ボタニー・ダウンズ・セカンダリー・カレッジ
(Botany Downs Secondary College)
ニュージーランド・オークランド東部の多文化な大型州立高校
ボタニー・ダウンズ・セカンダリー・カレッジ(Botany Downs Secondary College/BDSC)は、ニュージーランド最大都市オークランドの東部に位置する、2004年開校の州立共学高校です。全校生徒約2,000人、留学生は19か国から約140人が在籍し、NCEAカリキュラムと手厚いEAL(英語追加支援)を組み合わせた多文化教育環境が特徴です。1 term程度の短期体験から卒業留学まで幅広く対応しており、日本人高校生にとっても検討しやすい学校のひとつです。
ボタニー・ダウンズ・セカンダリー・カレッジについて詳しく聞いてみよう!
この記事を監修した人

高山 未羽
「成功する留学」/ 留学・進学カウンセラー
高校時代にニュージーランドへ留学し、帰国後は帰国子女として上智大学へ進学。自身の留学経験で培った異文化理解や語学学習の経験を活かし、高校留学から海外大学進学、編入、ファウンデーション、大学院まで、一人ひとりの目標や状況に合わせた留学プランをご提案します。
ボタニー・ダウンズ・セカンダリー・カレッジの基本情報
学校概要(設立年、所在地、学生数、学校形態)
ボタニー・ダウンズ・セカンダリー・カレッジ(Botany Downs Secondary College、略称:BDSC)は、ニュージーランドのオークランド東部、East Tāmaki / Howickエリアに位置する州立共学高校です。現在は全校生徒約2,000人を擁するオークランド有数の大規模校に成長しました。
Year 9(日本の中学3年相当)からYear 13(高校3年相当)までの5学年を対象とし、留学生比率は約7.0%。ニュージーランドの国家資格であるNCEA(National Certificate of Educational Achievement)を軸としたカリキュラムのもと、多文化な環境と充実した英語追加支援(EAL)を組み合わせた教育を提供しています。
キャンパスはオークランド空港・市街地から車で約30分という郊外住宅地に位置し、学校管理ホームステイを通じて安心して留学生活を送ることができます。特徴的なのが6つのWhānau(ファーナウ)棟による「学校の中の小さな学校」方式で、大規模校でありながら一人ひとりへのきめ細かなサポートを実現しています。
基本データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 学校名(日本語) | ボタニー・ダウンズ・セカンダリー・カレッジ |
| 学校名(英語) | Botany Downs Secondary College |
| 略称 | BDSC |
| 設立年 | 2004年開校 |
| 所在地 | 575 Chapel Road, East Tāmaki / Howick, Auckland 2016, New Zealand |
| 学校形態 | 州立(公立)・共学 |
| 受入学年 | Year 9〜Year 13(日本の中学3年〜高校3年相当) |
| 対象年齢 | 13〜18歳 |
| 総生徒数 | 約1,995人(2025年7月1日現在) |
| 留学生数 | 約140人(19か国) |
| 留学生比率 | 約7.0% |
| 滞在方法 | 学校認定ホームステイ(寮なし) |
| カリキュラム体系 | NCEA(New Zealand Curriculum準拠)Level 1〜3 |
| 校長 | Karen Brinsden |
| 公式サイト | https://www.bdsc.school.nz/ |
位置情報・アクセス
BDSCはオークランド東部の住宅地、East Tāmaki / Howickエリアに位置します。オークランド国際空港・市街地のCBDからそれぞれ車で約30分(学校の目安。渋滞により変動あり)というアクセス環境です。学校周辺には大型ショッピングモールやビーチも近く、生活利便性の高い環境です。ホームステイから学校までは徒歩圏または約10〜15分のバス移動が目安となります。
教育理念・ミッション
BDSCの中心的なキーワードは 「Knowledge with Character(知識と人格)」です。単に学力を高めるだけでなく、人間性・人格形成を学力と同時に重視するという学校の姿勢を象徴するフレーズです。
ミッションとして、先進的で挑戦的・革新的・個別化された学びをWhānau(ファーナウ)を基盤とするコミュニティの中で提供し、一人ひとりを育て、自己最高の成果へと導くことを掲げています。またグローバル市民として多様性を受け入れ、人格と自己価値を育てることも明記されています。
学校の4つの中核価値
- Respect(尊重):互いを尊重し合う学校コミュニティの形成
- Integrity(誠実):正直で誠実な姿勢を大切にする
- Empathy(共感):他者の立場に立って考え、感じる力を育む
