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キングズ・エッジヒル・スクール(King's-Edgehill School) | 学費・入学条件・留学生サポート

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キングズ・エッジヒル・スクール(King's-Edgehill School、以下KES)は、カナダ・ノバスコシア州ウィンザーに位置する男女共学の私立寄宿学校です。1788年に創立されたカナダ最古の独立学校であり、伝統に裏打ちされた質の高い教育で知られています。このページでは、KESの学費・入学条件・留学生サポートについて詳しくご紹介します。

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岡野 健三
「成功する留学」代表取締役社長 / 一般社団法人海外留学協議会(JAOS) 理事

40年以上・25万人超の支援、アジアNo.1エージェント"殿堂入り"をした「成功する留学」の代表を務める。高校留学・海外大学の進学、編入、ファウンデーション、大学院まで、英語力・学力・費用の制約を超えるプランをご提案。

目次
  1. 1. キングズ・エッジヒル・スクールの基本情報
    1. 1-1. 学校概要
    2. 1-2. 基本データ
    3. 1-3. 学校の教育理念・ミッション
  2. 2. キングズ・エッジヒル・スクールの特色と魅力
    1. 2-1. 学校が選ばれる理由
    2. 2-2. 教育の質・カリキュラムの特徴
    3. 2-3. 国際的な学習環境・言語サポート
  3. 3. 学費と入学条件
    1. 3-1. 年間学費(授業料・寮費・その他費用)
    2. 3-2. 入学要件(学力・英語力・年齢等)
    3. 3-3. 出願プロセス・必要書類
    4. 3-4. 奨学金・財政支援制度
  4. 4. カリキュラムと履修科目
    1. 4-1. 必修科目・選択科目
    2. 4-2. 特色あるプログラム(IB・リーダーシップ・課程外学習)
    3. 4-3. 言語サポート(ESL・フランス語教育)
    4. 4-4. 評価システム・単位制度
  5. 5. 学生生活とキャンパス環境
    1. 5-1. 滞在方法(寮生活・ホームステイ)
    2. 5-2. 1日のスケジュール例
    3. 5-3. キャンパス施設・設備
    4. 5-4. 課外活動・スポーツプログラム
  6. 6. 留学生サポート体制
    1. 6-1. 留学生向けサポートプログラム
    2. 6-2. 日本人スタッフ・日本語対応
    3. 6-3. 緊急時対応・安全対策
    4. 6-4. 保護者向けサポート・定期報告
  7. 7. 進学実績と卒業後の進路
    1. 7-1. 大学進学率・進学先大学リスト
    2. 7-2. 著名な卒業生
    3. 7-3. キャリアサポート・進路指導
    4. 7-4. 帰国生入試への対応
  8. 8. 入学手続きと留学準備
    1. 8-1. 出願スケジュール・締切
    2. 8-2. ビザ申請・渡航準備
    3. 8-3. 事前準備プログラム
    4. 8-4. 成功する留学のサポート内容

キングズ・エッジヒル・スクールの基本情報

学校概要

キングズ・エッジヒル・スクール(King's-Edgehill School、以下KES)は、カナダ・ノバスコシア州ウィンザーに位置する男女共学の私立寄宿学校です。1788年に創立されたカナダ最古の独立学校であり、伝統に裏打ちされた質の高い教育で知られています。グレード6から12までの中高一貫教育を提供し(日本の小6~高3に相当)、日中通学生と寮生の双方を受け入れています。1979年には国際バカロレア(IB)プログラムを導入し、カナダで最も早くIB認定校となった一校です。校訓は「Be More!(さらなる高みへ)」で、生徒一人ひとりが自分の可能性を最大限に伸ばすことを目指しています。

基本データ

項目 詳細
設立年 1788年
所在地 カナダ・ノバスコシア州ウィンザー(ハリファックスから約45分)
生徒数 約350名(うち寄宿生約220名、通学生約130名)※世界各国から入学
対象学年 グレード6〜12(中等教育・高等教育)
学校形態 私立・共学の大学進学準備校(寄宿制、IB認定校)
学期制度 2学期制(9月に新年度開始)※スポーツは年間3シーズン制
平均クラスサイズ 約13名(生徒:教師比 8:1)
キャンパス 92エーカー(約37万㎡)の広大な敷地に19棟の校舎、4面のグラウンド、テニスコート、屋内プール、フィットネスセンター等を完備

学校の教育理念・ミッション

KESの教育理念は「卓越した学びとリーダーシップの伝統を継承し、生徒がグローバル社会でその潜在能力を発揮できるようにする」ことです。創立以来、「生徒自身が主体となって未来を切り拓く」環境づくりに努めており、学業・スポーツ・芸術・奉仕のバランスの取れた教育(4本の柱)を通じて、人間性と能力の両面を育成しています。特に「Kindness(思いやり)」「Integrity(高潔さ)」「Dignity(尊厳)」「Respect(敬意)」の4つの価値観を学校コミュニティ全体で重視し、生徒への指導・サポートの基本としています。KESではこの理念のもと、生徒が安全で挑戦的かつ支援的な環境で自己を高め、「想像以上の自分」へと成長できるよう励ましています。

キングズ・エッジヒル・スクールの特色と魅力

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学校が選ばれる理由

キングズ・エッジヒル・スクールが多くの留学生と保護者に選ばれるのは、長い伝統に裏付けされた質の高い教育と充実した学生生活の両面で卓越しているためです。同校の主な魅力は以下のとおりです。

1. 質の高い教育プログラムと少人数指導

KESはカナダ有数のIB校として知られ、質の高いカリキュラムを提供します。生徒:教師比は8:1で平均クラスサイズは13名と少人数制を徹底しており、生徒一人ひとりに目が行き届く指導が受けられます。教員の約半数がキャンパス内に居住し、学習や生活面で密接なサポートを提供しています。このような恵まれた環境で、生徒は学業の潜在力を最大限に引き出すことができます。

