マールボロ・ガールズ・カレッジ(Marlborough Girls' College)|学費・入学条件・留学生サポート
ニュージーランド・マールボロ地域の公立女子校で本物の英語力と自立心を育む
マールボロ・ガールズ・カレッジ(Marlborough Girls' College/通称:MGC)は、ニュージーランド南島のマールボロ地域ブレナムに位置する公立女子中等学校です。1963年の開校以来、地域に根ざした教育環境のなかで25カ国以上の国籍をもつ生徒たちが学んでおり、日本の東京・実践学園との25年以上にわたる姉妹校交流でも知られています。NCEA(ニュージーランド国家資格)を通じた確かな学力育成と、ひとりひとりを支える手厚いケア体制が、留学先として選ばれる理由です。
マールボロ・ガールズ・カレッジについて詳しく聞いてみよう!
この記事を監修した人

高山 未羽
「成功する留学」/ 留学・進学カウンセラー
高校時代にニュージーランドへ留学し、帰国後は帰国子女として上智大学へ進学。自身の留学経験で培った異文化理解や語学学習の経験を活かし、高校留学から海外大学進学、編入、ファウンデーション、大学院まで、一人ひとりの目標や状況に合わせた留学プランをご提案します。
マールボロ・ガールズ・カレッジの基本情報
学校概要(設立年・所在地・学生数・学校形態)
マールボロ・ガールズ・カレッジ(Marlborough Girls' College)は、ニュージーランド南島のマールボロ地域にある都市ブレナム(Blenheim)に位置する公立女子中等学校です。マオリ語名はTe Kāreti Kōhine o Wairauといい、地域のマオリ文化とのつながりも大切にしています。
学校は1963年に現在地で女子校として開校し、以来60年以上にわたってマールボロ地域の女子教育を担ってきました。Year 9からYear 13(概ね13〜18歳)を対象とし、2024年7月時点の総生徒数は952名。うち留学生は12名が在籍しており、アットホームな規模ながらも25カ国以上の国籍をもつ生徒が集まる多文化的な環境が整っています。
寮(ボーディング)施設はなく、留学生はホームステイで生活します。ホームステイ・コーディネーターが事前に情報を収集したうえで家庭をマッチングするため、安心して現地の家庭生活を体験できます。校長はMary-Jeanne Lynchが務めています。
基本データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 学校名(日本語) | マールボロ・ガールズ・カレッジ |
| 学校名(英語) | Marlborough Girls' College(通称:MGC) |
| 設立年 | 1963年 |
| 学校形態 | 公立(State School)・女子校・デイスクール |
| 対象学年 | Year 9〜Year 13(概ね13〜18歳) |
| 総生徒数 | 952名(2024年7月1日現在) |
| 留学生数 | 12名(同上) |
| 滞在方法 | ホームステイ(寮なし) |
| カリキュラム体系 | ニュージーランド・カリキュラム(NZC)/NCEA(国家資格) |
| 所在地 | 21 McLauchlan Street, Blenheim 7201, New Zealand |
| 公式サイト | https://www.mgc.school.nz/ |
学校紹介動画
位置情報・アクセス
ブレナムはニュージーランド南島の北端、クイーン・シャーロット・サウンドに近いマールボロ地域の中心都市です。ワインの名産地として世界的に知られ、年間日照時間は2,769時間(2024年・国内最長水準)を誇る温暖な気候が特徴です。マールボロ空港(BHE)からは市街地まで約7km、Air New Zealandなど複数の航空会社が就航しています。
教育理念・ミッション
マールボロ・ガールズ・カレッジは、「自立した学習者として、地域・国・世界をより良くする力や資質を備えた若者(rangatahi)を育てる」ことを学校の目的として掲げています。
学校が大切にする価値観(Uara)は以下の3つです。
- Whanaungatanga(ファナウンガタンガ)―つながり・帰属・協働。生徒同士・教師・地域とのきずなを深める。
- Manaakitanga(マナアキタンガ)―思いやり・尊重。互いを大切にし、包容力のある学校文化を育む。