- Excellence(卓越):学業・スポーツ・文化活動のあらゆる場面で最高を目指す
卒業生像としては、地域社会と世界に貢献し、自分が選んだ進路に進むための人間的資質と幅広いスキルを備えた人物を目指しています。また、特徴的なのが6つのWhānau棟を核とした「学校の中の小さな学校」方式です。各Whānau棟には教室・スタッフスペース・Commonsと呼ばれる共有空間・ロッカー等が設置され、大規模校でありながら生徒一人ひとりの所属感とパストラルケアを確保する仕組みになっています。
学校の特色と魅力
学校が選ばれる理由
BDSCが多くの日本人留学生に選ばれる理由として、以下のポイントが挙げられます。
- 学業成果の高さ
2025年の学校卒業者のうちNCEA Level 3以上を取得した割合は76.3%で、Auckland Region(71.7%)・ニュージーランド全国(59.0%)を上回っています。また2025年のNZQA Scholarship試験では39件を獲得(うち4件がOutstanding Scholarship)するなど、アカデミックな進学型留学先として実績を積んでいます。 - WhānauとInternational Officeの二重サポート構造
学校全体では6つのWhānau棟が日常的な所属・ケアの単位となり、留学生には別にInternational Student Office・Academic Dean・Homestay Managerが配置された専任部門が存在します。大規模校でありながら、個別サポートを受けやすい体制が整っています。 - 英語力に幅がある留学生でも入学しやすい
Year 9のEAL、Year 10のEnglish Language Support、Year 11〜13のAcademic Course/Language Courseなど、複数の学年にわたって英語追加支援科目を正式な時間割に組み込んでいます。「英語がまだ十分ではないが、将来的にNCEA Level 2〜3や大学進学を目指したい」という生徒にも段階的な学習経路を作りやすい学校です。 - ICTを前提とした新しいキャンパス環境
2004年開校でICTをカリキュラム全体に統合した比較的新しい施設を持ちます。学校はMicrosoft Showcase Schoolとしても認定されており、デジタル技術を活用した教育環境が整っています。全科目で毎日ラップトップが必須となっています。 - 豊富なスポーツ・文化活動と多文化環境
夏冬合わせた多彩なスポーツ、Chinese・Korean・Indian・Pasifika・Māoriなど19か国から生徒が集まる多文化な課外活動グループが充実。ニュージーランド国内体験旅行(Coromandel・Bay of Islands・Rotorua等)も留学生向けに実施されており、学校生活を豊かにする機会が多数あります。
教育の質・カリキュラムの特徴
BDSCはニュージーランドの公立高校として、New Zealand CurriculumとNCEAを軸としたカリキュラムを提供しています。IB・A-Level・AP校ではありませんが、Year 9〜10のジュニア課程からYear 11〜13のシニア課程まで段階的に学ぶ設計が整っており、Year 11には独自のBDSC Year 11 Diplomaを設けるなど、学力・人格形成を両立させる工夫がなされています。
通常の時間割は週25コマ(月〜金の1日5コマ×各60分)で、Tutor Mentoringとして学習方法の振り返りや目標設定なども取り入れています。シニア学年ではAccounting・Biology・Chemistry・Physics・Calculus・Economics・Japanese・Media Studies・Psychology・Digital Technologiesなど幅広い選択科目の中から自分の進路に合った科目を選ぶことができます。
国際的な環境・多様性
2025年7月時点で、BDSCには19か国から約140人の留学生が在籍しています(全校生徒比約7.0%)。特にシニア学年(Year 12・13)に留学生が多く在籍しており、大学進学を目指した本格的な留学先として評価されています。
国内生も非常に多文化的で、Asian・European・Pacific・MELAA・Māoriなど多様な民族的背景を持つ生徒が共に学んでいます。Chinese Lion Dance・Korean Dance/Drumming・Indian・Kapa Haka・Pasifika・Tonganなど、多様な文化グループが課外活動として提供されており、日常的に異文化交流を深めることができます。
進学実績・卒業生の進路
2025年の学校卒業者(国内生)のNCEA Level 3以上取得率は76.3%(Auckland Region 71.7%、全国59.0%を上回る)。また、2024年にBDSCを卒業した対象者318人のうち、卒業1年後に何らかの高等教育機関(Tertiary Education)に進んだ者は約73.6%に達しています(うちDegree Level 7以上への在籍は約52.5%)。
