ニューカッスル大学(The University of Newcastle, Australia)留学・進学ガイド
ニューカッスル大学(The University of Newcastle, Australia/略称:UoN)は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州に拠点を置く公立研究大学です。1965年の創立以来、医療・看護・工学・ビジネスなど幅広い分野で世界水準の教育と研究を展開してきました。THE世界大学インパクトランキング2025では世界39位に輝き、SDGs分野では「気候変動対策」で世界2位という高評価を受けています。自然豊かなキャラハン・キャンパスを中心に、シドニー、セントラルコースト、さらにシンガポールにもキャンパスを持ち、約37,000名の学生が世界110ヶ国以上から集まるグローバルな学びの場です。
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この記事を監修した人
岡野 健三
「成功する留学」代表取締役社長 / 一般社団法人海外留学協議会(JAOS) 理事
40年以上・25万人超の支援、アジアNo.1エージェント"殿堂入り"をした「成功する留学」の代表を務める。高校留学・海外大学の進学、編入、ファウンデーション、大学院まで、英語力・学力・費用の制約を超えるプランをご提案。
- 1. ランキングで見るニューカッスル大学の評価【2025年最新版】
- 2. ニューカッスル大学が選ばれる5つの理由
- 2-1. SDGs・社会インパクトで世界トップクラスの評価
- 2-2. 医療・ヘルスサイエンス分野の圧倒的な強み
- 2-3. 自然豊かなキャンパスと充実した研究施設
- 2-4. 多文化・国際的な学生コミュニティ
- 2-5. 卒業後の高い就職率とキャリア支援
- 3. 人気専攻とアカデミックの強み
- 4. 入学条件と出願情報(本科進学)
- 5. 学費と生活費(目安)
- 6. キャンパス環境と施設
- 7. 住まいと食事
- 8. 卒業後の進路とキャリア支援
- 9. 語学コース・パスウェイプログラム(CIE連携)
- 10. 日本人向け進学ルート ― ニューカッスル大学へスムーズに進む方法
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ランキングで見るニューカッスル大学の評価【2025年最新版】
ニューカッスル大学は、教育・研究の質のみならず、社会への貢献度という観点からも世界から高い評価を受けています。特にTHEインパクトランキングでのSDGs評価は、同大学が「社会に根ざした大学」であることを象徴しています。
総合ランキングと評価ポイント
| ランキング名 | 順位 | 評価の焦点 | 出典 |
|---|---|---|---|
| QS世界大学ランキング2026 | 世界=227位 | 学術評判・雇用者評価・国際性 | topuniversities.com |
| QS世界大学ランキング2025 | 世界179位 | 学術評判・雇用者評価・国際性 | topuniversities.com |
| THE世界大学インパクトランキング2025 | 世界39位 | SDGs達成への貢献度・社会的インパクト | timeshighereducation.com |
| THE インパクト:健康と福祉(SDG3) | 世界9位 | 医療・ヘルスサイエンス分野の貢献 | timeshighereducation.com |
| THE インパクト:気候変動対策(SDG13) | 世界2位 | 気候変動・環境研究への取り組み | timeshighereducation.com |
ニューカッスル大学が高く評価される理由
① SDGs分野での世界トップ評価
THE世界大学インパクトランキング2025で世界39位を獲得。特に「気候変動対策(SDG13)」では世界2位、「健康と福祉(SDG3)」では世界9位と、社会課題解決に直結する研究・教育で突出した実績を誇ります。
② 強固な研究資金基盤
年間約A$130〜133百万ドル規模の外部研究資金を獲得し、医療・ライフサイエンス・環境エネルギーなど多分野で先端研究を推進しています。A$37.5Mを投じたBioResearch Buildingなど最新施設も整備されています。
③ 革新的な研究大学ネットワーク加盟