- Kotahitanga(コタヒタンガ)―結束・一体感。ひとつのチームとして目標に向かう姿勢。
学校の合言葉(Whakataukī)は「Mā te kahukura ka rere te manu(羽を飾れば鳥は飛べる)」。生徒ひとりひとりが持つ可能性を引き出し、大きく羽ばたかせることへの願いが込められています。
教育方針の中心にあるのは「Deep Learning(深い学び)」の考え方です。コミュニケーション能力・協働力・批判的思考・創造性・レジリエンス・自己調整といった21世紀型スキルの育成を重視し、ニュージーランド・カリキュラムの8学習領域をベースに学習プログラムを構築しています。
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学校の特色と魅力
学校が選ばれる理由
マールボロ・ガールズ・カレッジが日本人留学生にとって魅力的な理由を、公開資料をもとに5つのポイントに整理しました。
- 数値で示される確かな学業成果
2024年のNCEA達成率はLevel 2が74%、Level 3が80%、大学進学資格(University Entrance)が55%。全国比較データも公表しており、学校の教育の質を客観的に確認できます。 - Year 11からの「挑戦的な学び」へのシフト
2024年より、評価負担が学習時間を圧迫していたNCEA Level 1の資格取得をYear 11では実施しない方針を導入。生徒が資格取得のための詰め込みではなく、真に深い学びに集中できる環境を整えています。 - ウェルビーイングを軸にした手厚い生活支援
マオリの健康観「Te Whare Tapa Whā」に基づくHauora(心身の健康)の考え方を学校全体で実践。担任グループ(Whānauグループ)と各学年の学年主任(Dean)が連携し、学習面・生活面の双方をサポートします。Year 9生向けには外部パートナーと連携したStars Programmeも設けられています。 - 25年以上続く日本との姉妹校交流
東京の実践学園との姉妹校関係は25年以上の歴史を持ちます。毎年9月に日本の生徒を受け入れ、ホストファミリー体験も含む交流を実施。日本文化に理解ある環境は、初めて海外に出る日本人留学生にとって大きな安心感につながります。またOTA Scholarshipにより毎年2名の生徒が日本へ短期派遣されるプログラムもあります。 - 充実した施設と幅広い課外活動
理科実験室8室・Performing Arts Suite(音楽・演劇・録音スタジオ)・フィットネスセンター・全天候型コートなど設備が充実。音楽・演劇・スポーツ・環境系グループ・リーダーシッププログラムなど多彩な課外活動が学校生活を豊かにします。
教育の質・カリキュラムの特徴
同校のカリキュラムはニュージーランド・カリキュラム(NZC)の8学習領域を網羅し、生徒が多角的な視点から学びを深められるよう設計されています。Year 9〜10はセメスター制(2学期制)を採用し、1学期に8科目・年間16コースを履修。科目選択の柔軟性とクロスカリキュラムな授業設計が特徴です。
Year 12・13ではNCEA Level 2・Level 3を主要修了資格として位置づけ、内部評価(校内課題)と外部評価(年末試験)を組み合わせた評価で単位(クレジット)を積み上げます。大学進学を目指す生徒は、NCEA Level 3の取得に加えてUniversity Entrance(UE)の要件を満たすことでニュージーランド国内の大学へ進学できます。
国際的な環境・多様性
学校の2025年プロスペクタスでは、国際・移民背景の生徒を含め「25カ国以上の国籍」をもつ生徒が在籍していると紹介されています。全校生徒数に対して留学生の比率は小さめながら、多文化な生徒構成が日常的な国際感覚の醸成に貢献しています。
ニュージーランドは政府の「Education (Pastoral Care of Tertiary and International Learners) Code of Practice 2021」のもと、留学生のウェルビーイングと安全を学校に義務づけています。MGCも同コードに従い、留学生の生活全般にわたるサポート体制を整えています。
進学実績・卒業生の進路
