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高校生の交換留学を成功させる!夢の海外生活実現への完全ロードマップ

高校生の交換留学

高校時代の留学経験が、あなたの人生を大きく変える!

「海外の高校で学んでみたい」「英語力を飛躍的に伸ばしたい」「将来グローバルに活躍したい」そんな夢を持つ高校生の皆さん、そして保護者の方々へ。高校生の交換留学は、単なる語学習得を超えた人生を変える大きなチャンスです。異文化の中で生活し、現地の高校生と机を並べ、ホストファミリーと家族の一員として過ごす経験は、かけがえのない財産となるでしょう。しかし、「費用はどのくらいかかるの?」「英語力に自信がないけど大丈夫?」「大学受験への影響は?」など、不安や疑問も多いはず。

本記事では、高校生の交換留学について、基礎知識から具体的な準備方法、費用、人気の留学先まで、成功への完全ロードマップを詳しく解説します。

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1. 高校生の交換留学とは?基礎知識と制度の仕組み

高校生の交換留学とは、主に高校生を対象に1年間海外の高校に通い、現地家庭にホームステイしながら生活する留学プログラムです。単に外国の生徒と入れ替わるという意味ではなく、「異文化交流」を目的とした制度であり、現地の学校や地域社会の一員として生活を体験することに重点があります。

交換留学の目的は語学力向上だけでなく、異文化理解や自立心の成長といった人生経験を積むことにあります。実際、交換留学を経験した高校生は、国際感覚や価値観の幅が広がり、将来の進路や人格形成にも大きな影響を受けると言われます。

交換留学の定義と目的

特徴

  • 主催者: 日本の高校や各国の教育交流団体(非営利団体/NPO)。
  • 期間: 原則1年間。現地の高校に通い、ホストファミリー宅で生活。
  • 体験内容: 感謝祭やクリスマスなど、その国ならではの年中行事に参加しながら日常生活を体験。
  • 運営形態: ホストファミリーは無償受け入れ、団体スタッフも多くがボランティア。

目的

  1. 語学力の飛躍的向上
  2. 異文化理解の促進と国際感覚の獲得
  3. 自立心・挑戦する力の育成
  4. 国際親善を担う"民間大使"としての役割

高校での交換留学プログラムの種類

高校生向けの交換留学プログラムには、日本の高校や各国の教育交流団体が主催しているものがあります。各国の教育交流団体に関してはAFS、YFU、ロータリークラブなどがあります。それぞれ募集要件や派遣国が異なりますが、いずれも異文化交流を目的に非営利で運営されている点は共通です。

プログラム 派遣国・参加者規模 期間 / 特色 サポート・費用面
AFS (American Field Service) 60か国以上/年間約12,000人 原則1年間、公立または私立高校で学習・ホームステイ 世界中のボランティアが支援。奨学金枠が豊富でサポート体制も手厚い。
YFU (Youth For Understanding) 50か国以上/年間約4,000人 半年または1年間。異文化理解を重視した独自カリキュラム 渡航前‐留学中‐帰国後の研修が充実。参加費は比較的抑えめで奨学金制度あり。
ロータリー青少年交換 100か国以上/年間7,000人超 原則1年間(短期あり)。2~3回ファミリーが替わることが多く、多様な家庭を体験 国際ロータリーのネットワークにより学費・生活費の自己負担が少なめ。

ポイント

  • 上記はいずれも非営利の国際交流団体が運営し、異文化理解を主目的としています。
  • 応募時は書類・面接・場合によっては試験があり、学力・語学力・人物面・適応力を総合評価
  • 派遣先は英語圏に限らず欧州・南米・アジアなど多彩。希望国を出せる場合もありますが、最終的な地域・学校・ホストファミリーはマッチングで決定されます。
  • そのため「どこで何を体験したいか」を軸に柔軟な姿勢で臨むことが成功のコツです。

私費留学との違いと選択基準

交換留学と私費留学は期間や目的だけでなく、留学後の進路や準備プロセスにも違いがあります。それぞれの特徴と選択基準を見てみましょう。

比べるポイント 交換留学 私費(自費)留学
運営主体 公益・非営利団体(AFS、YFU、ロータリーなど) 本人・保護者+留学エージェント/学校
期間のめやす 原則1年間(短期プランがある団体も) 1学期〜数年まで自由に設定
学校・地域の選択権 国の希望は出せるが、地域・学校・ホームステイ先は団体が決定 国・都市・学校・滞在形態を本人が選択可
学費・費用 公立校に通うため授業料は免除または少額
参加費も比較的低め/奨学金が多い
学費・生活費を全額自己負担(期間が長いほど高額)
選考方法 書類+面接・試験で人物・語学・適応力を審査 出願基準は学校ごとに異なる(成績・英語力など)
卒業資格 日本の高校に復学して卒業する前提 現地校を卒業して海外大へ進学も可能
向いている人 「1年間だけ海外生活を経験し視野を広げたい」「費用を抑えたい」 「海外高校を卒業して大学も現地で」「特定国の教育をじっくり受けたい」
求められる力 派遣先に順応する柔軟性・タフさ 自己決定力・長期計画を貫く継続力

