ボーンマス大学(Bournemouth University)留学・進学ガイド
ボーンマス大学(Bournemouth University)は、イギリス南海岸の美しいリゾート都市ボーンマス近郊に位置する公立大学です。1992年に現在の名称で設立され、メディア制作・観光・ホスピタリティ・コンピュータアニメーション・健康科学など、実践的な教育で国際的な評価を獲得しています。THE世界大学ランキングではインパクトランキング(SDGs達成貢献度)で世界59位に輝くなど、研究と社会貢献の両面で存在感を高めています。砂浜まで徒歩圏内のキャンパス環境と、プロ水準の制作施設・医療シミュレーション施設を兼ね備えた独自の学習体験が、世界約120か国から学生を集める理由のひとつです。
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この記事を監修した人
岡野 健三
「成功する留学」代表取締役社長 / 一般社団法人海外留学協議会(JAOS) 理事
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- 1. ランキングで見るボーンマス大学の評価【2025-2026年最新版】
- 2. ボーンマス大学が選ばれる5つの理由
- 2-1. 実践型教育とプロ水準の施設
- 2-2. 海辺の街・ボーンマスならではの環境
- 2-3. 国際的に評価されるホスピタリティ・観光教育
- 2-4. VFX・アニメーション分野のアカデミー賞受賞卒業生
- 2-5. SDGs貢献度ランキングで世界トップクラス
- 3. 人気専攻とアカデミックの強み
- 4. 入学条件と出願情報(本科進学)
- 5. 学費と生活費(目安)
- 6. キャンパス環境と施設
- 7. 住まいと食事
- 8. 卒業後の進路とキャリア支援
- 9. パスウェイ校(BU International College)の紹介
- 10. 日本人向け進学ルート ― ボーンマス大学へスムーズに進む方法
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ランキングで見るボーンマス大学の評価【2025-2026年最新版】
ボーンマス大学は、総合ランキングだけでなく、SDGsへの貢献度や特定分野別ランキングで特に際立った評価を受けています。「研究偏重型」よりも「教育の質・社会実装・産業連携」を重視する大学として、年々その存在感を高めています。
総合ランキングと評価ポイント
| ランキング名 | 順位(最新版) | 評価の焦点 | 出典 |
|---|---|---|---|
| QS世界大学ランキング 2026 | 801-850位 | 学術評判・雇用者評価・国際性 | topuniversities.com |
| THE世界大学ランキング 2026 | 401-500位 | 研究・教育・論文引用・国際性 | timeshighereducation.com |
| THE インパクトランキング 2025 | 世界 =59位 | SDGs達成への大学の貢献度 | timeshighereducation.com |
| QS ホスピタリティ&レジャー管理 2025 | 世界 =23位 | 観光・ホスピタリティ分野の専門教育 | topuniversities.com |
THE分野別ランキング(2026)
| 分野 | 順位 |
|---|---|
| Arts & Humanities | 301-400位 |
| Business & Economics | 251-300位 |
| Medical & Health | 301-400位 |
| Social Sciences | 301-400位 |
研究評価(REF 2021)
① 国際的認知度の高い研究
英国の研究評価制度「REF 2021」において、ボーンマス大学の研究成果の94%が国際的に認知される水準以上と評価されました。
② World-leading研究
全研究のうち19%がworld-leading(世界最高水準)と認定されており、規模に比して高い研究品質を誇ります。
③ SDGs貢献でのインパクトランキング
THE インパクトランキング2025では「Decent Work and Economic Growth(働きがいも経済成長も)」部門で世界18位に入るなど、特定SDG分野での社会貢献で突出した実績を示しています。
ボーンマス大学が選ばれる5つの理由
1. 実践型教育とプロ水準の施設
ボーンマス大学の最大の強みのひとつは、業界水準の最新設備を活用した実践型教育です。Talbot CampusのPoole Gateway Buildingには、プロフェッショナルの現場さながらの設備が整備されています。
【主な制作・研究施設】
- 4K対応マルチカメラTVスタジオ(2室)