2. 国際色豊かな学習環境

生徒はカナダ国内はもちろん世界各国から集まっており、キャンパスには多文化が共生しています。留学生は全校生徒の約半数を占め、アジア・ヨーロッパ・中南米など幅広い国地域からの生徒が在籍しています(日本人留学生も在籍)。各文化が尊重される校風の中で、異文化交流や多様性理解の機会が日常的に提供されます。英語を母語としない生徒には英語習熟プログラム(ELL)が用意されており、語学力を伸ばしながら北米の学習スタイルに適応できるよう手厚く支援しています。この国際的環境で学ぶことで、生徒はグローバルな視野と適応力を身につけることができます。

3. 充実した課外活動と全人的成長

学問だけでなくスポーツ・芸術・リーダーシップ育成にも力を入れている点もKESの魅力です。「4本の柱」と称されるように、学業(Academic)・体育(Athletics)・芸術(Arts)・社会奉仕や人格形成(Leadership & Service)のバランスを重視したプログラムが提供されています。毎日放課後にはスポーツやクラブ活動が組み込まれており、生徒全員が何らかの運動・ウェルネスプログラムに参加します(年間約40種目から選択可能)。また音楽・美術・演劇・ダンスなど芸術プログラムも盛んで、専用のスタジオ施設や発表の場が整っています。こうした多彩な課外活動を通じて、生徒は協調性やリーダーシップ、自信と自主性を養い「より豊かな人間性」を育んでいます。

4. 圧倒的な大学進学実績

卒業生の大学進学率は100%を誇り、カナダ国内外の一流大学から毎年多数の合格通知を受けています。過去10年以上、各年度の卒業生(約80名)は総額100万ドル以上の大学奨学金を獲得しており、大学進学準備校としての成果が際立っています。ハーバード、MIT、コーネル、プリンストン、エディンバラ大学、トロント大学など世界の名門大学への合格実績もあり、生徒は高い目標に挑戦できる環境です。同校はまた、地元ノバスコシア州内の全10大学と無条件合格提携を結んでおり、希望すれば州内の大学への進学が保証される制度もあります。このようにKESでの学びは、卒業後の幅広い進路選択へと直結しています。

教育の質・カリキュラムの特徴

KESの学術プログラムは、カナダの教育カリキュラムと国際バカロレア(IB)を組み合わせた高度な内容です。グレード6〜9のジュニアスクールでは基礎学力の定着と共に、将来のIB履修に備えた思考力・表現力の育成に重点を置いています。グレード10ではPre-IBコースとしてスキル準備課程が用意され、グレード11〜12で本格的なIBプログラムまたは選択履修が可能です。

IBディプロマを選択する生徒は6教科(3科目を上級レベルHL、3科目を標準レベルSL)を履修し、TOK(知の理論)、課題論文、CAS活動も含めた課程に挑みます。IB Diploma受験者の試験料は学校が負担するなど支援体制も整っています。

一方、IB全科目履修でなくとも興味あるIB科目だけを履修し「IBサーティフィケート(科目別認定証)」を取得する道もあり、大学進学や将来計画に応じ柔軟に選択できます。IB以外にも、州の高校卒業資格(ノバスコシア州の卒業要件)を満たすための科目履修やAP相当の高度コースも提供され、生徒は自分のレベルと目標に合わせて科目選択が可能です。

評価は各科目の定期評価・試験に加え、IB履修者は国際基準の試験・課題評価も受けます。こうしたカリキュラムによって、生徒は大学進学に直結する学力と自己管理スキルを磨いています。

国際的な学習環境・言語サポート

カナダ人学生に加え世界各地からの留学生が在籍するKESでは、日常的に多文化共生の学習環境が実現しています。英語が得意でない生徒でも安心して生活・学習できるよう、英語習得(ELL)プログラムが非常に充実しています。経験豊富なELLコーディネーターと専任教員が在籍し、留学生は通常授業に組み込まれたELLクラスで英語力を強化します。年間を通じて毎日の時間割内でELL授業が提供されるほか、TOEFLなど大学出願に必要な英語試験対策のサポートも行われます。

また、新入留学生向けに毎年8月中旬から新学期開始直前まで夏季英語キャンプ(ELLサマーキャンプ)が開催されます。このキャンプでは集中的な英語レッスンに加え、カナダ文化体験や観光、スポーツ・レクリエーション活動を通じて、新入生がスムーズに学校生活へ適応できるよう配慮されています。

さらに、学校全体で異文化理解を深めるイベントも豊富です。年間を通じて寮生向けに週末の校外活動(近隣都市での美術鑑賞やスポーツ観戦など)が企画される他、校内でも各国の文化を祝う行事や才能発表会などが催されます。これらのプログラムにより、留学生は英語力向上だけでなく異文化への適応力とコミュニケーション能力を高め、真の国際人へと成長します。

学費と入学条件

年間学費(授業料・寮費・その他費用)

キングズ・エッジヒル・スクールの年間学費は、通学生(デイ生)寮生(ボーディング生)で異なります。以下は2025-2026年度の年間費用の概算です。

費用項目 金額(カナダドル) 内容
授業料(通学生) $25,650 通学生向け。学術プログラム費用のほか、ネットワーク利用費、教科書費、校内レクリエーション施設利用、毎日の昼食、日常的な医療ケア、通常の体育・学術プログラムに伴う遠征費を含む。
授業料+寮費(国内寮生) $53,300 カナダ国籍の寮生向け。上記通学生の費用に加え、寮費(全食事込み)およびランドリー設備利用を含む。
授業料+寮費(留学生) $76,150 海外からの留学生向け寮生費用。国内寮生の費用に加え、英語サポート等の国際生向け追加サービスを含む総合費用。

※上記は学費および滞在費の年間合算額です。別途、新入生には出願料および入学時寄付金(レガシーフィー)が発生します。出願料はカナダ在住者$100、留学生$200で、出願書類の処理費用として支払う非返金制の料金です(出願ごとに発生)。レガシーフィーは入学手続き時に1回限り徴収される非返金制の寄付金で、通学生・カナダ人寮生は$2,500、留学生寮生は$3,000となっています。キングズ・エッジヒル・スクールは政府からの助成金を一切受けておらず、この費用は学校の奨学金基金の拡充やキャンパス施設の改善のために充当されます。レガシーフィーは入学許可の受諾時に支払うことで入学枠が確保されるもので、授業料の前払いではなく、他の未払い残高に充当することもできません。

