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ニューサウスウェールズ大学 ファウンデーションコース 京都キャンパス進学ガイド:世界トップ校への道

UNSW Foundation Studies Program 京進京都キャンパス

UNSW Foundation Studies Programは、オーストラリアの名門大学ニューサウスウェールズ大学(UNSW)の附属機関UNSW Collegeと株式会社京進がライセンス契約を結び、UNSWやその他のオーストラリアトップ大学へ進学可能なファウンデーションコースを京進京都キャンパスで運営・提供しています。本プログラムは、海外大学進学の基礎を国内で学ぶための、日本初の大学附属ファウンデーションコースです。

日本の高校卒業後、最短9ヶ月間のプログラムを通じて、オーストラリアの大学で必要とされるアカデミック知識と英語力、学習スキルを身につけ、UNSWを含むオーストラリア名門8大学(Group of Eight, Go8)への進学を目指すことができます。学ぶ内容は、日本の大学1年次の一般教養課程にあたり、大学でより専門的な勉強を始めるために必要な知識や基本的なスキルを約1年間で習得します。

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岡野 健三
「成功する留学」代表取締役社長 / 一般社団法人海外留学協議会(JAOS) 理事

40年以上・25万人超の支援、アジアNo.1エージェント“殿堂入り”をした「成功する留学」の代表を務める。高校留学・海外大学の進学、編入、ファウンデーション、大学院まで、英語力・学力・費用の制約を超えるプランをご提案。

目次
  1. 1. ランキングで見るUNSWの評価【2025年最新版】
  2. 2. UNSW Foundation Studies Program(Kyoto Campus)が選ばれる5つの理由
    1. 2-1. 日本国内でGroup of 8全大学への進学準備ができる
    2. 2-2. 現地大学指導方式に基づいた少人数教育と徹底サポート
    3. 2-3. 国際的かつ実践的なスキルの向上(学習・生活面での成長)
    4. 2-4. 海外基準のカリキュラムと講師陣
    5. 2-5. 時間とお金の節約を実現
  3. 3. 人気専攻とアカデミックの強み
    1. 3-1. 学習科目(コマースストリーム)の詳細
    2. 3-2. 卒業生の進学実績と人気専攻
    3. 3-3. 授業の難易度と学習の特徴(学生アンケート)
  4. 4. 入学条件と出願情報
    1. 4-1. 必須条件と必要英語力
    2. 4-2. 開講時期と学習期間
  5. 5. 学費と生活費(目安)
    1. 5-1. プログラム受講料と奨学金制度
    2. 5-2. 京都での生活費(住まい)
  6. 6. キャンパス環境と施設(京進京都キャンパス)
    1. 6-1. 立地とアクセス
    2. 6-2. 授業の構成と1日のスケジュール
    3. 6-3. 特別プログラム:チャレンジウィークの詳細
  7. 7. 住まいと食事
    1. 7-1. 住まいの選択肢と学生の経験(シェアハウス・一人暮らし)
    2. 7-2. 現地(シドニー)での滞在先と生活
  8. 8. 卒業後の進路とキャリア支援
    1. 8-1. 卒業生の進学先と将来の目標
    2. 8-2. 現地オーストラリアでのキャリアサポート
  9. 9. UNSW Foundation English Entry Course (FEEC) の紹介
  10. 10. 日本人向け進学ルート ― UNSWへスムーズに進む方法
    1. 10-1. 進学ルートの選択肢
    2. 10-2. 英語学習の具体的な方法と克服法(在校生アンケート)
    3. 10-3. コースで成功するための意識とアドバイス(卒業生Q&A)

1. ランキングで見るUNSWの評価【2025年最新版】

ニューサウスウェールズ大学(UNSW)は、オーストラリア国内の主要な研究集約型大学グループであるGroup of Eight(Go8)の一員であり、その卓越した研究実績と教育の質により、世界の主要大学ランキングで安定して上位にランクインしています。

ランキング名 総合順位(2025年) 評価の焦点
QS世界大学ランキング 世界19位 学術評判・雇用者評価・国際性など
QS世界大学就職力ランキング (2022) 世界29位(オーストラリア国内1位) 卒業生の就職力
QS世界大学ランキング (アカデミック・レピュテーション) (2023) 世界46位 教育の質、研究の評価