2024年の学業成果として、NCEA Level 2達成率74%、Level 3達成率80%、University Entrance達成率55%を公表しています。2023年の結果報告では、全国的な合格率低下が報じられた年においても前年より改善し、全国平均および同類型校を上回る水準を維持。Year 13生の97%がリテラシー・ヌメラシー要件を満たして卒業したと報告されています。
NCEAとUEはニュージーランド国内の大学進学に直結する資格であり、海外大学への進学においても国際的に認知されています。著名な卒業生としては、ニュージーランドの第31代首相ジェニー・シップリーのほか、Sophie MacKenzie、Megan Craig、Anna Temperoらが知られています。
学費と入学条件
年間学費(授業料・滞在費・その他費用)
以下は学校が公表している国際学生向け費用情報(2026年度)をもとに整理した目安です。費用は年度・滞在週数・選択科目等によって変動するため、最終的な金額は学校発行の請求書(Invoice)でご確認ください。なお記載の金額はすべてニュージーランドドル(NZD)です。
| 費用項目 | 金額(NZD) | 備考 |
|---|---|---|
| 授業料(1年間) | $17,000 | フルイヤー(4学期) |
| 授業料(1学期) | $4,250 | 短期留学の計算基礎 |
| 授業料(2学期) | $8,500 | 2学期分 |
| 政府税・レビー | 授業料の15% | 請求書で最終確認のこと |
| 出願料(Application Fee) | $700 | 出願時に支払い(原則非返金) |
| ホームステイ(週額) | $320 / 週 | 食事・洗濯・モニタリング込み |
| Pastoral Care Fee | $1,000 | 留学生の生活・学校適応支援 |
| 海外旅行・医療保険(Uni-Care) | 約$650 / 年 | フルメディカル+旅行保険の目安 |
| 制服 | 要見積もり | 着用必須/校内に制服ショップあり |
| NCEA登録料(参考) | 約$384〜 | NCEA試験受験者は別途発生 |
| その他(文具・課外活動等) | 別途 | 追加費用枠として約$2,100程度(2023年参考値) |
年間費用の目安(概算)
授業料$17,000+税15%($2,550)+ホームステイ約$16,640($320×52週)+保険$650+Pastoral Care Fee$1,000+出願料$700+制服・雑費等=概ね年間NZD40,000〜45,000前後が目安です。滞在週数や選択科目によって変動しますので、必ず学校に見積もりを依頼してください。
入学要件(学力・英語力・年齢等)
- 対象学年・年齢:Year 9〜Year 13(概ね13〜18歳)の女子生徒。
- 英語力:IELTS・TOEFLなどの資格試験の提出を必須とする規定はなく、入学後の適切配置・支援設計を重視した運用です。入学時に英語・数学の到達度確認テストを実施する場合があります。
- 提出書類:過去の成績表(School Reports)・健康診断書(Health Certificate)・ホームステイ家庭への紹介状など。
- NCEA試験を受けたい場合:その年のTerm 1またはTerm 2からの入学が推奨されます。
出願プロセス・必要書類
- 申請フォームと必要書類をメールで提出
- 学校が書類を審査し、受入可否を通知
- 合格の場合、Acceptance Letter(合格通知書)と請求書(Invoice)が届く
- 費用を支払うと、Offer of Place(学生ビザ申請に必要な書類)とホームステイ手配の確認が届く
- 学生ビザを申請・取得し、渡航準備を進める
入学時期について
「いつでも入学可能」ですが、ニュージーランドの学期(Term)開始時の入学が望ましいとされています。NCEA試験の受験を希望する場合は、その年のTerm 1(2月頃)またはTerm 2(5月頃)からの入学を推奨します。
奨学金・財政支援制度
学校が公開している奨学金として、姉妹校交流に関連するOTA Scholarshipがあります。毎年2名の生徒が選ばれ、日本(東京・実践学園)への短期派遣プログラムに参加できます。
留学生向けの授業料減免型奨学金については、現時点で公開されている範囲では確認されていません。詳細は学校の留学生担当(International Director)に直接お問い合わせください。
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カリキュラムと履修科目