なお、同一家族から複数のお子様が在籍する場合、2人目以降の学費が10%減額される兄弟割引制度があります。この割引は、奨学金や財政支援を差し引いた後の学費に対して適用されます。さらに、4月1日までに全額を一括で支払う場合には早期支払い割引が適用される制度もあります。経済的支援が必要な場合には後述の奨学金・財政支援制度を利用することで負担軽減も可能です。

※学費には、KESサプライショップやITショップでの購入品、制服・靴・その他の衣類や用具、演劇・映画・週末活動等の特別活動、オプションの旅行、運動部の大会遠征、医療・歯科費用、医療保険、理学療法、カウンセリング、個別指導、卒業写真・学校写真、ビザ更新、キャリアテスト・大学出願費用、ドライクリーニング、タクシー・空港送迎、小遣い、教科書や備品の紛失・破損に伴う費用などは含まれていません。これらの費用は毎月生徒のアカウントに請求され、請求書発行時にお支払いいただきます。

入学要件(学力・英語力・年齢等)

KESへの入学対象はグレード6(日本の小6相当)からグレード12までの学生です。入学に際しては、過去数年分の成績証明書(英文の成績表)在籍校からの所見など学力を示す書類の提出が求められます。出願者は学業面で平均以上の成績が望ましいものの、単に成績だけでなく人物面や課外活動での活躍も総合的に評価されます。特にIBコースを志望する場合は、高い学習意欲と自主性が重視されます。英語力については、出願時にTOEFLやIELTSスコアの提出は必須ではありません。KESは留学生向けに充実したELL(英語習得)プログラムを備えているため、一定水準の基礎的英語力があれば入学後にサポートを受けながら学業を追求できます。ただし入学選考の一環として英語と数学のオンラインテストZoom面接(インタビュー)が課されることがあり、そこで基礎学力やコミュニケーション能力を確認されます。年齢制限は高校課程修了時に19歳以下となることが目安ですが、各グレード相応の年齢である限り柔軟に対応されます。

出願プロセス・必要書類

KESへの出願はオンライン出願フォームの提出から始まります。公式サイトの「Apply(出願)」ページから必要事項を入力し、出願料を支払って出願を完了します。出願後、以下の書類提出および手続きが順次必要となります。

  • 成績証明書と推薦状の提出: 現在在籍中の学校の校長・進路指導担当または担任教師に依頼し、KES指定の機密成績報告フォームに成績と所見を記入してもらいます。そのフォームおよび最新の成績表(過去2〜3年分)が直接KES入学課にメール送付されるよう手配します。また、英語教員や数学教員からの推薦状提出が求められる場合もあります。
  • オンライン面接と入学テスト: 書類審査後、入学課より連絡があり、Zoom等によるオンラインインタビューが実施されます。面接では志望動機や興味関心、英語でのコミュニケーション能力などが問われます。また、必要に応じて基礎学力テスト(主に英語・数学)の受験が案内されます。これらは出願後1〜2週間以内に調整・実施され、面接後おおむね1週間程度で合否結果が通知されます。
  • 入学手続き: 合格通知を受け取ったら、所定の期日までに入学意思を表明し入学登録金(Enrollment Deposit)を支払います。その後、入学契約書へのサインや、寮生の場合は生活に関する希望アンケート(食事制限やアレルギー、部屋割りのリクエスト等)への回答を提出します。また、留学生の場合はカストディアン(未成年後見人)書類の手配も必要です。日本からの出願者には、弊社「成功する留学」のカウンセラーがこれら手続きを日本語でサポートいたします。

奨学金・財政支援制度

KESでは、優秀な生徒や経済的支援が必要な家庭に対し、いくつかの奨学金・財政援助制度を用意しています。成績・リーダーシップ・課外活動実績が顕著な新入生に対してはメリット奨学金(Merit-based Scholarship)が授与されることがあり、学費の一部が減免されます。また、家庭の経済状況に応じて授業料を援助するニーズベース奨学金(Need-based Bursary)もあり、応募家庭は所定の財務状況申告フォームを提出して審査を受けます。KES全体で年間200万ドル以上の財政援助が支給されており、約3分の1の在校生が何らかの支援を受けています。奨学金の申請は入学願書とは別プロセスですが、奨学金申請が合否に影響することはありません(アドミッションは能力評価に基づき行われ、支援希望の有無は無関係)。一度認められた支援は基本的に毎年継続可能ですが、毎年家計状況の再申請・審査が行われます。また、ノバスコシア州出身者向けにはアトランティック・カナディアン・スカラーシップと呼ばれる特別奨学金もあり、地域の優秀な学生を積極的に受け入れています。こうした制度を活用することで、家庭の経済事情にかかわらず意欲ある生徒がKESで学ぶ機会が開かれています。

カリキュラムと履修科目

必修科目・選択科目

KESのカリキュラムは、ノバスコシア州の教育課程を基盤に、国際バカロレア(IB)の科目群を組み込んだ独自の編成です。中等部(グレード6〜9)では英語、フランス語、数学、理科、社会科、体育、芸術などバランス良く必修科目が配置され、生徒は幅広い基礎教養を身につけます。高等部(グレード10〜12)になると、文系・理系・芸術系といった興味や進路に合わせて科目選択の幅が広がります。特にグレード11〜12ではIB科目の履修が可能で、IB Diplomaを目指す生徒は6教科+課外3要素(課程論文等)を履修します。一方、IBをフルで履修しない場合でも、標準カナダ高校課程の必修単位(英語、数学、科学、社会など)を履修しつつ、美術・音楽・コンピュータサイエンス・ビジネスなど多彩な選択科目を受講できます。KESは8日周期の時間割を採用し、毎日の授業は午前と午後に分かれて展開されます。1日あたりの授業コマ数は比較的少なく、各授業時間が長めに設定されているため、実験やディスカッション、プロジェクトワークなど深い学びに時間を充てられます。成績評価は各科目ごとのテスト・課題・出席状況など総合的に判定され、学期末には成績表が発行されます(IB科目は国際基準の評価尺度も併用)。