選び方のヒント

  1. 目的を明確に
    ・体験型で国際感覚を磨きたい → 交換留学
    ・卒業資格や専門科目を狙いたい → 私費留学
  2. 期間と費用をシミュレーション
    ・予算を抑えたいなら交換留学+奨学金を活用
    ・期間延長や途中の方針転換も視野に入れるなら私費留学
  3. 進路計画との整合性
    ・帰国後に日本の大学受験を控える場合は、1年留学で高1〜高2の時期が無理が少ない
    ・海外大進学を本気で目指すなら、私費で卒業留学+現地大学出願スケジュールを確認
  4. 言語&国のこだわり
    ・英語圏以外も試したい → 交換留学は非英語圏派遣も豊富
    ・英語を最優先で伸ばしたい → 英語圏の私費 or 英語圏の交換留学
留学方法の決め方アドバイス
  • 交換留学=1年間・費用控えめ・学校はおまかせ・復学前提。
  • 私費留学=期間も学校も自由設計・費用は自己負担・卒業&海外大進学も可能。

「どんな経験をしたいのか」「必要な予算は」「帰国後の進路は」この3点を軸に、ご家庭でじっくり話し合い、必要なら専門カウンセラーに相談して、自分にフィットする留学タイプを選びましょう。


ターム留学・1年留学・卒業目的留学の違い

高校生の留学には期間と目的に応じていくつかのパターンがあります。代表的なのがターム留学(学期留学)、1年留学、卒業目的留学の3つです。それぞれ内容と帰国後の進路が異なるため、違いを理解しておきましょう。

分類 期間のめやす 主な目的・特徴 帰国後の扱い/進路
ターム留学
(学期留学)
3〜6か月(1〜2学期) - 海外高校生活を短期間お試し
- 夏・冬休みを活用しやすい
- 学期始まりに合わせて合流するため友人が作りやすい
- 多くは日本の高校で同学年に復帰
- 国際経験と語学の"先取り"に最適
1年留学 約10〜12か月 - 交換留学の王道パターン
- 日本校を休学扱いにし、1年間だけ海外へ
- 学費は公立校中心で抑えめ
- 帰国後に日本の高校へ復学して卒業
- 大学受験前に国際感覚と英語力を強化
卒業目的留学
(卒業留学)
2〜3年以上 - 海外高校を正規卒業し、海外大・帰国生入試へ直結
- 現地カリキュラムを最初から履修
- 高い語学力と強い目的意識が必須
- 海外 or 日本の大学へ進学
- 国際資格・人脈を得られるが、費用・学力負担も大

選び方のヒント

  1. 達成したいゴールは?
    ・「まず体験したいだけ」▶ ターム留学
    ・「高校生活で1年は海外に挑戦」▶ 1年留学
    ・「卒業資格を取り海外大へ」▶ 卒業目的留学
  2. 費用と時間のバランス
    ・期間が長いほどコストと学習負担は増える。家計と学業計画を照らして検討。
  3. 在籍校との調整
    ・ターム留学や1年留学は単位認定や休学制度を事前確認
    ・卒業留学は日本の高校を退学・転学して挑むケースが多い。
まとめ
  • ターム留学=短期お試し
  • 1年留学=高校生活を止めずに国際経験
  • 卒業目的留学=海外大・グローバルキャリアへの本格ルート

2. 高校生交換留学のメリット・デメリット徹底分析

高校時代に交換留学をすることには多くのメリットがありますが、一方でデメリットや注意点も存在します。ここでは、高校生の交換留学に焦点を当て、その最大のメリットから知っておくべきデメリットと対策、さらに大学受験や将来進路への影響について分析します。

高校時代に留学する最大のメリット

①語学力が一気に伸びる

ネイティブ環境で1年間生活することで発音・リスニング・実践会話が急成長

  例:帰国後に TOEFL iBT が 40 点 → 85 点へ伸び、国際系学部の出願条件をクリア


②異文化理解と国際感覚が身につく

「日本の当たり前」を相対化し、多角的に考える力が養われる

  例:アメリカのディスカッション授業を経験し、意見をはっきり述べる習慣が身につく


③積極性・自立心が育つ

親元を離れ、自ら判断・行動する日々で行動力と問題解決力がアップ

  例:ホームステイ先で家事を分担しながら学校のクラブ活動を主導し、現地の友人をまとめた経験


④進路の選択肢が広がる

海外ならではの科目・課外活動で「自分の興味」を再発見

  例:カナダのメディアアート授業で動画制作に目覚め、帰国後に映像系大学へ AO 入試で合格


知っておくべきデメリットと対策

①費用負担が大きい

長期留学は学費・生活費・渡航費がかさみ、家庭にとって大きな経済的インパクトになります。例えば、ニュージーランド公立校に1年通うと授業料 120 万円+生活費などで約 250 万円、米国私立では 300 万円超になることもあります。

