大学生のイギリス留学

長い歴史があるイギリスは世界でもトップクラスの大学も数多く学ぶ環境も整っている国です。大学生が留学を検討する場合、イギリスにはどのような選択肢があるのでしょうか。ここでは大学生のイギリス留学について説明しします!
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- 1.イギリス留学の特徴・メリット
- 2. 大学生がイギリスに留学する2つの方法(入学条件・出願時期・必要書類含む)
- 3. 大学生がイギリスの大学と語学学校に入学する場合の費用
- 4. 大学留学・語学留学の費用節約術
- 5. 大学生のイギリス留学で必要なビザは?
- 5-1. ETA(電子渡航認証)
- 5-1. Short-term Study Visa(短期学生ビザ)
- 5-2. Student Visa(学生ビザ・旧Tier 4)
- 5-3. Graduate Visa(PSWビザ・卒業後の就労ビザ)
- 5-4. Skilled Worker Visa(就労ビザ・旧Tier 2)
- 6. まとめ:大学生のイギリス留学について
1.イギリス留学の特徴・メリット
教育水準の高さと多様な専門分野
イギリスは世界的に高い教育水準を誇り、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学をはじめ、多くの名門大学があります。特に、幅広い専門分野を学べる環境が整っており、ビジネス、芸術、科学、人文学など、さまざまな分野で高い評価を受けています。イギリスには教育機関の評価を行う機関があり、質の高さが保証されています。この教育機関(ブリティッシュカウンシル)は、ミシュランのレストランの査定のように、審査官が学校のマネジメントや講師の質、生徒へのケア等の全15項目に渡り細かく査定が行われます。イギリスのほぼ全ての語学学校を審査し、El Gazette誌というイギリスで発行されている雑誌に毎年ランキングが発表されています。
また、イギリス英語を学べることも魅力の一つであり、正確で洗練された英語を身につけることができます。イギリス英語の中でも発音やイントネーションは地域によって異なるので留学都市ごとの英語を楽しむことが出来ます。
伝統と多文化共生が生む学習環境
イギリスは長い歴史を持つ国であり、伝統的な教育スタイルと最先端の研究が融合しています。また、世界中から留学生が集まるため、多様な価値観や文化に触れながら学ぶことができるのも大きなメリットです。世界的に評価の高い大学が集まるイギリスでは、教育水準の高さに加え、意欲のある学生同士が切磋琢磨できる環境が整っています。そのため、「学業に集中したい」「留学生活を充実させたい」と考える向上心のある方にとって、非常にいい環境です。
さらに、留学中にはイギリスならではの文化体験を楽しむ機会も豊富にあります。例えば、シェイクスピアの劇場での観劇では、英国文学の世界を実際に体験することができます。また、伝統的なアフタヌーンティーでは、優雅な雰囲気の中で紅茶とスコーンを楽しみながら、イギリスの食文化や歴史に触れることができます。加えて、ミュージアム巡りもおすすめです。大英博物館やナショナル・ギャラリーなどの世界的に有名な博物館・美術館では、イギリスだけでなく世界の歴史や文化を深く学ぶことができます。
ヨーロッパ各国へのアクセスの良さ
イギリスは地理的にもヨーロッパ各国へのアクセスが非常に良好です。格安航空会社を利用すれば、週末旅行でフランス、スペイン、ドイツなどを訪れることも可能です。異なる文化や言語に触れる機会が増えることで、より広い視野を持つことができ、留学経験がさらに充実したものになります。イギリス留学は、学びの環境だけでなく、多文化共生や旅行の楽しみも含めた、総合的な成長の場となるでしょう。
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2.大学生がイギリスに留学する2つの方法
1.大学に入学する
直接入学
- 高校卒業後、英語力と学力が基準を満たせば、直接大学に入学可能。
- IELTSやTOEFLのスコアが必要な場合が多い。
- 一部の大学では、高校の成績やエッセイ、面接が求められる
ファウンデーションコース経由
- 高校の成績や英語力が直接入学の基準に満たない場合、大学進学準コース(ファウンデーションコース)を受講。
- 1年間のコースで、大学の学習に必要なスキルを習得。
- コース修了後、提携大学への進学が可能。
【イギリスの大学制度とは?】
1年次から専門分野を学ぶ仕組み
イギリスの大学は、日本のような一般教養課程がなく、1年次から専攻分野の学習を開始します。そのため、入学前に自分の学びたい分野をしっかり決めておくことが重要です。
3年間で学位が取れる場合/4年制コース(サンドイッチコース)との違い
イギリスの学士課程は基本的に3年間で修了します。ただし、職業経験を重視した「サンドイッチコース」と呼ばれる4年間のプログラムもあり、3年次または4年次に1年間の企業インターンシップが組み込まれています。
スコットランドの大学は4年制が一般的
スコットランドの大学制度はイングランド、ウェールズ、北アイルランドとは異なり、学士課程が4年間となっています。1年次はより幅広い分野を学び、2年次以降に専門分野を深めていく仕組みです。
ファウンデーション・ディグリーとは?