特色あるプログラム(IB・リーダーシップ・課程外学習)

国際バカロレア(IB)プログラムはKESの最大の特徴です。1979年からIB Diploma課程を提供してきた長い実績があり、生徒はカナダの高校卒業資格取得と並行して世界水準のカリキュラムに挑戦できます。KESではIB Diplomaの全科目履修者には試験料を含め全面的なサポートを行い、専任教員によるTOK指導や課題研究の個別指導などバックアップ体制が整っています。またIBを選択しない生徒にも高度な学びの機会を提供すべく、Honoursコース(強化クラス)を設定しています。グレード10からHonoursクラスに入ることで、グレード11〜12でのIB科目履修や高度内容への準備を進めることができます。

リーダーシップ教育もKESのカリキュラム外活動の重要な柱です。全校生徒はカデット隊(254 KES Highland Cadet Corps)に所属し、団結力や規律を学ぶ機会があります。特にグレード9ではデューク・オブ・エジンバラ賞(エディンバラ公賞)の課程に組み込まれ、課外奉仕・スキル研鑽・野外活動への挑戦を通じて自主性と社会貢献精神を育みます。このカリキュラムは世界的なリーダーシップ育成プログラムとして認知されており、KES生の人格形成に大きく貢献しています。

そのほか、KESは学習支援センター(Dr. Martha Jodrey Centre for Success)を校内に設置し、学習面で困難を抱える生徒や発達上の多様なニーズに応じたサポートも行っています。必要に応じて個別の学習計画を作成し、全教師が協力して教室内で配慮・指導する体制が整っています。これにより、生徒は自分に適した方法で最大限に能力を伸ばすことができます。

言語サポート(ESL・フランス語教育)

KESでは留学生向けの英語サポート(ESL)にとどまらず、英語を母語とするカナダ人生徒に対しても第二言語教育が重視されています。公式カリキュラムとしてフランス語が必修科目に含まれており、中学年次から継続してフランス語運用能力を養います。さらに選択科目としてスペイン語など他言語を学ぶ機会もあります。留学生に対しては前述のようにELLプログラムが充実しており、初心者から上級者までレベル別に指導が行われます。特に英語力初級の生徒はブリッジングプログラムとして一般授業の一部をELLクラスに置き換え、無理なく英語環境に溶け込めるよう配慮されています。また、TOEFLやIELTS等の外部英語試験対策講座も課外で開催され、希望者は放課後に無料で受講できます。これらの言語サポートにより、留学生は確実に英語運用能力を伸ばし、授業理解や進級・卒業に必要な言語力を身につけることができます。一方、カナダ人生徒にとっても第二言語習得を通じて語学学習の姿勢や異文化理解が深まり、双方の生徒にメリットのある言語教育環境となっています。

評価システム・単位制度

生徒の学業評価は、成績評定(評点)クレジット(単位)の両面で管理されています。KESはノバスコシア州教育省の認定校であるため、州の高校卒業要件に準拠した単位取得が必要です。各科目は年間または学期ごとに履修し、修了時に単位(クレジット)が与えられます。科目ごとの評点は百分率や評語(A/B/Cなど)で評価され、学期毎に成績表が発行されます。成績表には担当教員からの所見や学習態度の評価も含まれ、保護者に共有されます。学年末には優秀な成績を収めた生徒に対し表彰やオナーロール(Honor Roll)への掲載が行われ、学業の努力が称えられます。IB科目を履修する生徒の場合、IB独自の1〜7スケールの評点も内部評価として示され、最終的にはIB機構による国際基準の採点結果が12年生終了時に付与されます。KESでは生徒が自ら自分の成績推移を把握し目標設定できるよう、オンラインポータル(My KES)を通じて常に成績情報へアクセス可能です。また、各科目では中間成績不振者に対する補習や再テストの機会が用意され、教師とカウンセラーが連携して学力向上をサポートします。単位制度においては、必要単位数(通常高校3年間で計18〜20単位程度)を満たせば高校卒業資格が授与されます。KESの場合、IB Diploma取得者は自動的に州の卒業要件も充足するようカリキュラムが組まれているため、安心してIBに挑戦することができます。このように、生徒の学習成果は多面的に評価・支援され、全員が卒業要件を満たし進路実現できるようきめ細かな体制が整っています。

学生生活とキャンパス環境

滞在方法(寮生活・ホームステイ)

KESの寮生活は「Home Away From Home(もう一つの我が家)」と表現されるように、家庭的で温かな雰囲気に包まれています。キャンパス内には複数の学生寮があり、男女別・学年別に配置されています。各寮にはハウスパレンツ(寮監)と呼ばれる専任の教職員が常駐し、生徒の生活を24時間体制でサポートしています。生徒たちはハウスパレンツをはじめとする寮スタッフとの交流を通じ、安心感の中で自立心を養います。部屋割りは2人部屋が基本で、学年や希望により相部屋のパートナーが決まります。高学年や希望者は個室が与えられる場合もありますが、基本的にルームメイト制を通じて協調性や異文化理解を深めます。各寮には共用のラウンジ、キッチン設備、洗濯室が備わっており、生徒たちは自室以外でもリラックスして過ごせる空間があります。

平日の夜間は自習時間(Prep time)が設けられており、寮内の指定エリアや自室で静かに勉強します。ハウスパレンツやチューターの先生が巡回し、質問があれば個別指導も受けられます。消灯時間は学年によって異なり、中等部は21:45、高等部は22:30までに就寝する決まりです。消灯後は「Quiet House」と呼ばれる静粛時間となり、音楽や会話を控え全員が休息を取ります。

