ブリティッシュコロンビア工科大学(BCIT)留学・進学ガイド
ブリティッシュコロンビア工科大学(British Columbia Institute of Technology、BCIT)は、1964年に設立されたカナダ・ブリティッシュコロンビア州の公立工科系教育機関です。バンクーバー郊外のバーナビー市にメインキャンパスを置き、工学・コンピュータ・ビジネス・メディア・健康科学・トレードなど300以上のプログラムを提供しています。BCITは「実践教育」に特化した指導で知られ、卒業生の約85〜98%が卒業後1年以内に就業するという高い就職率を誇ります。即戦力人材の育成を目指す総合工科教育機関として、カナダ国内外から約4万7千人の学生が学ぶ州内最大級の工科大学です。
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この記事を監修した人
岡野 健三
「成功する留学」代表取締役社長 / 一般社団法人海外留学協議会(JAOS) 理事
40年以上・25万人超の支援、アジアNo.1エージェント"殿堂入り"をした「成功する留学」の代表を務める。高校留学・海外大学の進学、編入、ファウンデーション、大学院まで、英語力・学力・費用の制約を超えるプランをご提案。
- 1. ランキングで見るBCITの評価【2025年最新版】
- 2. BCIT(ブリティッシュコロンビア工科大学)が選ばれる5つの理由
- 2-1. 実践重視の専門教育と高い就職率
- 2-2. バンクーバー圏という魅力的な立地
- 2-3. 多彩なプログラムと充実した研究施設
- 2-4. 産学連携とコープ(有給インターン)制度
- 2-5. 留学生への手厚いサポート体制
- 3. 人気専攻とアカデミックの強み
- 4. 入学条件と出願情報(本科進学)
- 5. 学費と生活費(目安)
- 6. キャンパス環境と施設
- 7. 住まいと食事
- 8. 卒業後の進路とキャリア支援
- 9. BCITの語学・プレパラトリーコースの紹介
- 10. 日本人向け進学ルート ― BCITへスムーズに進む方法
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ランキングで見るBCITの評価【2025年最新版】
BCITはQS世界大学ランキングやTHE世界大学ランキングなどの国際的な総合ランキングには参加していませんが、非公式ランキングサイトEduRankでは2025年版でカナダ国内53位(世界約2,215位)と評価されています。BCITはランキングよりも「実践的な職業教育」「高い就職率」「産学連携の充実度」において高い評価を受けており、カナダ国内のポリテクニック(工科大学)の中でも最大規模を誇ります。
総合ランキングと評価ポイント
| ランキング名 | 順位(2025) | 評価の焦点 | 出典 |
|---|---|---|---|
| EduRank(カナダ国内) | 53位 | 教育の質・卒業生の評判 | edurank.org |
| EduRank(世界) | 約2,215位 | 総合教育評価 | edurank.org |
| Polytechnics Canada評価 | カナダ最大規模のポリテク | 応用技術教育・産学連携 | polytechnicscanada.ca |
BCITが高く評価される理由
① 圧倒的な就職率
BCITの学位・ディプロマ卒業生の約85〜98%が卒業後1年以内に就業するという高い就職率を誇ります。カナダ国内でも特に実践的な工科教育の場として評価が高く、企業からの信頼も厚い機関です。
② 応用研究センター(CARI)の充実
BCITのCentre for Applied Research & Innovation(CARI)は、3,400㎡のラボ・14研究室・3,400万ドル超の設備と50名の研究者を擁し、産業界向けの応用研究を積極的に推進しています。
③ 300以上のプログラム
工学・IT・ビジネス・メディア・健康科学・トレードなど幅広い分野で300以上のプログラムを展開。学生はニーズに合わせた専門的な学びを選択できます。
④ 産業界との強力な連携