イギリスには、大学入学前の準備コースとして「ファウンデーション・ディグリー(Foundation Degree)」が存在します。これは、高校の成績や英語力が直接大学入学に満たない学生向けの1年間の準備課程で、修了後に正式な学士課程へ進学できます。
学士課程の種類(シングル・オナーズ、ジョイント・オナーズなど)
イギリスの学士課程には、1つの専攻を深く学ぶ「シングル・オナーズ(Single Honours)」と、2つの異なる専攻を組み合わせる「ジョイント・オナーズ(Joint Honours)」があります。ジョイント・オナーズの場合、例えば「経済学&政治学」や「歴史&哲学」など、異なる分野を並行して学ぶことが可能です。
授業形態(レクチャー、セミナー、チュートリアル)
イギリスの大学の授業は、以下の3つの形式が主流です。
- レクチャー(Lecture):大人数で行われる講義形式の授業。
- セミナー(Seminar):少人数でのディスカッションを中心とした授業。
- チュートリアル(Tutorial):1対1または少人数で教授と対話しながら進める個別指導。
成績評価の仕組み
イギリスの大学の成績評価は、以下のようなクラス(等級)で示されます。
- First Class Honours(ファーストクラス):70%以上(最優秀)
- Upper Second Class Honours(2:1):60〜69%(優秀)
- Lower Second Class Honours(2:2):50〜59%(良)
- Third Class Honours(サードクラス):40〜49%(合格)
※40%未満の場合は不合格となり、単位の再履修が必要になることもあります。
イギリスの大学制度は、日本と異なる点が多いため、事前にしっかり理解し、自分に合った進路を選択することが大切です。
【大学ランキング/自分に合った大学選び】
大学のレベルについて
イギリスには、世界的に評価の高い大学が数多く存在し、大学ごとに得意とする分野や研究の強みが異なります。一般的に「ラッセルグループ」と呼ばれる研究重視の大学群が高い評価を受けています。
大学ランキングの参考サイト(The Times, UCAS)
大学を選ぶ際に役立つランキングサイトとして、以下のものがあります。
- The Times & Sunday Times Good University Guide:英国の大学ランキングを提供。
- UCAS(Universities and Colleges Admissions Service):イギリスの大学出願の公式機関で、各大学の詳細情報を掲載。
- QS World University Rankings や Times Higher Education も世界ランキングの指標として有名。
出身大学よりも最終成績が重視される傾向
イギリスでは、大学のブランドよりも最終成績(学位のクラス)が重要視される傾向にあります。特に、First ClassやUpper Second Classを取得すると、就職市場での競争力が高まります。
具体的な専攻や分野から大学を選ぶ重要性
イギリスでは、大学のブランドよりも最終成績(学位のクラス)が重要視される傾向にあります。特に、First ClassやUpper Second Classを取得すると、就職市場での競争力が高まります。
イギリスの大学は、大学全体のランキングだけでなく、専攻ごとに異なる評価を受けています。そのため、自分の学びたい分野に強みを持つ大学を選ぶことが重要です。例えば、医学、法学、工学、ビジネス、芸術など、それぞれの分野で特に評価の高い大学があります。
自分に合った大学を選ぶには、ランキングだけでなく、カリキュラムや教授陣の質、就職率、インターンシップの機会などを総合的に考慮することが大切です。
2.語学学校に入学する
学校選びと申し込み
- 学校の公式サイトやエージェントを通じて申し込む。
- 入学希望時期とコースを選択。
入学要件の確認
- 一般的に英語力の証明は不要だが、上級コースではレベルチェックテストがあることも。
- 学生ビザが必要な場合は、ビザの取得要件も確認。
授業料の支払いとビザ申請
- 学校からの入学許可書(Offer Letter)を受け取り、学費を支払う。
- 必要に応じて、学生ビザを申請。。
滞在先の手配と渡航準備
- ホームステイや学生寮、シェアハウスなどの滞在先を決定。
- 渡航前に保険の加入、航空券の手配を済ませる。
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3.大学生がイギリスの大学と語学学校に入学する場合の費用