一方、ホームステイについては、KESは基本的に全寮制を前提とした学校のため公式なホームステイプログラムは設けていません。地元在住で親戚宅等から通学する生徒を除き、留学生は原則キャンパス内の寮に滞在します。ただし長期休暇中(クリスマスや3月春休み)に帰国しない留学生については、学校提携のホームステイ家庭で過ごす手配を行うことも可能です。その際は学校の国際担当スタッフが家庭を選定し、安全で快適な滞在となるよう配慮してくれます。留学生にとっては寮が主たる生活の場となりますが、ホームステイも文化体験の一環として選択肢に入る場合があります。

1日のスケジュール例

KESの寮生の平日スケジュールは規則正しく充実しています。以下に典型的な1日の流れをご紹介します。

  • 7:00〜7:45 起床・朝食 - 朝は7時に起床。7時半頃までに各寮のハウスパレンツに顔を見せつつ食堂(スタンフィールド・ダイニングホール)で朝食をとります。栄養たっぷりの温かい朝食メニューが用意され、食後には簡単な寮室点検(Room Inspection)があります。
  • 8:10 朝の礼拝・ホームルーム - 8時10分から全校での集まりがあります。月・木は全員でチャペル(礼拝堂)に集合し、短い礼拝と連絡事項共有を行います。火・金は学年別のホームルーム(アドバイザー・ミーティング)、水曜は全校集会(アセンブリ)の日です。
  • 8:35〜12:00 午前の授業 - 8時半過ぎから1コマ目の授業開始です。科目によりますが午前中に2〜3コマの授業があり、12時頃まで続きます。授業間には小休憩も挟まれ、生徒は教室を移動して各科目を学びます。
  • 12:00〜13:30 昼食・休憩 - 中等部生は正午から、高等部生は12時45分から交代で食堂にて昼食をとります。シェフによる栄養バランスの良い出来たてのランチが提供され、サラダバーや軽食も充実しています。昼食後は寮に戻ったり中庭で友人と過ごしたりしてリラックスします。
  • 13:30〜15:00前後 午後の授業 - 13時半から午後の授業が再開します。通常1〜2コマの授業があり、15時前後に終わります。高等部では14:30〜15:00にオフィスアワー(質問・補習時間)が設けられており、教師に個別質問したり補習を受けたりできます。
  • 15:00〜17:00 課外活動(スポーツ/クラブ) - 授業終了後は全員がスポーツ練習やクラブ活動に参加します。中等部は14:30〜16:30頃まで部活動・スポーツに励み、高等部は15:15頃から17:00までが練習時間です。季節ごとのスポーツ(秋はサッカーやクロスカントリー、冬はバスケやホッケー、春はラグビーや陸上など)や、ダンス・馬術・スキー等の多彩な活動に取り組みます。
  • 17:30〜18:15 夕食 - 夕方5時半から全寮生が食堂に集まり夕食となります。夕食メニューは日替わりで、各国料理やテーマナイトなどバラエティ豊かです。量・種類ともに豊富で、生徒にも好評です(給食サービスChartwells社による提供)。
  • 18:15〜19:30 自由時間・クラブ活動 - 夕食後、19時過ぎまでは自由時間です。この時間帯に芸術系の練習(バンド練習や劇のリハーサル)や文化系クラブのミーティングが設定されることもあります。寮に戻って談笑したり、体育館で軽く運動することも可能です。
  • 19:30〜21:30 自習時間(Prep) - 19時半になると平日は全員が勉強時間に入ります。各自の部屋または指定の自習室で宿題や予習復習に取り組みます。ハウスパレンツやチューターが見回り、質問があれば随時サポートします。静かな環境で集中して学習できる大切な時間です。
  • 21:30〜22:30 夜間自由時間・就寝準備 - 21時半から消灯までは自由時間となり、寮の仲間とおやつを食べたりシャワーを浴びたりして過ごします。学校から夜食スナックが提供されることもあり、談話室でテレビを見ながらリラックスする生徒もいます。
  • 22:00〜22:30 消灯 - 22時に下級生は部屋に戻り就寝準備、22時30分までに高学年を含め全員就寝します。ハウスパレンツが各室の消灯を確認し、一日が終了します。

このようにKESの一日は勉強・スポーツ・生活習慣がバランス良く組み込まれ、多忙ながら充実した日々を送ることができます。週末には起床・消灯時刻がやや緩和され、校外への外出やリクリエーション活動が計画されますが、平日は規律正しいリズムで生徒たちは生活しています。

キャンパス施設・設備

広大なKESキャンパスには、生徒の学習・生活を支える最先端の施設が整っています。主要な施設としては、歴史ある本館校舎や教室棟のほか、図書館理科実験棟コンピュータラボアートスタジオ音楽ホールなど専門設備を備えた建物が揃います。体育施設も充実しており、4面の屋外競技フィールド(サッカー・ラグビー・野球等兼用)、400mトラック、テニスコート、2面の屋内体育館(バスケットコート)、屋内温水プール、フィットネスジムを完備しています。冬季にはクロスカントリースキーやスケートのための用具も用意され、校内外でウィンタースポーツを楽しむことができます。また、校内にはHensley記念礼拝堂があり、平日の礼拝や音楽演奏会の場として使用されます。学生寮は男女計4棟あり、それぞれに談話スペースやキッチン、小規模図書室が併設されています。食堂(Stanfield Dining Hall)は朝昼晩の食事提供の中心であり、ビュッフェ形式で常に数種類の温菜・サラダ・デザートが並びます。健康管理施設としては、リチャードソンホール内に保健室(インファーマリー)があり、ベッド数8床の医務室と常駐ナースステーションを完備しています。看護師が平日7:30〜19:30常勤し夜間はオンコール対応しており、生徒の体調不良時には速やかにケアが受けられる体制です。キャンパスのセキュリティも万全で、夜間は門限以降出入口を施錠し、スタッフが交代で見回りを行います。校舎には最新のITインフラも整っており、高速Wi-Fi環境や電子黒板・プロジェクターなどを全教室に導入しています。学生は校内AnywhereでノートPCやタブレットを用いて調べ学習が可能です。自然豊かな敷地内には散策路や中庭、学外から訪れる人向けのラウンジもあり、学園都市のような恵まれた環境の中で学ぶことができます。