対策:
  • トビタテ!・AFS・YFU・ロータリーなどの奨学金に応募(全額免除で渡航した先輩例あり)
  • 学費が抑えられる公立校+物価の安い地方都市を選ぶ

②学業・生活に適応できない可能性

言語・授業スタイルの違いで成績が低迷し、途中帰国や留年のリスクが生じます。例えば、化学の専門用語が理解できずテストで赤点→進級危機で一時帰国を検討するケースなど。

対策:
  • 出発前に 英文法と理数系英単語を総復習
  • 留学目的を紙に書き「なぜ行くか」を常に確認
  • 早めに担任や現地コーディネーターに相談し、補習・ESLクラスを手配してもらう

③ホームシック・孤独感

家族や友達と離れ、言語の壁で孤立感やストレスが大きくなることがあります。

対策:
  • スポーツ部・音楽バンド・ボランティアなど 現地コミュニティへ飛び込む
  • 家族とは週1回程度のビデオ通話で"心の充電"
  • 「3か月経てば慣れる」と心得て前向きに行動

④安全・トラブル対応

盗難やホストファミリーとのミスマッチなど、思わぬトラブルが起こり得ます。

対策:
  • 夜間の単独行動を避け、貴重品は常に携行または鍵付き保管
  • 緊急連絡網(ホスト・コーディネーター・大使館)をスマホと紙で常備
  • 問題があれば即コーディネーターへ連絡し、リホストを依頼

⑤大学受験スケジュールのずれ

帰国時期によっては受験準備が不足し、単位認定が間に合わず留年する恐れがあります。例えば、高3の4月に帰国し受験対策が間に合わず1年浪人したケースなど。

対策:
  • 受験を重視するなら 高1~高2前半で1年留学、または 高2夏から半年 の短期プランに変更
  • 在籍校と単位認定・補習計画を事前に確認
  • 帰国子女枠・海外大進学など 複線的な進路プラン を準備しておく

大学受験・進路への影響と活用法

①総合型選抜(AO)・推薦入試

高校留学という独自体験+将来ビジョンを具体的に語れる

活用例:
  • 志望理由書で 「留学先でコミュニティ FM のラジオ番組を企画 → 異文化発信の面白さに気づき、メディア学部で国際報道を研究したい」とストーリー化
  • 面接で 「ホスト校のディベート大会で全く発言できず挫折 → 練習を重ね県大会出場まで巻き返した」という失敗→学び→成長を循環的に説明

②帰国子女・国際生入試

海外在籍年数(多くは2年以上)と高い語学力

活用例:
  • 卒業留学(2〜3年)で出願資格を満たし、志望校の「2年以上在籍」の条件をクリア
  • 小論文で日本語・英語を対比しつつ多文化で得た視点を提示、面接では3言語で自己紹介して印象づける

③海外大学への進学

現地高校で磨いた英語運用力+学習スキルをそのまま活かせる

活用例:
  • 北米大:SAT と TOEFL を現地で受験、カレッジフェアで即出願 → 奨学金オファー獲得
  • 欧州大:IB ディプロマ/A レベルを履修し、UCAS(英国出願システム)経由で志望学科にスムーズ進学

④就職・キャリア形成

語学力+国際感覚+主体性(企業が重視する3要素)

活用例:
  • 商社・外資系:インターン面接で「高校時代に海外展示会のボランティア通訳を務めた」体験を披露
  • 国際協力/NPO:留学先で学んだ SDGs プロジェクト参加経験をもとに志望動機を構築

⑤自己成長の棚卸し

リバースカルチャーショックを含む適応力・柔軟性の証明

活用例:
  • 帰国後、日本の"空気を読む"文化に戸惑った体験を分析 → 異文化橋渡し役としての強みを自己 PR
  • エントリーシートで「留学前は人前で話せなかったが、帰国後は学校代表で英語スピーチ大会へ出場」など、数値や成果を挙げてビフォー/アフターを示す
まとめ

総じて、高校生の交換留学は進学やキャリアにプラスにもマイナスにも働き得ますが、その価値を引き出すかどうかは自分次第です。デメリットに備えつつ、得られたメリットを上手に活用することで、留学経験はかけがえのない財産となるでしょう。「高校留学をして本当に良かった」と思えるよう、帰国後もその経験を活かして積極的に歩み続けることが大切です。


3. 高校生交換留学の費用と奨学金制度

高校生交換留学の費用

交換留学にかかる総費用の内訳

項目 内容 1年間のおおよその目安
プログラム参加費
(授業料を含む)
公立校の場合は授業料そのものが免除でも、団体に支払う参加費に「サポート・手続き・学費相当額」が含まれる 50〜120 万円
(国・団体による)
滞在費 ホームステイ食費・光熱費、または学生寮費 60〜120 万円
往復航空券 路線と時期で変動
北米・欧州 10〜20 万円、オセアニア 15 万円前後
10〜20 万円
ビザ申請料 大使館手数料+I-901 SEVIS など 5 千〜3 万円
海外留学保険 医療・賠償・携行品補償などを1年分 10〜20 万円
その他準備費 パスポート、予防接種、制服・教科書、現地交通定期、お小遣いなど 10〜30 万円