BC Hydro、Telus、RBCなどカナダを代表する大手企業との提携実績があり、有給コープ(インターンシップ)を通じて在学中から実践的なキャリア経験を積むことができます。
BCIT(ブリティッシュコロンビア工科大学)が選ばれる5つの理由
1. 実践重視の専門教育と高い就職率
BCITは「Learn by doing(実践して学ぶ)」という教育哲学のもと、すべてのプログラムに豊富な実習・実験・プロジェクトを組み込んでいます。学術的な理論だけでなく、現場で即戦力として活躍できるスキルを磨くカリキュラムが特徴です。
【就職実績の具体例】
- 学位・ディプロマ卒業生の就職率:約85〜98%(卒業後1年以内)
- トレード系卒業生の就職率:約85%
- トレード系卒業生の平均時給:$26〜$32(2025年報告)
- 著名卒業生:テレビ司会者ジリアン・ハリス氏、建設職人マイク・ホームズ氏など
産業界のニーズに直結した教育内容は、卒業生が就職市場で高く評価される理由のひとつです。
2. バンクーバー圏という魅力的な立地
BCITのメインキャンパスが位置するバーナビー市は、カナダ有数の国際都市バンクーバーの中心から約30分とアクセス抜群。住みやすい都市として世界的にも知られるバンクーバー圏での留学生活は、安全性・自然環境・多文化共生の面で非常に魅力的です。
- 自然環境:海・山・公園に囲まれ、スキーやハイキングなどアウトドア活動が豊富です。
- 多文化都市:バンクーバーはアジア系コミュニティが多く、日本人にとっても暮らしやすい環境です。
- 複数キャンパス:バーナビー(メイン)のほか、ダウンタウンバンクーバー、リッチモンド(航空宇宙)、ノースバンクーバー(マリン)、デルタ(アナシス島)の計5拠点があります。
- 交通アクセス:SkyTrainやバスなど公共交通機関が充実しており、学生証での割引利用も可能です。
3. 多彩なプログラムと充実した研究施設
BCITは工科系教育機関でありながら、300以上の多様なプログラムを展開しています。特に以下の分野は国内外で高い評価を受けています。
- コンピュータ・情報技術:コンピュータサイエンス学士、ネットワーク技術、IT運用など最先端のITプログラム
- 航空宇宙技術:リッチモンドキャンパスで展開する実践的な航空宇宙プログラム
- ヘルスサイエンス:看護学、放射線技術など医療分野の専門教育
- 工学・エネルギー:電気・機械・環境・サステナビリティ工学
- ビジネス・メディア:会計、マーケティング、グラフィックデザインなど
研究施設面では、CARIのほかにMAKE+(製品開発)、NRG(自然健康製品)、SMART(スマートグリッド)、IoTセンターなど専門研究グループが充実しています。
4. 産学連携とコープ(有給インターン)制度
BCITの多くのプログラムには有給コープ(Co-operative Education)が組み込まれており、在学中から実際の企業で働く経験を積むことができます。
- 提携企業:BC Hydro、Telus、RBCなどカナダを代表する大手企業との連携実績
- キャリアセンター:BCITキャリアセンターが企業紹介・就職イベントを定期開催
- 就労許可サポート:留学生のCo-op就労許可(Co-op Work Permit)取得も支援
- PGWP取得可能:学位課程修了後は卒業後就労許可(Post-Graduation Work Permit)の申請が可能
5. 留学生への手厚いサポート体制
BCITの留学生センター(International Student Centre:ISC)は、入学前から卒業後まで一貫したサポートを提供しています。
- オリエンテーション:入学前後のオリエンテーションで学内環境・ルールを丁寧に案内
- ピアメンタープログラム:先輩留学生によるメンタリングで不安を解消
- ビザ・保険相談:ビザ手続き・留学生保険(MSP等)に関する専門相談窓口あり
- 英語習熟支援:学術英語の補強プログラムや個別チューター制度
- 交換留学実績:国際基督教大(ICU)や立教大学など日本の提携校との交流実績あり
人気専攻とアカデミックの強み
BCITは応用技術教育に特化した教育機関として、実践的なプログラムを幅広く提供しています。特に以下の分野が人気かつ高い実績を持っています。
