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海外大学の年間スケジュールを徹底解説|出願から入学までの完璧なタイムライン

大学進学スケジュール

【これで安心!海外大学進学の年間スケジュール早わかり】

海外の大学に進学しようと思ったとき、「いつから準備を始めたらいいの?」「入学時期や学期制度って日本と同じ?」と戸惑う人も多いのではないでしょうか。

実は、海外の大学は国によって学年制度や出願スケジュールが大きく異なります。たとえば、アメリカやカナダでは秋入学(9月頃)が一般的ですが、オーストラリアやニュージーランドでは2月スタートが主流。さらに、アメリカはセメスター制やクォーター制、イギリスは3ターム制など、それぞれの国で授業や休暇のペースも異なります。こうした違いを理解しておくことが、留学準備の第一歩です。

本記事では、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・マレーシアなど、人気の留学先ごとに、「出願から合格発表、渡航、入学、授業、休暇、試験、インターン、卒業」までの年間スケジュールをわかりやすくまとめています。

計画的にスケジュールを立てておけば、「出願の締切をうっかり逃した」「ビザの準備が間に合わない」といったトラブルも防げるはず。何より、余裕をもって準備できれば、現地での学生生活もずっとスムーズに、充実したものになります。

「留学準備は、早すぎるくらいがちょうどいい」とは、海外進学経験者や留学アドバイザーの間でよく言われる言葉です。まずはこのガイドで、全体の流れをしっかり把握して、あなただけの留学プランを組み立てていきましょう。

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この記事の監修者

末永 ゆう生
「成功する留学」進学カウンセラー

早慶上、ICU、GMARCHなどの国内の難関大学英語系学部と海外大学の併願を希望する受講生の成功を導くノウハウを蓄積。オレゴン州立大学直接入学、ファウンデーションコースを経由して、マンチェスター大学入学、カレッジを経由して、トロント大学入学など、現時点の英語・学力・お金を踏まえて、顧客の理想に寄り添った多種多様な進学・キャリアの提案・支援を行い、高い顧客満足度を実現。

1. 海外大学の学期制度(セメスター制・クォーター制・ターム制)

海外の大学では、学年の構成に「セメスター制(2学期制)」「クォーター制(4学期制)」「ターム制(3学期制)」といった異なる制度が存在します。それぞれに授業の進み方やスケジュール、休暇のタイミングが異なり、留学準備にも大きく影響します。

セメスター制(Semester制)

概要:1年を2学期に分けて授業を行う制度。

学期構成:春学期(1月〜5月)/秋学期(9月〜12月)

特徴:

  • 1学期が15〜16週間と長く、じっくり学べる
  • 授業の合間に課外活動やバイトの時間も取りやすい

導入国:アメリカ(多くの大学)、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド

クォーター制(Quarter制)

概要:1年を4学期(四半期)に分けて授業を行う制度。

学期構成:春・夏・秋・冬(各学期約10週間)

特徴:

  • 授業のスピードが速く、短期集中型
  • 年間で多くの科目を履修できる

導入国:アメリカの一部大学(特に西海岸の州立大など)

ターム制(Term制)

概要:1年を3学期(ターム)に分ける制度。特にイギリスで主流。

学期構成:秋(9月〜12月)/春(1月〜3月)/夏(4月〜6月)

特徴:

  • 授業は秋・春が中心、夏タームは試験や論文が中心
  • 長期休暇が複数回あるため、留学生活にメリハリが出やすい

導入国:イギリス、マレーシア

項目 セメスター制 クォーター制 ターム制(3ターム制)
年間学期数 2学期 4学期 3学期
1学期の期間 約15〜16週間 約10週間 約10〜12週間
主な学期名称 春学期・秋学期 春・夏・秋・冬 秋・春・夏ターム
授業の進行 比較的ゆっくり スピード感がある 授業中心+試験に分かれる
授業数の多さ 年間履修数はやや少なめ 年間履修数が多い 通常通り(試験に集中できる)
向いているタイプ じっくり学びたい人 短期集中・多く履修したい人 メリハリをつけて学びたい人
導入国の例 アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど アメリカの一部 イギリス・マレーシアなど
学期についてのアドバイス