ニュージーランド・カリキュラム(NZC)の8学習領域
マールボロ・ガールズ・カレッジは、ニュージーランド・カリキュラム(NZC)の8学習領域を基盤に教育プログラムを構築しています。
| 学習領域(英語) | 学習領域(日本語) |
|---|---|
| English | 英語 |
| The Arts | 芸術(音楽・演劇・ビジュアルアーツ等) |
| Health & Physical Education | 健康と体育 |
| Learning Languages | 言語学習 |
| Mathematics & Statistics | 数学と統計 |
| Science | 理科 |
| Social Sciences | 社会科学 |
| Technology | テクノロジー |
学年別カリキュラムの概要
Year 9・10(ジュニア段階)
2学期制(セメスター制)を採用し、1学期に8科目・年間16コースを履修します。8学習領域すべてをカバーするほか、クロスカリキュラム科目(複数領域を横断する授業)も設けられています。学習者が自分自身の興味・強みを発見する重要な段階として位置づけられています。
Year 11(移行段階)
2024年よりNCEA Level 1の資格取得を実施しない方針を採用。代わりに、ニュージーランド全体で導入されたリテラシー・ヌメラシーの新しい共通要件(co-requisites)への対応として、全国共通の評価タスクに取り組みます。資格取得のための評価負担を減らし、より挑戦的・探究的な学びに集中できると評価されています。
Year 12・13(NCEA上位段階)
NCEA Level 2(Year 12)・Level 3(Year 13)を主要修了資格として取得します。各科目のスタンダード(評価基準)に対して内部評価(校内課題・実技・プレゼンテーション等)と外部評価(年末の全国共通試験)の両方でクレジットを積み上げる仕組みです。大学進学を希望する生徒はUniversity Entrance(UE)の要件も満たす必要があります。
NCEAとUniversity Entranceの仕組み
NCEA(National Certificate of Educational Achievement)とは?
ニュージーランドの国家資格制度。Level 1〜3があり、各レベルで一定のクレジット数(例:80クレジット)とリテラシー・ヌメラシー要件を満たすことで証書を取得できます。成績はAchieved(合格)・Merit(優)・Excellence(秀)の3段階で評価され、証書全体でもMerit/Excellence endorsement(上位認定)が付与されます。
University Entrance(UE)とは?
ニュージーランドの大学進学に必要な最低要件。NCEA Level 3の取得に加え、UE承認科目での規定クレジット取得・リテラシー・ヌメラシー要件を満たすことが必要です。MGCの2024年UE達成率は55%です。
言語サポート(ESOL)
マールボロ・ガールズ・カレッジは、英語を母語としない留学生向けにESOL(English for Speakers of Other Languages)プログラムを提供しています。少人数クラスでスピーキング・リスニング・語彙・リーディング・ライティングの5技能を総合的に強化します。
基本方針は「通常授業への完全参加(full immersion)」であり、ESOLの授業と並行して一般の授業にも参加しながら英語力を実践的に高めることができます。必要に応じて授業内でも英語サポートを受けられる体制が整っています。
評価システム・単位(クレジット)制度
- クレジット制:NCEAの各スタンダードを達成するごとにクレジットが付与され、累積して資格取得に使用します。
- 内部評価と外部評価:学校内での課題・実験・プレゼンテーション等(内部)と、年末の全国統一試験(外部)の組み合わせで評価されます。
- 成績水準:Achieved(合格)・Merit(優)・Excellence(秀)の3段階評価。証書レベルでもMerit/Excellence endorsementが付与されます。
- Scholarship(奨学金試験):Year 13の優秀な生徒はNZQAのScholarship試験を受験し、高い評価を得た場合に奨学金を受け取ることができます。
学生生活とキャンパス環境