1.私立大学と公立大学の学費
イギリスの大学には私立と公立の両方がありますが、大半の大学は公立です。一般的に、私立大学は公立大学よりも学費が高く設定されています。
<公立大学の場合>国際学生向けの年間学費
⇒合計:約£15,000〜£30,000
学部ごとの学費目安
学部・専攻 | 学費の目安(年間) |
---|---|
文系(文学・歴史・社会学など) | £15,000〜£20,000 |
理系(工学・情報科学など) | £20,000〜£25,000 |
医学系(医学・歯学・薬学など) | £30,000〜£35,000 |
大学ごとの学費例
大学 | 文系 | 理系 | 医学系 |
---|---|---|---|
オックスフォード大学 | £27,840〜 | £35,000〜 | £48,600〜 |
ケンブリッジ大学 | £24,507〜 | £37,293〜 | £63,990〜 |
ロンドン大学(UCL, KCLなど) | £22,000〜 | £28,000〜 | £40,000〜 |
マンチェスター大学 | £20,000〜 | £24,500〜 | £47,000〜 |
エディンバラ大学 | £23,100〜 | £28,000〜 | £51,000〜 |
<私立大学の場合>国際学生向けの年間学費
⇒合計:約£25,000〜£50,000
学部ごとの学費目安
学部・専攻 | 学費の目安(年間) |
---|---|
文系(文学・歴史・社会学など) | £25,000〜£30,000 |
理系(工学・情報科学など) | £30,000〜£40,000 |
医学系(医学・歯学・薬学など) | £40,000〜£50,000 |
大学ごとの学費例
大学 | 文系 | 理系 | 医学系 |
---|---|---|---|
バッキンガム大学 | £25,200〜 | £30,000〜 | £44,500〜 |
リッチモンド・アメリカン大学 | £26,000〜 | £32,000〜 | - |
リージェント大学ロンドン | £28,000〜 | £35,000〜 | - |
マンチェスター大学 | £20,000〜 | £24,500〜 | £47,000〜 |
バッキンガム医科大学 | - | - | £45,000〜 |
【イギリスの大学の授業料は決して安くない】
イギリス/EU学生向けとInternational Students向けの学費区分
イギリスの大学の授業料は、他の国と比べても決して安いとは言えません。特に国際学生向けの学費は高額になる傾向があります。イギリスの大学には公立大学と私立大学がありますが、いずれの場合も学費はイギリス国内の学生(Home students)と国際学生(International students)で異なる料金体系になっています。
- <イギリス国内・EU学生向けの学費>
- <国際学生(International Students)向けの学費>
イギリス国内またはEU出身の学生向けの学費は、政府の規制により比較的低めに設定されており、年間£9,250が上限と決められています(※スコットランドでは異なる場合あり)。これはイギリス政府が自国民やEU出身の学生に対して、より手の届きやすい教育の機会を提供するための制度です。
国際学生向けの学費は、大学ごとに異なりますが、年間£15,000〜£50,000程度と幅広く設定されています。学費は大学の知名度や立地、専攻分野によっても大きく変わります。特に、ロンドンをはじめとする都市部の有名大学では、学費が高額になる傾向があります。
人文系と理系・医学系での学費の違い
イギリスの大学では、専攻分野によって学費が大きく異なるのが特徴です。一般的に、設備や実験などのコストがかかる理系や医学系の学費は高額になりやすく、文系よりも多くの費用が必要になります。
例えば、文学や歴史学などの人文系は、設備費用がそれほどかからないため比較的学費が安い傾向があります。一方で、工学やコンピューターサイエンスなどの理系分野は、実験設備や機材にコストがかかるため学費が高くなりがちです。
さらに、医学や歯学などの専門職系は、特に高額な学費が設定されています。これは、臨床実習や専門機材の使用が必要となるためです。イギリスで医師や歯科医を目指す場合は、学費だけでなく、長期間にわたる学業による生活費なども考慮する必要があります。
ファウンデーションコースの学費目安