- サウンドステージ・音楽スタジオ・編集/音響スイート
- グリーンスクリーン&モーションキャプチャスタジオ
- 医療・ケア系シミュレーション(手術室・救急車シミュレーション・産科病棟)
- 法科学・遺伝学系ラボ、高性能PCラボ
「教室で学び、スタジオで実践する」という循環型の学習スタイルが、卒業生の即戦力につながっています。
2. 海辺の街・ボーンマスならではの環境
ボーンマスはイギリス南海岸ドーセット州に位置するリゾート都市です。Lansdowne Campusから海岸まで徒歩圏内というロケーションは、勉強の合間にリフレッシュできる環境として学生から高く評価されています。
- 気候:イギリスの中でも比較的温暖で日照時間が長い地域として知られています。
- 治安と生活環境:観光都市として整備されており、学生が安心して生活できる環境が整っています。
- 交通アクセス:ロンドン・ウォータールー駅から電車で約2時間。国際空港(ボーンマス空港)も近接しています。
- 2つのキャンパスの連携:Talbot Campus(内陸側)とLansdowne Campus(海側・市街地)をバスで移動でき、両キャンパスそれぞれの強みを活かした学習が可能です。
3. 国際的に評価されるホスピタリティ・観光教育
QS Subject Rankings(Hospitality & Leisure Management 2025)で世界23位にランクインするボーンマス大学の観光・ホスピタリティ学科は、英国内でも屈指の評価を誇ります。ボーンマスという観光都市の地の利を活かし、業界と密接に連携した実践教育を展開しています。
- 産学連携:ホテル、旅行会社、観光局など業界パートナーとの共同プロジェクトが豊富
- Placement制度:長期インターン(Placement Year)を通じて業界での実務経験が積める
- グローバルな視点:観光の国際化に対応したカリキュラムで、卒業後のグローバルキャリアを支援
4. VFX・アニメーション分野のアカデミー賞受賞卒業生
ボーンマス大学のコンピュータアニメーション・VFX分野は、卒業生が映画の視覚効果でアカデミー賞を受賞するなど、世界最高峰の実績を誇ります。
著名な卒業生(VFX分野)
- Andrew Lockley:映画の視覚効果部門でアカデミー賞受賞
- Mark Ardington:視覚効果分野のアカデミー賞受賞に関与
- Ian Comley:VFX Supervisorとして主要映画作品での受賞・ノミネートに貢献
これらの実績の背景には、National Research Centre for Computer Animationを中心とした、AI for Graphics・Neural Rendering・VR/MR/XRなど最先端の研究環境があります。
5. SDGs貢献度ランキングで世界トップクラス
THE インパクトランキング2025でボーンマス大学は世界=59位を獲得。特に「Decent Work and Economic Growth(SDG 8)」部門では世界18位に入るなど、大学の教育・研究が社会課題の解決に直結していることが評価されています。
- 地域社会との連携:地元BCP Council(ボーンマス・クライストチャーチ・プール市議会)との産学連携プロジェクト
- 健康・福祉分野の貢献:NHSパートナーと連携した医療人材育成
- 観光・経済の持続可能性:観光分野の研究が地域経済の持続的成長に寄与
人気専攻とアカデミックの強み
ボーンマス大学は「Faculty of Business and Law」「Faculty of Health, Environment & Medical Sciences」「Faculty of Media, Science and Technology」の3学部体制で、実社会に直結する専門教育を提供しています。
| 専攻分野 | 国際的評価 | 特徴・強み |
|---|---|---|
| ホスピタリティ・観光管理 | QS世界=23位(2025) | 英国有数の観光都市ボーンマスの地の利を活かした産学連携教育 |
| コンピュータアニメーション・VFX | アカデミー賞受賞卒業生複数 | National Research Centre for Computer Animationを有するVFXの名門 |
| メディア制作・ジャーナリズム | THE Business & Economics 251-300位 | 4KTVスタジオ・ニュースルームなど業界水準の制作環境 |
| 健康科学・看護・社会福祉 | THE Medical & Health 301-400位 | NHSパートナーと連携したシミュレーション実習環境 |
| ビジネス・法律・ファイナンス | THE Business & Economics 251-300位 | インターンシップ制度が充実、実務直結型カリキュラム |