| 専攻分野 | 代表的なプログラム | 特徴・強み |
|---|---|---|
| コンピュータ・IT | コンピュータサイエンス学士、ネットワーク技術 | 最先端のIT技術・セキュリティ・開発スキルを実践的に習得 |
| 工学系 | 電気・機械・環境・サステナビリティ工学 | 豊富な実習と産学連携で即戦力エンジニアを育成 |
| 航空宇宙技術 | 航空機整備・航空宇宙エンジニアリング | リッチモンドキャンパスの専用施設で本格的な航空教育 |
| ヘルスサイエンス | 看護学、放射線技術、医療検査技術 | 実習施設が充実し、医療現場に直結したカリキュラム |
| ビジネス | 会計、マーケティング、ファイナンシャルマネジメント | 実際のビジネス現場を想定したプロジェクト型学習 |
| メディア・デザイン | グラフィックデザイン、映像制作、Webデザイン | 業界標準ツールを用いたポートフォリオ重視の教育 |
| 建築・建設・エネルギー | 土木技術、配管、エネルギー管理 | 実際の建設現場・プロジェクトへの参加機会が豊富 |
学部で人気のプログラムトップ5
| 順位 | プログラム名 | 学位・資格 |
|---|---|---|
| 1 | Computer Systems Technology(コンピュータシステム技術) | 学士・ディプロマ |
| 2 | Electrical and Computer Engineering Technology(電気・コンピュータ工学技術) | 学士・ディプロマ |
| 3 | Business Administration(ビジネス管理) | 学士・ディプロマ |
| 4 | Nursing(看護学) | 学士 |
| 5 | Aerospace Technology(航空宇宙技術) | 学士・ディプロマ |
著名な卒業生
テレビ司会者・インテリアデザイナーのジリアン・ハリス氏、カナダを代表する建設・リノベーション職人のマイク・ホームズ氏など、メディアや建設業界で活躍する著名人を多数輩出しています。
入学条件と出願情報(本科進学)
BCITへの出願はBCITオンラインシステム経由で行います。プログラムによって要件が異なりますが、以下が主な入学要件の目安です。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 学歴 | 高校卒業資格(または同等)以上。プログラムにより数学・化学等の特定科目履修が必要 |
| 成績評価 | 割合(%)で評価。86%≒GPA4.0、73%≒GPA3.0、67%≒GPA2.33が目安 |
| 英語力(留学生) | IELTS Academic 総合6.0(各バンド最低5.5以上)、またはTOEFL iBT 82点以上 |
| 出願時期(秋・9月入学) | 留学生:前年度7月2日締切 / 国内学生:9月1日締切 |
| 出願時期(冬・1月入学) | 留学生:11月1日締切 / 国内学生:1月2日締切 |
| 出願時期(春・4月入学) | 留学生:2月1日締切 / 国内学生:4月1日締切 |
| 必要書類 | 成績証明書(英訳)、英語試験スコア、パスポートコピー、志望理由書、推薦状(該当する場合) |
出願のポイント
- 早めの出願を推奨:競争率の高いプログラムは締切前でも早期に定員に達する場合があります。
- プログラム別要件を確認:航空宇宙・看護・工学など一部プログラムには特定科目の履修要件があります。
- 基礎プログラムの活用:英語力がIELTS 5.0程度の場合、準備コースからのスタートも可能です。
- 書類の準備:日本の高校・大学の成績証明書は英訳が必要です。早めに準備しましょう。
学費と生活費(目安)
BCITの学費は国内学生・留学生で大きく異なります。以下は2026/27年度の年間費用の目安です。
年間学費(2026-27年度目安)
| 区分 | 年間授業料(CAD) | 備考 |
|---|---|---|
| BC州内学生 | 約 $8,000 | 州政府規定の増額上限(年2%以内)適用 |
| 州外学生(カナダ籍) | 約 $12,000 | 推定額 |