UNSWが高く評価される理由

  1. 世界トップ20ランクイン: 2025年QS世界大学ランキングで世界19位に位置しており、世界トップレベルの教育を提供していることが評価されています。
  2. Go8所属の研究集約型大学: 1949年にオーストラリア政府と州の両方によってシドニーに設立された公立大学であり、「UNSW」の愛称で呼ばれ、オーストラリアの主要大学グループであるGroup of Eight(Go8)の一つです。
  3. 高い卒業生の雇用実績: 2020年、2021年、2023年、2024年の4年連続で、オーストラリア国内トップ100の最多雇用学生を輩出しており、卒業生の就職実績に非常に優れています。
  4. 世界水準の教育の質: 教育の質(アカデミック・レピュテーション)でも世界46位と高く評価されており、UNSWは世界的にも教育の質、施設や設備などの質の高さが評価されています。
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2. UNSW Foundation Studies Program(Kyoto Campus)が選ばれる5つの理由

2-1. 日本国内でGroup of 8全大学への進学準備ができる

本プログラムは、UNSWを含むオーストラリアのGroup of Eight(名門8大学)の全大学への進学ルートとして認められています。プログラムを修了し、GPAを満たした場合、原則としてニューサウスウェールズ大学の希望する学部への進学が保証されています。また、その他の世界トップ水準の大学への入学申請も可能です。このプログラムを経由することで、日本の高校卒業後、オーストラリアの大学にスムーズに移行するために必要な確かな英語力、学問的知識、各種スキルを国内で身につけることができます。

2-2. 現地大学指導方式に基づいた少人数教育と徹底サポート

授業は、レクチャー、チュートリアル、ラボ形式などの現地大学形式の教育・指導体制を実現しています。1クラスの最大規模は20名程度であり、きめ細かな少人数指導体制が実現されています。少人数クラスのおかげで、学生は先生に勉学に対する意欲がある姿勢を見せることができ、わからないところは怖がらずに質問できる環境です。

また、一対一のカウンセリングによるサポートも提供されており、学生を世界トップレベル大学への進学と成功に導くための万全の体制が整っています。

2-3. 国際的かつ実践的なスキルの向上(学習・生活面での成長)

この9ヶ月間のプログラムでは、グループアクティビティ、ディスカッション、プレゼンテーションを通じて実践的な知識を習得できます。この経験を通じて、学生は学習面だけでなく、生活面や精神面でも大きな成長を実感しています。

具体的な成長と身につくスキル

  • 総合的な英語力の向上: 英語力が全体的に向上したと感じており、特にスピーキングが伸びたという実感があります。英語を話すことや人前で発表することへのハードルが大幅に下がりました。
  • 実践的スキルの習得: プレゼンテーションスキル、WordやExcelの基本知識、PDF作成、大学教授へのメールの書き方など、大学生活で必要なITスキルを多く学べました。
  • セルフマネジメントと時間管理: 同時に多くのタスクをこなす経験や一人暮らしをする中で、タイムマネジメント力やセルフマネジメント力が身につきました。高校生の頃は学校や両親に言われてやることが多かった学生が、自分で自分を律することを学びました。
  • 自己肯定力と意思を持つ力: 以前よりも自分の意見を持って話ができるようになり、それを表現する力が身につきました。このコースの環境によって、自分の意思を持つことができ、それを相手に伝えられるようになったと感じる学生もいます。
  • 生活力: 実家を離れてのシェアハウスでの共同生活や一人暮らしを通じて、ご飯や洗濯、掃除などを自分でこなせるようになり、一人での生活と勉強の両立の仕方を学べ、生活力が身についたと感じる学生もいます。

2-4. 海外基準のカリキュラムと講師陣

本プログラムのカリキュラムや教材は、UNSW Collegeが考案し、学術的観点からの監査も毎年実施されています。講師陣は、ニューサウスウェールズ大学から認定を受けており、信頼性が担保されています。このコースで培った基礎知識や言語力は、現地での学生生活に必ず役立つと、卒業生は強く感じています。本プログラムは、オーストラリアの大学で学位取得できる学力を身につけることを目的としています。

2-5. 時間とお金の節約を実現

  • 時間の節約: 高校3年生にとって、本プログラムを経由することで現地大学進学が最短の道となる可能性があります。
  • お金の節約: 日本国内で本プログラムを受講することで、海外での長期的な滞在費を節約することが可能です。

3. 人気専攻とアカデミックの強み

UNSW Foundation Studies Program 京進京都キャンパス

UNSW Foundation Studies Programでは、Commerce Stream(コマースストリーム)を開講しています。このプログラムは、経済に関する学問的知識・英語力を身につけ、修了後はUNSWやその他世界トップ水準大学に進学し、主に、経済学、経営学、商学、人文社会学、情報システム学、法学などの専攻分野で学士を取得することを目指します。