オーストラリア技術系大学ネットワーク(ATN)およびIRUA(Innovative Research Universities Australia)に加盟し、産学官連携による実践的な研究教育を展開しています。
④ 高い卒業後就職率
学部卒業生の卒業後4ヶ月以内就職率は約90.4%、修士以上では約95.5%と国内でもトップ水準。修士課程卒業生の初任給中央値は約A$108,000(2023年データ)と報告されています。
ニューカッスル大学が選ばれる5つの理由
1. SDGs・社会インパクトで世界トップクラスの評価
ニューカッスル大学は、THEインパクトランキング2025で世界39位、気候変動対策分野では世界2位という圧倒的な評価を受けています。これは、大学全体が「研究・教育を社会変革に結びつける」という強い使命感を持って取り組んでいることの証です。
【SDGs関連の主な評価】
- THEインパクトランキング総合:世界39位(2025年)
- 気候変動対策(SDG13):世界2位
- 健康と福祉(SDG3):世界9位
- 環境・エネルギー研究所など専門研究機関を多数擁する
地域社会・産業界との共同研究プロジェクトも多数あり、学生は在学中から「世界が抱える課題」に向き合う実践的な経験を積むことができます。
2. 医療・ヘルスサイエンス分野の圧倒的な強み
ニューカッスル大学は医療・看護・栄養学・薬学・理学療法など、ヘルスサイエンス系の教育・研究でオーストラリア国内外から高い評価を受けています。附属のハンターメディカル研究所(HMRI)をはじめとする研究機関が充実し、最先端の医療研究が日常的に行われています。
- 医学部(Joint Medical Program):ニューイングランド大学との共同プログラムで、国際的に評価が高い。
- 看護・助産学:臨床実習と研究が緊密に連携した実践的カリキュラム。
- 栄養・食料科学:食料・栄養研究プログラムが国内トップ水準の評価を受けている。
- BioResearch Building:総額A$37.5Mを投じた最新研究棟に、最先端の顕微鏡・遺伝子解析装置を完備。
3. 自然豊かなキャンパスと充実した研究施設
本部のキャラハン・キャンパスは140ヘクタール超の広大な敷地を誇り、豊かな緑と自然環境の中に最先端の研究施設が点在しています。図書館(Auchmuty Library・Huxley Library)やスポーツセンター、学生寮5棟がキャンパス内に整備されており、学業と生活の両方が充実した環境です。
- 中央分析施設:質量分析計・NMR装置など約30台の高性能機器を年間130件以上の共同利用に提供。
- 図書館:24時間利用可能で電子リソースも充実。学習拠点として学生に愛用されている。
- FabLab(創造工房):3Dプリンターやレーザーカッターなどを備えたメイカースペースも完備。
- スポーツ施設:フィットネスセンター、競技用コートなどが揃い、課外活動も充実。
4. 多文化・国際的な学生コミュニティ
ニューカッスル大学には約37,000名の学生が在籍し、そのうち約6,400名(約17%)が世界110ヶ国以上からの国際学生です。日本の横浜国立大学・大阪大学・奈良先端科学技術大学院大学などとも大学間協定を締結しており、短期研修・交換留学プログラムも豊富に用意されています。
- 100以上の学生団体・クラブ:留学生交流イベントや語学パートナー制度を通じた国際交流が盛ん。
- 学習支援センター(PALSなど):英語力向上のための語学クラスや個別学習サポートが充実。
- Wollotuka Institute:先住民族アボリジニの文化・教育支援を行う専門機関も設置。多様性への深い配慮が大学文化に根付いている。
5. 卒業後の高い就職率とキャリア支援
ニューカッスル大学は「卒業後すぐに役立つスキル」を重視した教育を実践しており、その結果として高い就職率を誇ります。インターンシップや産学連携プロジェクト、スタートアップ支援施設(I2N)も充実し、在学中から実社会とのつながりを深めることができます。
- 学部生の就職率:卒業後4ヶ月以内に約90.4%が就職。
- 修士以上の就職率:卒業後4ヶ月以内に約95.5%が就職。
- 修士卒業生の初任給中央値:約A$108,000(2023年データ)。
- I2N(Integrated Innovation Network):学内外の起業・就業機会を創出する産学連携ハブ。
人気専攻とアカデミックの強み
ニューカッスル大学では医学・ヘルスサイエンス系から工学・IT・ビジネス・教育まで幅広い学部課程と大学院プログラムが提供されています。特に以下の分野で国内外から高い評価を受けています。