※ 上記の統計データはニュージーランド教育省が公表する国内学校卒業者データに基づくものであり、国際有料留学生は統計から除外されています。留学生本人の合格率・進学率として使用するものではありません。
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学費と入学条件
年間学費(2026・2027年度)
BDSCの留学生向け費用はNZドル建て・GST込みで公表されています。学校には寮がないため、滞在費はホームステイ費が中心となります。以下は学校公式の費用目安です。
| 費用項目 | 2026年(NZ$) | 2027年(NZ$) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年間授業料 | 21,000 | 21,000 | Full year(年間) |
| Administration Fee(管理費) | 2,000 | 2,000 | 年間 |
| ホームステイ費 | 400/週 | 420/週(年間約19,320) | 学校認定ホームステイ |
| Accommodation Support Fee | 500 | 500 | 学校による滞在管理費(年間) |
| 医療・旅行保険 | 700 | 730 | 年間。留学期間中必須 |
| Contingency Fee | 1,000 | 1,000 | NCEA費・課外活動・空港送迎・制服等に充当 |
| 制服 | 約350〜400 | 約350〜400 | 靴を除く概算 |
| 文具・教材類 | 約100〜150 | 約100〜150 | 選択科目により変動 |
| ラップトップ | 別途必須 | 別途必須 | 全科目で毎日持参。学校はタブレット非推奨 |
| 学校公表Full-year総額(目安) | 約43,600 | 約44,550 | 授業料・管理費・ホームステイ等を含む。ラップトップ等別途 |
短期留学の費用目安
| 留学期間 | 2026年(NZ$) | 2027年(NZ$) |
|---|---|---|
| 2 terms(2学期) | 22,630 | 23,650 |
| 1 term(1学期) | 11,415 | 12,175 |
学校は日常の小遣いとして週約NZ$100を一つの目安として推奨しています。生活費例として携帯電話プランNZ$20/月、公共交通NZ$70/月、自由時間の活動NZ$300/月を例示していますが、これらは固定料金ではなく学校による予算目安です。
日本円換算の目安(Full Year・2026年度)
| 為替レート | 年間合計 NZ$43,600〜 |
|---|---|
| NZ$1 = 85円 | 約371万円 |
| NZ$1 = 90円 | 約392万円 |
| NZ$1 = 95円 | 約414万円 |
※上記は2026年度の公式情報に基づく主要固定費(授業料・管理費・ホームステイ等)の目安です。制服・課外活動費・ラップトップ等は別途。為替レートにより日本円換算額は変動します。
入学要件(学力、英語力、年齢等)
BDSCの留学生受け入れ対象は概ね13〜18歳、Year 9〜13です。
- 年齢・学年:13〜18歳(Year 9〜Year 13)。公式には年齢ごとの一括締切を設けておらず、空席ベースでの受付が中心です。
- 学力:現行の公式ページに「GPA○以上」といった一律最低基準は記載されていません。出願時に直近の成績表(School Report)を提出し、学校が個別に審査します。必要に応じて追加資料やSkype interviewが求められます。
- 英語力:IELTS・TOEFL・ELTiS等の一律最低スコアは公式には公開されていません。英語力の異なる留学生をEAL/English Language Supportでカリキュラム内支援する設計ですが、最終的な学年・科目配置は個別審査となります。
- 滞在方法:18歳以上であっても一人暮らしや友人だけとのシェア生活は認められていません。学校認定ホームステイ、父母との同居、またはDesignated Caregiver(両親が指定する親族・近しい知人)との同居が必要です。
出願について
出願はオンラインで行います。学校は申請後、原則48時間以内に連絡すると案内しています。留学生は年間を通じて入学可能ですが、年度初め(Term 1・2月頃)からのスタートが最も選択肢が広がります。出願の流れ・必要書類・学期日程の詳細は入学手続きと留学準備をご覧ください。
奨学金・財政支援制度
2026〜2027年度の学校公式International Fees資料には、国際留学生向け学費奨学金の金額・募集条件は掲載されていません。一部の海外留学エージェント資料には「授業料20%相当の奨学金あり」という情報が掲載されているケースがありますが、現年度の学校公式資料では確認できていないため、出願時にBDSC International Officeへ個別に書面で確認することをおすすめします。