「授業の進み具合だけにとらわれず、自分の学習スタイルや生活リズムに合った制度を選ぶことが、留学を成功させるポイントです!」

2. 国別・地域別の大学スケジュールの違い

アメリカ

アメリカの大学では、主に「セメスター制(2学期制)」と「クォーター制(4学期制)」のどちらかの制度が採用されています。どちらの制度を導入しているかは大学によって異なり、それによって授業のペースや休暇の取り方も大きく変わってきます。

セメスター制(Semester System)

アメリカの大学でもっとも一般的なのがセメスター制です。1年を2つの長い学期に分けて学習します。

  • 秋学期(Fall Semester):8月下旬〜12月中旬
  • 春学期(Spring Semester):1月中旬〜5月中旬
  • 夏休み(Summer Break):6月〜8月(任意の授業もあり)

各セメスターは約15〜16週間と長めに設定されており、じっくりと時間をかけて学ぶスタイルが特徴です。講義や課題にじっくり取り組むことができ、授業の合間にはクラブ活動やインターンシップなどにも参加しやすい余裕があります。長期的な視点で物事を積み上げていきたいタイプの人に向いています。

クォーター制(Quarter System)

一方で、アメリカ西海岸の大学を中心に採用されているのがクォーター制。1年を4つの短い学期に分けて運営されています。

  • 秋学期(Fall Quarter):9月〜12月
  • 冬学期(Winter Quarter):1月〜3月
  • 春学期(Spring Quarter):4月〜6月
  • 夏学期(Summer Quarter):6月〜8月(任意)

各学期は約10週間と短く、その分、授業の進行スピードは速め。1年間で多くの科目を履修できるというメリットもありますが、課題や試験のペースも早いため、タフなスケジュール管理が求められます。

クォーター制は「短期集中型」で成果を出したい人や、いろんな授業にチャレンジしたいアクティブなタイプにおすすめです。

カナダ

カナダの大学は、セメスター制(2学期制)を採用しているところが多いですが、一部の大学ではクォーター制(4学期制)を採用しています。

セメスター制(Semester System)

  • 秋学期(Fall Semester):9月~12月
  • 冬学期(Winter Semester):1月~4月
  • 夏学期(Summer Semester):5月~8月(任意)

夏の期間は、履修をせずにインターンシップや語学研修、帰省、旅行など、学業以外の活動に使う学生も多く見られます。自分のペースで年間スケジュールを組み立てることができるのも、カナダの大学制度の強みです。

また、カナダは学生ビザでの就労も認められているので、収入を得ながら休暇を過ごすことができます。

イギリス

イギリスの大学では、トライメスター制またはターム制(3学期制)と呼ばれる学年構成が広く採用されています。これは、1年を3つのターム(学期)に分けて運営する制度で、日本やアメリカのセメスター制(2学期制)とは大きく異なる点のひとつです。

  • 秋学期(Autumn Term):9月~12月
  • 春学期(Spring Term):1月~3月
  • 夏学期(Summer Term):4月~6月

夏学期は、授業がほとんどなく、主に試験や最終課題の提出期間として機能します。大学によっては口頭試問(oral exam)やプレゼンテーションなどもこの時期に集中して行われます。

イギリスのターム制は、「集中と休息」を繰り返す構成になっており、自分で時間を管理して学習を進めることが求められます。受け身の学習ではなく、自ら考え、発信し、行動する力が身につくのもこの制度の魅力と言えるでしょう。

オーストラリア・ニュージーランド

オーストラリアとニュージーランドでは、ほとんどの大学でセメスター制(2学期制)が導入されています。アメリカやカナダのセメスター制に似ていますが、南半球に位置するため学年の開始時期が日本や北半球の国々とは大きく異なる点が特徴です。

  • 第1学期(Semester 1):2月~6月
  • 第2学期(Semester 2):7月~11月

学期の間に、休暇期間が設けられています。オーストラリア・ニュージーランドの大学では、基本的に年2回(2月・7月)に入学のタイミングが設定されています。学部によっては年1回のみの入学(通常は2月)に限られることもあるため、出願前に各大学の公式カレンダーを必ず確認しておく必要があります。