3-1. 学習科目(コマースストリーム)の詳細

学習内容は、大学での専門的な勉強の準備に必要な知識とスキルを網羅しています。履修科目には、Academic English、Mathematics for Commerce、Computing for Businessなどが含まれます。

科目名 内容と学習の焦点
Academic English(アカデミック英語) Reading, Listening, Writing, Speakingの4技能を強化し、プレゼンテーション、ディスカッション、リサーチ、レポート、グループワークなど、大学での学習に必要な高度な英語スキルを学びます。
Mathematics (Commerce)(数学) 商業と金融の分野への応用に重点を置いた数学的技法を習得します。代数と多項式、関数とグラフ、微分積分、対数関数と指数関数、数列と直列、曲線スケッチ、確率、データの記述と確率分布などが含まれます。数学を得意科目にすれば、余裕を持ってこのコースに臨めるとのアドバイスもあります。
Computing for Business(情報学) 実践的なITスキルを身につけます。Term 1ではPowerPoint presentations、Word processing and referencing。Term 2では、MS Excelを使った高度な表計算技術を学び、データを分析、操作、視覚化する技術を習得します。
Economics(経済学) 基本的な経済原理を習得します。ミクロ経済学とマクロ経済学の両方を学び、個人や企業の行動から、社会全体の経済動向に至るまでを学びます。
Accounting(会計学) 一般会計の言語、スキル、概念、関係性における基本を理解します。会計情報を責任を持って分析し、伝えること、ビジネスの運営方法、会計の役割を理解し、問題解決の能力を身につけます。
Business Law(ビジネス法学) 法律とビジネスの関係について学びます。オーストラリアの法制度、さまざまなビジネス構造の法的意味合い、契約法、過失、そして消費者保護法の入門を学習します。法的なシナリオに構造的に取り組み、法的な文章を読み正式な回答を準備するスキルを身に付けます。
Management(マネジメント学) 個人、チーム、組織の各レベルで成功するために必要なスキルを学び、組織やマネジメントに関する基本的な理解を深めます。マネジメントの理論と意思決定のフレームワーク、効果的なチームワーク、時間管理、問題解決、変化への対処などを学びます。

3-2. 卒業生の進学実績と人気専攻

UNSW Kyotoの卒業生は、オーストラリアのGroup of Eight(Go8)大学を中心に、多岐にわたる学部へ合格・進学しています。

大学名 代表的な学部(合格実績例) QSランキング(2025)
メルボルン大学 Bachelor of Commerce, Bachelor of Arts 13位
シドニー大学 Bachelor of Commerce, Bachelor of Advanced Computing, Bachelor of Media and Communication, Bachelor of Science (Medical Science) 18位
ニューサウスウェールズ大学 (UNSW) Bachelor of Commerce, Bachelor of Computer Science, Bachelor of Advanced Computer Science, Bachelor of Politics, Philosophy and Economics 19位
モナシュ大学 Bachelor of Information Technology, Bachelor of Business 37位
クイーンズランド大学 Bachelor of Computer Science 40位
アデレード大学 Bachelor of Commerce, Bachelor of Business 82位

3-3. 授業の難易度と学習の特徴(学生アンケート)

楽しかった授業

最も楽しかった授業として、Computingが挙げられています。クイズ形式で知識の定着を図ったり、実際にExcelやWordを使って操作や式を実践的に学んだりする点が効果的で楽しかったとのことです。また、パワーポイントでアニメーションやモルフトランジションを用いて自分なりのスライドを作るのが楽しかったという意見もあります。 EconomicsManagementでのグループワークも、クラスメイトと話し合いながら問題を解くことが効果的で、楽しかったという声があります。

苦労した授業

Business Lawは、専門的な単語が多く、法律やその体系を理解するのに時間がかかり、最も苦労した授業だとされています。また、Accountingは細かい計算が必要で、一つ間違えると次の問題も間違えてしまうため、苦手意識を持つ学生もいました。 Mathは、高校時代に数学を学んでいなかった期間がある学生にとって、日本語でも学んだことのない内容を英語で学ぶことが困難であり、最も苦労した科目の一つです。

予習・復習の重要性

卒業生からは、良い成績を取るには、予習と授業での内容理解が大切だというアドバイスがあります。特にBusiness LawやMathに関しては、予習をしないと授業についていけなくなることがあります。 復習はAcademic Englishを除いて毎回必要で、少なくとも週終わりに全科目学んだことを振り返ることが推奨されています。復習はテスト期間にまとめて行うのではなく、普段から週末などにするのがちょうど良いという意見もあります。