課外活動・スポーツプログラム

KESの課外活動は非常に多彩で、生徒の興味関心に応じたクラブ・同好会が数多く存在します。スポーツ面では前述の通り、全生徒参加のスポーツプログラムが特徴で、年間3学期(秋・冬・春)ごとに計40近い種目から競技を選択します。主な競技として、秋季はサッカー、クロスカントリー、ゴルフ、バレーボール、馬術、野球(トレーニング)、ダンスなど、冬季はバスケットボール、アイスホッケー(男女ともハイランダーズという名称の校代表チームがあります)、スキー・スノーボード、レスリング、バドミントン、競技ダンス、射撃(マークスマンシップ)など、春季はラグビー(男子・女子)、陸上競技、テニス、ソフトボール、アルティメット(フリスビー)、水泳、ヨガ等が提供されています。初心者向けのリクリエーションレベルから州大会を目指す競技レベルまで幅広く、運動が得意でない生徒も積極的に体を動かし心身の健康を増進できるよう工夫されています。特にアイスホッケーやラグビーは強豪として知られ、専用のコーチ陣がハイパフォーマンスプログラムを展開しています。スポーツ以外にも、アート系クラブ(美術、写真、合唱、ジャズバンド、演劇部など)、学術系クラブ(ディベート、モデルUN、ロボティクス、数学クラブ等)、サービス系クラブ(ボランティア、環境委員会、Yearbook制作など)様々なグループがあります。生徒は最低一つ以上のクラブに所属することが推奨されており、放課後や週末に活動を行います。さらに学校全体行事として、ハロウィンの仮装コンテスト、冬のタレントショー、春のアート展示会、スポーツデーなど年間を通じてイベントが盛りだくさんです。週末には「ウィークエンド・プログラム」として、小旅行やレクリエーションが企画されます。例えばハリファックスへミュージカル観賞に出かけたり、地元の湖でカヌー体験、近郊大学のキャンパス訪問、スケート場へのアイススケート遠足など、多様なアクティビティを教職員引率のもと楽しめます。KESの課外活動は単なる息抜きではなく、友情を深め人格形成を促す教育の一環として位置づけられています。生徒はこうした経験を通じて学校への愛着と帰属意識を育み、チームワークやリーダーシップ、時間管理能力など将来に役立つスキルを身につけています。

留学生サポート体制

留学生向けサポートプログラム

KESでは国際生が学業・生活の両面で円滑に適応できるよう、様々なサポートプログラムを提供しています。前述のELL(English Language Learning)クラスを中心に、留学生専任カウンセラーが個々の状況を把握して支援にあたります。入学直後にはオリエンテーションが行われ、学校設備の案内やカナダの生活習慣について説明を受けます。また、学期ごとに「国際生アドバイザリー」と呼ばれる集会があり、留学生同士や担当教員との情報共有・相談の場となっています。学習面では、言語の壁に起因する課題についてチューター制度でサポートを受けられます。例えば宿題の英文エッセイの書き方指導や試験準備のコツなど、教師や上級生チューターがマンツーマンで助言します。生活面でも、銀行口座開設の手伝いや携帯電話の契約サポートなど渡航後の実務サポートから、病気の際の通訳サポートまで細やかな配慮があります。さらに、異文化適応の一環としてメンター制度も導入されています。経験豊富な先輩生徒が各新入留学生のバディ(Buddy)として任命され、日常生活の疑問に答えたり学校行事に一緒に参加したりといったサポートを行います。こうした公式・非公式のプログラムを通じ、留学生はKESコミュニティの一員として安心して学校生活を送ることができます。

日本人スタッフ・日本語対応

(※KESには2026年現在、公式に日本語対応できる職員はいないものの、留学生全般をサポートする体制は充実しています。そのため以下では一般的な対応について述べます。)

KESのスタッフは多文化理解に長けており、英語が十分でない生徒にも忍耐強く対応します。日本語を含む母国語で直接コミュニケーションできるスタッフはいませんが、必要に応じてオンライン翻訳ツールや他の日本人留学生の協力を得て意思疎通を図ります。学校から保護者への公式連絡は基本英語で行われます。KES自体は国際共通語として英語使用を基本としていますが、日本人留学生に対しても文化的背景への理解を示しつつケアしてくれます。

緊急時対応・安全対策

生徒の安全と健康はKESにとって最優先事項です。校内には24時間対応可能な医療体制があり、常勤ナース3名が平日昼間に詰めているほか夜間や週末はオンコール待機しています。寮内には簡易ベッドを備えたインファーマリー(医務室)があり、体調不良時にはそこで休養・経過観察が受けられます。急を要する場合はウィンザー市内の病院や歯科医院と提携しており、スタッフが引率して受診します。保護者には状況が速やかに連絡され、必要に応じて保険手続き等もサポートされます。キャンパスのセキュリティ面では、防犯カメラと警備員による監視体制が敷かれています。夜間(21時以降)は校門が施錠され、外出・訪問は許可制となります。生徒の外出は基本的に週末の許可制で、事前に寮監の許可を得て署名の上外出可能です。未成年の留学生が校外に出る際は、必ず後見人(カストディアン)またはホストの大人の引率が求められます。緊急時には教職員・寮監が生徒を守れるよう、年2回の防火避難訓練や緊急時対応訓練も実施しています。地域治安も良好で、ウィンザーは小さな町ゆえに犯罪率が低く、人々も留学生に親切です。万が一トラブルや事故が起きた際は、学校長や担当カウンセラーから全校一斉メールで保護者に情報提供があります。留学生保険の加入も義務付けられており、健康面・安全面の備えは十分です。

