オーストラリア留学の費用(1年・半年・1ヵ月・生活費)

「オーストラリア留学って費用はいくらかかるんだろう?」
そんな疑問にお答えするため、期間別の費用相場から生活費の内訳、費用を抑えるコツまで、最新情報をもとに徹底解説します。オーストラリア留学の費用は留学期間や生活スタイルによって大きく異なります。この記事を読めば、1年間・半年・1ヶ月など期間ごとの費用目安がわかり、費用面の不安が解消されるはずです。「成功する留学」の公式情報とも整合性を取りつつご紹介していきます。それでは具体的な内容を見ていきましょう!
経験豊富なカウンセラーに分からないことを聞いてみよう!
- 1. オーストラリア留学の費用相場【2025年最新・期間別一覧表】
- 2. 【2週間】オーストラリア留学費用内訳と詳細
- 3. 【1ヶ月】オーストラリア留学費用内訳と詳細
- 4. 【3ヶ月】オーストラリア留学費用内訳と詳細
- 5. 【半年】オーストラリア留学の費用と長期割引制度
- 6. 【1年間】オーストラリア留学の費用と奨学金・ワーホリ活用法
- 7. オーストラリア語学留学の費用と学校選びのポイント
- 8. オーストラリア留学費用の詳細内訳【学費・生活費・滞在費】
- 9. 都市別オーストラリア留学費用比較【シドニー・メルボルン・ブリスベン】
- 10. オーストラリア留学の生活費と現地物価【2025年最新】
- 11. ワーキングホリデーで実質費用を抑える方法
- 12. オーストラリア留学費用を安く抑える12の節約術
- 13. オーストラリア留学費用のよくある質問【FAQ】
オーストラリア留学の費用相場【2025年最新・期間別一覧表】
まずはオーストラリア留学の費用相場を一覧表で確認しましょう。留学期間ごとに必要な費用の目安をまとめました(2025年時点・為替レート約1AUD=100円を反映)。以下の表には、授業料、滞在費、生活費、片道の航空券代、ビザ申請費、海外留学保険など主要な費用をすべて含めたトータル費用を示しています。ご自身の留学計画に照らして参考にしてください。
留学期間 | 費用目安(総額) |
---|---|
2週間 | 約 54万~80万円 |
1ヶ月 | 約 66万~100万円 |
3ヶ月 | 約 130万~180万円 |
6ヶ月(半年) | 約 230万~370万円 |
1年間 | 約 480万~620万円 |
※上記はあくまで目安の幅です。費用には個人差があり、「選ぶ学校や滞在方法、現地での過ごし方」によって上下します。たとえば節約重視でシェアハウスに住みアルバイトを活用する場合は下限に近づきますし、都市部の有名校に通い外食や旅行を楽しむ場合は上限近くなるでしょう。また、為替レートや物価上昇によっても変動するため、計画時には余裕をもった予算設定をおすすめします。
上記のとおり、短期留学(数週間~数ヶ月)と長期留学(半年~1年以上)では必要な総額が大きく異なります。次のセクションからは期間別に具体的な費用内訳や特徴を詳しく見ていきましょう。
【2週間】オーストラリア留学費用内訳と詳細
「数週間~数ヶ月の短期で留学したい」という方向けに、2週間、1ヶ月、3ヶ月といった短期留学期間の費用を比較してみましょう。それぞれの期間でどのくらい費用が変わるかを把握すると、予算に応じた最適なプランが見えてきます。まずは2週間のプランで解説をしていきます。
《2週間留学の主な費用内訳》
項目 | 費用目安 | 備考 |
---|---|---|
授業料(学費) | 約8万円 | 2週間分 |
滞在費(ホームステイ・シェア等) | 約6~8万円 | 家賃・光熱費込み。滞在スタイルにより変動 |
生活費(食費・交通費・交際費等) | 約6~8万円 | 生活スタイルによる差が大きい |
往復航空券代 | 約10~35万円 | 渡航時期や航空会社により変動 |
海外留学保険 | 約0.6万円 | 2週間分 |
ビザ申請費用 | 約2000円 | 滞在期間により観光ビザを選択可 |
合計費用 | 約 54万~80万円 |
⇒ポイント
2週間でも航空券代やビザ代は必要なため最低50万円強はかかります。観光ビザで渡航すればビザ費用は大幅に節約できますが、その場合でも50万円前後は見積もっておきましょう。超短期でも飛行機代の占める割合が大きいのが特徴です。
【1ヶ月】オーストラリア留学費用内訳と詳細
「とりあえず1ヶ月だけオーストラリアに語学留学してみたい!」という短期留学希望者向けに、1ヶ月間の費用内訳を解説します。1ヶ月の留学では語学学校の授業料や滞在費が比較的コンパクトですが、航空券代など一部費用は期間に関わらず発生するため、想像より高く感じるかもしれません。
《1ヶ月留学の主な費用内訳》
項目 | 費用目安 | 備考 |
---|---|---|
授業料(学費) | 約10~15万円 | 4週間分 |
滞在費(ホームステイまたはシェアハウス) | 約15万円 | 1ヶ月 |
生活費(食費・交際費など) | 約12~16万円 | 1ヶ月 |
往復航空券代 | 約10万~35万円 | 時期により変動 |
海外留学保険 | 約1.4万円 | 1ヶ月分 |
ビザ申請費用 | 約2000円 | 滞在期間により観光ビザを選択可 |
パスポート申請費 | 約0.6~1.6万円 | 未取得の場合 |
合計 | 約66万~101万円 |
以上をすべて合計すると、オーストラリアに1ヶ月留学する場合の総額は約66万~101万円が目安です。内訳を見てわかる通り、航空券代などは1ヶ月でも必要なので割高に感じるポイントです。一方、滞在費や生活費は1ヶ月分で済むため長期より抑えられています。学費については学校によって差がありますが、4週間で10~15万円程度が一般的です。
▼費用を抑えるコツ(1ヶ月留学編)
短期留学1ヶ月では「観光ビザ(ETAS)」を利用する手があります。3ヶ月以内の就学なら学生ビザを申請せずに渡航でき、ビザ申請費用(約7~8万円)を節約できます。観光ビザ取得費用はオンライン申請で数百~数千円程度と安価です。ただし観光ビザでは現地でアルバイトはできないので、働いて収入を得ることはできません。また航空券はできるだけ早めに予約し、LCC(格安航空会社)や経由便を利用すると往復でも10万円前後まで抑えられることがあります。1ヶ月という短期だからこそ、事前の計画と節約テクニックで無駄を省き、限られた期間を最大限に楽しみましょう!