| 専攻分野 | 主な特徴・強み |
|---|---|
| 医学(Joint Medical Program) | ニューイングランド大学との共同プログラム。国際的評価が高い |
| 看護・助産学 | 臨床実習と研究が緊密に連携。国内トップ水準 |
| 栄養・食料科学 | 食料・栄養研究プログラムで国内外から高評価 |
| 薬学・理学療法 | ヘルスサイエンス系の幅広いプログラムが充実 |
| 工学(土木・機械・電気など) | 産学連携プロジェクトが豊富。ATN加盟大学としての研究力 |
| 建築・環境工学 | 気候変動対策分野世界2位を支える環境・エネルギー研究 |
| IT・コンピュータサイエンス | AIやデータサイエンス分野に注力。産業界との連携が活発 |
| ビジネス・経営学 | ニューカッスル市内キャンパスでビジネス実践的教育を提供 |
| 法学 | ニューカッスル市内キャンパスに法学部を設置 |
| 教育学 | 学校教育・特別支援など幅広い教員養成プログラム |
著名な卒業生
元オーストラリア財務大臣・駐米大使を務めたアーサー・シノディノス(Arthur Sinodinos)氏など、政治・公共分野で活躍する人材を多数輩出しています。オーストラリアの実力派女優サジー・ポーター(Susie Porter)氏も同大学の出身者として知られています。
入学条件と出願情報(本科進学)
ニューカッスル大学への直接入学は、公式オンラインポータルを通じて行います。学部・大学院ともに出願締切は学期開始の約3ヶ月前が目安です。条件付き合格の場合も、英語ブリッジコースを修了することで無条件合格に進めます。
学部課程の入学要件
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 学歴 | 日本の高校卒業資格(またはそれ相当の学力証明) |
| GPA | GPA 2.0/4.0以上相当(専攻により異なる) |
| 英語力 | IELTS 6.0以上(全セクション6.0以上)/TOEFL同等スコア |
| 出願書類 | 成績証明書、卒業証明書、英語試験結果、パスポートコピー |
| 出願時期 | 学期開始の約3ヶ月前が目安(2月学期:11月頃、7月学期:4月頃) |
| 入学時期 | 年2回(2月・7月) |
大学院課程の入学要件
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 学歴 | 学士号または同等の学位(専攻関連分野が望ましい) |
| 英語力 | IELTS 6.5以上(各セクション6.5以上) |
| GPA | 学士課程の成績が一定水準以上(プログラムにより異なる) |
| 出願書類 | 成績証明書・学位証明書、英語試験結果、CV(職歴プログラムの場合は職歴証明も)、パスポートコピー |
| 研究課程(PhD等) | 研究計画書(Research Proposal)、指導教員候補の事前確認が必要な場合あり |
出願のポイント
- 条件付き合格制度:英語力が基準に満たない場合も、条件付き合格(Conditional Offer)を取得し、大学附属の英語ブリッジコース(ELBP)修了後に本科に進学できます。
- 年2回の入学時期:2月・7月の2学期制で、留学タイミングを柔軟に設定できます。
- 早めの準備が重要:特に競争の激しい医学・看護系プログラムは早期出願が推奨されます。
学費と生活費(目安)
ニューカッスル大学の学費は専攻分野によって異なります。シドニーと比べて生活費が抑えられる点も日本人留学生にとって大きな魅力です。
年間学費(国際学生向け・目安)
| 専攻分野 | 年間授業料(AUD・目安) |
|---|---|
| 文系・言語・教育系 | 約A$38,480〜 |
| ビジネス・法学系 | 約A$40,000〜43,000 |
| 工学・IT系 | 約A$45,440〜51,320 |
| 医療・ヘルスサイエンス系 | 約A$45,000〜53,000 |
生活費の詳細(年間・目安)
| 項目 | オンキャンパス(寮) | オフキャンパス(賃貸) |
|---|---|---|
| 住居費(週) | A$249〜478(部屋タイプ別) | シェアルーム:A$300〜400/ワンルーム:A$500〜700 |
| 食費 | 食事付きプランあり(一部寮) | 自炊・学食利用で年間A$6,000〜10,000程度 |
| 交通費 | - | 年間A$2,000〜3,000程度 |
