費用の内訳は、授業料、滞在費、航空券代
留学にかかるおもな費用は、授業料と滞在費、それに航空券代だ。授業料と滞在費は、選ぶ学校や滞在形式、住む地域によってかなりの差が生じる。賢い節約ポイントについて紹介しよう。
授業料は学校によってかなり違う
学校ごとの授業料の差は意外と大きい。1週間あたりの授業料を比較すると、安い学校は£130ぐらいから、高い学校だと£300以上というところもある。
長期割引制度を導入する学校も
最近は、一括前払いで長期間のコースを申し込めば授業料が割引になるという学校が増えている。特に、これまで授業料が高かった語学学校がこの制度を取り入れる傾向が強いようだ。学校のパンフレットをよく読んで、この制度の有無をチェックしてみよう。ただし、途中でコースのキャンセルや変更ができないなどの条件がある場合もある。
生活費は田舎のほうが断然安い
都会よりも田舎のほうが生活費が安いのは、イギリスも同じ。むしろ、その差はイギリスのほうが大きいかもしれない。フラットの賃貸料ひとつとっても、ロンドンで借りようとすれば1ヵ月10万円以上かかる物件はザラ。しかし、小さな田舎街なら 1ヵ月6~8万円で見つけることも可能。
生活費の予算立て
生活費の予算を立てる場合、住居費以外にも、食費、交通費、交際費なども見積もる必要がある。初めての海外生活、無理のない留学生活を送れるよう、余裕ある資金計画を立てよう。
渡航費の節約方法
渡航費も大きなポイントだ。航空券を買うにしても、出発日やチケットの種類によって価格は異なる。まず、夏休みやゴールデンウイーク、年末年始などのピークシーズンはぐっと高くなり、さらに同じ出発日でも、有効期間が長くなるほど、そして、利用条件がよくなるほど(帰国便の日付の変更が可能など)料金は上がる。
ねらい目はオフシーズンの「早期予約割引」商品だ。早めに予約することにより割安な価格で購入できるチケット(正規割引運賃、ペックス航空券などと呼ばれる)を各航空会社が提供している。56日前、35日前予約など、その規定日までに予約&購入が必要だが、早ければ早いほどお得な価格で入手が可能だ。ただし、安い分、キャンセル料が早い段階でかかってくるので注意も必要だ。
勉強することがいちばんの節約
いくら学費の安い学校を選び、生活費の安い街に住んだとしても、宿題をサボったり、日本語を使ってばかりの生活をしていたのでは、何にもならない。一生懸命勉強して、なるべく短期間でレベルアップできればそれだけ授業料や生活費の節約になる。しっかり勉強して語学力をつければ、同じお金でもずいぶん使い甲斐があるというものだ。
留学費用の目安
滞在費、授業料、おこづかい込みで1ヵ月30~40万円、半年で150~200万円、1年で300~400万円というのがおおまかな目安となる。
イギリス留学の実現に向けて、まずは相談してみよう!
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成功する留学のカウンセラーより
大都市ロンドンは交通費も高い
通常は通学に大きな距離の移動はありませんが、ロンドンの場合はホームステイ先が学校から遠いことも多く、定期券代が月2~3万円になることもあります。交通費の面でもロンドンはほかの都市よりも予算を多く見積もる必要があります。
格安校について
格安校はロンドンに集中しており、地方にはほとんどありません。格安校の多くは1クラスの人数を多く設定、授業の時間帯を1日数パターン提供し、1人の先生、1つの教室を使いまわすことによって授業料を下げています。格安校を選ぶ場合、最低でもブリティッシュ・カウンシルに認定されており、English UKのメンバー校であるところを選びたいところ。何の認可も受けていない学校との間でトラブルが起こった場合、泣き寝入りになる危険があります。
メリハリをつけた予算の立て方を
たとえば1年間の留学の予算を立てるとき、総予算を12ヵ月で割るのではなく、メリハリのある計画を立てましょう。自分にとっての勝負時期(たとえば受験準備や専門コース受講時期など)がいつかを見極めて、その期間には十分な予算をとり、それ以外の時期には予算をおさえる学校・コース選びをしましょう。そうすれば、大切な時間とお金を無駄にせずに留学の成果を上げることができます。