【3ヶ月】オーストラリア留学費用内訳と詳細
短期留学とはいえ、3ヶ月オーストラリアで生活すると、生活費がかなりかかります。そのため、留学前に事前に十分な費用を貯めた状態で留学することをおすすめします。
費用項目 | 3ヶ月でかかる費用 | 備考 |
---|---|---|
航空券(往復) | 約10万円~約35万円 | 時期・航空会社により変動 |
海外留学保険費 | 約5万円~7万円 | 3ヶ月分 |
学生ビザ申請費用 | 約20万円 | 3ヶ月超の場合必須 |
パスポート申請費用 | 約0.6万円~1.6万円 | 未取得の場合 |
学費 | 約30万円~45万円 | 12週間分 |
居住費 | 約48万円 | 3ヶ月分(ホームステイ等) |
生活費(雑費を含む) | 約20万円~30万円 | 食費・交通費・交際費など |
合計 | 約130.6万円~183.6万円 |
⇒ポイント
3ヶ月ともなると学生ビザの取得が一般的です(観光ビザでも最長12週間の就学は可能ですが、12週ギリギリなので延長予定なら学生ビザ推奨)。学生ビザ申請費用も含めた金額になります。その分、アルバイトが可能になるため、現地で一部生活費を賄う選択肢が出てきます。3ヶ月生活すると食費や交際費もそれなりに必要なので、余裕を持った資金準備が大切です。
これら短期留学を比較すると、期間が長くなるほど1日・1週間あたりの費用効率は良くなる傾向があります。例えば航空券代は2週間でも3ヶ月でもあまり変わらないため、長く滞在するほうが割安になるわけです。また授業料も多くの語学学校で「長期割引」があるため、12週間まとめて申し込むと週当たり単価が安くなる場合があります(後述の「半年留学の長期割引」参照)。
一方で、「短期だから費用が少なく済む」という油断は禁物です。短期でも初期費用は一通り発生しますし、短期間に観光や遊びに積極的に出かけると出費がかさむこともあります。期間別の費用イメージをつかんだ上で、ご自身の留学目的と予算に合った最適な期間を選びましょう。
【半年】オーストラリア留学の費用と長期割引制度
半年間(6ヶ月)の語学留学では、短期留学にはない長期滞在ならではの費用メリットも出てきます。ここでは半年留学の総額と費用を抑えるポイント(長期割引など)について解説します。
《半年間留学の主な費用内訳》
項目 | 費用目安 | 備考 |
---|---|---|
授業料 | 約60~90万円 | 24週間分。学校によっては長期申込で週単価ディスカウントあり |
滞在費 | 約96万円 | 6ヶ月分の家賃・光熱費 |
生活費(食費・交通費・交際費等) | 約36万~120万円 | 6ヶ月分。生活スタイルにより大きく異なる |
往復航空券 | 約10万~35万円 | 渡航時期により変動 |
海外留学保険 | 約9万~12万円 | 6ヶ月分 |
学生ビザ申請費用 | 約20万円 | 半年(3ヶ月超)のため学生ビザが必要 |
その他費用(パスポート・教材・雑費など) | 約0.6~1.6万円+α | パスポート未取得の場合。教材費や雑費は学校・生活内容によって異なる |
合計費用 | 約228.6万~371.6万円 |
⇒ポイント
半年間の長期滞在では、語学学校の長期割引制度を利用できる可能性があります。多くの語学学校で12週間以上の申込みに対して週あたり授業料を割引しており、24週間(約6ヶ月)以上ならさらに単価が下がるケースもあります。「長期留学割引キャンペーン」を実施している学校もあるため、入学時期を合わせてキャンペーン価格で申込むと学費をかなり抑えられます。
また、半年以上滞在する場合は学生ビザが必要になります(観光ビザでは最大12週間までの就学が限度)。学生ビザが下りれば、週20時間までの就労が認められるので(2025年現在は2週間で48時間までの就労可能という条件あり)、現地でアルバイトをして生活費の一部を補うこともできます。これは長期留学ならではのメリットです。実際、オーストラリアの最低賃金は時給約24.10AUD(約2,500円)と高く、カフェやレストランのアルバイトでも週数万円の収入が期待できます。半年間フルに働けば生活費の相当部分を賄えるでしょう。
長期滞在では英語力の伸びも大きく、生活にも慣れて交際費や娯楽費が増えがちです。半年後には「もっと色々な体験をしたい!」とアクティブになる方も多く、その分出費が膨らむ可能性があります。余裕のある予算を用意しつつ、計画的にお金を使うことが大切です。
【1年間】オーストラリア留学の費用と奨学金・ワーホリ活用法
「オーストラリアに1年間じっくり留学したい!」そんな長期留学では、総額で数百万円規模の費用が必要になります。ここでは1年(12ヶ月)留学の費用内訳と、費用負担を軽減する方法(奨学金やワーキングホリデーの活用)について紹介します。
《1年間留学の主な費用内訳》
項目 | 費用目安 | 備考 |
---|---|---|
授業料 | 約120~180万円 | 約48週間分の語学学校通学 |
滞在費 | 約192万円 | 12ヶ月分の家賃・滞在費。都市・住居形態により変動 |
生活費(食費・交通・通信・交際費等) | 約120~171万円 | 12ヶ月分。生活スタイルにより大きな幅あり |
往復航空券 | 約10万~35万円 | 渡航時期・航空会社により異なる |
海外留学保険 | 約20万~25万円 | 1年間分 |
学生ビザ申請費用 | 約20万円+健康診断等 | 健康診断が求められる場合あり |
その他初期費用(パスポート・教材・入学金など) | 約0.6~1.6万円+α | パスポート未取得の場合。教材費・入学金は学校により異なる |
合計費用 | 約479.6万~621.1万円 |
⇒ポイント