年間総額の目安

  • 交換留学(米国公立校) ... 約 120〜180 万円
  • 私費留学(米国公立校) ... 約 200〜300 万円
  • 私費留学(米国私立校) ... 約 400〜800 万円
  • カナダ/オーストラリア公立校 ... 約 120〜250 万円
資金計画のコツ
  • 奨学金を確認:交換留学団体、トビタテ!などで参加費を大幅削減。
  • 公立校+地方都市:授業料免除&生活費が安く、総額を抑えやすい。
  • 早めに積立:出発前にほぼ全費用が必要になるため、1年以上前から準備を。

費用の内訳を正確に把握し計画を立てることが大切です。どの項目にいくら必要かを洗い出し、不足がないよう準備しましょう。また、出発前にほぼ全ての費用が発生することを念頭に置き、資金計画を前倒しで進めましょう。

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費用を抑える奨学金・助成金活用法

費用負担を少しでも軽減するために、奨学金や助成金を上手に活用することが重要です。高校生向けの留学奨学金は公的機関から民間団体まで多岐にわたり存在します。代表的な制度をいくつか紹介します。

主な奨学金・助成金(高校生向け)

区分 代表例 支給内容・特徴 メモ
政府系 トビタテ!留学JAPAN(高専・高校生コース) 渡航費・生活費の大部分を給付/採用者は事前・事後研修とメンター制度付き 募集は年1回。書類+面接審査
交換留学団体内 AFS/YFU 奨学金
(みずほ証券奨学金・トビタテAWARD など)
参加費用の全額または一部を免除 成績・エッセイ・面接で選考
民間財団・国際団体 ロータリー青少年交換 参加費そのものが低廉+さらに経費補助あり 受入家庭・クラブの支援が手厚い
自治体・地方国際交流協会 例:都道府県国際交流財団の高校生派遣助成 10 万〜50 万円の助成が多い 地元在住者限定の制度に要注目
留学先政府・学校 例:カナダ州政府奨学金、私立校授業料減免 授業料一部免除・宿舎割引など 私費留学を検討する際は学校奨学金もチェック
早期行動のポイント
  • 募集時期は渡航の1年以上前スタートが多い。
  • 成績証明・エッセイ・課外活動実績を準備。日頃からボランティアや部活で実績作りを。
  • 「この奨学金で何を実現したいか」を熱意あるストーリーにまとめる。

奨学金以外で費用を下げるコツ

  • 公立高校を選ぶ
    授業料が私立の半額以下。米・加の公立は留学生枠が少ないため早めに出願。
  • 物価の安い地方都市に派遣してもらう
    ホームステイ代・交通費が大都市より月数万円安くなるケース多数。
  • 現地での節約術
    自炊&スーパーのセール活用、学生割引フル活用。近距離は自転車・徒歩で交通費を削減。
  • 為替レートを意識して送金タイミングを分散
    円高局面で授業料を一括送金→総額を数万円単位で節約できることも。

チェックリスト(出発12〜6か月前に実行)

  • 希望プログラムの奨学金枠を公式サイトで確認
  • 居住自治体 + "高校生 留学 助成" で検索し、ローカル制度を洗い出す
  • 留学先候補国の政府奨学金・州奨学金を調査
  • 推薦書・エッセイのドラフトを作成し、学校の先生にフィードバックを依頼
  • 書類締切を一覧表にして逆算スケジュールを作成
費用を抑えるコツ

費用面で留学をあきらめる前に、複数の奨学金を同時並行で応募し、公立校・地方都市を選ぶなど多角的にコストを削減しましょう。早めの情報収集と強い意欲が採択率アップの鍵です。


国・地域別の費用相場比較

留学費用は渡航先の国・地域によって大きく異なります。ここでは主要な留学先の国々の1年間の高校留学の場合の費用相場を比較します。

行き先 おおよその総額* 公立校での交換留学 私費公立 私費私立/ボーディング 主な特徴・ポイント
アメリカ 200-500 万円 120-180 万円 200-300 万円 400-800 万円↑ 地域差が大きい。東西海岸の都市部>南部・中西部
カナダ 150-350 万円 120-180 万円 120-250 万円 250-500 万円 公立学費が比較的安い/多文化社会で生活しやすい
オーストラリア 150-350 万円 130-180 万円 130-250 万円 250-450 万円 ESLサポートが手厚い。都市部(SYD/MEL)はやや高め
ニュージーランド 150-300 万円 110-160 万円 110-200 万円 200-350 万円 英語圏でも最安クラス。自然豊か&教育水準◎
イギリス 250-500 万円 公立は限定的 (3-12 か月) 400-800 万円 私立ボーディングは名門多く高額。高い英語力必須
欧州大陸(独・仏・西など) 100-300 万円 150-250 万円 (交換) 非英語圏。学費ほぼゼロ+生活費が主。現地語準備が鍵