| 留学生 | 約 $16,000〜$16,500 | コンピュータ科学学士4年課程総額:約$64,104 |
生活費の詳細(年間目安)
| 項目 | オンキャンパス(Tall Timber寮) | オフキャンパス |
|---|---|---|
| 住居費(1ターム:約4ヶ月) | スタジオ:$5,551〜$6,780 2ベッド:$3,570〜$4,771 |
ワンルーム:月$2,100〜$2,500 |
| 食費 | 月$400〜$600(推定) | 月$400〜$600 |
| 交通費 | 月$100〜$150(学生割引あり) | 月$100〜$150 |
| その他生活費 | 月$200〜$400 | 月$200〜$400 |
| 月間合計(概算) | 約 $1,000〜$1,500 | |
奨学金・財政援助
BCITは独自の奨学金・アワード制度を設けており、留学生向けのプログラムもあります。
| 奨学金の種類 | 金額(CAD) | 対象 |
|---|---|---|
| International Entrance Scholarship | 最大 $8,500 | 一定以上の成績を持つ留学生 |
| Entrance Awards | 数百〜数千ドル | 成績・経済的背景・専攻等による |
| 学部別奨学金・アワード | 年間 $500〜$3,000 | 特定分野・特定条件の学生 |
キャンパス環境と施設
キャンパスの雰囲気とロケーション
- メインキャンパス(バーナビー):3700 Willingdon Ave, Burnaby に位置し、広大なキャンパス内に最新の実験施設・図書館・学生施設が揃っています。SkyTrain(ブロードウェイ‐シティホール駅など)からもアクセス可能です。
- ダウンタウンバンクーバーキャンパス:ビジネス・メディア系のプログラムが中心。都市の中心部という立地が実践的なキャリア体験を後押しします。
- リッチモンドキャンパス(航空宇宙):バンクーバー国際空港に近く、航空宇宙技術の専門教育に特化しています。
- ノースバンクーバー(マリン)・デルタ(アナシス島)キャンパス:海洋・環境系の専門教育を展開。
主要施設紹介
- 図書館:バーナビーメインキャンパスに主要図書館があり、オンラインデータベース・電子書籍・学術論文など豊富なリソースを利用できます。
- CARI(Centre for Applied Research & Innovation):3,400㎡のラボ・14研究室・3,400万ドル超の設備を擁する産学連携研究の中核施設。MAKE+、NRG、SMART、IoTセンターなどの専門グループが研究を推進しています。
- 実験・実習施設:エレクトロニクス試験室、マテリアル工学ラボ、遺伝子工学ラボなど、各専攻に対応した充実した実習環境が整っています。
- スポーツ施設:フィットネスセンター、体育館、屋外スポーツエリアが完備されており、放課後の運動やリフレッシュに活用できます。
- 学生センター:学生会(SA)が運営するサービスが集約されており、各種相談・サポート窓口が利用できます。
バーチャルキャンパスツアーと訪問情報
- 公式サイト:BCITの各キャンパス情報やバーチャルツアーは公式サイト(bcit.ca)から確認できます。
- オープンキャンパス:年間数回、見学・体験イベントが開催されています。留学生向けのオンライン説明会も実施されることがあります。
BCITのキャンパス
動画紹介
位置情報
住まいと食事
学生寮(オンキャンパスハウジング)
- 寮の種類:バーナビーキャンパス内のTall Timber寮は、スタジオ・1ベッド・2ベッド(タウンハウス)タイプが揃い、家具・Wi-Fi・ランドリー等が完備されています。
- 費用(1ターム:約4ヶ月):スタジオタイプ $5,551〜$6,780、2ベッドタウンハウス $3,570〜$4,771(Fall/Winter期)
- 申請方法:入学決定後にBCIT公式サイトからオンラインで申請。先着順のため早めの申込が推奨されます。
- コミュニティ:寮内ではイベントや勉強会なども開催され、国内外の学生と交流できる環境が整っています。
人気の学生寮
| 寮名 | 特徴 | タイプ |