4. 入学条件と出願情報

4-1. 必須条件と必要英語力

本プログラムに入学するためには、以下の学業成績基準と英語力基準の両方を満たす必要があります。

要件 内容
学歴 日本の高校を卒業(見込み含む)している、もしくはIGCSE/GSCE (O-Level)を修了していること。
学業成績基準 高校3年次の成績が5段階評価で3以上。
英語力(IELTS) IELTS:6.0(各セクションの成績が5.0以上)。
英語力(TOEFL iBT) TOEFL iBT:75(ライティング14)。
英語力(その他) TOEFL PBT:537、Duolingo English Test:115(2026年度入学生限定)、ケンブリッジ英語検定:169(各セクション154以上)、Pearson PTE Academic:50(各セクション38以上)など。

※英語力基準が未達の場合は、FEEC(Foundation English Entry Course)修了後にファウンデーションコースへ入学することが可能です。

4-2. 開講時期と学習期間

学習期間は集中的な9ヶ月間です。高校卒業後の進路として、最短で海外トップ大学進学を目指せます。

クラス名 開講時期(例) 学習期間 進学予定時期(例)
2026年3月期生 2026年3月 9ヶ月間 2026年11月修了、翌年2月以降オーストラリア渡航・大学進学予定
2026年7月期生 2026年7月 9ヶ月間 2027年3月修了、翌年8月以降オーストラリア渡航・大学進学予定

2025年時点では、2026年3月期生および7月期生の入学申し込みを受け付けています。

5. 学費と生活費(目安)

5-1. プログラム受講料と奨学金制度

日本国内で受講することで、海外での滞在費を節約し、費用を抑えることが可能です。

項目 費用(税込)
入学金 55,000円
プログラム受講料 2,970,000円
教育充実費 330,000円
合計 3,355,000円

※別途、英語力が基準に満たない学生向けのUNSW Foundation English Entry Course (FEEC) の料金は、66万円(税込)です。

特別奨学金制度

海外進学を希望する学生を応援するため、2026年度の全入学者を対象とした最大100万円の特別奨学金制度がご用意されています。この奨学金制度により、受講料を減額することが可能です。

5-2. 京都での生活費(住まい)

本プログラムの受講中に、多くの学生が実家を離れて京都で生活し、一人暮らしやシェアハウスを経験しています。

住まいサポート

UNSW Foundation Studies Program / Kyoshin Kyoto Campusでは、ボーダレスハウス、8-nest、レオパレス21といった住まいに関する情報源の案内があり、UNSW_Kyoto生特別割引が利用できる場合があります。

6. キャンパス環境と施設(京進京都キャンパス)

6-1. 立地とアクセス

UNSW Foundation Studies Program 京進京都キャンパス

UNSW Foundation Studies Program / Kyoshin Kyoto Campusは、京都の中心部である四条烏丸に位置しており、立地とアクセスに優れています。

  • 所在地:〒600-8412 京都府京都市下京区烏丸通四条下る二帖半敷町652 からすま京都ホテル4階
  • アクセス:京都市営地下鉄 烏丸線「四条駅」6番出口よりすぐ、阪急電鉄「烏丸駅」23番出口より徒歩約1分と非常に利便性が高いです。

6-2. 授業の構成と1日のスケジュール

授業は平日に行われ、朝9時〜17時頃まで(休憩は1時間ごと)のスケジュールで組まれています。

卒業生は、授業が9時に始まり17時頃に終わるため、規則正しい生活習慣を正すことが、コースで苦労しないために最も大切だと指摘しています。授業の仕組みや構成を早めに把握することができれば、スムーズに授業についていけるでしょう。

6-3. 特別プログラム:チャレンジウィークの詳細

チャレンジウィークは、Term 1とTerm 2の7週目に、実践的な問題解決力、チームワーク、リーダーシップの養成を目的に行われる特別なプログラムです。通常の授業とは異なる角度から英語を学ぶことで、より実践的に活用する力が身につきます。

主な活動内容の例(Term 1より)