滞在方法(ホームステイ)
マールボロ・ガールズ・カレッジには寮施設がないため、留学生はホームステイでの生活が基本となります。ホームステイは週NZD$320(食事・洗濯・モニタリング込み)で、国際担当のHomestay Coordinator(Kate Barriball)が事前に情報を収集したうえで最適な家庭とマッチングします。
ホームステイでの生活は、英語を自然に習得するうえで最も効果的な環境のひとつです。ニュージーランドの家庭文化を内側から体験しながら、生きた英語と現地の生活習慣を身につけることができます。問題が生じた場合はHomestay Coordinatorが調整対応します。
1日のスケジュール例
ニュージーランドの学校は一般的に朝9時頃から授業が始まり、午後3時〜3時半頃に終わります。MGCの具体的な時刻つき時間割は学校提供のタイムテーブルで確認してください。以下は典型的な平日のスケジュール例です。
| 時間帯 | 活動内容 |
|---|---|
| 7:00〜8:00 | 起床・朝食・ホームステイ家族との会話 |
| 8:30〜9:00 | 登校(徒歩・自転車・ホームステイ家族の送迎等) |
| 9:00〜9:20 | Whānauタイム(担任グループでのホームルーム) |
| 9:20〜12:30 | 午前の授業(各科目) |
| 12:30〜13:15 | 昼食・友人との交流・課外活動参加など |
| 13:15〜15:20 | 午後の授業(各科目) |
| 15:20〜 | 課外活動(スポーツ・音楽・クラブ等)または帰宅 |
| 夕方〜夜 | ホームステイ家族との夕食・宿題・自習・語学学習 |
キャンパス施設・設備
マールボロ・ガールズ・カレッジは、学習と課外活動の双方を支える充実した施設を備えています。
学習施設
- 理科実験室(8室)
- 図書館・コンピュータ室
- ICT環境(全教室にプロジェクター・Wi-Fi・複数のPCルーム)
芸術・音楽・演劇施設
- Performing Arts Suite(音楽練習室・録音スタジオ・ドラマシアター)
- ビジュアルアーツ専用スペース
スポーツ・体育施設
- 体育館(2棟)
- フィットネスセンター
- ダンススタジオ
- 全天候型テニス・ネットボールコート
- 広い屋外運動場
課外活動・スポーツプログラム
マールボロ・ガールズ・カレッジでは、授業外の活動を通じて生徒の個性・リーダーシップ・チームワークを育む多彩なプログラムを提供しています。
スポーツ
学期ごとに種目が変わります。夏学期はバレーボール・テニス・水泳・陸上などが中心となり、冬学期はネットボール・フットボール・バスケットボールなどが行われます。校内チームから地域リーグへの参加まで、レベルに応じた参加が可能です。
音楽・芸術・演劇
- 合唱・ジャズバンド・楽器演奏
- 演劇・ミュージカル公演
- 美術・デザイン作品発表
リーダーシップ・社会活動
- スピーチコンテスト
- 環境系グループ・ボランティア活動
- 学校ダンス(School Dance)などの行事
ブレナム・マールボロについて
ブレナム市の概要
マールボロ・ガールズ・カレッジが位置するブレナム(Blenheim)は、ニュージーランド南島北端のマールボロ地域に位置する人口約3万人の小都市です。「サニーブレナム(Sunny Blenheim)」の愛称で知られ、年間日照時間は約2,769時間とニュージーランドでも最長水準を誇る温暖な都市です。世界的に有名なマールボロ・ソーヴィニヨン・ブランの産地として知られ、美しいブドウ畑と豊かな自然に囲まれた落ち着いた環境の中で学校生活を送ることができます。
MGCのキャンパスはブレナム市街地中心部から徒歩圏内に位置し、マールボロ空港(BHE)からも約7kmというアクセスしやすい立地です。小都市ならではの安全で落ち着いた環境の中で、充実した学校生活を送ることができます。
位置情報
立地・アクセス
| 目的地 | 距離・所要時間の目安 | 移動手段 |
|---|---|---|
| ブレナム市街中心部 | 約1km・徒歩約10分 | 徒歩・自転車 |
| マールボロ空港(BHE) | 約7km・車で約10分 | 車・タクシー |
| マールボロ・サウンズ | 約30km・車で約30分 | 車・ボート |
| ネルソン | 約115km・車で約1時間30分 | 車・バス |
| ウェリントン | フェリー+車で約4時間・飛行機で約30分 | 国内線・フェリー |