なお、学校が実施する「NZQA Scholarship」は高度な学力試験での表彰制度であり、授業料割引とは別の制度です。混同しないようにご注意ください。
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カリキュラムと履修科目
必修科目・選択科目の詳細
BDSCのカリキュラムはNew Zealand CurriculumとNCEAに準拠し、学年に応じて段階的に構成されています。通常の時間割は週25コマ(月〜金の1日5コマ×各60分)です。
Year 9(基礎課程・前半)
- English・Mathematics & Statistics・Health & PE・Science・Social Studiesを中心に履修
- Languages(Chinese・French・Japanese・Te Reo Māori)・Technology・Visual & Performing Artsも履修
- 英語支援が必要な留学生はEALを年間4 term通して履修可能
Year 10(基礎課程・後半)
- English・Mathematics & Statistics・Health & PE・Science・Social Studiesが必修
- さらに3つの選択科目を履修(Japanese・Business Pathways・Digital Technologies・Outdoor Education等)
- 英語支援が必要な生徒はEnglish Language Support(10EAC)を選択可能
Year 11(BDSC Year 11 Diploma)
- English・Mathematics・Science・Active Wellbeingが基本必修
- さらに3選択科目を履修
- BDSCは独自のYear 11 Diplomaを設けており、NCEAと学校内評価を組み合わせた設計
- Diploma取得にはLiteracy・Numeracyの要件と原則90%の出席率が求められる
Year 12(NCEA Level 2)
- Englishが必修で5選択科目+Study period
- Englishには通常・Extendedに加えてEAL Academic Course(2EAC)/Language Course(2ELC)を用意
Year 13(NCEA Level 3)
- 原則として必修科目を設けず、5選択+Independent Learning Group study等
- EAL Academic Course(3EAC)/Language Course(3ELC)も選択可能
主なシニア選択科目(Year 11〜13)
| 分野 | 主な科目 |
|---|---|
| 理系 | Biology、Chemistry、Physics、Calculus、Statistics |
| 文系・社会 | History、Geography、Economics、Psychology、Business Studies、Media Studies |
| 語学 | Chinese、French、Japanese、Te Reo Māori |
| 芸術 | Visual Art(各種)、Music、Design and Visual Communication |
| 技術・ICT | Digital Technologies、Food Technology、Accounting |
| 体育・野外 | Outdoor Education |
特色あるプログラム
BDSCはIB・A-Level・AP校ではありませんが、ニュージーランド型のNCEAカリキュラムの中で独自の工夫を取り入れています。
- BDSC Year 11 Diploma:Year 11独自の卒業資格制度。NCEAと学校内評価を組み合わせ、0〜12の12段階で学習進捗を評価。LiteracyとNumeracyの習得も組み込まれています。
- Tutor Mentoringプログラム:学習方法の振り返り・目標設定・メタ認知を扱う時間を設け、自律的な学習習慣の形成を支援。
- NZQA Scholarshipへの挑戦:2025年は39件(うち4件がOutstanding Scholarship)を獲得。上位生徒が高い学力を発揮できる環境が整っています。
- Microsoft Showcase School認定:ICTをカリキュラム全体に統合し、デジタル技術を活用した学習環境を提供。
言語サポート(EAL・English Language Support)
BDSCでは「英語が母語でない留学生」向けのサポートとして、EAL(English as an Additional Language)/English Language Supportを複数学年に正式に組み込んでいます。