カウンセラーからのひとこと:

「南半球の大学は、学年の開始時期が日本と異なるため、入学時期に注意が必要です。」

マレーシア

マレーシアでは、大学や学部によって「3学期制(トライメスター制)」または「4学期制(クォーター制)」が採用されています。柔軟な学期制度と複数の入学時期が特徴的です。多くの大学では、年に3回から4回の入学時期を設けており、留学生にとって非常に選択肢の幅が広い国のひとつです。

  • 一般的な入学月の例:1月/4月/7月/10月
    ※大学によっては、5月や9月をスタートとする学期もあります。

この柔軟性は、海外の高校や大学の卒業スケジュールと調整しやすく、日本の3月卒業後にスムーズに進学することも可能です。各国の大学スケジュールは、学期制度や入学時期、休暇期間などが異なります。留学を検討する際は、志望校の制度を確認し、自分に合ったスケジュールを選ぶことが重要です。

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3. 出願から合格発表までのタイムライン

進学出願から渡航まで

一般的な出願時期

海外大学の出願時期は国や学期制度により異なりますが、いずれも入学の約6〜12か月前には出願を完了するのが一般的です。ニュージーランドやマレーシアなどは比較的出願締切が遅く設定されていますが、ビザ申請などの準備を考えると、できるだけ早く手続きを進めていくことをおすすめします。

アメリカ

  • メイン入学時期:9月(Fall Semester)
  • 出願開始:前年の8月〜10月
  • 出願締切:12月〜翌年1月(Early Action/Decisionは11月締切)

カナダ

  • メイン入学時期:9月(Fall Semester)
  • 出願開始:前年9月頃〜
  • 出願締切:大学・州により異なるが1〜3月が多い(例:ブリティッシュコロンビア大学は1月中旬)

イギリス

  • メイン入学時期:9月
  • 出願開始:UCASシステムを通じて9月上旬から
  • 出願締切:
    オックスフォード・ケンブリッジ・医学/獣医学/歯学系:10月15日
    その他の学部:1月31日
  • 備考:一部大学では1月や5月入学のコースもあり

オーストラリア

  • メイン入学時期:2月(Semester 1)、一部7月(Semester 2)
  • 出願開始:入学の約6〜9か月前(例:前年6月〜10月)
  • 出願締切:大学により異なる(1〜2か月前まで受付している場合も)

ニュージーランド

  • メイン入学時期:2月、7月(大学により異なる)
  • 出願開始:入学の6〜12か月前
  • 出願締切:通常は開始の1〜3か月前

マレーシア

  • メイン入学時期:年3〜4回(1月・4月・8月・10月など)
  • 出願開始:随時(大学により出願タイミングが異なる)
  • 出願締切:入学月の2〜3か月前が一般的

出願書類の準備スケジュール

海外大学への出願には、日本の大学とは異なり、多くの書類と入念な準備が求められます。特に英語圏の大学では、学力だけでなく「人柄」や「将来のビジョン」なども評価対象になるため、エッセイや推薦状などの書類も非常に重要な役割を果たします。

主な書類リスト

  • 願書(オンライン)
  • 高校の成績証明書(英訳付き)
  • 英語スコア(IELTS / TOEFL / Duolingo など)
  • 推薦状(2〜3通)
  • エッセイまたは志望理由書
  • パスポートコピー
  • ポートフォリオ(芸術系など)

※大学・専攻によっては追加書類が求められることもあるため、志望校の出願ガイドラインを必ず確認しましょう。

出願準備の理想的なスケジュール(9月入学の場合)

時期やるべきこと
3月〜5月志望校の情報収集/英語試験対策スタート/奨学金の有無もチェック
6月〜8月英語試験本番(IELTS・TOEFLなど)/エッセイの構成&初稿作成開始
9月〜11月推薦状の依頼(先生に余裕を持ってお願い)/書類の英訳依頼/出願サイト登録
12月前後オンライン出願の最終提出/必要書類のアップロードと確認作業

このスケジュールはあくまで目安ですが、早めに準備を始めるほど、出願校の選択肢が広がり、書類の完成度も高めやすくなります。

Q:英語スコアがギリギリでも出願できる?

