アイルランド留学のホームステイ

～アイルランドの温かな家庭で、英語も文化も深く学ぶ～

「せっかくアイルランドに行くなら、現地の人と触れ合いたい」「英語をもっと自然に話せるようになりたい」そんな人にぴったりなのが、ホームステイです。
アイルランドは「人が親切な国」として世界的にも知られており、ホストファミリーとの交流を通じて、まるで第二の家族のような絆が生まれることも珍しくありません。アイルランドでのホームステイの魅力や、費用、生活の様子などを詳しくご紹介します。

アイルランドのホームステイは、温かさがちがう！

アイルランドでのホームステイは留学生に好評！アイルランドの人々はとにかくフレンドリー。初めての留学で不安を感じていたとしても、すぐに打ち解けられるような空気感があります。ホストファミリーの多くは、長年にわたって留学生を受け入れてきた経験があり、異文化への理解も深いです。「いきなり英語だけの環境で大丈夫かな？」と心配する必要はありません。あなたのペースに合わせて、ゆっくりと話してくれたり、分かりやすく伝えてくれたりと、温かくサポートしてくれるご家庭がほとんどです。

ホストファミリーってどんな人たち？

アイルランドのホストファミリーには、子どもがいる家庭、リタイア後の夫婦、ひとり暮らしのお母さんなど、さまざまな形があります。ただ、共通しているのは「異文化の若者と関わることを楽しんでいる」という点です。

おしゃべりが好きなファミリーも多く、食事中の会話が自然な英語学習の場になります。逆に、あまり干渉せず自由にさせてくれるタイプの家庭もありますので、事前の希望や性格に応じて合ったご家庭を選ぶことが可能です。

ホームステイ先は学校側が事前にチェック

アイルランドでホームステイに滞在する場合は、語学学校の入学手続きと一緒に手配してくれることがほとんどです。ホームステイ先の評判が悪ければ、学校の信頼性が下がるため、どの語学学校も、家庭の収入や教養、家族構成、設備、周囲環境を加味して、ホームステイ先を厳選しています。家庭訪問なども行われているので、学校が紹介しているホストファミリーなら、ほぼ信頼できると考えてよいいでしょう。

ホームステイの費用ってどれくらい？

アイルランドでのホームステイ費用は、地域や条件によって異なりますが、1ヶ月あたり15万〜17万円程度が目安です。この中には、以下のものが含まれています。

平日2食・週末3食の食費
家賃（水道・光熱費込み）
家具付きの個室
洗濯や掃除のサポート（家庭による）

語学学校の寮などと比べても、費用に大きな差はありませんが、「英語力の向上」や「文化交流」といった＋αの価値を考えると、コストパフォーマンスは非常に高いです。

ホームステイ中の1日の過ごし方（例）

アイルランドでのホームステイ生活は、家庭のルールにもよりますが、日本よりも「のんびり」「フレンドリー」な雰囲気です。

平日

7:30	起床・朝食（トーストや紅茶など簡単なものが多いです）
8:30	語学学校へ出発
16:00	帰宅
18:00	家族と夕食（みんなで囲む夕食は交流のチャンス）
20:00	宿題や自由時間（テレビを観たりおしゃべりしたり）
22:00	就寝

週末: 週末はファミリーと一緒に出かけることもあれば、自分の予定を優先できることもあります。ダブリン市内のマーケットや郊外の小旅行に連れていってくれることも！

ホームステイの魅力とは？

「生活の中で学ぶ英語」は記憶に残る

語学学校の教科書で覚える単語も大切ですが、ホストマザーとの料理中の会話や、子どもと遊びながら覚えるフレーズは、なにより印象に残ります。日常の中で繰り返し使うことで、英語が「頭で覚えるもの」から「自然に出てくるもの」に変わっていく感覚を得られます。

異文化を肌で感じられる

たとえば食事ひとつとっても、日本とは違う部分がたくさんあります。
夕食が19時と遅めだったり、ポテトが主食だったり、紅茶を何杯も飲んだり......。そうした違いに触れること自体が、貴重な学びです。

安心・安全な滞在環境

語学学校と提携しているホストファミリーは、すべて審査・登録済み。「鍵のかかる個室があるか」「家庭内のルールが明確か」などの基準をクリアしていますので、初めての留学でも安心して過ごすことができます。

出発前に準備しておきたいこと

ホストファミリーが決まったら事前に連絡を

ホームステイ先が決まったら、日本を出発する前にメールで挨拶をしてみましょう。自己紹介や感謝を伝えるだけでなく、ホームステイの手配トラブルの防止にもなります。

＜あいさつに使える英語表現＞
4月1日からホームステイでお世話になります。
Thank you for accepting me as a homestay student from April 1st.

もうすぐお会いできるのをとても楽しみにしています。
I am really looking forward to seeing you soon.

英語での簡単な自己紹介

ホームステイ初日の自己紹介はちょっと緊張するかもしれません。でも、あらかじめ英語で「自分の名前」「好きなこと」「家族のこと」などを言えるようにしておくだけで、スムーズなスタートが切れます。

リクエストやお願いの言い方

食べ物の好みやアレルギー、シャワーの時間など、遠慮せずに伝えることが大切です。
「Could I 〜?」「Is it OK if I 〜?」など、やわらかくお願いする表現を覚えておくと安心です。

トラブルがあったらどうする？

まずはファミリーと話し合う

学校が慎重に選んでくれたホストファミリーにも、やはり当たり外れはあります。用意される部屋ひとつとってみても、テレビや冷蔵庫まで付いた部屋から、殺風景な狭い部屋までさまざまです。多少の不便は受け入れる必要がありますが、生活の中でどうしても気になること、生活や勉強に響くようなら、"嫌なこと" "変えてほしいこと"を明確にし、まずは率直にホストファミリーに伝えてみてください。相手は悪気がなく、話してみたらすんなり解決したというケースは多いです。

解決できない場合は学校に相談

話し合いで解決できなかった場合は、学校や留学エージェントに相談しましょう。必ず希望が通るとは限りませんが、客観的なアドバイスをもらえるはず。語学学校や留学エージェントは、そうした声をきちんと受け止め、必要であればホストチェンジなどの対応をしてくれます。滞在期間を快適に過ごすためにも、「自分の気持ちをきちんと伝える」ことは大切です。ただし、何でもかんでも第三者を頼るのはおすすめしません。留学したからには、自分でトラブルを乗り越えるのも勉強です。

ホームステイ先を変えたほうがいい場合

差別や契約違反など、どうしてもホームステイを変えた方がいい場合もあります。

ホストファミリーが英語を話せない場合
ホストファミリーの誰かが病気になったり、死亡したり、離婚したりして緊急事態になった場合
ホストファミリーが引っ越し、通学や生活に不便が生じることになった場合
学校があまりにも遠い場合
ファミリー同士の仲が悪かったり、夜ふかしや騒音などで落ち着いた生活がしにくい場合
家庭内が不衛生な場合
セクハラ、暴力など身の危険を感じる場合
差別を受ける場合

最後に～アイルランドでのホームステイは、一生の宝物になる～

「初めての海外生活がアイルランドで良かった」「ファミリーと今も連絡を取り合っています」――これは、実際にアイルランドでホームステイをした多くの方から寄せられる声です。
語学力はもちろん、人との出会いや文化とのふれあいを通じて得られる"気づき"は、教室の中では得られないかけがえのない経験になるでしょう。
これからアイルランドへ留学を考えているあなたも、ぜひホームステイという選択肢を前向きに検討してみてください。

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