| クライストチャーチ | 約310km・飛行機で約40分 | 国内線・車 |
気候・自然環境
ブレナムはニュージーランドで最も日照時間が長い都市のひとつで、年間平均気温は約13℃、夏は25℃前後と温暖です。南アルプスが西からの雨雲を遮るため、降水量が少なく晴天の日が多いのが特徴です。四季がはっきりしており、夏は乾燥して温暖、冬は穏やかですが朝晩は冷え込みます。
| 季節 | 時期 | 気候の特徴 |
|---|---|---|
| 夏(Summer) | 12月〜2月 | 平均気温約22℃。晴天が多く乾燥している。ブドウの収穫シーズン。 |
| 秋(Autumn) | 3月〜5月 | 気温が徐々に低下。過ごしやすく安定した気候。紅葉が美しい。 |
| 冬(Winter) | 6月〜8月 | 平均気温約8℃。朝晩は冷え込むが雪はほとんど降らない。防寒が必要。 |
| 春(Spring) | 9月〜11月 | 気温が上昇し花が咲き乱れる。天候が変わりやすいので重ね着が便利。 |
週末・休暇中の過ごし方
ブレナムおよびマールボロ地域には、週末や休暇中に楽しめるスポットが豊富です。
- マールボロ・ワインリージョン:世界的に有名なソーヴィニヨン・ブランの産地。美しいブドウ畑のサイクリングが人気です。
- マールボロ・サウンズ(Marlborough Sounds):車・ボートで約30分。入り組んだ入江と美しい海岸線が広がる自然保護区。カヤック・ハイキング・セーリングが楽しめます。
- エイベル・タスマン国立公園:車で約2時間。コバルトブルーの海岸線とゴールデンビーチが続くニュージーランド最小の国立公園。
- カイコウラ(Kaikōura):車で約1時間30分。ホエールウォッチング・イルカウォッチングで有名な海岸の町。
- ネルソン:車で約1時間30分。アート・クラフトの街として有名。カフェ・レストラン・ショッピングが充実。
- ブレナム市街:ショッピングセンター・カフェ・レストラン・映画館が徒歩圏内に集まる便利な市街地。
- セイモア・スクエア(Seymour Square):市内中心部の美しい公園。噴水・花壇・芝生でのんびり過ごせます。
- クイーンズタウン:飛行機で約1時間。バンジージャンプ・スキーなど南島有数のアドベンチャーリゾート。長期休暇の旅行先として人気。
安全性・生活環境
ブレナムはニュージーランドの中でも治安が非常に良く、犯罪率が低い安全な小都市です。大都市特有のリスクがなく、地域コミュニティのつながりが強い温かな街として知られています。物価はオークランドやクライストチャーチと比較してリーズナブルで、生活コストが低く抑えられます。
市内には日常生活に必要なショッピング施設・医療機関・スポーツ施設が充実しています。マールボロ空港からウェリントン・クライストチャーチへの国内線が就航しており、長期休暇中の旅行にも便利です。また東京・実践学園との25年以上にわたる姉妹校交流があるため、日本文化への理解も深く、日本人留学生にとって馴染みやすい環境が整っています。
※外出・旅行の際は必ず事前にホストファミリーおよび保護者の許可を得てください。夜間の単独行動は避け、安全に配慮した行動を心がけてください。
留学生サポート体制
留学生向けサポートプログラム
マールボロ・ガールズ・カレッジでは、専任の国際担当スタッフが留学生一人ひとりをサポートします。
- International Director(Laura Thomson):留学生の受け入れ全般を統括。入学手続きから在籍中の学習・生活支援まで一貫して担当します。
- International Administrator / Homestay Coordinator(Kate Barriball):ホームステイのマッチング・モニタリングのほか、日常的な事務手続きをサポートします。
留学生には個別化された学習計画(パーソナライズド・ラーニングプラン)が作成され、課外活動への参加機会も積極的に提供されます。保護者向けには学校ポータル(Schoolbridge)でのオンラインアクセスが提供されており、出欠情報や成績を随時確認できます。
ESOLによる英語支援
英語が母語でない留学生向けのESOL(English for Speakers of Other Languages)授業を少人数で実施。スピーキング・リスニング・語彙・リーディング・ライティングを総合的に指導します。通常授業への「完全参加(full immersion)」を基本としながら、必要に応じて授業内でも個別サポートを行います。