A:はい、可能です。

多くの大学では「条件付き合格(Conditional Offer)」という制度があり、英語スコアが基準にわずかに届いていない場合でも、大学付属の語学研修(Pre-sessional English)を経て入学を許可されるケースがあります。

ただしこの場合、英語研修の期間が長引くことで本課程への入学が遅れるリスクもあるため、なるべく早期に基準スコアをクリアしておくことが理想的です。

出願準備は「まだ先」と思っているうちに、意外と締切が迫ってくるもの。余裕をもって取り組むことが、合格だけでなく、その後の留学生活をスムーズにスタートさせるための第一歩になります。

試験・面接・合格発表の流れ(アメリカ大学の場合)

アメリカの大学では、大学によって選考方法が異なるものの、共通する基本ステップがあります。以下は9月入学の一般的なスケジュールです。

  1. STEP 1|オンライン出願の完了(9月〜12月)
    Common Appや各大学独自のポータルを通じて出願。
    必要書類(エッセイ、推薦状、成績証明書、英語スコアなど)をアップロード。
  2. STEP 2|追加書類の提出と確認(12月〜1月)
    書類の不備がないか大学が確認。
    一部の専攻や奨学金申請には追加エッセイが必要なことも。
  3. STEP 3|面接の案内(1月〜2月)
    一部の大学ではオンライン面接やインタビューを実施(主にリベラルアーツ系、トップ校など)。
    インタビューでは志望動機、学びたいこと、将来の夢などを英語で表現。
  4. STEP 4|合格発表(3月〜4月)
    合格、不合格、補欠(waitlist)のいずれかが通知される。
    複数校に出願している場合、すべての通知を比較して進学先を決定。
  5. STEP 5|入学意思表示とデポジット支払い(5月頃まで)※大学により異なる
    第一志望校へ進学意思を表明。
    入学金(Enrollment Deposit)の支払いが必要。
合格後もやることはある!

「合格通知の後はスピード勝負!学生寮の希望や奨学金申請も締切が迫るので、合格後も気を抜かず行動を!」

高校3年生はいつ何をすべき?

高校3年生向けの詳細スケジュールは、出願時期・試験対策・書類準備を踏まえて上記ステップを早めに前倒しするイメージで計画しましょう。

4. 入学時期と渡航準備のスケジュール

入学月の国別比較

海外大学の入学時期は国によって大きく異なります。出願時期だけでなく、いつから新生活を始めるかの目安としてもしっかり押さえておきましょう。

  • アメリカ・カナダ(主に9月入学)
    メイン入学時期:9月(Fall Semester)/一部の大学は1月(Spring Semester)入学あり
  • イギリス(主に9月入学)
    ほとんどの大学が9月入学(1学期制)/一部大学は1月や4月入学もあり(修士課程に多い)
  • オーストラリア・ニュージーランド(2月と7月入学)
    セメスター1:2月スタート/セメスター2:7月スタート
  • マレーシア(通年で複数入学時期)
    年に3〜4回入学が可能(1月、5月、9月など)

Q:高校卒業が3月だけど、9月入学までどう過ごせばいい?

ギャップターム(進学前の空白期間)も、成長のチャンスに!

日本の高校卒業は3月が一般的ですが、海外大学の入学は多くの場合9月。
半年近く時間が空くことで不安を感じる人もいますが、逆にこの期間は 自分を高める貴重な時間と考えましょう。

・英語試験(IELTS/TOEFL)のスコアアップを目指す
・志望理由書やエッセイをブラッシュアップ
・アルバイトで渡航費の一部を準備
・短期語学研修やボランティアで国際経験を積む

この「準備期間」があるからこそ、渡航後の学びがより深く、自信を持ってスタートできるはずです。

渡航準備で必要なこと一覧

留学が決まったら、次はスムーズな渡航に向けた準備です。特にビザ、航空券、住居の手配は余裕を持って行う必要があります。以下では、準備すべき代表的な項目を詳しく解説します。

ビザの申請(合格通知後すぐに動く!)