|---|---|---|
| Tall Timber(スタジオ) | 一人暮らし向け、プライベート空間が確保される | スタジオ |
| Tall Timber(タウンハウス) | 複数人でシェア、コスト抑制に適したタイプ | 2ベッドルーム |
オフキャンパスハウジング
- 住居の種類:バーナビー・バンクーバー周辺には家具付きアパートやルームシェア物件が豊富です。
- 家賃相場:
- バーナビー:1BR 約$2,000〜$2,400/月
- バンクーバー近郊:2BR 約$2,800〜$3,200/月
- ルームシェア:月$1,000〜$1,500程度(エリアにより異なる)
- 交通:SkyTreinやバスなど公共交通機関が充実。学生向けのCompas Cardで割引利用が可能です。
食事プランと学内外の食環境
- 学内ダイニング:メインカフェ「Fuse Cafe」のほか、各棟にフードコート(Tim Hortonsほか)、学生会(SA)が運営するパブ「Habitat」などがあります。
- 食費の目安:学内での1食約$5〜$15程度。月の食費は$400〜$600が目安です。
- 周辺飲食店:バーナビー周辺にはアジア料理・カフェ・スーパーマーケットなど多数の飲食施設があります。日本食レストランやスーパーも充実しています。
- 食事対応:ヴィーガン・ベジタリアン向けのメニューも学内施設で提供されています。
卒業後の進路とキャリア支援
BCITの最大の強みは、その圧倒的な就職率です。実践的な教育と充実したコープ(インターン)プログラムにより、卒業生はカナダ国内外の労働市場で高く評価されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 就職率 | 学位・ディプロマ卒業生の約85〜98%(卒業後1年以内) |
| トレード系就職率 | 約85% |
| 平均時給(トレード系) | $26〜$32(2025年報告) |
| 主な就職先 | BC Hydro、Telus、RBC、航空・医療・建設・IT各種企業 |
| 就労許可サポート | Co-op Work Permit / PGWP(卒業後就労許可)取得サポートあり |
| 卒業生ネットワーク | BC州内・カナダ全土に広がる卒業生コミュニティ |
専攻別キャリア情報
| 専攻分野 | 主な就職先・業種 | 参考年収(CAD) |
|---|---|---|
| コンピュータ・IT | IT企業、ゲーム開発、スタートアップ、金融機関 | $65,000〜$90,000 |
| 電気・機械工学 | BC Hydro、建設会社、エネルギー企業 | $60,000〜$85,000 |
| 航空宇宙技術 | 航空会社、航空機整備会社、防衛企業 | $55,000〜$80,000 |
| ヘルスサイエンス(看護) | 病院、クリニック、公共医療機関 | $65,000〜$90,000 |
| ビジネス | 金融機関、マーケティング会社、コンサルティング | $50,000〜$70,000 |
BCITキャリアセンターのサポート
- コープ(有給インターン)プログラム:多くの専攻で在学中から有給の就業体験が可能
- 就職フェア:年間を通じて企業が参加するジョブフェアを定期開催
- 履歴書・面接対策:カナダ式履歴書(Resume)・カバーレターの作成支援
- 個別キャリアカウンセリング:専任カウンセラーによる就職相談・進路アドバイス
- PGWP申請サポート:留学生の卒業後就労許可(PGWP)取得に関するアドバイス
BCITの語学・プレパラトリーコースの紹介
BCITは、英語力が十分でない学生や専門科目の基礎を補強したい学生向けに、様々な準備プログラムを提供しています。これらのコースを活用することで、段階的にBCITの本課程進学を目指すことができます。
BCIT語学・準備プログラム一覧
1. EPAS(English for Professional and Academic Success)
【概要】
BCITが提供する英語力向上プログラムで、技術系・学術系の英語力を強化し、BCIT本課程の入学要件を満たすことを目的とした設計です。カナダ国籍・永住権保持者は無料で受講可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 中級以上の英語学習者 |
