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3. 失敗しない留学をするために、今やっておくべきこと

    
本橋幸夫
本橋幸夫

失敗しない留学をするために「留学前」「留学中」「帰国後」にやっておくべきこと

さて、前述した1、2を踏まえた上で最後にまとめに入ります。

あなたの留学を有意義なものするために、「留学前」「留学中」「帰国後」にどんなことをしておくと良いのでしょうか?各フェーズごとに解説していきます。

「留学前」

プランニングの立案です。

あなたの留学動機は何でしょうか?そこからプランニング立案をしてみましょう。

2で述べたように、海外でどのような力を身に付けるかを決め、そのためのプランニングを立案しても良いでしょう。

建築現場を例にすれば、ビルを建てるためには、その場にある材料や資材をただの思いつきで積み重ねてみてもビルは建たないはずです。最初にしっかりとした青写真や設計図があるからこそ、形あるビルが建ちますね。その青写真や設計図が留学動機でありプランニングだと認識してもらえれば分かり易いと思います。

実際に、留学動機がハッキリしている人ほど、帰国後に入社した企業からの評価も高く、海外生活体験の発揮度合いも高いというデータもあります。

もしまだ留学動機などがハッキリしていない方は、留学カウンセラーに相談し、一緒に考えてもらうと良いでしょう。プロの視点から様々なアドバイスがもらえるはずです。

「留学中」

私は、留学中の方には次の3つをお勧めしています。

  • プランニングの実行
  • 海外のコミュニティに入り、その中で主体的に活動し、周囲に好影響を与えるエピソード作り
  • 海外生活を記録につけておく

最初のプランニングの実行は説明するまでもありません。

次の「海外のコミュニティに入り、その中で主体的に活動し、周囲に好影響を与えるエピソード作り」ですが、まず海外のコミュニティとは、インターンシップ、ボランティア、アルバイト、スポーツサークル、文化系サークルなど何でもいいのですが、現地人が集まるコミュニティに該当します。

その中で、ただ単にメンバーの一人として所属するのではなく、その環境の中で気づいたことや改善点などがあれば積極的に提案するなど、自分から働きかけたり、巻き込んだりするなど、周囲に好影響を与えることにチャレンジしてみることをお勧めしています。

「こんなことをしたら、もっと効率的になるのではないか」

「こんなお店のレイアウトにしたら、もっとお客さんが入店しやすくなるのではないか。喜ばれるのではないか」「こんな商品があったら売れるのではないか」

など何でもいいのです。自分から周囲に発信するようにする。

そのプロセスを通じて、語学力はもちろんですが、主体性、コミュニケーション力、働きかけ力、提案力など様々な能力や資質などヒューマンスキルが確実に養われます。

つまり、日々「主体的に活動する」ことを心がけていくことで自分の成長にもつながり、周囲も喜んでもらえる。しかもそれらの活動は、帰国後の企業面接にも自分の培った能力を証明するエピソードにもなります。

そうすることで、自分は単に指示待ちタイプではなく、自分で物事を考え判断し、自分から動ける人だということをアピールできますよね。

最後の「海外生活を記録につけておく」というのは、言葉を変えると、「自分の成長記録」です。日々の出来事やそのときの状況から"自分が考えたこと"、"感じたこと"、"行動したこと"、"その結果学んだことや身に付いた力"など普段からの些細なことを記録しておくこと。

この記録を帰国後に読み返すと、自分の隠れた行動や思考特性が発見できたりします。自己分析にも役立ちます。何より海外生活の貴重な記録ですから自分の宝物になりますよね。

是非海外生活の出来事を記録しておくことをお勧めします。

「帰国後」

海外生活の振返りです。自分の強みや成長を言語化しておくことです。

実は、帰国後にこの作業をやらない留学生が大半なのです。しかしこの作業を怠ると、

2で述べたように、自分が海外生活でどんな力を身に付けたかを自覚できないのです。

まずは帰国後にはしっかりと自分を向き合う時間を作り、留学生活を振り返り、日々の出来後を思い出してみてください。そこでどんなことを経験し、その中で自分が何を思い、どんな行動を起こし、最終的にどんな力を身に付け成長できたのかを『言語化』してみてください。

『言語化』をする行為から、自分自身を客観視でき、自信へとつながります。この行為を怠ってしまうことで、留学生活が自信までつながらずに曖昧な状態で就職活動をしたり、その後の進路に向かうことになります。これではせっかくの貴重な時間やお金を投資した留学生活が浮かばれません。

是非、海外生活の振返りをしっかりと行い、言語化し、自信を深めていただきたいと思います。

以上が、失敗しない留学をするために『留学前 留学中 帰国後』にやっておくべきことです。

是非、知識として知るだけではなく、実行してみてくださいね。きっとあなたの留学生活の充実度が変わることを約束します。

さて、最後にあなたに質問があります。

サブタイトルにもありました「考動力」という言葉はご存じですか?

一般的には「行動力」のほうが馴染深い言葉ですよね。

「考動力」とは、文字通り、考えた上で行動するということです。準備をした上で行動す

るということ。常に自分で考えながら行動し、自分の未来を切り拓いていくことです。

思ったらすぐに動いたり、あるいは場当たり的に動くこととは異なります。

もちろん、後さき考えず動いたり、場当たり的に動くことで道が開けたり、良い結果を得ることもあります。決してそれらを否定するつもりはありません。しかしながら、考えずに動くことで得られる結果は、どうしても偶然性に頼らざるを得なくなってしまうのです。

ここでいう「考動力」とは、むやみやたらに動くことではなく、予め方向性を考えた上で行動するわけですから、自分が向かう目的が定まっている分、望む結果が得られやすくなるのです。その意味でも私は、留学生には「行動力」ではなく、「考動力」をお勧めしています。

これまで述べたことを参考にされ、あなたの「考動力」を磨く一助になることを願っています。ご縁あってこの内容をお読み頂いたあなたの充実した留学生活を陰ながら応援しています。

<<なぜ、留学をすると就職に有利なのか? 
<<就職の面接官が、留学経験者に求める「力」とは 

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3. 失敗しない留学をするために、今やっておくべきこと

プロフィール

本橋幸夫
有限会社あうとりがー 代表取締役

●国家資格 2級 キャリアコンサルティング技能士
●総合旅行業務取扱管理者


大学卒業後、ファイナンス会社入社。その後渡米し、帰国後、スイスに本部を持つ、世界最大級の国際教育機関の日本支社に11年間勤務。2003年に独立し、留学コンサルティング会社、有限会社あうとりがーを設立。その後、留学生の出口である帰国後の就職・キャリア教育の重要性に着目し、2010年、留学生向け就職支援・研修会社にて留学生のキャリア支援にも携わる。その経験を生かし、現在、自社において、留学およびキャリアの両面から留学生を支援している。国内初の留学・キャリアコンサルタントとして活動中。

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