| その他生活費 | - | 年間A$3,000〜5,000程度 |
| 生活費合計(目安) | 年間約A$20,000前後(シドニーより割安) | |
奨学金制度
ニューカッスル大学では国際学生向けの奨学金が複数用意されています。
| 奨学金名 | 給付額・内容 | 対象 |
|---|---|---|
| International Excellence Scholarship | 年間授業料の20%相当(約A$6,000〜)を毎年給付 | 学業優秀な国際学生 |
| Welcome Grant | 一度のみA$2,000支給 | 新入国際学生全員 |
| Global Excellence Scholarship | 授業料25%減免 | 競争選考による優秀な学生 |
| Australian Government RTP(大学院) | 授業料免除+生活費補助(競争的奨学金) | 修士研究課程・博士課程の優秀な学生 |
キャンパス環境と施設
キャンパスの雰囲気とロケーション
- キャラハン・キャンパス(本部):140ヘクタール超の広大な敷地に、自然豊かな緑と最先端の研究・教育施設が調和した美しいキャンパス。シドニーから電車で約2時間のアクセス。
- ニューカッスル市内キャンパス:ビジネス学部・法学部などが集まる都市型キャンパス。商業施設やカフェが充実したエリアに位置。
- セントラルコースト・シドニー・シンガポールキャンパス:複数拠点で学べる柔軟な学習環境も整備。
- アクセス:ニューカッスル市内からキャラハン・キャンパスへはバスで約15〜20分。シドニー国際空港からは電車で約2時間30分。
主要施設紹介
- Auchmuty Library / Huxley Library:24時間利用可能な図書館。電子リソースや学習スペースが充実。
- BioResearch Building:A$37.5Mを投じた最先端の医療・生命科学研究棟。最新の顕微鏡・遺伝子解析装置を完備。
- 中央分析施設(Central Analytical Facilities):約A$600万相当の質量分析計・NMR装置など30台以上の高性能機器を共同利用できる研究インフラ。
- I2N(Integrated Innovation Network):学生・卒業生の起業や産学連携プロジェクトを支援するイノベーションハブ。
- スポーツ・レクリエーション施設:フィットネスセンター、プール、テニスコートなどを完備。
- FabLab(創造工房):3Dプリンター・レーザーカッターなど最新機器を使えるメイカースペース。
キャンパスの様子
動画紹介
位置情報
住まいと食事
学生寮(オンキャンパスハウジング)
キャラハン・キャンパス内には5つの学生レジデンス(寮)があり、シングルルーム・スタジオ型・相部屋タイプなど多彩な選択肢があります。
| 寮名 | 特徴 | 料金(週・目安) |
|---|---|---|
| Edwards Hall | 食堂併設、夕食付きプランあり。コミュニティが活発 | 週A$351〜403(食事付き) |
| International House | 国際学生に人気。多文化交流が盛ん | 週A$249〜478(部屋タイプ別) |
| Evatt House | 静かな環境、学習重視のコミュニティ | 週A$249〜478(部屋タイプ別) |
| Barahineban | アボリジニ学生・一般学生向けの交流型レジデンス | 週A$249〜478(部屋タイプ別) |
| New Residences | 比較的新しい設備、スタジオ型を中心に構成 | 週A$300〜478(部屋タイプ別) |
オフキャンパスハウジング
- シェアハウス:キャンパス周辺や市内のシェアハウスで一部屋週A$300〜400が目安。シドニーと比べて割安。
- ワンルームアパート:週A$500〜700程度。学生向け物件も多く、選択肢が豊富。
- サポート体制:大学の住居支援窓口が物件情報の提供や契約サポートを行っています。
食事環境
- 学内食堂・カフェ:キャンパス内には複数の食堂やカフェが点在。多国籍メニューも充実。
- 食事付き寮プラン:Edwards Hallなど一部寮では夕食付きプランを選択可能。
- スーパーマーケット:キャンパス周辺にスーパーや市場があり、自炊環境も整っている。
- 特別食対応:ハラール・ベジタリアン・ヴィーガン対応の食事オプションも提供。
卒業後の進路とキャリア支援