1年間オーストラリアで生活し学ぶには多額の費用が必要ですが、その分得られるもの(英語力や経験)も大きいでしょう。ただ、「500~600万円も全部貯めてからでないとダメ?」と心配になる方もいるかもしれません。しかし必ずしも全額を事前に準備する必要はありません。学生ビザで渡航すれば現地でアルバイトが可能なので、現地収入で賄える部分もあるためです。特にワーキングホリデー制度を併用すれば実質負担を減らすこともできます(後述)。
● 奨学金の活用
長期留学では奨学金制度の利用も検討しましょう。オーストラリアの語学留学向け奨学金は数は多くないものの、例えば日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度や地方自治体・民間団体の給付型奨学金など、応募できるものがあります。特に大学進学や大学院留学の場合は奨学金が充実していますが、語学留学でも企業スポンサーによる奨学金や語学学校独自の奨学金(成績優秀者に授業料免除など)を設けている場合があります。奨学金を得られれば数十万円単位で費用負担が減る可能性もありますので、条件に合うものがないかぜひ調べてみてください。応募時期や要件がありますので留学開始の1年前くらいから情報収集すると良いでしょう。
● ワーホリ活用で費用軽減
オーストラリアにはワーキングホリデー(Working Holiday)制度があり、18~30歳までの若者は最長1年間滞在しながら働くことができます。このワーホリ制度を留学と組み合わせることで、実質的な費用負担を大きく減らすことも可能です。ワーホリ中はフルタイムで就労できるため収入も多く、最低賃金でも月20~30万円程度稼げる計算になります。実際、オーストラリアのホテルでインターンシップをして半年で150万円稼いだという体験談もあります。こうした収入を滞在費や生活費に充てれば、持ち出しの貯金を大幅に減らすことができます。
ただしワーホリには「語学学校に通えるのは最大17週間まで」という制限があるため、じっくり勉強したい人は学生ビザ、費用を抑えて働きたい人はワーホリと、自分の目的に応じて選択することが大切です。。いずれにせよ、長期留学=莫大な貯金が必須ではありません。奨学金やワーホリなど利用できる制度はフル活用して、できるだけ経済的負担を軽減しましょう。
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オーストラリア語学留学の費用と学校選びのポイント

「語学留学」でオーストラリアを検討中の方に向けて、語学学校の費用相場と学校選びのコツをお伝えします。語学留学では授業料(学費)が費用の中心になりますが、学校によってその額はさまざまです。また費用だけで学校を選ぶのは危険でもあります。費用とクオリティのバランスを見極めるポイントを押さえましょう。
語学学校の費用相場
オーストラリアの語学学校の授業料は、1週間あたり約250~400豪ドル(約26,000~41,600円)が相場です。学校やコースによって差がありますが、一般英語フルタイム(週20時間前後)の場合で週A$350程度(約3~4万円)が平均的と考えてください。月単位にすると1ヶ月(4週間)で14~16万円前後が目安です。実際、オーストラリアの語学学校提供コースでは1ヶ月あたり約15万円を想定しているケースが多いです。
<語学学校費用の主な内訳>
- 入学金(Enrollment Fee):約200豪ドル(約1.9~2万円) -- 初回のみ支払い。
- 授業料(Tuition):週あたり約A$280~A$350(約2.8万~3.5万円)が平均。学校によりA$500近い高額校や、A$250以下の格安校もあります。
- 教材費:週あたり約10~15豪ドル(約800~1200円)程度(学校による。都度購入の場合も)。
例えば比較的安い学校では「週250豪ドル」程度=1ヶ月約10万円ほどで通えるところもあります。一方、有名校や大学付属校では「週400~500豪ドル」(1ヶ月16~20万円)と料金が高めです。
料金差の理由としては、教育の質やサービス内容の違いがあります。授業料が高い学校は講師の質が高い・クラス人数が少ない・設備が充実・選択科目やアクティビティが豊富など、価格に見合ったメリットを提供する傾向です。逆に安い学校は最低限のカリキュラムであったり、1クラスの人数が多めであったりと、コストを抑えている分シンプルな環境の場合があります。ただし安い学校でもしっかり勉強できる環境は整っていますし、講師が情熱的で留学生の面倒見が良い学校もあります。費用=満足度では必ずしもないので、自分に合った環境かどうかを重視しましょう。
▼費用に影響する要素
学校選びでは授業時間帯も費用に影響します。例えば午後・夜間クラスは割安になる学校が多いです。午前クラスが人気なので、午後・夜に設定されたコースは同じ時間数でも週あたりの授業料が安く抑えられていることがあります。「できるだけ費用を節約したいけど授業時間は気にしない」という方はイブニングコースを選ぶのも手です。
学校選びのポイント
1. 費用とサービス内容のバランス
上記のとおり、高ければ良い・安ければ悪いではないものの、極端に安い学校はサポート面で物足りなさを感じる可能性があります。日本人スタッフの有無や学生サポート体制も確認しましょう。初めての留学で不安が大きい場合、多少学費が高くてもサポート充実校を選ぶ価値はあります。一方、自主性があり安さ重視なら格安校でも問題ありません。
2. 学校の規模と国籍バランス
大規模校はクラス数が多く開講コースも豊富ですが、そのぶん日本人留学生も多めになりがちです。小規模校はアットホームですがコース選択肢が限られる場合も。費用面では大規模校のほうが宣伝費等で高めとも言われますが、一概ではありません。国籍バランス(特定国籍が占める割合)も要チェックポイントです。「日本人が少ない学校ほど費用が高い」ということはありませんが、都市や時期によって日本人割合が変動しますので、最新情報をエージェントに確認すると良いでしょう。
