一緒に、Appleby Collegeでの充実した留学生活と、その先に広がる未来への扉を開きましょう。成功する留学が、皆さんの夢の実現を心よりサポートいたします。
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カウンセラーは留学経験者なので、気兼ねなくご相談いただけます。
豊富な経験と知識で、一人ひとりに合った留学プランをご提案します。
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