ニューカッスル大学は「卒業後すぐに役立つスキル」を重視した教育を展開しており、高い就職率と充実したキャリア支援体制で知られています。NSW州政府機関・病院・IT企業・建設会社など多方面への就職実績があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学部生の就職率 | 卒業後4ヶ月以内に約90.4%が就職 |
| 修士以上の就職率 | 卒業後4ヶ月以内に約95.5%が就職 |
| 修士卒業生の初任給中央値 | 約A$108,000(2023年データ) |
| 主な就職先 | NSW州政府機関、病院・医療機関、IT企業、建設・不動産企業、大手企業 |
| 卒業生ネットワーク | オーストラリア国内外に広がる同窓生コミュニティ |
キャリアセンターのサポート
- 個別キャリアカウンセリング:専門カウンセラーによる進路相談・履歴書添削。
- 求人情報紹介:学内外の求人情報を一元管理したポータルを通じて就職活動をサポート。
- 面接対策セミナー:模擬面接やプレゼンテーション対策など実践的なセミナーを定期開催。
- インターンシップ:医療・看護の臨床実習、教育学の教員実習、ビジネス系インターンなど単位認定プログラムが充実。
- I2N(スタートアップ支援):起業を目指す学生向けのメンタリングや資金調達支援も提供。
ポストスタディワークビザについて
オーストラリアでは卒業後にポストスタディワークビザ(PSW)を取得することで、学修した分野での就労経験を積むことができます。ニューカッスル大学のような地方都市(Regional Area)に所在する大学の卒業生はビザ期間が延長される優遇制度もあり(最大4〜5年)、卒業後のキャリア形成において大きなメリットとなっています。
語学コース・パスウェイプログラム(CIE連携)
ニューカッスル大学のパスウェイ校であるUniversity of Newcastle College of International Education(CIE、旧Kaplan Pathways)では、学部・大学院進学前の学力・語学強化プログラムを提供しています。英語力・学力に不安がある学生でも、段階的に大学進学を目指せる仕組みが整っています。
CIEで提供される主なプログラム
| プログラム名 | 内容 | 期間・条件 |
|---|---|---|
| English Language Bridging Program(ELBP) | 条件付き合格者向けの英語強化コース。修了後は外部検定なしで本科進学可能 | 10週間×最大4レベル(最大40週) |
| Foundation Course(基礎学力養成) | 大学進学前の基礎学力を養成するコース。修了後はほぼ全学部への進学可 | 8〜12ヶ月(2〜3学期) |
| Diploma(Degree Transfer) | 会計・経営・工学・IT・メディアなど専門分野の1〜2年コース。修了後2年次から編入可 | 1〜2年 |
各プログラムの入学要件(目安)
| プログラム | 英語要件 | 学歴要件 |
|---|---|---|
| ELBP(英語ブリッジ) | IELTS 5.0〜(レベルにより異なる) | 高校卒業以上 |
| Foundation Course | IELTS 5.5以上 | 高校卒業程度(高3修了が目安) |
| Diploma Course | IELTS 6.0以上 | 高校卒業以上(大学単位があればより有利) |
【パスウェイの主なメリット】
- 英語力・学力に不安があっても段階的に大学進学を目指せる
- ELBPは外部検定なしで本科に進学可能(最大40週)
- 学生ビザで受講でき、本科進学後のビザ切り替えもスムーズ
- ファウンデーション・ディプロマ修了者はほぼ全学部への進学道が開ける
日本人向け進学ルート ― ニューカッスル大学へスムーズに進む方法
ニューカッスル大学には、英語力・学力・目標進学レベルに応じた多様な進学ルートがあります。学部・大学院のどちらを目指す場合も、段階的に準備することで確実に進学を実現できます。
【学部進学】ルートの概要
① 直接入学(学部課程)
日本の高校卒業後、大学公式ポータルを通じて直接学部課程に出願するルートです。英語力と学力の条件を満たせれば、最もスムーズに進学できます。
- 必要条件:IELTS 6.0以上(全セクション)、高校の成績が一定水準以上
- メリット:最短3〜4年で学位取得。ダブルディグリー(複数学位)プログラムも選択可能
- 注意点:医学・看護など競争率の高い専攻は早期出願が必須