*総額=学費・滞在費・航空券・保険など主要コストを合算した目安

費用感を左右する3つの軸
  • 英語圏 > 非英語圏 ─ アメリカ・イギリスは高め、欧州大陸は低め
  • 都市部 > 地方部 ─ ニューヨークやロンドンは物価・家賃が割高
  • 私立 > 公立 ─ 特に私立ボーディングは寮費込みで大幅アップ
チェックポイント
  • 為替・物価・受け入れ枠は毎年変動。最新見積もりを必ず確認。
  • 予算オーバーでも、奨学金と地方都市選択で実質負担を大きく下げられる。
  • 「学費ゼロ」の交換留学でもホームステイ・保険・航空券は必要。総額で比較を。

高校交換留学の準備と手続きの流れ

高校生交換留学の準備

高校生が交換留学を実現するまでには、出願から出発まで多くのステップがあります。計画的に準備を進め、必要な手続きを漏れなく行うことが大切です。この章では、留学決定から出発までのスケジュール、必要書類と英語力準備のポイント、そしてビザ申請と渡航準備の注意点についてまとめます。

出願から出発までの完全スケジュール

時期 (目安) 主なやること
出発の1年半~1年前 - 無料カウンセリングで情報収集・適性チェック
- 国・期間・プログラム(交換/私費)を大枠決定
- 英語力診断で弱点把握・学習計画作成
出発の 1年前 - 交換留学団体にエントリー/私費留学の出願開始
- 成績証明・推薦状・健康診断書・パスポートなど書類準備
- 申込金を支払い正式エントリー
出発の6か月前 - 派遣国・学校決定、入学許可書(受け入れ許可)受領
- 私費の場合:オンライン面接→合格通知
- 入学許可書をビザ申請用に保管
出発の4か月前 - 授業料・滞在費を海外送金で納付
- ビザ用書類(財政証明・予防接種証明など)を揃える
- 予防接種・健康診断実施、ビザ面接予約
出発の2か月前 - 大使館/領事館で学生ビザ申請・面接→取得
- 航空券を仮予約(ビザ発給後に本予約)
- 海外留学保険に加入
出発の1か月前 - 出発前オリエンテーション参加(安全・生活ルール確認)
- ホストファミリーへ事前あいさつ
- 荷造り(制服・PC・常備薬・日本食など)
- 空港送迎・現地オリエンテーション日程最終確認
出発当日 - 余裕を持って空港へ、搭乗手続き・書類確認
- 到着空港でホストファミリー/現地スタッフと合流
- 到着報告はエージェントがサポート(安全第一で行動)

高校留学の準備は遅くとも出発の1年前には開始するのが理想です。以上が一般的なスケジュールですが、交換留学と私費留学、渡航国等によって多少前後することがあります。大切なのは「早め早めの準備」です。計画的なスケジュール管理で、安心して留学初日を迎えられるようにしましょう。


必要書類と英語力準備のポイント

必要書類チェックリスト

書類 ポイント
成績証明書(英文) 過去数年分が必要な場合あり。発行に日数がかかるため早めに依頼。
在籍証明書/卒業見込証明書(英文) 編入・卒業留学で必須。英文原本+学校印を忘れずに。
推薦状(Reference Letter) 人格・学業面をアピール。様式指定があれば従う。
エッセイ/志望理由書 「留学動機・将来目標」を自分の言葉で。提出前に英文チェック。
健康診断書・予防接種証明(英文) 国ごとに指定ワクチンあり(例:米国はMMR)。予約は早めに。
保護者同意書・経費支弁書類 署名入り同意書/預金残高・所得証明をビザ用に用意。
パスポートコピー 有効期限が帰国時+6か月以上あるか確認。
証明写真 ビザ・学生証用にサイズ・背景色を指定枚数用意。
  • 在籍校の成績証明書(英文)
    今までの成績(評定)を英語で記載した公式文書です。学校の事務または担任の先生に発行を依頼します。特に私費留学で私立高校に出願する場合、過去数年分の成績証明が重視されます。評定平均が低くても留学は可能ですが、志望校によっては一定以上の成績を要求することもあります。
  • 在籍証明書・卒業見込証明書
    現在通っている学校に在籍していること、あるいは卒業予定であることを証明する文書です(編入留学や卒業留学の場合)。こちらも英文版を用意します。
  • 推薦状(Reference Letter)
    学校の先生(担任や教頭・校長)からの推薦状です。人格面・学習面で留学に適していることをアピールしてもらいます。指定の様式がある場合はそれに従い、ない場合は先生に依頼して英語で作成してもらいます。
  • エッセイ / 志望理由書
    自分自身で書くエッセイです。交換留学では応募時に「留学動機・将来の夢」等を書かされることが多いですし、私費留学でも出願校への志望理由エッセイが求められる場合があります。自分の言葉で熱意を伝えることが大切なので、書き上げたら英語の文法チェックをしてもらいつつ内容も推敲しましょう。
  • 健康診断書 / 予防接種証明
    留学先によっては、所定の健康診断書やワクチン接種記録の提出が必要です。英語で記入してもらう必要があるため、かかりつけ医や検診機関に相談します。特に米国では麻疹・おたふく風邪・風疹(MMR)などの予防接種履歴提出が一般的です。
  • 保証人関係書類
    保護者の同意書や経費支弁を証明する書類です。未成年の海外渡航には両親の同意が必須ですので、署名済みの同意書を用意します。また、ビザ申請用に預金残高証明(留学期間に十分な資金があることを示す銀行発行の証明)や所得証明が求められることもあります。これは奨学金等がない限り通常親が用意します。
  • パスポートのコピー
    有効なパスポートを取得し、その顔写真ページのコピーを提出します。有効期限が留学終了時まで十分残っていることを確認してください。
  • 証明写真
    各種申請用に証明写真(サイズ指定あり)を複数枚準備します。ビザ申請や学生証発行にも使うため、指定サイズ・背景色を確認して撮影しましょう。
カウンセラーからの一言