| コンピュータサイエンス・IT | -- | AI・VR/XR・ゲーム開発など最新技術分野に対応 |
| 法科学(Forensic Science) | -- | 専門ラボと実務家ネットワークを持つForensic Science Research Group |
入学条件と出願情報(本科進学)
ボーンマス大学では、日本の学歴に合わせた出願要件が大学公式ページに明記されており、段階に応じた進学ルートを選択できます。学部課程はUCAS(英国大学共通出願機関)を通じて出願します。
日本の学歴に基づく出願要件
| 進学段階 | 必要な日本の学歴 | 英語要件(目安) |
|---|---|---|
| パスウェイ(Foundation Certificate) | 高校卒業(12年間の学校教育修了) | IELTS Academic 5.0以上 |
| 学部 Year 1(直接入学) | 専門士(Senmonshi)または準学士(Jungakushi) | IELTS Academic 6.0以上(各技能5.5以上) |
| 学部 Year 1(Foundation経由) | 高校卒業のみ → Foundation修了後 | Foundation修了時の条件を充足 |
| 大学院(修士課程・Taught Master's) | 学士(Gakushi) | IELTS Academic 6.0以上(各技能5.5以上) |
| 研究課程(PhD等) | 修士(Shushi) | IELTS Academic 6.5以上(各技能5.5以上) |
出願締切(学部:UCAS)
- Equal Consideration締切:2026年1月14日18:00(2026年入学の場合)
- Late Application:締切後も空きがある場合は受付継続
- ※年度により日程が変わるため、UCASおよび大学公式サイトで最新情報を要確認
主な必要書類
- 学部(UCAS):卒業証明・成績証明、英語資格証明、Personal Statement、学術推薦状、パスポート写し
- 大学院:学位証明・成績証明、英語証明、Personal Statement、パスポート写し
- 研究課程(PhD):上記に加えてResearch Proposal(研究計画書)が必要
【英語テストについて】
- IELTS(Academic)が主流
- Kaplan Test of English(KTE)など複数のオンライン英語テストも受け入れ
- 大学公式ページで割引コードを案内している場合あり(要確認)
学費と生活費(目安)
ボーンマス大学の学費は入学年度・課程によって異なります。以下は留学生(International)向けの目安です。
学部(Undergraduate)年間授業料
| 入学年度 | 年間授業料(留学生) | 備考 |
|---|---|---|
| 2025/26入学 | £18,700〜£19,700 | Foundation Year含む |
| 2026/27入学 | £19,635〜£24,150 | Foundation Year含む |
| Placement Year(2026/27実施分) | £1,900 | UK/ROI/CI/International共通 |
大学院(Postgraduate Taught)年間授業料
| 課程 | 年間授業料(留学生・フルタイム) |
|---|---|
| Taught Master's(MA/MSc/LLM等) | £18,900〜£23,000 |
| MBA | £20,000 |
入学デポジット(留学生)
海外学生は入学枠確保のため、返金不可のデポジット(£5,000または£8,000)を納付する必要があります。日本国籍の方は原則£5,000側に該当します。
奨学金
| 奨学金名 | 金額 | 対象 |
|---|---|---|
| Academic Excellence Scholarship(学部・International) | £2,500 | 成績優秀な海外学部入学予定者 |
| Academic Excellence Scholarship(大学院・International) | £4,500 | 成績優秀な海外大学院入学予定者 |
| Academic Achievement Scholarship(大学院・International) | £2,000 | 学業評価に応じた海外大学院入学予定者 |
生活費(年間目安:2025/26)
| 項目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 大学寮(Student Village:non-en-suite) | 約£148.64/週(40週契約) | 光熱費・バスパス含む物件あり |
| 食費(自炊ベース) | 月£200〜£350程度 | スーパーが充実、外食は別途 |