イギリスの大学に進学するためには、一定の学力や英語力が求められます。しかし、日本の高校卒業資格だけではイギリスの大学に直接入学するのが難しい場合があります。そのような学生向けに提供されているのがファウンデーションコースです。 ファウンデーションコースとは、大学進学のための準備コースで、1年間かけて英語力や基礎学力を向上させるプログラムです。このコースを修了し、一定の成績を収めることで、希望する大学への進学が可能になります。
ファウンデーションコースの学費は、大学によって異なりますが、年間£10,000〜£20,000程度が目安です。また、医学や歯学などの専攻向けのファウンデーションコースはさらに高額になることもあります。
ファウンデーションコースを経由することで、英語力を強化し、イギリスの大学の授業スタイルに慣れることができます。そのため、英語に自信がない人や、イギリスの教育システムに適応するための準備をしたい人にはおすすめです。
2.語学学校の学費
イギリスで語学留学をする場合、語学学校の授業料は、学校の種類やプログラム、留学期間、ロケーションによって大きく異なります。一般的には、週£200〜£500の範囲ですが、ロンドンなどの都市部の学校や、ビジネス英語・試験対策コースなどの専門プログラムではさらに高額になることもあります。
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4.大学留学・語学留学の費用節約術
1.大学留学の費用節約術
大学留学は学費・生活費ともに高額になりやすいですが、奨学金やアルバイトを上手に活用することで負担を軽減できます。
大学の奨学金を利用
イギリスの大学には、留学生向けの奨学金制度があり、年間£2,000〜£10,000の学費免除を受けられることがある。 代表的な奨学金だと、チーヴニング奨学金(Chevening Scholarship)、GREAT Scholarships、大学独自のものがある。応募には、成績証明書や推薦状、エッセイなどが必要な場合が多いため、早めの準備が重要。
学費が安い大学・専攻を選ぶ
- 人文系(文学・社会学):£15,000〜£20,000
- 理系(工学・コンピューターサイエンス):£20,000〜£35,000
- 医学系(医学・歯学):£30,000〜£50,000
- 人文系は学費が比較的安いため、コストを抑えやすい。
公立大学を選ぶ
私立大学(£25,000〜£50,000)に比べて、公立大学(£15,000〜£30,000)の方が学費が安い。
大学寮よりシェアハウスに住む
- 大学寮(£700〜£1,200/月)
- シェアハウス(£400〜£800/月)
- ルームシェアをすれば、さらに家賃を抑えられる。
学生向けの割引を活用
- 学生向け交通カード(Railcard, Oyster card):交通費が30%オフ
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Student Visa(学生ビザ)なら週20時間までアルバイトが可能
- 最低賃金:£11.44/時間(2024年時点)
- 1ヶ月の収入目安:£900〜£1,500(週20時間勤務)
- 休日や休暇中はフルタイム勤務が可能なため、短期間で貯金もできる。
大学内のアルバイトを狙う
大学内のカフェや図書館のバイトは、時給が比較的高く、学業との両立もしやすい。
2.語学留学の費用節約術
語学留学は、大学留学よりも短期間のため、トータルの費用は比較的安くなりますが、学校選びや滞在方法、奨学金の活用次第で、さらにコストを抑えることが可能です。
長期申し込みの割引を活用
語学学校では、12週間以上の長期留学の場合、学費が割引されることが多い。例えば、週£350のコースでも、12週間以上の申込みで週£300に割引されることがある。
オフシーズン(秋・冬)を狙う
夏は留学生が増え、学費や滞在費が高騰するため、9月〜5月のオフシーズンに留学することで、コストを抑えられる。
都市部より地方都市を選ぶ
ロンドンやオックスフォードなどの人気都市の語学学校は学費が高いが、地方都市の学校は授業料が安く、滞在費も抑えられる。例えば、ロンドンの語学学校:週£400、地方都市(マンチェスターなど):週£250〜300と大きな差がある。
シェアハウスやホームステイを活用
学生寮よりもシェアハウスやホームステイの方が安く、1ヶ月あたり£200〜£500程度節約できることも。
自炊をする
外食は高くつくため、スーパーで食材を買い自炊すると、1ヶ月あたり£200〜£400ほど節約可能。
学生向け割引を活用
語学学校の学生も、交通機関やレストラン、映画館などの「Student Discount」が利用できる場合が多い。
5.大学生のイギリス留学で必要なビザは?