書類は英語での用意が基本です。学校から取り寄せる書類は英文発行に時間がかかることもありますので、早めに依頼してください。また、公印の押印や署名が必要なものは原本を揃えるのに手間取ることがあるので注意です。エージェント経由の場合、スタッフが提出書類をチェックしてくれますので、不明点は都度質問しクリアにしましょう。


英語力準備のポイント(留学1年前〜渡航前)

  • 中学英文法を総復習
    ・5文型・時制・関係代名詞など基礎構文を固める。
    ・参考目安:英検3級〜準2級レベル。
  • 語彙は1,000〜2,000語を確実に
    ・目安は学校教科書+α。単語帳は例文ごと暗記。
  • リスニング耳慣らし
    ・CNN10 や BBC Learning English を1日10分。
    ・英語字幕でドラマ視聴も効果的。
  • 事前研修・ESLを活用
    ・AFS・YFUなどは派遣前英語研修あり。積極参加で度胸をつける。
    ・現地到着後はESLクラスで徐々に通常授業へ合流
  • "完璧でなくてOK"の心構え
    ・渡航直前にスコアが足りなくても、現地で吸収すれば伸びる。
    ・大切なのは基礎+挑戦する姿勢。

ビザ申請と渡航準備の注意点

ビザ(査証)申請は留学手続きの最終関門ともいえる重要ステップです。国ごとに手続きが異なるため、基本は各国大使館・領事館の案内に従うことが大切ですが、共通する注意点を挙げます。

ビザ申請:共通の注意点

  • 書類は"パスポート表記と完全一致"で作成
    入学許可証/申請フォーム/財政証明/写真などをチェックリストで照合。
  • 面接・指紋採取の対策(米国など)
    想定質問:留学目的・学校選択理由・帰国後の計画。
    清潔な服装+時間厳守。エージェントの模擬面接で練習すると安心。
  • ビザ種類と在留期間を確認
    例:米国 J-1(交換)は最長1年、F-1(私費)でも公立校は1年まで。
    延長不可の場合が多いので、滞在期限を必ず手帳・スマホに記録。

渡航2か月前~当日:準備フロー

時期 主なタスク
ビザ取得後すぐ パスポートに貼付されたビザを受領 → 航空券を本発券/留学保険に加入
1か月前 空港送迎・ホストファミリー連絡先を確認/出迎え手配を最終チェック
荷造り 重要書類(パスポート・ビザ・入学許可書・保険証券)を手荷物へ
日本食・常備薬・お土産は必要分だけ
出発前オリエン 安全対策・現地ルールを再確認。「困ったら即相談」を合言葉に
出発当日 余裕をもって空港へ。到着後はホスト/スタッフと合流し、まず安全確保
カウンセラーからの一言

ビザ取得が完了すれば、留学準備は最終段階。落ち着いて一つずつチェックを済ませ、晴れやかな気持ちで渡航しましょう。

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  • 向いている人:多様性のある刺激的な環境で自分を試したい、最先端分野に触れたい人
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カナダ

カナダ
  • 費用の目安:交換留学 120〜180 万円/私費公立 120〜250 万円
  • 教育制度:州ごとにカリキュラムが異なるが公教育の質が高い。英語+仏語のバイリンガル環境も可
  • 生活・課外活動:治安が良く暮らしやすい。四季のアウトドア(スキー・キャンプなど)が充実
  • 向いている人:安全第一で多文化社会を体験したい、英語に加えフランス語も学びたい人
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オーストラリア