3. ロケーションによる物価差
学校の所在地によって生活費(特に家賃)が変わります。シドニーやメルボルンなど大都市は学費もやや高め傾向で、地方都市や郊外キャンパスは割安なことがあります。例えば専門学校付属の英語コース(TAFE付属校)などは比較的学費が抑えめで、週320豪ドル程度の学校もあります。都市別の費用差については後述の「都市別費用比較」で詳しく述べますが、学校選びの際にも都市の物価は考慮しましょう。
4. コース内容と目的
一般英語コースだけでなく、試験対策(IELTS等)や進学英語など目的別コースが充実している学校もあります。長期留学では途中でコース変更できる柔軟な学校だと飽きずに学べます。費用面では、試験対策コースでも料金は通常の英語コースと同じ場合が多いので追加費用は心配いりません。ただし専門英語コース(例:ビジネス英語や英語教師養成など)は別料金設定の場合もあるので確認しましょう。
5. キャンペーン情報
実はタイミングによって授業料割引キャンペーンを行っている学校があります。例えば「今月末までの申し込みで授業料20%オフ」や「入学金無料」などです。費用を重視するなら、留学エージェントに問い合わせて現在利用できるキャンペーンを教えてもらうのがおすすめです。「成功する留学」でも随時キャンペーン情報を案内しているので、ぜひ活用してください。
まとめると
オーストラリア語学留学の学費相場は週3万~4万円前後ですが、学校選び次第で費用に幅が出ます。費用だけにとらわれず、自分の重視するポイント(講師の質、校風、日本人比率、立地など)とのバランスで選びましょう。無料カウンセリングなどでプロの意見を聞きながら比較すると安心です。費用面も含めてあなたにピッタリの学校を見つけてくださいね。
オーストラリア留学費用の詳細内訳【学費・生活費・滞在費】

ここではオーストラリア留学費用の内訳を項目ごとに詳しく見ていきます。「一体何にいくらかかるの?」という疑問を解消しましょう。費用項目は大きく分けて学費(授業料、滞在費、生活費、そして渡航関連費用(航空券・ビザ・保険など)に分類できます。それぞれの目安額とポイントを説明します。
- 学費(授業料)
留学費用の中核となるのが語学学校や教育機関の学費です。前述のとおり4週間で約10~15万円が一つの目安ですが、学校によって異なります。長期申込割引やキャンペーンを利用すれば総額を下げることも可能です。なお入学金(約2万円)や教材費も学費に含めて考えておきましょう。大学や専門学校に進学する場合は学費が年間数百万円になることもありますが、語学留学では学費総額は期間×月あたり15万円前後を目安に計算すると良いでしょう。
- 滞在費(住居にかかる費用)
これはホームステイ代や寮費、シェアハウスの家賃など滞在方法によって異なります。オーストラリアではシェアハウス生活が一般的で、多くの留学生が現地で部屋を借りて共同生活をします。主要都市のシェアハウス家賃相場は週A$180~$300程度(約1.8万~3万円)で、地域によって差があります。例えばシドニーは高く週約$292(約3.0万円)、ブリスベンは週$242(約2.5万円)といった具合です。郊外や地方都市に行けばさらに安くなり、ケアンズでは週$170(約1.7万円)というデータもあります。1ヶ月あたりに直すと都市部で約10~12万円、地方で7~8万円といった目安です。ホームステイの場合、食事付きで月9~10万円程度が相場と言われます平日2食・土日3食付きの場合)。ホームステイは郊外が多いため通学交通費がかさむ傾向がありますが、食費込みなのでトータルではシェアハウスと大差ない場合もあります。いずれにせよ滞在費は生活費の中で最も大きな割合を占めます。家賃にはボンド(保証金)や光熱費が含まれる場合もあるので、契約時に確認しましょう。
- 生活費( 現地での日々の生活にかかるお金)
主な内訳は食費、交通費、通信費、交際費(娯楽費)などです。オーストラリアの物価は日本より高めと言われますが、一概にすべてが高いわけではありません。外食費は日本の約2倍することもありますが、スーパーの食品は日本とあまり変わらない価格のものもあります。例えばマクドナルドのハンバーガー(ビッグマック)は日本で約450円、オーストラリアでは約7.70AUD(750円)と1.5~1.6倍です。一方、野菜や肉は日本と同程度の価格で買える場合もあります。自炊中心にすれば食費はかなり抑えられ、月2~3万円程度で済むことも可能です。逆に毎日外食すると月6~8万円以上かかるでしょう。交通費は都市によりますが、例えばシドニーで公共交通を日常利用すると月1~1.5万円ほどが目安です(週40~60AUD前後)。都市部は交通系ICカード(シドニーならOpal、メルボルンならMyki)を購入し、定期やチャージで利用します。留学生は公共交通の学割が効く州もありますので活用しましょう(※ニューサウスウェールズ州など一部地域では留学生割引なし。クイーンズランド州などでは留学生も学割可)。通信費は、現地のプリペイドSIMを使えば月20~30AUD(約2,000~3,000円)程度でデータと通話SMSが使い放題になるプランがあります。日本のスマホ代より安いくらいなので、渡航前にSIMロック解除だけ忘れずにしておきましょう。交際費・娯楽費は人によります。週末に旅行したりバーに行ったりすれば出費は増えますし、控えめに過ごせば少なく済みます。月あたり1~3万円くらいを余裕費として見ておくと安心です。全体として、1ヶ月の生活費は平均15万円程度というデータがあります(家賃含む総額)。都会では高め、地方では低めになる点を念頭に、自分の生活スタイルに合わせた予算を組んでください。