日本語対応・日本との交流
東京・実践学園との25年以上にわたる姉妹校関係により、学校全体が日本文化・日本人留学生への理解を深めています。毎年9月には日本の生徒を受け入れ、ホストファミリー体験を含む交流プログラムを実施。日本語に対応できるスタッフの有無や日本語サポートの詳細については、学校の国際担当(International Director)に直接ご確認ください。
緊急時対応・安全対策
- 体調不良時の対応:校内のSick Bay(保健室)で初期対応を行い、承認されたケアギバー(ホストファミリー等)へ連絡する手順が整備されています。
- 生活上のトラブル:ホームステイ先で問題が生じた場合は、Homestay Coordinatorが迅速に調整対応します。
- 苦情対応制度:校内で解決しない場合は、ニュージーランド政府が設けた独立の紛争解決スキーム(iStudent Complaints)に連絡することができます。
- 国のCode of Practice:ニュージーランドでは「Education (Pastoral Care of Tertiary and International Learners) Code of Practice 2021」(2022年施行)のもと、教育機関が留学生のウェルビーイングと安全に責任を持つことが義務づけられています。
保護者向けサポート・定期報告
- 保護者ポータル(Schoolbridge):オンラインで出欠情報・成績・学校からのお知らせを確認できます。
- 定期的な連絡:担任グループ(Whānauグループ)と学年主任(Dean)を通じて定期的に生徒の状況が保護者に伝えられます。
- 個別相談:気になることがあれば、International DirectorまたはHomestay Coordinatorへいつでも相談可能です。
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進学実績と卒業後の進路
大学進学率・NCEA達成率
マールボロ・ガールズ・カレッジは2024年度の学業成果を以下のように公表しています。
| 指標 | MGC(2024年) | 全国平均(参考) |
|---|---|---|
| NCEA Level 2 達成率 | 74% | 学校公表資料に全国比較を掲載 |
| NCEA Level 3 達成率 | 80% | 同上 |
| University Entrance(UE)達成率 | 55% | 同上 |
| リテラシー・ヌメラシー充足率(Year 13) | 97%(2023年実績) | ― |
2023年の結果報告では、全国的に合格率が低下した年においても前年比で改善し、全国平均および同類型校を上回る水準を達成したことが記録されています。
進学先大学カテゴリ
NCEAとUEはニュージーランド国内の大学進学に直結する資格です。UE取得後はニュージーランド国内の大学(オークランド大学・ビクトリア大学ウェリントン・カンタベリー大学・オタゴ大学等)への進学が可能になります。また国際的に認知されており、オーストラリア・イギリス・カナダ等の大学進学にも活用できます。
| 進学先カテゴリ | 主な大学・進路例 |
|---|---|
| ニュージーランド国内大学 | オークランド大学、ビクトリア大学ウェリントン、カンタベリー大学、オタゴ大学、マッセー大学 等 |
| オーストラリア | UE+各大学の要件を満たすことで出願可能 |
| イギリス・カナダ・その他英語圏 | NCEA Level 3・UEを国際資格として出願に活用 |
| 日本の大学(帰国生入試) | 海外在籍歴と英語資格(IELTSなど)を組み合わせた帰国生入試・国際入試の活用 |
著名な卒業生
マールボロ・ガールズ・カレッジは多くの著名人を輩出しています。一般公開情報として知られる卒業生の例は以下の通りです(学校公式の卒業生リストは別途ご確認ください)。
- Jenny Shipley(ジェニー・シップリー)―ニュージーランド第31代首相・同国初の女性首相
- Sophie MacKenzie―ニュージーランドの著名人
- Megan Craig―同上
- Anna Tempero―同上
キャリアサポート・進路指導