オーストラリア
  • 費用の目安:交換留学 130〜180 万円/私費公立 130〜250 万円
  • 教育制度:11・12 年生で大学進学課程を履修、ESL サポートが充実
  • 生活・課外活動:温暖な気候とフレンドリーな国民性。ラグビー・サーフィンなどスポーツが盛ん
  • 向いている人:明るくリラックスした環境で学びたい、スポーツを思い切り楽しみたい人
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ヨーロッパ諸国の交換留学事情

国・地域 主言語 費用の目安 魅力&特徴
イギリス 英語 交換は希少/私費私立
400-800 万円
伝統校で寮生活・Aレベル。高い英語力必須
アイルランド 英語 250-400 万円 費用は英より控えめ。ケルト文化+温かな国民性
ドイツ 独語 交換 150-250 万円 クリスマスマーケット・理工系教育に強み
フランス 仏語 交換 150-250 万円 芸術・ファッションの都。バカロレア型カリキュラム
スペイン 西語 交換 150-230 万円 情熱的で家族的なホスト文化。スペイン語+英語が伸びる
北欧(瑞・典) スウェーデン語等 交換 180-280 万円 授業に英語併用多め。自由でクリエイティブな校風

ヨーロッパ諸国での高校留学は、異なる言語・文化を深く体験できる点が最大の魅力です。一方で、日本人留学生の絶対数が英語圏より少ないため、場合によっては現地で日本語が通じる相手が周りに全くいない環境に飛び込むことになります。これは大きなチャレンジですが、その分語学習得や自己成長の度合いも高くなるでしょう。「英語以外の第二外国語も身につけたい」「ヨーロッパの文化圏で生活してみたい」という強い興味があるなら、思い切って応募してみる価値は十分にあります。

国選びの決定要因とマッチング方法

決定要因4本柱

決定要因 チェックポイント 例・ヒント
① 言語 - 学びたい/伸ばしたい言語か
- その言語へ"好き"が続くか
・英語なら米・加・豪など
・英語+仏語=ケベック州(カナダ)
・仏語を極めたい→フランス
② 目的 & 将来計画 - 卒業資格 or 1年体験?
- 将来の進学・職業とのつながり
・海外大進学視野→米・加が王道
・デザイン志望→イタリア
・環境学習→北欧
③ 費用 & 受け入れ制度 - 予算に収まるか
- 卒業後の単位認定・制度は合うか
・費用を抑えたい→NZ・加地方公立
・英国は高額&統一試験あり
④ 安全・気候・環境 - 治安・医療体制は安心か
- 気候と自分の体質は合うか
・カナダ北部の厳冬 vs. 豪の常春
・都市文化派 vs. 大自然派

マッチング方法

区分 流れ コツ
交換留学(AFS・YFU等) 1) 応募時に第1〜第3希望国を提出
2) 書類+面接で選考
3) 団体がホストファミリー・学校をマッチング
- 希望国が通らない可能性も視野に
- アンケートで性格・趣味を正直に記入(音楽好き=音楽家庭など)
- 人気国は倍率↑→熱意と適性をアピール
私費留学(エージェント経由) 1) カウンセリングで国・学校を相談
2) 2〜3校に出願→合格通知比較
3) 最終決定・入学手続き
- 予算・制度・気候など優先順位を明確に伝える
- 日本人比率の低い地域など、細かい要望も相談
- 合格後に条件を比べ"納得して選ぶ"

迷わないための5ステップ

  1. 目的を1文で言語化
    例:「1年で英語+仏語を習得し、国際系学部に進む」
  2. 4要因を"◎必須/○希望/△あれば"で仕分け
  3. 交換 or 私費 を先に決定(費用・自由度が大きく違う)
  4. カウンセラー・経験者の声を聞き、情報をアップデート
  5. 最終確認:「その国/学校でワクワクするか?」→YESならGO!
カウンセラーからの一言

交換留学の場合は与えられた国でも前向きに適応する柔軟さが求められますし、私費留学の場合は自分で選んだ国で責任を持ってやり抜く覚悟が必要です。渡航前にその国の歴史文化や流行にも触れて、愛着を持って出発できると良いでしょう。


帰国後の進路と留学経験の活かし方

シーン 活かし方 具体アクション例
①日本の高校へ復学 留学で培った主体性と自己学習力でキャッチアップ ・単位認定は事前相談どおり申請
・苦手科目は自主補習+オンライン教材で巻き返す
②大学受験 留学体験を自己PRに転換 ・AO・総合型選抜:留学での挑戦→学び→将来像を志望理由書に
・一般入試:TOEFL/英検高スコアで加点や英語免除を狙う
③海外大学・帰国子女枠 グローバル進学ルートを開拓 ・海外大進学:留学中の語学力+SAT/IELTSで出願
・帰国子女枠:要件を確認し小論文・面接対策を強化
④キャリア形成 留学を"強みの物語"にする ・面接で「異文化での課題→解決」を語れるようエピソード整理
・国際業務や教育系など、留学経験が活きる業界を研究
⑤ネットワーク活用 同期・後輩・団体とのつながりを資産に ・AFS・YFU帰国生ボランティアに参加し情報交換
・留学仲間から奨学金・インターン情報を共有
⑥社会貢献&再挑戦 経験を周囲と共有し、次の挑戦へ ・学校行事で留学報告・英語サポートを実施
・大学で国際交流サークル/再留学(大学交換・ワーホリ)に挑戦
⑦日本を再発見 視野を広げて将来テーマを見つける ・日本の良さ・課題に気づき、将来の研究・起業テーマに発展
・観光地で外国人サポート、地域課題を国際視点で提案