- Year 9:EALを4 term通年で履修可能(通常の外国語科目の代わりに選択)
- Year 10:English Language Support(10EAC)を選択科目として提供
- Year 11:1EAC(Academic Course)/1ELC(Language Course)
- Year 12:2EAC(Academic Course)/2ELC(Language Course)
- Year 13:3EAC(Academic Course)/3ELC(Language Course)
英語が完成していない段階でも、カリキュラム内でEALサポートを受けながら段階的に英語力を伸ばしていける設計が整っています。ただし、具体的な学年・科目配置は入学時の個別審査に基づいて決定されます。
評価システム・単位制度
NCEAの評価方式
NCEAでは各科目の「スタンダード(基準)」ごとにクレジット(単位)を積み上げていく方式です。評価区分はNot Achieved(N)・Achieved(A)・Merit(M)・Excellence(E)の4段階で、各学年のCertificate取得には所定のクレジット数が必要です。
NCEA各レベルの取得要件
| レベル | 取得要件(概要) |
|---|---|
| NCEA Level 1(Year 11相当) | 原則80クレジット(対象レベル以上60クレジット+Literacy 10+Numeracy 10) |
| NCEA Level 2(Year 12相当) | 原則80クレジット(Level 2以上60クレジット+Literacy 10+Numeracy 10) |
| NCEA Level 3(Year 13相当) | 原則80クレジット(Level 3以上60クレジット+Literacy 10+Numeracy 10) |
| University Entrance(UE) | NCEA Level 3+UE Approved Subjects 3科目(各Level 3で14クレジット以上)等 |
BDSC Year 11 Diplomaの評価
BDSCのYear 11 Diplomaでは学校内評価として0〜12の12段階尺度を使用します。4〜6がDeveloping(発展中)、7〜9がConsolidating(定着中)、10〜12がExcelling(卓越)という設計です。
学生生活とキャンパス環境
滞在方法(ホームステイ)の詳細
BDSCには学生寮はありません。留学生が認められている滞在形態は以下の通りです。
- 学校認定ホームステイ:学校のHomestay Teamが選定・マッチング。全家庭でWi-Fi保証、同居する18歳以上のメンバーにはPolice Checkを実施。
- 父母との同居:保護者がニュージーランドに滞在する場合
- Designated Caregiver(指定後見人)との同居:両親が指定する親族・近しい知人
18歳以上であっても、一人暮らしや友人だけとのシェア生活は認められていません。学校スタッフによるホームステイ家庭への定期訪問も実施されており、安全・快適な滞在環境が保たれています。学校手配ホームステイの場合、到着時にホストファミリーが空港で出迎え、初登校や制服購入もサポートしてもらえます。
ホームステイ費は2026年がNZ$400/週、2027年がNZ$420/週(年間約NZ$19,320)。ホームステイから学校までは徒歩または約10〜15分のバス移動が目安で、バス運賃は生徒自身の負担となります。
1日のスケジュール例
| 時間帯 | 活動内容 |
|---|---|
| 7:00〜8:20頃 | 起床・朝食(ホームステイ先)・登校準備 |
| 8:30頃 | 登校(学校推奨の到着時間) |
| 8:45頃 | Tutor Mentoring・授業開始(月〜水・金) |
| 9:05頃 | 授業開始(木曜日は開始が遅め) |
| 午前 | 午前の授業(1日5コマのうち2〜3コマ)+休み時間 |
| 昼休み | 昼食(校内・持参)・自由時間 |
| 午後 | 午後の授業(残りのコマ) |
| 15:05〜15:15頃 | 授業終了 |
| 放課後 | スポーツ・文化活動・クラブ、または帰宅 |
| 夕方〜夜 | 帰宅・夕食(ホームステイ先)・宿題・自習 |
キャンパス施設・設備
BDSCのキャンパスには2004年の開校時からICT・Whānau方式を前提に設計された施設が整っています。
- 6棟のWhānau buildings(教室・スタッフスペース・Commonsロビー・ロッカー等を各棟に設置)
- Gym(体育館)
- Performing Arts Centre(舞台芸術センター)
- Technology系学習空間
- 屋根付きPlexipave/Astroturfコート等のスポーツ施設
- カウンセリング・医療ケアの設備
- ICT統合型学習環境(Microsoft Showcase School認定)