  • UNSW Sessionによる進路情報提供: UNSW College主催のZoomセッションが開催され、UNSWのスタッフから学部・専攻、学生生活、就職支援、学生サポートなどについての具体的な情報提供があります。在校生からは体験談も共有され、将来の選択肢を広げるきっかけとなります。
  • Economics Presentation: 授業で学んだ内容を基にグループプレゼンテーションを実施し、オーストラリアのUNSWの講師によって採点されます。
  • Monopoly(モノポリー)アクティビティ: 経済学の基本的な概念(費用管理、資金調達、キャッシュフローなど)を実践的かつ楽しみながら学ぶためのボードゲームアクティビティです。
  • Walking Challenge: 普段の授業外で英語を使う機会として、先生と一緒に京都の街を歩きながら英語でコミュニケーションを楽しむ野外アクティビティです。京都の観光コースでもあり、学生から人気が高いです。
  • Pair Presentation: 時間管理や英語での学習といった、学生自身の課題に関する解決策を練り、ペアで発表します。

チャレンジウィークは、普段の授業と違い、先生とハイキングや散歩、ランチなどを通じて交流できるのが楽しかったという学生の声もあります。

7. 住まいと食事

7-1. 住まいの選択肢と学生の経験(シェアハウス・一人暮らし)

プログラム受講中に、多くの学生が京都でシェアハウスや一人暮らしを経験します。この経験は、留学前に何をすべきか把握し、一人での生活と勉強の両立の仕方を学ぶという点で、非常に価値のある準備となります。

共同生活での学び

シェアハウスでは、国籍や背景が異なる人との共同生活のため、コミュニケーション不足で揉めごとになったり、不信感を募らせてしまうこともありました。卒業生は、自分が与えられた仕事をきちんと行う責任と、疑問に思ったことはきちんと相手に伝え、解決策を一緒に考えることの大切さを学びました。 また、健康な生活と学問を両立させるのは大変でしたが、自分のスペースと他の居住者のスペースを分けて考えることで、他者との生活スタイルの違いを受け入れられるようになった学生もいます。

7-2. 現地(シドニー)での滞在先と生活

ファウンデーションコース修了後、UNSWやシドニー大学に進学した卒業生は、現地シドニーで快適な学生生活を送っています。

シドニーでの滞在先

シドニー大学に進学した学生の中には、キャンパスから徒歩3〜5分のスタジオタイプの民間寮に滞在している人もいます。これによりプライベートな時間をしっかり確保でき、勉強に集中できる理想的な環境を確保しています。また、シェアハウスでキッチンが共用だった学生は、オーストラリアでは部屋にキッチンが付いているタイプに住もうと決意したという例もあります。

現地での食文化

シドニーは多文化な街であり、世界中の料理を楽しむことができます。アジア系の食文化が特に豊かで、マーケットやスーパーに行けば日本食の材料も手に入りやすいです。ラーメン屋や居酒屋風の本格的な日本食レストランも多く、食生活における不便さはあまり感じません。

8. 卒業後の進路とキャリア支援

8-1. 卒業生の進学先と将来の目標

UNSW Kyotoの卒業生は、UNSWをはじめとするGo8大学でCommerce(商学)、Economics(経済学)、Advanced Computing(高度情報技術)、Media and Communication(メディア・コミュニケーション)など多岐にわたる分野を専攻しています。

卒業生が抱く将来の目標

  • 将来自分の会社を設立し、自分のやりたいことを実現するため、国外の人とビジネスのつながりをつくりたい(Commerce専攻)。
  • 外資系の商品開発部で働きたい(経済学部でマーケティングなどを学ぶ予定)。
  • IT分野の学びを深め、自ら次の時代の波を創造できるようになりたい(Advanced Computing専攻)。
  • 海外で活躍する銀行員を目指す。同時に心理学にも関心があり、人の心理を理解する力はビジネスの場でも役立つと考えている。

8-2. 現地オーストラリアでのキャリアサポート

現地オーストラリアの大学では、学生のキャリアを見据えた多様なサポートが展開されています。

成績優秀者向け特別プログラム(Dalyell Scholars)

シドニー大学では、大学進学前のGPAが9.1以上の優秀な学生を対象とした特別プログラム「Dalyell Scholars」があり、UNSW Kyotoのファウンデーションコースで最終GPA9.3を収めた卒業生が招待されています。このプログラムに参加することで、定期的なインターンシップの案内や、企業と連携して実施されるメンバー限定の特別授業を受ける機会が得られ、就職活動や今後の人生を切り開く大きな力になるとされています。

現地での就職活動

シドニーでは、多くの大手日本企業が大学内やシドニーで新卒採用を積極的に行っています。応募は大学2年生以上が対象となることが多いですが、1年生から参加できるキャリアイベントも多数あり、早い段階から企業理解を深めることが可能です。