ビザの取得は渡航準備の中でも最重要事項のひとつ。国によって手続きが異なり、必要な書類も多いため、合格通知を受け取ったらすぐに申請を始めましょう。

  • アメリカ(F-1ビザ):
    大学から発行される「I-20フォーム」が必要。SEVISへの登録と大使館での面接が必須。申請から取得までに1〜2か月程度かかる場合があります。
  • カナダ(Study Permit):
    DLI(指定教育機関)からの入学許可書が必要。オンライン申請が主流で、バイオメトリクス(指紋・顔写真)登録も求められます。
  • イギリス(Student visa):
    大学から発行される「CAS(Confirmation of Acceptance for Studies)」が必要。必要資金の証明や英語力証明が求められます。

航空券の手配(渡航1〜2か月前までに)

航空券は早めに予約すればコストも抑えられ、希望のスケジュールで渡航できます。大学のオリエンテーションや入寮日などを確認し、余裕を持って現地入りできるように計画を。

住居の手配(寮・ホームステイ・シェアハウス)

学生寮を希望する場合、申込は早い者勝ちのことが多いです。人気の寮は合格直後に定員に達することも。ホームステイや現地の不動産会社経由でシェアハウスを探す方法もあります。

サポートについて

「成功する留学」では、ビザ申請や航空券、住居のお手配までトータルで渡航前準備のサポートをしています。英語でのお手続きは非常に煩雑です。プロの力を借りて、しっかりと準備していきましょう。

健康診断や保険加入など

ビザの申請時や入学時に、健康に関する書類を求められることがあります。以下の項目も渡航準備の一部として早めに対応しておきましょう。

  • 健康診断・予防接種:
    アメリカやカナダでは、入学前に予防接種記録の提出が求められることがあります。イギリスやオーストラリアも一部の大学で健康診断書の提出を必須としています。
  • 海外留学保険の加入:
    国によっては大学指定の保険への加入が義務付けられています。日本の民間留学保険を併用することで、万が一の高額医療にも対応可能です。
  • その他のヘルスケア準備:
    渡航前に歯科・内科・婦人科など必要な診察を済ませておくと安心。常用薬がある場合は英語での処方箋を用意し、必要量を持参しましょう。

最低限準備すべきことリスト

  • パスポート(残存有効期間を確認)
  • 学生ビザ申請(国によっては健康診断や残高証明が必要)
  • 航空券の予約(オリエンテーション開始日を確認)
  • 健康保険の加入(留学生保険)
  • 住まいの手配(寮 or シェアハウス)
  • 留学費用の支払い(授業料・寮費・保証金など)
  • 必要書類の持参(合格通知・ビザコピー・接種証明など)
  • クレジットカードや口座開設準備

合格したらすぐに動きたいのが渡航準備。特にビザや航空券は早めに対応していきましょう。海外留学保険への加入は、必須です!ケガや病気はもちろん、盗難・事故・携行品のトラブルなどもカバーできます。

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5. 休暇期間と長期休みの活用法

長期休暇中、海外の学生はどう過ごしている?

海外大学の長期休暇(夏休み・冬休み)は日本よりも長く、数週間から2か月以上に及ぶ場合があります。学生たちはこの貴重な期間を様々な形で活用しています。

主な過ごし方

  • 短期インターンシップに参加:
    現地企業や大学主催の実習プログラムに参加し、将来のキャリアにつながる経験を積む。
  • 一時帰国や家族との時間:
    母国に戻って家族と過ごす、語学学校時代の友人と再会などリフレッシュの時間。
  • 他国への旅行や留学仲間とのバックパッカー旅:
    ヨーロッパやアジアの近隣国への旅行が人気。
  • サマープログラムや夏期講習の履修:
    集中的に単位を取る、語学力を鍛えるなど学業を前に進めるチャンス。

注意点:長期休暇中に学生寮を退去しなければならないことも!
多くの大学では、寮が学期単位での契約となっているため、夏休みなどの長期休み期間中は一時的に退去を求められる場合があります。そのため、帰省しない学生は短期滞在先を自分で手配する必要があります。