Commonsは登校前・休み時間・放課後に各Whānauの生徒が集まる「home away from home」として設計されており、日本からの留学生も自然と学校コミュニティに溶け込みやすい環境が整っています。
課外活動・スポーツプログラム
BDSCは課外活動が非常に充実しており、放課後や週末に積極的に参加することができます。スポーツ・文化活動の両面から多彩な選択肢が用意されており、多国籍の仲間と共に活動することで英語力・コミュニケーション力の向上にもつながります。
スポーツ活動
| シーズン | 主なスポーツ |
|---|---|
| Summer Sports(夏季) | Athletics(陸上)、Cricket、Golf、Sailing、Swimming、Tennis、Touch、Volleyball 等 |
| Winter Sports(冬季) | Badminton、Basketball、Football、Hockey、Netball、Rugby、Table Tennis、Cycling 等 |
文化・多文化活動グループ
- Chinese Lion Dance(中国獅子舞)
- Cook Islands、Fijian、Samoan、Tongan(Pacific系文化)
- Indian、Punjabi Bhangra(インド系文化)
- Korean Dance/Drumming(韓国文化)
- Kapa Haka(マオリ伝統文化)
- Middle Eastern(中東文化)
- Pasifika(太平洋島嶼文化)
留学生向け体験旅行
学校主催のニュージーランド国内体験旅行として、Coromandel・Bay of Islands・Rotoruaなどへのトリップを実施。Rotoruaではマオリ文化・haka・hangiなどを体験するプログラムが用意されており、授業では得られないニュージーランドの文化・自然を肌で感じることができます。
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留学生サポート体制
留学生向けサポートプログラム
BDSCにはInternational Student Officeが常設されており、"open door" policy(常時相談可能な体制)として毎日対応できる体制を掲げています。事務対応時間は月〜金の8:00〜16:00です。
- International Students Co-Director(2名体制)による留学生全体の管理・サポート
- Administrator(事務担当)によるビザ・書類・事務手続きのサポート
- Homestay Manager・Homestay Assistantによるホームステイのマッチング・管理・定期訪問
- Academic Dean(3名体制)による時間割・学業進捗・出席のモニタリング
- 入学時のOrientation Programで学校生活・ニュージーランド生活に関する情報を提供
- EAL/English Language Supportによる段階的な英語力向上支援
- カウンセリングと医療ケアの仕組みが整備(国際基準のPastoral Care Code of Practice 2021準拠)
日本人スタッフ・日本語対応
BDSCの現行International Teamページには日本語担当の専任スタッフは記載されていません。中国語でのfirst-language supportは明示されていますが、日本語専任スタッフの常駐は公式資料では確認できません。
ただし、Japaneseは学校の正規外国語科目として提供されており(Year 9〜Year 13)、日本語・日本文化に触れる機会自体はあります。日本語でのサポートや日本人スタッフの有無については、出願時にInternational Officeへ直接確認することをおすすめします。日本語でのサポートをご希望の場合は、「成功する留学」の日本人カウンセラーへお気軽にご相談ください。
緊急時対応・安全対策
BDSCでは留学中の安全管理・健康管理についても複数の対策が講じられています。
- International Departmentの緊急連絡先(021 140-0454)が公表されており、平日以外の緊急時にも対応
- 学校内のカウンセリング・医療ケアの仕組みが常設
- ホームステイ家庭への学校スタッフによる定期訪問
- 全ホームステイでWi-Fi保証、同居する18歳以上の成人にはPolice Check実施
- 医療・旅行保険への加入が必須(年間NZ$700〜730、学校公表)
- 学校はBotany Downs地区をlow crime rateな住宅地環境として案内(ただしオークランドという大都市である以上、夜間の単独行動や貴重品管理など通常の防犯行動は必要)
保護者向けサポート・定期報告
BDSCは保護者への情報共有が比較的充実しており、以下の報告体制が整えられています。
- Web Portal:成績・コメント・Progress Indicatorsをオンラインで確認可能