MGCでは、各学年の担任グループ(Whānauグループ)と学年主任(Dean)が連携して進路指導を行います。Year 13の最終学年に向けて大学出願のサポートが提供されるほか、NCEAの選択科目を大学進学の目標に合わせて設計するためのアドバイスも受けられます。
帰国生入試への対応
MGCでNCEA Level 3・UEを取得した場合、日本の大学の帰国生入試(国際入試)への出願が視野に入ります。多くの日本の大学が「海外高校に2年以上在籍」などの要件を設けており、MGCでの学習歴がそれを満たす場合があります。IELTSやTOEFLなどの英語検定と組み合わせることで、早稲田・慶應・ICUなど国際入試を実施する大学への出願が可能です。詳細は在籍期間・科目選択・各大学の要件によって異なるため、早めに「成功する留学」のカウンセラーにご相談ください。
入学手続きと留学準備
出願スケジュール・締切
マールボロ・ガールズ・カレッジへはいつでも入学申請が可能ですが、ニュージーランドの学期(Term)開始時に合わせることが推奨されています。
| 学期 | 開始時期(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| Term 1 | 2月上旬 | NCEA試験を受けたい場合はTerm 1またはTerm 2からの入学を推奨 |
| Term 2 | 5月上旬 | 同上 |
| Term 3 | 7月下旬 | 年度途中入学も可能 |
| Term 4 | 10月中旬 | 次年度への準備として入学するケースも |
ホームステイの受け入れ枠や学校の受入枠には限りがあるため、希望の入学時期の3〜6ヶ月前を目安に手続きを開始することを推奨します。
ビザ申請・渡航準備
学生ビザについて
- ニュージーランドの公立高校に留学する場合、学生ビザ(Student Visa)の取得が必要です。
- 学校からOffer of Place(入学許可書)を受け取った後、ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)へ申請します。
- ビザ申請には生活費の資金証明が求められ、Year 1〜13の場合は年間NZD$17,000程度の提示が必要とされています(政府系留学情報サイト参考)。
就労条件(参考)
- Year 12〜13(16歳以上)の生徒は、学校・保護者の書面許可があれば学期中に週最大25時間のアルバイトが可能です(Immigration New Zealand規定)。
- 長期休暇(夏休み等)はフルタイムで就労可能です。
渡航前の準備チェックリスト
- パスポートの有効期限確認(滞在期間+6ヶ月以上の余裕が必要)
- 学生ビザの申請・取得
- 海外旅行・医療保険の加入(Uni-Care等)
- 制服の購入手配(校内制服ショップあり)
- 航空券の手配(ブレナム・マールボロ空港またはクライストチャーチ経由が一般的)
- ホームステイ先の情報確認・連絡
- 日本からの証明書類(成績証明書・健康診断書等)の準備
事前準備プログラム
学校独自の事前準備プログラムは現時点で公表されていませんが、以下の準備を渡航前に行っておくと留学生活をスムーズにスタートできます。
- 英語の事前学習:日常会話レベルの英語力(特にリスニング・スピーキング)を高めておくと、ホームステイ先でのコミュニケーションが円滑になります。
- ニュージーランドの学校制度の理解:NCEAの仕組みや学校生活のルールを事前に把握しておくと、入学後の戸惑いが少なくなります。
- 日本文化・自己紹介の準備:クラスメートへの自己紹介や、日本文化についての英語での説明を用意しておくと交流のきっかけになります。
成功する留学のサポート内容
「成功する留学」では、マールボロ・ガールズ・カレッジへの留学に関して以下のサポートを提供しています。
- 学校選びから入学手続きまでの一貫サポート:留学目的・英語レベル・滞在期間に合った最適なプランをご提案します。
- 書類作成・出願手続きのサポート:申請フォームや必要書類の準備をバックアップします。
- ビザ申請のアドバイス:学生ビザの申請手順・必要書類についてわかりやすくご説明します。
- 渡航後のフォローアップ:現地での生活・学習に関する相談を継続的に受け付けます。
- 保護者への情報提供:日本語でのサポートにより、保護者の方も安心して留学を見守ることができます。
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