- 渡航前にかかる費用(航空券・ビザ・保険など)
留学費用には現地到着前に必要なお金もあります。まず航空券代は往復で約8~20万円が一般的ですが、時期や経路により幅があります。繁忙期(日本の長期休暇時期)は高騰し、早割や経由便を使えば安くなります。ビザ申請費用は留学の種類によって異なります。学生ビザの場合、2025年現在でオンライン申請料は約710AUD前後(約7~8万円)ですが、7月の改定等で変動することがあります。さらに健康診断(必要な場合約2万円)や証明写真なども考慮しましょう。ワーキングホリデービザは約510AUD(約6~7万円)です。観光ビザ(ETA)なら20AUD以下(数百円程度)と非常に安価です。海外留学保険は必ず加入しましょう。クレジットカード付帯保険で代用する人もいますが、長期なら有料の留学保険に入る方が安心です。保険料は期間と補償内容によりますが、1ヶ月で1~2万円、1年で20~30万円ほどが目安です。オーストラリアの学生ビザ取得にはOSHC(留学生海外医療保険)への加入が義務付けられており、これも保険料に含めておきます(学校を通じて手配可能)。最後に留学エージェント利用料ですが、「成功する留学」のようにカウンセリング・手続き代行が無料のエージェントもあります。有料エージェントでもキャンペーンで割引がある場合もあるので、賢く選びましょう。
以上が主な費用内訳です。これらを合計したものが各期間ごとの総額になります。内訳を把握しておくと「自分はここを節約しよう」「ここにはお金をかけよう」と優先順位を決めやすくなります。費用の透明性を確保して、留学後半で「お金が足りない!」とならないよう、計画を立てましょう。
都市別オーストラリア留学費用比較【シドニー・メルボルン・ブリスベン】

オーストラリアは都市によって物価や家賃相場がかなり異なります。同じ半年・1年の留学でも、シドニーに行く場合とブリスベンに行く場合ではトータル費用に差が出ます。ここでは主要都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン)を中心に、都市別の留学費用の違いを比較してみましょう。
シドニー vs メルボルン vs ブリスベン【どれくらい違う?】
結論から言うと
シドニーやメルボルンなどの大都市は費用高め、ブリスベンなど地方都市寄りの都市はやや安めです。ただし意外なことに、観光地タイプの都市(例:ケアンズやゴールドコースト)は観光客向け物価が高く、大都市以上に外食費が高いケースもあります。一概に「田舎=安い」とも言えないところがポイントです。
まず家賃相場を比較します。留学生が住むシェアハウスの家賃(週あたり)を都市別に見ると、公式データでは以下の通りです。
- シドニー:週約$292(約30,000円)
- メルボルン:週約$252(約26,000円)
- ブリスベン:週約$242(約25,000円)
- ゴールドコースト:週約$228(約24,000円)
- パース:週約$214(約22,000円)
- ケアンズ:週約$170(約17,000円)
- アデレード:週約$227(約23,600円)
(※いずれもルームシェアで2~3人部屋の場合の目安。1AUD=104円換算)
ご覧のように、家賃だけ見ればシドニーが突出して高く、ケアンズが非常に安いです。シドニーは全国平均より2割ほど高いと言われます。メルボルンもシドニーに次ぐ大都市でやはり高めですが、シドニーよりはやや安いです(週あたり約40ドル差)。ブリスベンはシドニーより50ドルほど安く、家賃面では割とお得な都市と言えます。ただし同じブリスベンでも都心か郊外か、一人部屋か相部屋かで差があるので注意しましょう。
生活費全体で見ると、都市が大きいほど家賃高・収入高の傾向があります。例えば平均給与はパースが一番高くシドニー・メルボルンがそれに次ぐというデータがあります。最低賃金は全国共通ですが、都市部は求人が多いため仕事は見つけやすい反面、物価(特に外食)が高いというトレードオフです。一方で田舎は物価自体は低くても仕事が少ないなどの違いもあります。
▼都市選びのヒント
- シドニー:最大都市で娯楽も仕事も豊富。費用は高めだが刺激的な留学生活を送りたい人向き。「せっかく留学するなら都会で!」という方に人気。ただし家賃が高く、できればシェアルームや郊外滞在で節約したい。
- メルボルン:シドニーに次ぐ大都市。文化的で過ごしやすい街。物価・家賃はシドニーと同程度か少し安い。求人も多く、カフェ文化が盛んなのでカフェで働きたい人に人気。家賃はシドニーより若干安い分、暮らしやすさでは定評があります。
- ブリスベン:第3の都市。温暖でのんびりした雰囲気。費用面ではシドニーより抑えめで、家賃も安い。しかし都市部なので便利さも十分。観光資源(ゴールドコーストやグレートバリアリーフ近郊)も多く、ホスピタリティ系の仕事が見つかりやすいというメリットも。
- その他都市:パース(西海岸)は給料水準が高い代わりに家賃もそこそこ。自然が好きで働きながら稼ぎたい人向き。アデレードは落ち着いた街で家賃安め、学園都市的な側面もあります。ケアンズやゴールドコーストは生活費自体は安いですが、観光業中心で季節によっては物価変動も。田舎に行くほど家賃は安い反面、求人や学校選択肢は減る点を考慮しましょう。
このように、都市選びによって「費用重視 or 体験重視」のバランスが変わるとも言えます。「都会で遊びも充実させたいか」「なるべく生活コストを抑えたいか」「ビーチや大自然を満喫したいか」など、自分が留学生活で何を重視するかで選ぶ都市が変わってくるでしょう。費用面だけでなく、自分に合った環境かどうかもしっかり検討して、納得のいく都市を選んでくださいね。
経験豊富なカウンセラーに分からないことを聞いてみよう!