- NCEA Progress:学習状況をメールで随時更新
- Engagement Score:2週間ごとに保護者・生徒へメール送信
- Academic Tracking Report(Year 12〜13):2週間ごとに提供。NCEA全体の進捗・科目別成果・Literacy/Numeracy・UE Literacy・出席状況等を含む
- 必要に応じて教師とのメール・電話連絡、個別面談も設定可能
上記の保護者報告は英語で行われます。日本の保護者が英語でのPortal/メール報告を直接受け取れるかどうかの詳細は、出願時にInternational Officeへ確認することをおすすめします。「成功する留学」経由でお申し込みの場合は、日本語による保護者サポートも別途ご相談いただけます。
留学生の声
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進学実績と卒業後の進路
大学進学率・進学先大学リスト
BDSCの国内学校卒業者のNCEA Level 3以上取得率は76.3%(2025年)で、Auckland Region(71.7%)・全国(59.0%)を上回っています。また2024年卒業者のうち約73.6%が卒業1年後に何らかの高等教育機関に在籍していることが確認されています。
| 地域 | 主な進学先(実績例・参考) |
|---|---|
| ニュージーランド国内 | University of Auckland(オークランド大学)、Auckland University of Technology(AUT)、University of Otago(オタゴ大学)、Victoria University of Wellington、Massey University 等 |
| 海外(参考) | オーストラリア・英国・カナダ・アジア各国の大学(NCEAおよびUEは各国大学で広く認められています) |
※ 大学別の進学者数ランキング等の包括的なデータは学校公式資料では公開されていません。University of Auckland・AUT等への進学は卒業生事例として確認できますが、学校全体の進学先ランキングとして紹介するものではありません。また、統計データは国際有料留学生を除く国内生卒業者の数値です。
著名な卒業生
BDSCはスポーツ分野を中心に、各方面で活躍する卒業生を輩出しています。
- Tone Ng Shiu(トーン・ン・シウ):New Zealand Sevens(7人制ラグビーニュージーランド代表)としてオリンピック・Commonwealth Gamesに出場。BDSC出身。
- Tafito Lafaele(タフィト・ラファエレ):Black Ferns(ニュージーランド女子ラグビー代表)でテストデビューし、その後NRLWでも活躍。BDSC出身。
- Harlyn Saunoa(ハーリン・サウノア):BDSCでFirst XV(ラグビー1軍)をプレーし、Head Boyも務めたのちNew Zealand U20代表に選出。
キャリアサポート・進路指導
BDSCにはCareers Department(進路指導部門)が設置されており、大学コースや職業に関する情報提供・個別相談が行われています。生徒は以下の担当者に科目・進路選択を相談できます。
- Head of Learning Area(各教科の主任):科目選択に関するアドバイス
- Whānau Leader:日常的な生活・学習面の相談窓口
- Tutor Mentor:目標設定・学習方法のサポート
- Careers Staff:大学進学・職業選択に関する専門情報を提供
- Academic Dean:留学生の時間割・学業進捗・出席のモニタリングおよび相談対応
帰国生入試対応
BDSCは日本の帰国生入試専用の指導コースや日本語による受験サポートを公式には掲げていません。ただし、Year 11〜13でNCEA Level 2〜3を履修し、University Entrance(UE)を取得するための学習環境・Academic Dean・Careers Departmentによる進路指導を受けることができます。
日本の大学の帰国生選抜・総合型選抜では、大学・学部によってNCEAの扱い・在外期間・卒業資格・IELTSなどの追加条件が大きく異なります。「日本帰国後の大学受験目的」でBDSCを選ぶ場合は、希望大学の出願条件を逆算してYear 11〜13のどこから入るか、NCEA Level 3とUEを取得するかを事前に計画することが重要です。
帰国後の日本の大学受験(帰国生入試)や海外大学への進学をご検討の場合は、「成功する留学」の日本人カウンセラーにご相談ください。豊富な実績をもとに最適なプランをご提案します。
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入学手続きと留学準備
出願スケジュール・締切