Q. 海外の学生も長期休みに実家に帰る?

A. はい、多くの現地学生がこのタイミングで帰省します。

海外から来ている留学生も一時帰国するケースが多いです。航空券の価格が高騰しやすい時期なので、早めの手配が安心です。

帰国、旅行、語学強化などの活用アイデア

長期休暇は、単なる「お休み」ではなく、次の目標に向けた準備期間として活用するのが海外では一般的です。計画的に使えば、留学生活をより充実させる貴重な時間となります。

  • 日本への一時帰国
    実家で過ごしてリフレッシュするだけでなく、日本での就職活動に備えて企業研究を始めたり、将来のキャリアについて考える機会にしている学生も少なくありません。
  • 語学力やスキルアップの期間として活用
    多くの大学や語学学校では、留学生向けに英語集中講座やサマーセッションを開講しています。
  • 短期インターンやボランティアへの参加
    現地の企業でのインターンシップや、NGOの短期プロジェクトに参加することで、実践的な経験が得られます。

ビザの有効期限や再入国要件の確認を忘れずに

長期の帰国や海外旅行を計画する際は、自分の学生ビザが再入国を許可する条件を必ず確認してください。国によっては「再入国許可」や「在籍ステータスの維持」が求められるケースもあります。

6. 試験期間と成績評価のタイミング

試験スケジュールはいつ?

海外大学では、学期制度によって試験の時期が異なりますが、いずれも「中間試験」「期末試験」「課題提出」が重要な評価対象となります。

セメスター制の場合(多くのアメリカ・オーストラリア・カナダの大学)

  • 春学期の期末試験:5月頃
  • 秋学期の期末試験:12月頃

ターム制・トライメスター制の場合(イギリスや一部の大学)

  • 各タームの終了時(12月、3月、6月など)に試験が行われる

試験の形式は大学や科目によってさまざまで、筆記試験だけでなく、プレゼンテーションやリサーチペーパー、グループプロジェクトなども含まれることがあります。

特にエッセイやレポートでは、引用のルールやオリジナリティが重視され、不正行為(カンニングや盗作など)に対しては非常に厳しい処分が科されます。違反が発覚すると、単位の不認定にとどまらず、停学や退学に至る場合もあるため注意が必要です。

Q. 試験期間中はどんな雰囲気?

A.試験期間に入ると、図書館やカフェは連日混み合い、キャンパス全体が緊張感のある雰囲気に包まれます。

多くの学生が長時間滞在するため、静かに集中できるスペースを確保するには、できるだけ早めに行動することが大切です。

GPAや単位制度の基本 |国によって異なる成績評価の仕組み

海外の大学では、日本の「秀・優・良」などとは異なる評価方法が使われており、国によって制度に大きな違いがあります。なかでもアメリカやカナダを中心に採用されているのが「GPA(Grade Point Average)」と呼ばれる成績評価制度です。

ただし、イギリスやオーストラリアなどでは、別の仕組みが使われているため、留学先によって評価方法をしっかり確認しておくことが重要です。

アメリカ・カナダ|GPA(4.0スケール)が基本

アメリカやカナダでは、成績はA〜Fで表され、各評価に数値(ポイント)が割り当てられます。この数値を平均したものがGPAで、学期ごとに計算されるほか、累積GPAとして進学や奨学金審査、就職活動でも重視されます。

目安としては以下の通りです。

  • A(90点以上):4.0
  • B(80点以上):3.0
  • C(70点以上):2.0
  • D(60点以上):1.0
  • F(59点以下):0.0(不合格)

一部の大学では、科目ごとの単位数を反映させる「加重GPA(Weighted GPA)」を採用している場合もあります。

イギリス|GPAではなく「学位クラス制」で評価

イギリスの大学では、GPAの代わりに「学位クラス(Degree Classification)」という独自の評価制度が使われています。これは主に卒業時に付与される成績で、以下のように分類されます。

  • First Class(1st):約70%以上
  • Upper Second Class(2:1):約60〜69%
  • Lower Second Class(2:2):約50〜59%
  • Third Class:約40〜49%
  • Fail:40%未満