オーストラリア留学の生活費と現地物価【2025年最新】
「オーストラリアの生活費って実際どのくらい?物価高いって聞くけど...」と不安に思う方もいるでしょう。ここでは現地で生活する際の具体的な費用や日本との物価比較について、最新事情を交えて解説します。家賃・食費・交通費・娯楽費など項目別に見ていきましょう。
日本より高い?オーストラリアの物価事情
結論から言えば、オーストラリアの物価は日本より高いものが多いです。ただしその要因の一つは賃金水準の高さにあります。2025年現在、オーストラリアの最低賃金は時給約24.10AUD(約2,500円)で、日本(時給1,100円程度)のおよそ2倍以上です。人件費が高い分、サービス業の価格(飲食店の外食代やヘアカット代など)が高く設定される傾向があります。例えばレストランでのランチは、シドニーで20.5AUD(約2,130円)、メルボルンで22.5AUD(約2,340円)と、日本の感覚より高めです。一方で牛乳やパン、野菜など日常の食材はほぼ日本と同じくらいの値段で買えるものもあり、すべてが何でも高いわけではないのです。
物価の例(2025年時点)
- ハンバーガー(マクドナルド・ビッグマック): 日本約450円 ⇒ オーストラリア約750円(約1.6倍)
- カフェのラテ一杯: 日本¥400 ⇒ オーストラリア¥600~¥700前後(1.5倍程度)
- 牛乳1リットル: 日本¥200 ⇒ オーストラリア¥180(逆にオーストラリアの方が安い場合も)
- ガソリン1リットル: 日本¥170 ⇒ オーストラリア¥150~¥180(豪は産油国ではないが税制で変動)
都市によっても違いがあり、シドニーやメルボルンは物価が高め、地方都市はやや安いです。ただし、前述のとおり観光地のケアンズ等は外食価格がむしろ高かったりするため、一概に「地方=安い」ではありません。総合すると、東京 vs シドニーで比較すると「シドニーの方が生活費全体では約1割高い」という調査もあります。これは東京の家賃がオーストラリアに比べ高めなことも影響しています。実際、東京とシドニーを比べると食費は東京の方が安いが、家賃はシドニーの方が高いといった違いがあり、トータルではシドニーが10%程度高コストという結果でした。もっとも、イギリスやアメリカの主要都市と比べればシドニーの物価はまだマシとも言えます。
生活費の具体例(1ヶ月あたり)
オーストラリアで1ヶ月生活した場合の費用モデルは、約12.2万~16.6万円+交際費というデータがあります。これは主要都市の最安ケース(ケアンズ)~最高ケース(シドニー)で試算したもので、内訳は以下の通りです。
- 家賃・光熱費:1,000~1,200 AUD(約9万~10.8万円)
- 交通費:120~180 AUD(約1.08万~1.62万円)
- 通信費:40~60 AUD(約3,600~5,400円)
- 食費:200~400 AUD(約1.8万~3.6万円)
- 合計:1,360~1,840 AUD(約12.2万~16.6万円)+交際費別途
交際費(交友・娯楽費)は個人差が大きいので別枠ですが、月1~2万円程度は見ておくと良いでしょう。つまりすべて込みで1ヶ月あたり、節約気味で約13~15万円、ゆとりあると20万円弱というのが生活費の目安です。この数字は東京で一人暮らしするのと大きく変わらないか、やや高い程度とも言えます。実際、「オーストラリアは物価高い」と構えていても、慣れてみると「意外と日本と同じくらい」と感じる部分もあります。特に自炊派の人はあまり日本との差を感じないでしょう。
▼生活費節約のコツ(現地編):
オーストラリアで生活費を節約するには、とにかく自炊が一番です。外食すると高いので、友人との付き合い以外はできるだけ自炊しましょう。また住居も都市中心部を避けると家賃を大きく抑えられます。「学校の近くに住めば交通費も節約できるが家賃は高め、郊外に住めば家賃は安いが交通費がかかる」というジレンマがありますが、家賃の方が支出に占める割合が大きいので、まずは予算に合う家賃の物件を探すのがおすすめです。さらにシェアハウスでは日用品(トイレットペーパーや調味料等)をみんなで共有すると各自の負担が減ります。通信費は先述のようにSIMフリースマホ+現地SIMで安くなりますし、無料Wi-Fiも都市部ならカフェや図書館で使えます。オーストラリアは公共図書館が充実しており、本やDVDの貸し出しは無料、勉強スペースもあります。お金をかけずに過ごす工夫はいくらでも可能です。
最新の物価状況としては、世界的なインフレの波はあるものの、2025年現在オーストラリアの物価上昇率は落ち着きつつあるとの報道もあります。為替相場も1AUD=90~100円台で推移しています。留学中も日々の節約を心がけ、浮いたお金で旅行や観光を楽しむくらいの計画を立てると、より充実した留学生活になるでしょう。
ワーキングホリデーで実質費用を抑える方法

「なるべく自己負担を減らして留学したい...」という方には、オーストラリアのワーキングホリデー(ワーホリ)制度の活用がおすすめです。ワーキングホリデーは現地で働きながら滞在できる制度で、上手に使えば実質的な留学費用を大幅に節約できます。このセクションではワーホリで費用を抑えるポイントを解説します。
ワーホリなら収入を得て留学できる!