高校交換留学に関するよくある質問(FAQ)

保護者からの心配事と解決策

Q1. 留学中にホームシックになったら?

まずは現地コーディネーターやホストファミリーに相談するよう、お子さんに促してください。保護者は連絡を取り過ぎず、話をじっくり聞き「あなたはどうしたい?」と自立を促す姿勢でサポートを。

Q2. 治安や安全面が心配です。大丈夫でしょうか?

夜間外出を控える・危険地域へ近づかないなど基本ルールを徹底すればリスクは大幅に下がります。緊急連絡先(ホスト、コーディネーター、大使館)を常に携帯し、"自分の身は自分で守る"意識を持たせましょう。

Q3. 1年留学で進級・卒業に影響しませんか?

文科省の単位認定制度により、留学中に履修した科目は日本の高校で単位として認められるのが一般的です。帰国後は不足分を補習でカバーできますし、AO・推薦入試では留学経験が強みになります。


学校選びと単位認定の疑問

Q4. 交換留学では学校が選べないと聞きました。本当に自分に合う学校に行けますか?

団体が性格や興味を考慮して学校をマッチングします。特定分野にこだわる場合は私費留学で学校指定を検討。それ以外は「どの学校でも学び取る」柔軟な姿勢が成功の鍵です。

Q5. 留学中に取った単位は日本で本当に認めてもらえますか?

留学前に在籍校へ計画書を提出し、帰国後に現地成績表を提出すれば認定されます(校長裁量)。国語古典など日本独自科目は帰国後補習が必要になることもあるので事前確認を。

Q6. 留学先で落第したらどうなりますか?

交換留学は卒業取得が目的ではないため、多少成績が振るわなくても帰国後の復学に支障はありません。ただし授業を欠席し続けるとプログラム除籍のリスクがあるため、課題はきちんとこなしてください。


緊急時対応と安全管理について

Q7. 病気やケガをした場合、医療費はどうなりますか?

交換留学では加入必須の海外留学保険で医療費はほぼカバーされます。保険会社の日本語サポート窓口が病院紹介や通訳を行うので安心です。渡航前に歯科検診や慢性薬の準備もお忘れなく。

Q8. 自然災害やテロなど緊急時の対応は?

団体と大使館が安否確認・避難手配を行うマニュアルを持っています。「たびレジ」登録と複数の連絡手段(電話・SNS)を確保し、ホストや学校の指示に従うよう日頃から伝えておきましょう。

Q9. ホストファミリーと合わない場合、変更できますか?

可能です。団体に事情を伝えれば新しい家庭を探してくれます。まずは話し合いで解決を試み、それでも難しければ遠慮なくリホストを申請してください。


まとめ

高校生の交換留学は、1年間ホストファミリーと暮らしながら現地高校に通い、語学力と異文化理解を同時に伸ばす"民間大使"プログラムです。最大の魅力は、ネイティブ環境で培う実践英語力と、多様な価値観に触れることで得られる国際的視野・自立心の成長にあります。

一方、費用負担や学業の遅れ、適応ストレスなどの課題も伴いますが、奨学金の活用や事前の英語・書類準備、現地での相談体制を活かすことで十分に克服できます。期間や目的に応じてターム留学から卒業目的留学まで選択肢は多様で、目的・予算・進路計画に合わせて「交換留学か私費留学か」を決定し、出発1年前から計画的にビザ・保険・学習準備を進めることが成功の鍵です。

「成功する留学」では、高校生一人ひとりの目的や希望に合わせた最適な留学プランをご提案し、安心して出発できるように、準備から現地生活までしっかりサポートしています。まずは、無料カウンセリングで、あなたの理想の留学について気軽にお話ししてみませんか?

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この記事の監修者

末永 ゆう生
「成功する留学」留学カウンセラー

早慶上、ICU、GMARCHなどの国内の難関大学英語系学部と海外大学の併願を希望する受講生の成功を導くノウハウを蓄積。オレゴン州立大学直接入学、ファウンデーションコースを経由して、マンチェスター大学入学、カレッジを経由して、トロント大学入学など、現時点の英語・学力・お金を踏まえて、顧客の理想に寄り添った多種多様な進学・キャリアの提案・支援を行い、高い顧客満足度を実現。

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