| 交通費 | 寮によりバスパス込み | 2キャンパス間はバスで約10分 |
| 学生ビザ維持費(UK政府基準) | £1,171/月(ロンドン以外) | ビザ申請時の資金証明の基準額 |
キャンパス環境と施設
2つのキャンパスの特徴
ボーンマス大学は主に2つのキャンパスで構成されています。それぞれの特徴を活かした学習・生活環境が整備されています。
- Talbot Campus(主要キャンパス:内陸側):多くの学部・大学院課程の拠点。4K TVスタジオ、サウンドステージ、法科学ラボ、高性能PCラボなどを備えるPoole Gateway Buildingが2020年春にオープン。Sir Michael Cobham Library(300台超のPC・iMac完備)も同キャンパスに位置。
- Lansdowne Campus(生活拠点:海・市街地に近い側):健康科学・社会福祉系の授業の拠点。Bournemouth Gateway Buildingには手術室シミュレーション・救急車シミュレーション・産科病棟などの実習設備が整う。大学の宿泊施設が集中し、鉄道駅・長距離バス拠点にも近い。
ボーンマス大学のキャンパス
主要施設紹介
- Sir Michael Cobham Library(Talbot Campus):印刷資料の最大コレクション、300台超のPC・iMac、協働作業用ブース、静音フロア、大学院用学習エリアを完備した学習の中核施設。
- Poole Gateway Building:4K TVスタジオ2室、サウンドステージ、グリーンスクリーン&モーションキャプチャスタジオなどプロ水準の制作環境。
- Bournemouth Gateway Building(Lansdowne):手術室シミュレーション、救急車シミュレーション、産科、シミュレーション病棟などの医療実習環境。Market Deliも併設。
- National Research Centre for Computer Animation:AI for Graphics、Neural Rendering、VR/MR/XRなどの研究拠点。
動画紹介
位置情報
住まいと食事
学生寮(大学手配住宅)
- 寮の種類:en-suite(個室・共用トイレ)、non-en-suite、スタジオタイプなど、予算と好みに応じた選択肢が用意されています。
- 費用:週£148.64〜(Student Village・non-en-suite・40週契約の例)。物件によって光熱費・バスパスが含まれる場合あり。
- 契約期間:40〜50週契約が一般的。年間費用は物件・部屋タイプにより異なります。
- 保証人:物件によっては保証人(Guarantor)が必要な場合あり。留学生は条件を事前に確認することが重要です。
- 立地:大学の宿泊施設の多くはLansdowne Campus周辺に集中しており、海岸や市街地へのアクセスが良好です。
オフキャンパス住宅
- エリア:ボーンマス市内やポール市内に多様な民間アパート・シェアハウスがあります。
- 家賃相場:シェアルームで月£600〜£900程度が目安(エリア・設備により変動)。
- 交通:TalbotキャンパスとLansdowneキャンパス間はバスで約10分。市内バスも充実しています。
食事環境
- 自炊中心:英国の学生住宅はキッチン付きが多く、自炊が一般的なスタイルです。近隣にスーパーマーケットが充実しています。
- キャンパス内飲食:Lansdowne CampusのBournemouth Gateway BuildingにはMarket Deli、Talbot Campusにもカフェ・軽食スペースがあります。
- 市街地の飲食:ボーンマス中心部には多国籍レストランが豊富で、アジア料理店も見つかります。
学生構成(国際性)
- 国際学生比率:約19%(UCAS・HESA統計)
- 出身国数:約120か国から約2,600人の国際学生が在籍
- パスウェイ経由:UK国内のパスウェイパートナー経由で毎年約180人を受け入れ
卒業後の進路とキャリア支援
ボーンマス大学は、在学中から卒業後まで一貫したキャリア支援体制を整えており、実務経験を積む機会の充実度が特に高く評価されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 就業・進学率 | 86%(卒業後15か月以内:Graduate Outcomes 2022/23) |
| 卒業時の実務経験保有率 | 約90%が卒業時点でrelevant work experienceを保有 |
| 卒業後の就労ビザ(UK) | Graduate visaで原則2年間英国での就労・滞在が可能 |
| 主な就職先業界 | メディア・映像制作、観光・ホスピタリティ、IT・ゲーム、医療・福祉、金融・法律 |
| キャリア支援組織 | CareersBU(在学開始時〜卒業後まで継続支援) |