ワーホリ制度の基本
オーストラリアのワーキングホリデーは、日本国籍の18~30歳(申請時)が対象で、最長12ヶ月オーストラリアに滞在できます。就学も可能ですが、就学期間は17週間(約4ヶ月)以内と制限があります。逆に言えば就労時間は制限なく働ける(同一雇用主の下で最長6ヶ月まで等の条件あり)ため、フルタイムで仕事をすることも可能です。学生ビザのような「週20時間まで」という制約がないので、稼ぎたいだけ稼げるのがワーホリの強みです。
収入の目安
オーストラリアの最低時給は約24AUDです。仮に時給24AUDで週38時間(フルタイム)働けば、月収は 約 AUD 4,100、日本円で約39万円になります。これはオーストラリアの平均的なフルタイム給与に近い額です。もちろん実際には税金や年金積立(スーパーアニュエーション)の控除がありますが、それでも十分生活費をまかない、貯金もできる計算です。※一部の雇用主は国の定める最低時給以下の不当な賃金で留学生を雇おうするケースがあります。この行為は法律違反であるため、雇用契約を結ぶ段階で重々確認をしましょう。
実例
あるワーホリ参加者の体験談では、>ホテルの有給インターンシップで半年で150万円を稼いだというケースもあります。彼女はブリスベンのホテルでフルタイム勤務し、生活費を引いてもしっかり貯金できたそうです。「ワーホリで行ったらむしろお金が増えて帰ってきた」なんて話も珍しくありません。特に日本で働くより高時給なので、短期間でがっつり稼げるのです。
ワーホリ費用節約の具体策
1. 渡航前の準備
ワーホリで費用を抑えるには、渡航前の初期費用も最低限にしましょう。ビザ申請費は約7万円と安くはありませんが、学生ビザよりは安いです。語学学校に通う予定がない/短期だけなら観光ビザで行って、現地でワーホリに切り替える手もあります(ただしオーストラリア入国後のビザ切替は条件があるので要確認)。また、航空券は片道だけ購入し、復路は現地で稼いだお金で買うという方法もあります。留学保険も、クレジットカード付帯+現地医療保険で最低限に抑える人もいます(ただし保証範囲に注意)。
2. 現地での働き方
ワーホリでは仕事探しが肝心です。都市部に行けば求人は多いですが競争もあります。効率よく稼ぐなら需要の高い職種を狙うと良いでしょう。例えばファームジョブ(農場労働)は地方で人手不足なので英語力初級でも雇われやすく、時給も悪くありません。都市部の日本食レストランは採用されやすいですが、中には最低賃金以下で働かされる例もあるので気を付けてください。英語力に自信があればローカルのカフェやショップで働くと英語も上達し一石二鳥です。さらに、オーストラリアは最低賃金が法律で厳しく守られているので、しっかりした雇用主の下ではきちんとした給与が得られます。求人は現地の求人サイトや知り合いからの紹介、飛び込みで履歴書配りなど様々な手段で探しましょう。「成功する留学」の現地オフィスでも仕事探しの相談に乗ってくれるので困ったら頼ってください。
3. 支出を抑える生活
ワーホリで収入を得ても、使ってしまっては貯まりません。シェアハウスで家賃を抑え、自炊中心の生活を続ければ、月10万円程度で暮らすことも可能です。交際費も、現地の無料イベント(博物館のフリーデーや花火大会など)を活用したり、友達同士で宅飲みにすれば安上がりです。移動も自転車を使えば交通費ゼロにできます(都市によりますが中古自転車を安く入手できます)。現地にはGumtreeやFacebook Marketplaceなど中古品売買の場があり、家具や家電も格安で手に入ります。これらを駆使して節約しつつ収入を得るのがワーホリ費用節約の極意です。
4. 学校+ワーホリの組み合わせ
前述したように、数ヶ月学校に通って英語力を上げ、その後ワーホリで働くというプランも人気です。この場合、学校に通っている間は貯金を切り崩し、ワーホリ期間にそれを取り戻すイメージになります。実際、最初の3ヶ月間で50万円使ったけれど、その後のワーホリ9ヶ月で100万円稼いだ、という人もいます。このようにトータルで見ればプラス収支も夢ではありません。「働きながら暮らす」という経験自体も貴重で、履歴書に書けるインターンや職歴になることもあります。
注意点
ワーキングホリデーは誰にでもオススメというわけではありません。目的が「勉強」である人には、働く時間の確保が勉強時間を減らすジレンマがあります。また年齢制限や定員もありますので、利用したくても条件が合わない場合もあります(毎年定員があり、早期に申請が必要です)。しかし条件が合うなら、これほど費用負担を減らせる制度も他にありません。「お金がないから留学を諦める」前に、ぜひワーホリという選択肢を検討してみてください。
オーストラリア留学費用を安く抑える12の節約術
ここでは、オーストラリア留学の費用をできるだけ安く抑えるための実践的な節約術12選をご紹介します。ちょっとした工夫で数万円単位の節約につながるテクニックもありますので、ぜひチェックしてください!