保護者向けサポート・定期報告

留学中のお子様の様子を知りたい保護者のために、KESでは定期的な情報共有を行っています。まず学業成績表は年4回発行され、各学期中間(Progress Report)と期末(Report Card)に郵送またはオンライン発行されます。成績表には科目ごとの達成度や教師コメントが記載され、保護者はお子様の学習状況を把握できます。また、年に1〜2回は保護者面談週間が設けられ、遠隔地の保護者には電話やZoomで担任・科目教師と面談する機会が提供されます。加えて、寮生の場合はハウスレポートと呼ばれる生活面の報告書が寮監から定期的に送られます。これは寮での健康状態・友人関係・日々の様子を知らせるもので、特に留学生の親御さんには安心材料となっています。学校全体のニュースや行事写真などは、月刊のスクールニュースレターや公式ブログを通じ共有されます。例えばスポーツ大会の結果、学内イベントの模様、優秀生徒の紹介などが発信され、メール登録すれば日本からでも受け取ることができます。

進学実績と卒業後の進路

大学進学率・進学先大学リスト

キングズ・エッジヒル・スクールの卒業生は毎年全員が大学へ進学しており、その進学率は100%です。進学先もカナダ国内に留まらず世界中の名門大学に広がっています。これまでの合格実績には、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ジョンズホプキンズ大学、ダートマス大学、プリンストン大学、エディンバラ大学、セントアンドリュース大学(英)、トロント大学、マギル大学、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)など数え切れないほどの一流校が含まれます。特にカナダのトップ大学であるトロント大学やマギル大学、UBCへの進学は毎年複数名にのぼり、米国アイビーリーグや英国名門校へも定期的にKES卒業生が進学しています。ノバスコシア州内のダルハウジー大学やセントメアリーズ大学などとは無条件進学提携があるため、希望者は全員進学可能です。2025年の卒業生実績では、約80名の卒業生が世界各国の大学から合計500件以上の合格オファーを受領し、その中にはカナダの35大学から350件、海外35大学から170件が含まれました(オファー件数ベース)。また卒業生全体で獲得した奨学金総額は年々増加傾向にあり、直近10年間連続で各年度の総額100万ドル超を達成しています。これは一人平均1万ドル以上の奨学金を手にしている計算になり、KES生の進学学力の高さと大学側からの評価を示しています。以下は主な進学先大学の一例です。

  • カナダ国内: トロント大学、マギル大学、ブリティッシュコロンビア大学、クイーンズ大学、ダルハウジー大学、アルバータ大学、西オンタリオ大学、キングスカレッジ(NS)等
  • アメリカ: ハーバード大学、MIT、プリンストン大学、コーネル大学、ジョンズホプキンズ大学、ボストンカレッジ、ニューヨーク大学、カリフォルニア大学群(UCLA他)等
  • イギリス: セントアンドリュース大学、エディンバラ大学、ロンドン大学(UCL, KCL等)、オックスフォード大学(過去卒業生に進学例あり)、ケンブリッジ大学(同)等
  • その他: 香港大学、シンガポール国立大学、シドニー大学、マギル医科系(カリブ海校)等

このように世界中の主要大学へ卒業生を送り出しており、KESでの高校教育がグローバルに通用することを裏付けています。

著名な卒業生

長い歴史を持つKESは、多くの優れた人材を社会に輩出してきました。政治界では、19世紀に活躍した元ブリティッシュコロンビア州首相のアモール・デ・コスモス氏(在学当時はKing's Collegiate School)が著名です。また、カナダ連邦議会議員や州政府閣僚となった卒業生も複数います(例: グディ・ハッチングス現連邦議員、パーシー・パリス元NS州閣僚)。経済界では、企業経営者や法律家として成功した卒業生が知られます。たとえばサー・グラハム・デイ氏はダルハウジー大学総長や大英汽船公社CEOを歴任した実業家です(KESで教壇にも立ちました)。文化・学術界では、詩人のサー・チャールズ・G.D.ロバーツ(カナダ文学の父と称される詩人でKES元教師)や、小説『Susannah』シリーズで有名な作家のミュリエル・デニソン(1900年代初頭に在籍)などが挙げられます。近年では、NHL(北米プロホッケー)選手のジョー・ロバートソン氏や、女子アイスホッケーU18カナダ代表にも選出されたメイ・バザーソンさんなどスポーツ界で活躍する卒業生もいます。このように、KES卒業生は政治・経済・法律・芸術・スポーツと幅広い分野で功績を残しており、強力な同窓ネットワークも形成されています。学校の卒業生組織(Alumni Association)は定期的に同窓会イベントを開催し、在校生への講演やメンターシップなども行っています。著名OB/OGの足跡は在校生にとって大きな刺激となり、「自分も社会で活躍できる人材になろう」というモチベーションにつながっています。

キャリアサポート・進路指導

KESでは大学進学カウンセリングが非常に充実しており、生徒一人ひとりの将来設計に合わせた手厚い指導が行われます。専任の大学・キャリアカウンセラーが2名常勤しており(全員カウンセリング修士号保持)、グレード9から徐々に生徒と面談を重ねて志向を把握します。生徒は希望すればどの学年でも個別の進路相談セッションを予約でき、大学選びや必要科目、課外活動の計画など幅広いアドバイスを受けられます。グレード11以降は具体的な出願準備が始まります。大学出願準備クラスでは、エッセイの書き方指導や履歴書作成、インタビュー練習など実践的な指導があります。カウンセラーは各生徒の出願校リスト作成を助け、出願締切カレンダー管理や出願書類のチェックまで細かくサポートします。願書提出後は奨学金やバース(奨学金・助成金)の応募も支援し、推薦状は学校長や担当教師が個別に丁寧に作成します。近年では毎年卒業クラスが総額100万ドル以上の奨学金を獲得しており、これはカウンセラー陣のきめ細かな支援の賜物です。さらに、北米以外の大学に興味がある生徒のため、イギリスやオーストラリアなど各国の大学入試制度に関する情報提供も行っています。例えば英国UCAS出願手続きの指導やSAT/ACT試験対策についての相談も可能です。進学以外の進路としてキャリアを考える生徒には、インターンシップ情報の紹介や職業人講話などキャリア教育プログラムも用意されます。卒業前には「ライフスキル講座」として、将来の財務管理や大学でのセルフケア、就職活動の基礎などを学ぶ機会もあり、生徒が高校卒業後も社会で自立できるよう配慮されています。KESの進路指導体制は、生徒が「夢を形にする」ための心強い伴走者となっており、その成果は高い大学合格率と奨学金実績に表れています。