大学院進学や就職では、2:1以上の成績を求められることが多く、成績がキャリアの選択肢に直結します。

オーストラリア・ニュージーランド|大学ごとに異なるスケール

オーストラリアやニュージーランドでは、大学によって評価方法がやや異なります。多くの大学では100点満点のパーセント評価に加えて、GPAを導入しているところもあります。オーストラリアでは7段階のGPAがよく使われています。

  • High Distinction(85〜100点):GPA 7.0
  • Distinction(75〜84点):GPA 6.0
  • Credit(65〜74点):GPA 5.0
  • Pass(50〜64点):GPA 4.0
  • Fail(〜49点):GPA 0.0

ニュージーランドでも似たような形式を採用している大学が多く、大学院進学の際にはGPAの提出を求められることがあります。

マレーシア|アメリカ式のGPA制度が主流

マレーシアでは、多くの大学でアメリカ式のGPA制度(4.0スケール)を導入しています。A〜Fの評価を基本とし、学期ごとにGPAを算出します。モナシュ大学やノッティンガム大学のような海外大学のマレーシア分校では、本国の制度がそのまま適用されることが多いため、GPAや評価基準も一致しています。

入学時や卒業時に一定のGPAが求められるプログラムも多いため、成績管理は日頃から意識しておく必要があります。

単位制度(Credits)について

どの国でも、授業ごとに「単位(Credits)」が設定されており、授業に出席し、課題や試験をこなすことで単位を取得します。科目によって1〜4単位程度が割り振られており、卒業には一定数の単位取得が必要です(例:120単位で学士号など)。

また、大学によっては、成績評価と単位数を組み合わせてGPAを算出する「加重GPA」制度を導入しており、履修戦略が成績に大きく関わってくるケースもあります。

7. インターンシップと就職活動のスケジュール

学部中にインターンするタイミング

海外の大学では、インターンシップは単なる課外活動ではなく、学業の一部として重視される傾向があります。特に夏休みや冬休みなどの長期休暇(2〜3か月)を活用して参加するケースが一般的です。

インターンが多く行われる時期

  • 2〜3年生の夏休み(6〜8月)が最も人気
  • 冬休み(12〜2月)は短期型やボランティア型に向いている

インターンの探し方・サポート体制

  • 大学のキャリアセンターで紹介を受けることができる
  • 教授や学部スタッフ経由で、研究補助型や専門職型の機会を得ることも
  • 履歴書(CV)の添削や模擬面接など、事前サポートを提供する大学が多い

インターンの種類

インターンシップにはさまざまな形式があり、自分の専攻や将来の方向性に合わせて選択できます。

  • 企業実習型(有給・無給):民間企業での職務体験
  • ボランティア型:NGOやNPOなど社会貢献活動に近い内容
  • 研究補助型:大学内や研究機関でのアシスタント業務
  • スタートアップ型:少人数の企業で柔軟に働くスタイル

インターン経験のメリット

  • 学業とリンクした実務経験が積める
  • 履歴書に記載できる成果やプロジェクトに関われる
  • 業界理解が深まり、将来のキャリア選択のヒントになる

このように、海外大学では在学中に1回以上のインターン経験を積む学生が多く、それが学びと実践をつなぐ大切な機会になっています。興味のある分野で現場を知ることは、学問だけでは得られない大きな価値となります。

海外就職活動はいつ始まる?

海外での就職活動は、日本と比べて早い段階から始まるのが一般的です。特にアメリカやヨーロッパでは、卒業の1年前から本格的な就職準備に入る学生が多く、計画的な動きが求められます。

主な就職活動スケジュール

  • 3年次の秋〜冬(9月〜翌年1月頃)にスタートするケースが主流
    → 卒業前に内定を得るのが一般的で、準備は思っているより早く始まります
  • インターンからの採用直結型が多い
    → 夏休みのインターン参加後にフルタイムの内定を出す企業も多く、2〜3年生のインターン経験が就職につながりやすい傾向があります