CareersBUのサポート内容
- Employability Skills Programme(ESP):無料の就職支援プログラム。Lush、Mazars、Marriott、IBM、University Hospitals Dorsetなど多数の産業パートナーが参加
- Placement(長期インターン):全学部生が対象。短期(2〜6週)から長期(30週以上)まで、国内・海外両対応。
- 海外でのPlacement:国際的なPlacement機会もあり、グローバルキャリアを目指す学生を支援
- Study Exchange:アジア・北米・EUなど提携大学への交換留学プログラム(2026/27募集開始)
- Turing Scheme:英国政府の国際経験支援制度(支援金あり)を活用した留学・Placementも可能
英国の卒業後ビザ制度(Graduate visa)
英国では米国のOPT(Optional Practical Training)に相当する制度として、Graduate visaが設けられています。ボーンマス大学卒業後に申請でき、原則2年間英国での就労・滞在が可能です(申請時期等による条件あり。最新情報はUK政府公式サイトで要確認)。
パスウェイ校(BU International College)の紹介
ボーンマス大学は、留学生向けの公式パスウェイ機関としてBournemouth University International College(Kaplan提携)を運営しています。英語力・学力に不安がある段階からでも、段階的にボーンマス大学進学を目指せる仕組みです。
BU International Collegeが提供するプログラム
| プログラム名 | 修了後の進学先 | 対応分野 | 学費目安(2025-26) |
|---|---|---|---|
| Foundation Certificate | BU 学部 Year 1 | Business/Law/Finance、Computing、Media & Communications、Science、Tourism & Hospitality | £16,210〜(From) |
| International Year One(IYO)Certificate | BU 学部 Year 2 | Business、Media等 | 要公式サイト確認 |
| Pre-Master's | BU 修士課程 | Business/Law/Finance、Media & Communication、Tourism & Hospitality等 | 要公式サイト確認 |
【BU International Collegeの特徴】
- 条件付き進学保証:所定の成績・英語要件を満たしてプログラムを修了した場合、関連するBU学位課程への進学が保証されます(条件あり)
- 複数インテイク:Autumn・Spring・Summerの年3回入学が可能
- 立地:Lansdowne Campusに所在し、BU本学と同じ環境で学習できる
- 住居割引:Kaplan経由で宿舎を予約する場合、£500の自動割引が適用される場合あり(条件・T&C確認必須)
日本人向け進学ルート ― ボーンマス大学へスムーズに進む方法
ボーンマス大学は、日本の学歴・英語力に応じて複数の進学ルートを用意しており、「英語力が不安」「日本の高校しか出ていない」という方でも段階的に正規進学を目指せます。学部・大学院それぞれのルートを整理します。
【学部進学ルート】
① 直接入学(学部 Year 1)
日本で準学士(Jungakushi)または専門士(Senmonshi)を取得している方は、学部1年次から直接出願できる最短ルートです。
- 必要条件:準学士または専門士、IELTS Academic 6.0以上(各技能5.5以上)
- 出願方法:UCAS経由(1月締切が目安)
- メリット:Foundation年なしで直接学部1年次から開始できる
- 注意点:高校卒業のみの方は通常このルートの対象外
② Foundation Certificate経由(高校卒業→1年準備→学部)
日本の高校を卒業したばかりの方の王道ルートです。BU International Collegeで1年間のFoundation Certificateを修了することで、ボーンマス大学の学部Year 1への進学資格を得られます。
- 入学要件(Foundation):高校卒業(12年間の学校教育)、IELTS Academic 5.0以上
- 期間:Foundation(約1年)+学部3年=計約4年
- メリット:英語力・学習スキルを段階的に高めながら正規進学が可能。条件を満たせばBUへの進学が保証される(条件付き)
- 分野:Business/Law/Finance、Computing、Media & Communications、Science、Tourism & Hospitalityの各分野に対応