帰国生入試への対応

KESで学んだ日本人留学生が帰国後に日本の大学を受験するケースにも、学校とエージェントが協力して対応しています。まず、日本の帰国生入試では国外の高校卒業資格(IBディプロマやカナダ高校卒業資格)を有すること、英語力や学業成績が評価対象となりますが、KESの課程を修了すればこれらの条件は十分に満たされます。IBディプロマ取得者は国内難関大学の帰国生特別選考で有利に働くことが多く、また英語運用能力に加え第二外国語(フランス語)履修経験もアピールポイントになります。

入学手続きと留学準備

出願スケジュール・締切

キングズ・エッジヒル・スクールはローリングアドミッション(随時出願制)を採用しており、明確な出願締切日は設けていません。そのため定員に達するまでは年間を通じ出願を受け付けていますが、特に新学年が始まる9月入学を希望する場合、前学年の冬から春(目安として1〜4月頃)までに出願を完了することが望ましいです。カナダ人の通学生枠は年によって早く埋まることがあり、留学生の寮枠についても人気のグレード(特にGrade 10相当)は夏前に定員締切となる場合があります。

したがって、留学生は渡航の約1年前から準備を開始し、遅くとも入学希望開始時期の6ヶ月前までには出願することをお勧めします。例えば2026年9月入学なら2026年3月頃までに、2027年1月途中編入を希望するなら2026年秋までに出願すると安心です。途中編入(1月や4月など)の受け入れも空席状況次第では可能ですが、学年途中からの合流となるため基礎学力や英語力に一定の余裕が必要です。

Rolling方式ゆえ合否通知も出願後随時行われ、合格した場合は入学許可書(Letter of Acceptance)が発行されます。留学生はこの許可書をもとに学生ビザ申請を行うため、入学許可書受領からビザ取得・渡航準備まで2〜3ヶ月を見込んで逆算すると、やはり春頃までの出願が安全圏と言えます。なお、奨学金やファイナンシャルエイド希望者は早めの出願が有利になる場合があります。総じてKESへの出願は「早い者勝ち」の側面があるため、留学を検討し始めた段階で当社までお問い合わせいただければ、最適なスケジュールをご提案いたします。

ビザ申請・渡航準備

カナダで6ヶ月以上就学する留学生には学生ビザ(Study Permit)の取得が必要です。KES合格後に発行される入学許可書を添えてオンラインで申請します。現在日本からの高校留学ビザ審査には概ね4〜8週間要しますが、夏季は混み合うため早めの手続きを心がけましょう。ビザ取得には資金証明(学費と生活費を十分支払える残高証明)や犯罪経歴証明(18歳以上)などの書類も必要です。当社「成功する留学」ではビザ申請書類の作成から提出手続きまで専門スタッフがサポートし、不備なく許可が下りるようお手伝いいたします。

ビザ取得後は航空券の手配、海外留学保険への加入も忘れずに行います。KESの新入留学生は、開校数日前に到着するよう推奨されています。ハリファックス国際空港からウィンザーまでは車で45分程度で、学校が空港送迎サービス(無料)を提供します。

荷造りに関しては、学校指定の持ち物リストがあります。制服(ブレザー・ネクタイ・シャツ等)は現地到着後に採寸・購入しますので、日本からは私服・靴・生活用品を必要最低限持参すれば問題ありません。寮部屋にはベッドや机、寝具一式が用意されていますが、お気に入りの写真や小物を持ち込むと部屋が自分らしく整えられます。なお、カナダは冬が寒いため、防寒着(ダウンコートやブーツ)は現地で調達することもできます。

渡航前オリエンテーションでは現地での携帯電話SIMや銀行口座開設方法、安全管理上の注意点なども説明します。当社では渡航前に日本国内で集合研修を行い、同時期に留学する他の高校生たちと交流する機会も提供しています。万全の準備を整えて、新天地での生活をスムーズにスタートさせましょう。

事前準備プログラム

KESでは留学開始前に英語や異文化に慣れるための事前準備プログラムが用意されています。特に代表的なのが8月開催のELLサマーキャンプです。このプログラムは新入留学生対象の3週間集中講座で、毎日午前中に英語レッスン、午後はカナダ文化体験や観光、スポーツ交流が組み込まれています。参加者は本科開始前に友達を作り、寮生活や授業形式に慣れることができるため、本番の学校生活にスムーズに溶け込めると好評です。

夏季キャンプ以外にも、KESではオンライン英語講座を提供する場合があります。渡航前の数ヶ月間、週1回程度Zoomでネイティブ教師と英会話や基礎英語の勉強をするプログラムで、英語に不安がある留学生に有益です。また、日本にいながらできる準備として、交換日記プロジェクトというものがあります。これは在校のカナダ人学生と言語交換を兼ねたメールフレンドになり、お互いの文化や学校生活について事前に交流する取り組みです。こうした自主プログラムへの参加は任意ですが、多くの留学生が利用しています。

成功する留学のサポート内容

海外高校留学は大きな挑戦ですが、「成功する留学」ではその一歩一歩を全面的にバックアップします。当社は40年以上にわたり25万人超の留学を支援してきた日本有数の留学エージェントであり、高校留学から大学進学まで豊富な実績があります。

キングズ・エッジヒル・スクールへの留学をご検討の際も、経験豊富なカウンセラーが無料個別相談で皆様のご希望や不安を丁寧にヒアリングし、最適なプランをご提案します。学校選定や出願書類の準備では、英語エッセイの添削から教師への推薦状依頼文作成サポートまで細かく指導し、合格可能性を高めます。また、ビザ申請や渡航手配といった手間のかかる手続きもワンストップで代行・サポートいたします。

渡航前オリエンテーションでは、留学生活の心得や現地でのマナー、安全対策など「知っておくべきこと」を網羅した情報提供を行います。キングズ・エッジヒル・スクールでの留学が生徒様にとって実り多いものとなるよう、私たちが全力でサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。一緒に夢への一歩を踏み出しましょう。

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