就職活動で活用される場面・手段

  • Job Fair(合同企業説明会)や学内キャリアイベントは非常に重要
    → 企業の採用担当者と直接会って話ができる貴重な機会。参加前に企業リサーチや自己紹介の準備をして臨むことが基本
  • 応募〜面接の流れはオンラインで完結するケースが増加中
    → 書類提出から最終面接までZoomやTeamsで行われることも珍しくなく、リモート面接の対策や環境整備も欠かせない

ビザと雇用条件の確認も忘れずに

  • 外国人留学生に対するビザサポート制度の有無は事前確認が必須。
    → 特にアメリカなどでは、OPTやH-1Bなど就労ビザの取得が前提となるため、企業がスポンサーとなるかを最初に確認しておくと安心
  • 現地採用だけでなく、帰国後の就職も視野に
    → 留学経験を活かしてグローバル企業の日本支社や、外資系企業への就職を目指す道もあるため、複数の選択肢を持っておくと柔軟に動けます

8. 1年間の留学生活カレンダーと準備すべきこと

留学生活では、1年の流れをあらかじめ把握しておくことで、学業・生活ともに余裕を持って行動できます。以下はアメリカの大学に9月入学する場合の代表的な年間スケジュールです。

1年間の留学生活カレンダー(例:アメリカ・9月入学)

主な内容・やること
9月渡航・入寮・オリエンテーション/授業開始
10〜11月授業本格化/課題提出・中間試験対策
12月期末試験/冬休みスタート(帰省・旅行など)
1月新学期開始/履修登録・新しい授業のスタート
2〜4月授業・課題の継続/インターンシップ応募・面接準備
5月春学期終了/期末試験・夏休みスタート
6月インターンシップ・短期プログラム/語学強化・一時帰国など

準備すべきこと(生活に役立つアプリ・ツール)

慣れない海外生活をスムーズに進めるには、便利なアプリやツールをうまく活用することが大切です。以下は、留学生の間でよく使われているツールの一例です。

  • Google Calendar
    授業・課題・面接などを一括管理できるスケジュールアプリ。
  • Grammarly
    英語の文法や表現ミスを自動でチェックしてくれる英文校正ツール。
  • Duolingo
    語学力の補強に便利な学習アプリ。短時間でも効果的に学べます。
  • Meetup
    現地のイベントや交流会を探すのに便利。新しい友人をつくるチャンスにもなります。
  • Uber/Grab
    移動手段として定番の配車アプリ。渡航先に合わせて事前にアプリをダウンロードしておくと安心です。

しっかりと計画を立てて行動すれば、勉強・キャリア・生活のすべてが充実した留学につながります。自分の年間スケジュールを"見える化"しながら、目的意識を持って過ごしていきましょう。

9. まとめ|海外大学スケジュールの全体像を把握しよう

海外大学進学は、志望校の選定から出願、ビザ取得、住居手配、現地生活のスタート、そして卒業後の進路まで、長期かつ綿密な計画が求められます。本記事では、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・マレーシアの主要国を例に、入学までの具体的スケジュールや注意点、現地での学生生活の過ごし方まで幅広くご紹介しました。

特に重要なポイントは以下の通りです:

  • 出願は入学の6〜12か月前が基本。出願締切や入学時期は国・大学ごとに異なるため、早めのリサーチとスケジューリングが鍵。
  • 合格後は即ビザ・航空券・住居などの準備をスタート。特にビザ手続きや住まい探しは混みやすく、早い者勝ち。
  • 学年制度や試験スケジュールも国によって大きく異なる。事前に把握しておくことで無駄な混乱を防げる。
  • 長期休暇は語学力やスキルを高めるチャンス。インターンやボランティア、英語強化プログラムなど有効活用を。
  • GPAやインターン経験は就職・進学に直結。日頃の積み重ねがキャリアの差になる。

海外進学を真剣に考えているなら、次は以下のステップを進めましょう:

  • 興味のある国・大学をリストアップする
  • オープンキャンパスやオンライン説明会に参加する
  • 留学エージェントやカウンセラーに相談する

海外大学への進学は、決して簡単ではありません。しかし、しっかりと準備し、ひとつひとつのステップを丁寧にこなすことで、確実に夢に近づくことができます。

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