③ International Year One(IYO)経由(学部2年次進学)
日本の大学で1〜2年学んだ方や、英語力・学力に自信がある方向けのルートです。IYO修了後、学部Year 2(2年次)から進学できるため、学部期間を短縮できる可能性があります。
- 対応分野:Business、Media等(BU International Collegeで提供)
- メリット:学部の在籍期間を最短2年に短縮可能(分野・認定条件による)
- 英語・学力目安:Foundation より上位の要件が設定される場合あり。公式サイト要確認
【大学院進学ルート】
④ 直接入学(修士課程:Taught Master's)
日本の大学(4年制)を卒業(学士:Gakushi取得)した方は、修士課程に直接出願できます。
- 必要条件:日本の学士(Gakushi)、IELTS Academic 6.0以上(各技能5.5以上)
- 学費:£18,900〜£23,000/年(フルタイム・留学生)、MBA £20,000
- 期間:通常1年間(フルタイム)
- メリット:最短1年でUK修士号取得。Graduate visaで卒業後2年間英国に滞在・就労可能
- 分野例:Business、Media、Tourism & Hospitality、Health Sciences、Computing等
⑤ Pre-Master's経由(大学院進学準備)
英語力や学術スキルに不安がある方、あるいは学部の専攻と大学院の専攻が異なる方向けのルートです。BU International CollegeのPre-Master'sを修了することで、修士課程への進学資格を得られます。
- 入学要件(Pre-Master's):日本の学士(Gakushi)、IELTS 5.5程度が目安(要公式確認)
- 対応分野:Business/Law/Finance、Media & Communication、Tourism & Hospitality等
- メリット:アカデミックライティング・研究スキルを英国の大学院水準に合わせて補強できる。条件付きで修士課程への進学保証あり
- 期間:Pre-Master's(約1年)+修士(1年)=計約2年
⑥ 研究課程(PhD等)
研究者・専門家を目指す方向けのルートです。
- 必要条件:日本の修士(Shushi)、IELTS Academic 6.5以上(各技能5.5以上)
- 必要書類:Research Proposal(研究計画書)が必須
- 分野例:Computer Animation、Forensic Science、Media、Tourism、Health Sciences等
進学ルート一覧まとめ
| 日本の学歴 | 推奨ルート | 進学先 | 所要期間(目安) |
|---|---|---|---|
| 高校卒業のみ | Foundation Certificate(BU International College)→ 学部 | BU 学部 Year 1 | Foundation 1年+学部3年=計4年 |
| 日本の大学1〜2年次修了 | IYO(BU International College)→ 学部2年次 | BU 学部 Year 2 | IYO 1年+学部2年=計3年 |
| 専門士・準学士 | 直接入学(UCAS) | BU 学部 Year 1 | 学部3年 |
| 学士(4年制大学卒) | 直接入学(修士課程) | BU 修士課程 | 1年 |
| 学士(英語・学力に不安) | Pre-Master's(BU International College)→ 修士 | BU 修士課程 | Pre-Master's 1年+修士1年=計2年 |
| 修士(研究者志望) | 直接入学(研究課程) | BU PhD等 | 3〜4年(フルタイム) |
ポイント
- 高校卒業後はFoundation経由が王道。英語はIELTS 5.0から挑戦可能
- 専門士・準学士保持者は直接学部1年次から入学できる
- 学士保持者は最短1年で英国修士号取得が可能
- 英語・学術スキルに不安があればPre-Master'sで確実に準備できる
- 全ルートでBU International College(Kaplan提携)の条件付き進学保証制度を活用できる
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ボーンマス大学についてのアドバイス
「ボーンマス大学は、メディア・観光・健康科学などの特定分野で世界水準の教育を提供する実践的な大学です。研究偏重ではなく『即戦力人材の育成』を重視するカリキュラムと、海辺の温暖な環境が融合した独自の魅力があります。日本人留学生にとっては、英語力や学歴に合わせたパスウェイルートが充実しており、進学のハードルが低い点も大きな強みです。」