② 語学ブリッジ → 学部入学(ELBP活用)
英語力がIELTS 6.0に満たない場合、条件付き合格(Conditional Offer)を取得した後にELBP(英語ブリッジプログラム)を受講し、修了後に無条件で本科に進学できます。
- プロセス:大学出願 → 条件付き合格取得 → ELBP受講(最大40週)→ 本科進学
- メリット:外部英語検定(IELTS)の再受験なしで本科進学が可能
- 期間:ELBPは10週間×最大4レベル
③ ファウンデーション → 学部入学(CIE経由)
高校を卒業したものの学力・英語力の両面で準備が必要な場合は、CIEのファウンデーションコース(8〜12ヶ月)を経由して学部1年次に進学するルートが有効です。
- 対象:高校卒業程度の学力・IELTS 5.5以上
- メリット:学力と英語力を同時に伸ばしながら進学準備ができる
- 期間:8〜12ヶ月(2〜3学期)
④ ディプロマ → 学部2年次編入(CIE経由)
CIEのディプロマ(Degree Transfer)プログラムを1〜2年修了すると、学部2年次相当から編入できます。費用対効果が高く、専門分野の基礎を固めながら進学できる人気のルートです。
- 対応分野:会計・経営・工学・IT・メディアなど
- 必要条件:IELTS 6.0以上、高校卒業以上
- メリット:大学の授業料を節約しながら2年次からスタートできる
【大学院進学】ルートの概要
① 直接入学(修士課程・大学院)
日本の大学卒業後、公式ポータルを通じて修士課程(コースワーク型・リサーチ型)に直接出願するルートです。
- 必要条件:学士号(関連分野)、IELTS 6.5以上(各セクション6.5以上)
- コースワーク型:授業中心のプログラム(MBA・公衆衛生・教育など)。1.5〜2年が一般的
- リサーチ型:指導教員のもとで研究論文を執筆する修士号(MRes)。将来の博士課程進学にも最適
② 博士課程(PhD)への進学
修士号取得後、または優秀な学士卒業者は博士課程(PhD)への進学も可能です。研究計画書(Research Proposal)の提出と、指導教員候補との事前コンタクトが重要なステップです。
- 必要条件:修士号または優秀な学士号(Hons相当)、IELTS 6.5以上、研究計画書
- 奨学金:Australian Government Research Training Program(RTP)奨学金により授業料免除+生活費補助を受けられる場合あり
- 期間:通常3〜4年
③ 大学院進学のための英語ブリッジ活用
英語力がIELTS 6.5に満たない場合は、ELBPの上位レベルを修了することで大学院への条件付き進学が可能なケースもあります。事前に留学エージェントや大学窓口に確認することをお勧めします。
日本人学生向けの支援体制
| 組織・サービス | 内容 |
|---|---|
| 国際学生支援窓口 | ビザ相談、オリエンテーション、学習・生活サポートを提供 |
| PALSなど学習支援センター | 英語力強化、学習スキル向上のための個別サポート |
| 日本人学生コミュニティ | 先輩日本人留学生による生活情報の共有や交流イベント |
| 語学パートナー制度 | 地元オーストラリア人学生との言語交換プログラム |
| 留学エージェント(MEC等) | 日本語対応の相談窓口。奨学金情報・出願手続きをサポート |
| 大学間協定校制度 | 横浜国立大学・大阪大学などとの協定を活用した短期研修・交換留学も利用可能 |
進学ルートのポイントまとめ
- 英語力が十分あれば直接入学が最もスムーズ(学部:IELTS 6.0 / 大学院:IELTS 6.5)
- 英語力に不安がある場合はELBP(ブリッジ)→ 本科が現実的ルート
- ファウンデーション・ディプロマ経由で費用を抑えながら段階的に進学も可能
- 大学院(修士・博士)進学はRTP奨学金が活用できると費用面が大幅に軽減される
- 地方都市の大学のためポストスタディワークビザ(PSW)の期間延長優遇もあり
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ニューカッスル大学についてのアドバイス
「ニューカッスル大学は、世界水準の研究力と実践的な教育、そして温かいコミュニティを兼ね備えた大学です。医療・工学・環境など社会課題に向き合う分野で学びたい方にとって、これ以上ない環境が整っています。シドニーから電車で約2時間というアクセスの良さと、都市部より落ち着いた生活コストも魅力です。」