BDSCは留学生を年間を通じて受け入れていますが、年度初め(Term 1・1月下旬〜2月頃)からスタートすると、科目・クラブ・スポーツの全選択肢に入りやすいと学校が説明しています。特にYear 12〜13でNCEA科目を選択する場合、年度途中からの入学では選べる科目に制限が生じる場合があります。
| 入学学期 | 開始時期(2027年) | 出願の目安 |
|---|---|---|
| Term 1(第1学期) | 2027年1月28日〜 | 前年10〜11月頃(早期申請推奨) |
| Term 2(第2学期) | 2027年4月27日〜 | 2〜3月頃 |
| Term 3(第3学期) | 2027年7月19日〜 | 5〜6月頃 |
| Term 4(第4学期) | 2027年10月11日〜 | 8〜9月頃 |
固定された年間一括締切日は公開されておらず、空席ベースの運用が中心とみられます。特に人気のYear 12・13のクラスは早期に空席が埋まる可能性があるため、できるだけ早めに出願することをおすすめします。
ビザ申請・渡航準備
ニュージーランドで3か月以上学ぶ場合は学生ビザ(Student Visa)の取得が必要です。以下の手順で準備を進めてください。
- BDSCのInternational Officeへオンライン申請(公式サイトから)
- 学校審査・必要に応じ追加情報/Skype interviewへの対応
- Conditional Offer of PlaceとInvoice(請求書)の受領
- 学費の支払い
- Receipt・正式なOffer of Placeの受領
- ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)からオンラインで学生ビザを申請
- 必要書類(パスポート・Offer of Place・保険証書等)を準備・提出
- ビザ承認後、ホームステイ・航空券を最終確認
- 渡航準備(制服・ラップトップ・学用品・常備薬等)
- 到着・空港でのホストファミリーとの合流・オリエンテーション参加
ニュージーランドはコンセントの形状が日本と異なります(タイプI)。変換プラグの準備を忘れずに。また、全科目でラップトップが毎日必須のため、渡航前の準備が重要です(学校はタブレット非推奨)。
事前準備プログラム
BDSCへの留学を成功させるために、渡航前から以下の準備を進めることをおすすめします。
- 英語力の向上:日本での英語学習(英会話スクール・オンライン英会話など)を続け、基礎的なコミュニケーション能力を身につけておきましょう。EALサポートがあるとはいえ、英語で授業・生活ができる基礎力があるほど現地での適応がスムーズになります。
- ニュージーランド・マオリ文化の予習:ニュージーランドの気候・習慣・マオリ文化について事前に調べておくと、現地生活に早くなじめます。学校生活でもWhānau(ファーナウ)という概念やマオリ語の挨拶が使われます。
- ホームステイ生活の心構え:ホストファミリーとの積極的なコミュニケーションが英語力向上の近道です。困ったことはInternational Officeに早めに相談する姿勢も大切です。
- ラップトップの準備:全科目で毎日使用必須。タブレットは非推奨のため、ラップトップを渡航前に用意しましょう。
- 気候への備え:オークランドは学校がsub-tropicalと表現する温暖な気候ですが、年間を通じて雨が降るため、防水・防寒の準備も忘れずに。
成功する留学のサポート内容
「成功する留学」では、BDSCへの留学を検討される方に、以下の包括的なサポートを提供しています。
- 無料留学カウンセリング:日本人カウンセラーが学力・英語力・ご予算・目標に応じた最適な留学プランをご提案
- 出願書類サポート:入学申請書類の準備・チェック・提出代行
- ビザ申請サポート:学生ビザ申請の手順案内・書類チェック
- ホームステイ手配サポート:学校との連絡調整・マッチングのサポート
- 渡航前オリエンテーション:ニュージーランドの生活・文化・学校生活についての事前説明
- 渡航後フォロー:現地での困りごとや悩みを日本語でサポート
- 保護者向けサポート:定期的な生活・学業状況の報告・日本語でのご連絡
- 奨学金・費用に関する最新情報の提供:学校公式の最新情報に基づき、活用できる支援制度をご案内
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カウンセラーは留学経験者なので、気兼ねなくご相談いただけます。
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Thi Mai Linh(Miley)Nguyen(ベトナム出身)
「BDSCに来て最初に感じたのは、学校スタッフ全員からの温かい歓迎でした。International Departmentは授業時間中だけでなく放課後も私たちのケアをしてくれます。家族や友人から離れて暮らす中で、困ったことがあっても信頼して相談できる人たちです。」