ここまでイギリスの大学留学と語学留学について解説しましたが、ここからはイギリス留学におけるビザについて解説します。イギリスに留学する場合、以下のビザの内いずれかが必要となります。
- ETA(電子渡航認証)
- Short-term Study Visa(短期学生ビザ)
- Student Visa(学生ビザ・旧Tier 4)
- Graduate Visa(PSWビザ・卒業後の就労ビザ)
- Skilled Worker Visa(就労ビザ・旧Tier 2)
「成功する留学」にてサポートが可能なビザはETAとStudent Visa(学生ビザ・旧Tier 4)ビザとなります。留学相談とともにカウンセラーにご相談ください。
自分の留学方法にあったビザを知る!
1.ETA(電子渡航認証)
2025年1月8日より日本国籍者がイギリスに入国する際は、電子渡航認証(ETA: Electronic Travel Authorisation)に申請し旅券情報等を登録の上、事前に認証を受けることが義務づけられています。
対象者:イギリスに6ヶ月以内の短期滞在(観光・ビジネス・短期留学など)を予定している人
- イギリス政府の公式サイトオンライン申請が必要(申請費用:10ポンド)
- 1回で最長6ヶ月まで滞在が可能
- 観光・短期留学・商用目的のみ に使用でき、就労は不可
2.Short-term Study Visa(短期学生ビザ)
語学学校の学生も、交通機関やレストラン、映画館などの「Student Discount」が利用できる場合が多い。
対象者:英語コースを6ヶ月以上の11ヶ月以内で受講する学生向け
- 6ヶ月を超えて、最大11ヶ月までの英語コースに適用
- 大学進学を目的とした長期留学には適用不可
- アルバイトは不可
- 期間終了後、延長や他のビザへの切り替えはできず、一度帰国が必要
3.Student Visa(学生ビザ・旧Tier 4)
対象者:イギリスの大学やカレッジ、6ヶ月以上の語学コースに通う学生
- イギリスの大学に進学する学生は必須のビザ
- コース終了後4ヶ月の滞在が可能(例:3年制の学士課程なら3年4ヶ月滞在可能)
- 週20時間までアルバイトが可能(休暇中はフルタイム可)
- 学費と生活費を支払える証明(銀行残高証明)が必要
4.Graduate Visa(PSWビザ・卒業後の就労ビザ)
対象者:イギリスの大学・修士課程・博士課程を卒業した学生
- 卒業後2年間(博士号は3年間)、就職活動や就労が可能
- スポンサー企業なしでフルタイムの仕事ができる
- 期限内に「Skilled Worker Visa(就労ビザ)」への切り替えが可能
5.Skilled Worker Visa(就労ビザ・旧Tier 2)
対象者:イギリスの企業から正式な雇用契約を得た外国人
- 年収£26,200以上(または時給£10.75以上)の仕事に就く場合に取得可能
- 5年間の滞在後、永住権(ILR)申請が可能
- 配偶者や子供の帯同が可能
まとめ:大学生のイギリス留学について
ここまで大学生のイギリス留学について解説をしてきましたが、いかがでしたか? 世界トップクラスの教育水準を誇る国であり、伝統と革新が融合するこの地で学ぶことは、あなたの視野を広げ、将来の可能性を大きく広げる貴重な経験になるでしょう。
さらに、イギリスはヨーロッパ各国へのアクセスも良く、異文化に触れながら学ぶことができます。イギリス英語を習得し、グローバルな人材としての第一歩を踏み出すには、これ以上ない環境です。
しかし、イギリス留学には 大学の選び方、出願手続き、学費、ビザ申請、生活面の準備 など、多くのことを考える必要があります。「どの大学・学校が自分に合っているのか?」「どの出願方法がベストなのか?」など、疑問や不安を感じることも多いでしょう。
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- 語学学校の種類や費用についてイギリス語学留学
- 制度やビザについて知ろうワーキングホリデー
- ロンドン、オックスフォードで暮らすイギリスの人気都市
- 実現に向けてスケジュールを立てよう語学留学までの11のステップ
- お金の準備や持ち物について出発準備7のステップ
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