| 目的 | BCIT本課程入学に必要な英語力の習得 |
| 内容 | アカデミック英語、技術系英語ライティング、スピーキング等 |
| 費用 | カナダ市民・永住権者は無料(留学生は有料) |
2. Technology Entry(技術系基礎コース)
【概要】
数学・物理・化学などの理系基礎科目を補強するためのプレパラトリーコースです。高校時代に理系科目を十分に履修していない方が、BCITの工学系・IT系プログラムへ進学するための準備として活用できます。
- 内容:数学、物理、化学、コンピュータ基礎など
- 目的:工学・IT・理工系ディプロマ・学士課程への入学準備
- 期間:1〜2学期(プログラムにより異なる)
3. Business Fundamentals(ビジネス基礎コース)
【概要】
ビジネス系プログラムへの進学を目指す学生向けの基礎コースです。会計・マーケティング・経営学の基礎を学び、上位ディプロマ・学士課程への橋渡し役を担います。
- 内容:ビジネス概論、基礎会計、マーケティング入門など
- 目的:ビジネス系上位コース(ディプロマ・学士)への進学準備
- 期間:1学期(約4ヶ月)
4. パスウェイ・プログラム(提携機関経由)
BCITはカナダ国内の語学学校やカレッジとの提携パスウェイも設けており、提携語学学校の修了証をBCIT入学要件として認める場合があります。日本からの語学学校経由での入学ルートとしても活用可能です。詳細はBCIT国際教育部または留学カウンセラーにご相談ください。
日本人向け進学ルート ― BCITへスムーズに進む方法
BCITへの進学を目指す日本人学生には、学部への直接入学から大学院への進学まで、複数のルートがあります。それぞれのルートの特徴をよく理解したうえで、自分の目的・英語力・学力に合った方法を選びましょう。
【学部・ディプロマ課程への進学ルート】
① 直接出願(Freshman Admission)
日本の高校卒業後、BCITオンラインシステムから直接出願するルートです。高校卒業資格(または同等)と英語力証明があれば出願可能です。
- 必要条件:高校卒業、IELTS Academic 6.0(各バンド5.5以上)またはTOEFL iBT 82点以上
- メリット:最短で学位・ディプロマ取得が可能。コープ制度も活用しやすい
- 注意点:プログラムによっては数学・化学などの特定科目履修が必要。人気プログラムは早期に定員に達することもある
- 対策:英語試験対策(IELTS/TOEFL)を早期から開始し、必要科目の確認を怠らないこと
② 語学学校・準備コース経由
英語力が不足している場合、まず語学学校やBCITのEPAS・準備コースで英語力を高めてからBCIT本課程に進学するルートです。
- プロセス:語学学校(IELTS 5.0〜6.0程度)→ EPAS/準備コース → BCIT本課程
- 期間:語学+準備コースで半年〜1年程度
- メリット:段階的に英語力と専門基礎を強化できる。BCITの環境に慣れながら進学準備ができる
- 費用:語学学校費用+準備コース費用+授業料
③ 日本の大学・専門学校からの編入・単位移行
日本の大学や専門学校に在籍・卒業後にBCITへ編入するルートです。BC州共通のTransfer Guideを通じて単位移行の申請が可能で、BCITとの個別協定校もあります。
- 対象:日本の大学・専門学校在籍者・卒業者
- 申請方法:BCITのTransfer Credit申請フォームを通じて単位移行を申請
- メリット:既修科目の単位が認められた場合、修業年限の短縮が可能
- 注意点:全ての単位が移行認定されるとは限らないため、事前確認が必要
【大学院への進学ルート】
④ BCITの大学院・上位資格プログラムへの進学
BCITは工科系機関として独自の大学院相当プログラムや上位資格(Advanced Diploma・Bachelor修了後のPost-Baccalaureateなど)を提供しています。また、BCITで学士号を取得した後、カナダ国内外の大学院(Master's・PhD)へ進学するルートも一般的です。