日本での就職活動

卒業後、日本での就職を目指す学生は、シドニーでの情報不足に戸惑いながらも、大学内の日本人学生会や一時帰国時の説明会で情報を集め、仲間と励まし合いながら就職活動を並行して行っています。

9. UNSW Foundation English Entry Course (FEEC) の紹介

UNSW Foundation English Entry Course (FEEC) は、英語力がUNSW Foundation Studies Programの入学条件(IELTS 6.0など)に満たない学生向けに、アカデミック英語やアカデミックスキルを集中的に学習するために提供されています。

項目 内容
概要 ファウンデーションコースへ進むためのアカデミック英語やアカデミックスキルを学習する。
期間 10週間で開講予定。
受講者条件(例) IELTS 5.5 / TOEFL iBT 65 / Duolingo English Test:100 など。
料金 66万円(税込)。
学習内容 講義でのノートテイキング、アカデミックテキストの読解、リサーチスキル、アカデミックなトーンでのライティング、適切な文法と発音、自立学習戦略など、基礎的な言語力とアカデミックスキルを習得します。
特徴 プログラム終了後、必要条件を満たせば、UNSWファウンデーションコースへ進学可能。

10. 日本人向け進学ルート ― UNSWへスムーズに進む方法

10-1. 進学ルートの選択肢

日本の高校を卒業した学生がUNSWへ進学する際のルートは、主に以下の2つです。

  1. UNSW Foundation Studies Programへ直接入学:
    • 高校卒業後、ファウンデーションコースの英語力基準(IELTS 6.0など)を満たして直接出願し、9ヶ月間のプログラムで進学準備を完了します。
    • メリット: 国内にいながら最短でGo8大学への進学準備が可能です。
  2. FEECからの進学:
    • 英語力が基準に満たない場合は、まず10週間のFEECを受講し、アカデミック英語とスキルを集中的に学んだ後、UNSW Foundation Studies Programに進学します。

この国内ファウンデーションコースを利用することで、現地ファウンデーションに進学する場合に発生しがちな、待機期間を有効活用し、国内大学との併願も可能となります。

10-2. 英語学習の具体的な方法と克服法(在校生アンケート)

UNSW Foundation Studies Programの在籍生へのアンケート(5期生9名)から、英語学習における実践的なアドバイスが得られています。

英語学習の取り組み

本格的に英語学習を始めたのは高校2年生の春以降の学生が多いですが、入学基準レベル(IELTS 6.0)を習得するまでに、ほとんどの人が時間をかけて英語学習に取り組んでいます。

効果的な学習方法

特に効果があったと感じられたのは、アウトプットを重視した方法です。

  • スピーキング強化: オンライン英会話を毎日行う、空き時間にひたすら独り言を英語にする、シャドーイングやリプロダクションを行う。
  • ライティング強化: 毎日日記を書く、型を意識してパターンを覚える、ひたすら書き続けて先生に添削してもらう。

また、YouTubeでIELTSの授業や過去問対策をしたり、TED Talksなどを活用したりする学生も多かったとのことです。

10-3. コースで成功するための意識とアドバイス(卒業生Q&A)

卒業生は、コース期間を乗り越えるために以下のことを意識し、後輩へも伝えています。

  1. 規則正しい生活習慣の確立: 授業は9時から17時頃まで行われるため、夜中の1時までに寝るなど、生活リズムを整えることが大切です。
  2. 授業への積極的な姿勢: 授業は一番前で聞き、遅刻せず、先生に勉学に対する意欲がある姿勢を示すことが重要です。また、分からないところは怖がらずに質問する姿勢を持ちます。
  3. 予習・復習の徹底: とにかく良い成績を取るには、予習と授業での内容理解が大切です。特にBusiness LawやMathは予習をしないとついていけなくなることがあるため、得意教科以外は全て予習をするべきだったと感じている卒業生もいます。
  4. ライティング練習の積み重ね: どの教科も英語で自分の意見を表現する必要があるため、300語以上のライティング練習をして、表現のレパートリーをある程度持っておくと非常に役に立ちます。

英語の実力に自信がなくても、最善を尽くして取り組むこと、きつい時もクラスメイトと協力して乗り越えること、そして自分を信じて挑戦することが、卒業生からの強いメッセージとして送られています。ファウンデーションコースへ通うことで、英語スキルやその他の知識は確実に向上し、それを乗り越えた先には、オーストラリアの大学へ進学し、英語で好きなことを学べる良い未来が待っています。

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