- BCITから他大学大学院へ:BCITの学士号(Bachelor of Technology等)を取得後、UBC(ブリティッシュコロンビア大学)・SFU(サイモンフレーザー大学)などバンクーバー近郊の大学の大学院修士課程(Master's)へ進学する事例が多くあります。
- 大学院入学要件(一般的目安):学士号(CGPA 3.0/4.0以上)、IELTS Academic 6.5〜7.0以上またはTOEFL iBT 90点以上、研究計画書・推薦状2〜3通・志望理由書等
- BCITの応用大学院資格:一部のプログラムでは、ディプロマ修了者向けのAdvanced Diploma・Post-Baccalaureateコースが用意されており、さらに深い専門知識を習得することができます。
- 大学院出願の準備:GMAT/GRE(ビジネス・理工系大学院によって異なる)、英語スコア、研究実績・職務経験のアピールが重要です。
| 大学院進学先(例) | 主な専攻 | BCIT→大学院の流れ |
|---|---|---|
| UBC(ブリティッシュコロンビア大学) | 工学、コンピュータ、ビジネス(MBA)、健康科学 | BCIT学士 → UBC大学院 Master's/PhD |
| SFU(サイモンフレーザー大学) | コンピュータ、環境科学、ビジネス | BCIT学士 → SFU大学院 Master's |
| BCIT内上位資格 | 各専攻のAdvanced Diploma/Post-Baccalaureate | BCIT Diploma → BCIT学士 → 上位資格 |
日本人学生向けの支援体制
BCITには日本人学生をサポートする様々な組織・サービスがあります。
| 組織・サービス | 内容 |
|---|---|
| 国際学生センター(ISC) | オリエンテーション、ビザ・保険相談、ピアメンタープログラム |
| ピアメンタープログラム | 先輩留学生によるキャンパス生活・学習サポート |
| 英語習熟支援 | 学術英語の補強プログラム・個別チューター制度 |
| キャリアセンター | 就職・コープ相談、PGWP申請サポート |
| 留学エージェント連携 | 日本人向けBCIT進学サポートを行う留学エージェントが国内複数存在 |
成功のためのポイント
- 早期準備:秋入学を目指す場合、前年の7月2日が国際学生の出願締切。逆算して準備を始めましょう
- 英語力強化:IELTS/TOEFLの目標スコア達成に向け、早めに試験対策を開始する
- プログラム要件の確認:志望プログラムの特定科目要件(数学・化学等)を事前に確認し、不足があれば準備コースを活用する
- 書類準備:日本の成績証明書の英訳・公証には時間がかかるため、早めに手配する
- 大学院進学も視野に:BCITで学士を取得後、UBCやSFUなどへ進学するルートも計画的に準備する
ポイント
- 直接出願が基本ルートだが、英語力不足の場合は準備コース経由も有効
- 単位移行制度を利用すれば、日本での学習歴を活かせる場合もある
- 大学院を目指す場合はBCIT学士取得後にUBC・SFUへの進学も可能
- コープ制度をフル活用してカナダでのキャリアを積もう
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「成功する留学」では、BCITをはじめとするカナダ大学進学に向けて、以下のサポートを提供しています:
- 個別プランニングと費用試算
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- 語学学校・準備コース経由ルートの設計支援
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BCITについてのアドバイス
「BCITは『実践教育』と『高い就職率』を両立する、カナダ屈指の工科教育機関です。理論だけでなく現場で役立つスキルを在学中から身につけたい方、コープを活用してカナダでのキャリアを積みたい方にとって、非常に理想的な選択肢と言えます。バンクーバーという住みやすい都市環境も大きな魅力です。」