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語学学校の割引キャンペーンを利用する
語学学校は時期によって授業料割引や入学金無料などのキャンペーンを実施していることがあります。行きたい学校が決まっているなら早めに情報収集し、キャンペーン期間中に申し込むと学費を大幅に節約できます。例えば「○月末までのお申込みで授業料20%オフ」などの例があります。エージェント経由の申し込みでも適用されることが多いので、「成功する留学」などに相談してみましょう。
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留学エージェントの割引特典を活用
有料の留学エージェントを利用する場合でも、期間限定の手数料割引があることがあります。「○月中のお申し込みでサポート料○万円OFF」などの特典が出ることも。あるいは無料エージェントを利用すれば手数料自体かかりません。複数のエージェントを比較し、一番お得に手続きできるところを選びましょう。ただしサポート内容とのバランスも考慮してくださいね。
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格安航空券で渡航する
航空券代は工夫次第で大きく節約可能です。LCC(格安航空会社)を利用したり、経由便を選ぶことで直行便より何万円も安くなる傾向があります。例えば東京からシドニー直行便が往復20万円のところ、東南アジア経由だと15万円以下になることもあります。多少時間がかかっても費用を抑えたい人は乗継便を検討しましょう。また渡航時期も重要で、オフシーズン(現地冬の7~8月や日本の学年途中など)は航空券が安いです。出発日をずらせるなら安い日を狙いましょう。
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大人数シェアやルームシェアを選ぶ
滞在費節約の鉄板はシェアハウスです。特にルームシェア(相部屋)に抵抗がなければ、家賃を半分以下にできます。例えばシドニーの一人部屋が週$300のところ、二人部屋にすれば$150前後で済むことも。プライベートは減りますが、現地の人や他国の留学生と交流できるメリットもあります。ホームステイも食事付きで安心ですが、費用重視なら自炊前提のシェアハウスが安上がりです。
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住む場所を郊外にする
都市中心部の家賃は高いので、少し郊外のエリアに住むと家賃をグッと抑えられます。同じ都市でも電車で20~30分離れるだけで数千円~1万円以上月家賃が違うことも珍しくありません。ただし郊外に住む場合は交通費とのバランスも考慮しましょう。学校まで徒歩や自転車で通える範囲だとベストです。多少遠くても、オーストラリアの都市は公共交通機関が整っているので問題ありません。安全な住宅街で安い物件を探してみましょう。
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自炊で食費を節約
外食費の高さは何度も述べましたが、徹底的に自炊すれば食費は大幅減です。スーパーで安い食材をまとめ買いし、作り置きやお弁当を活用しましょう。「今日は節約デー!」と決めて1日中自炊&お茶だけで過ごせば、ほとんどお金がかかりません。友人と自炊パーティをして食材費をシェアするのもおすすめです。留学生同士でカレーや鍋を作れば安く楽しく満腹に!外食はご褒美や交際時だけに抑え、基本は自炊で乗り切りましょう。
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交通費を抑える(徒歩・自転車活用)
都市部に住むなら歩きや自転車をフル活用しましょう。例えばメルボルンでは自転車通学している留学生も多いです。自転車が難しい距離なら、学校近くに住んで徒歩圏内にすると交通費ゼロで済みます。都市によっては無料バスや無料エリアが設定されていることもあります(例:ブリスベン中心部の無料City Loopバスなど)。また学生割引定期券が買える地域では忘れず申請しましょう。通学時間帯を工夫するとオフピーク割引になるケースもあります。交通費は塵も積もればなので、細かく節約したいですね。
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現地でSIMカードを購入する
日本のスマホをそのままローミングすると高額請求になります。必ずSIMフリー端末を持参し、現地で格安プリペイドSIMを買いましょう。オーストラリアにはOptusやTelstra、Vodafoneなどキャリアがあり、スーパーやコンビニで簡単にSIMが手に入ります。月20~30ドルで十分なデータと通話が使えるプランがあり、日本の携帯代より安いくらいです。LINEやSkypeを使えば国際通話料も不要です。日本の契約は一時休止か最低プランに変更し、通信費を圧縮しましょう。
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中古品・フリマを活用する
渡航後に生活用品を揃える際は、なるべく中古品を探しましょう。オーストラリアではGarage Sale(ガレージセール)やマーケット、最近ではFacebook MarketplaceやGumtreeといったサイトで個人間売買が盛んです。冷蔵庫や電子レンジ、家具なども新品で買うと高いですが、中古なら無料同然でもらえることもあります。現地で日本人コミュニティの掲示板をチェックすると、帰国者が「無料であげます」と投稿していることも。シェアハウス探しの延長でそうした情報も手に入るので、積極的にコミュニティに参加してお得情報をゲットしましょう。
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学生証・割引制度を活用
留学生でも学生証(国際学生証ISICなど)を作れば、美術館や映画館などの学割を受けられる場合があります。大学付属語学コースに通う人は大学の学生証がもらえ、公共交通の割引や施設利用が可能です。また現地の銀行口座を開けばATM引き出し手数料が減らせますし、現地スーパーの会員カードでポイントを貯めてお得に買い物できます。小さいことですが、割引やポイントはフルに活用しましょう。オーストラリアは火曜日が映画割引デーだったり、水曜はスーパー特売など決まったパターンもあるので、生活していく中で「安い日」を把握して賢く節約してください。
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ワーキングホリデー制度を検討
先ほど詳述したように、ワーホリは最強の費用節約策です。語学留学中でも年齢に余裕があればワーホリで延長滞在して働くことを検討しましょう。例えば半年留学後にワーホリに切り替えれば、残りの半年で稼いだお金で最初の留学費用の一部を回収できます。学生ビザとワーホリビザの 2つ取り も珍しくありません。オーストラリアはワーホリ取得が比較的容易(定員あり・抽選なし)なので、使わない手はないでしょう。ただし年齢制限(30歳まで)がありますので、チャンスがある人はぜひ活用してください。
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奨学金・補助金に応募する
語学留学向けの奨学金は多くありませんが、探せばゼロではありません。JASSOの留学奨学金(短期派遣留学向け)や、自治体の国際交流基金、小さなものでは民間団体の給付金などがあります。また勤め先がある社会人なら、会社の研修扱いで補助が出ないか確認しましょう。さらにオーストラリア政府主催のプログラムで奨学金が用意されているケース(主に大学以上)や、留学エージェント独自の奨学生制度(エッセイ等で選抜し渡航費支給など)も稀にあります。倍率は高いですが、応募しない手はないので該当しそうなものはトライしましょう。
以上、12の節約術をご紹介しました。どれもすぐ実行できるものばかりです。「塵も積もれば山となる」で、小さな節約の積み重ねが何十万円もの節約につながることもあります。お金の心配を減らせば、より留学に集中できますし、節約で身についた知恵は帰国後の生活にも役立つはずです。ぜひできることから実践して、オーストラリア留学の費用負担を賢く減らしてください!
オーストラリア留学費用のよくある質問【FAQ】
最後に、オーストラリア留学の費用に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。疑問や不安に思いがちなポイントをQ&A形式で確認しましょう。
Q1. 為替レートや円安で留学費用はどれくらい変わりますか?
A: 為替レートの変動は留学費用に大きく影響します。例えば1AUD=80円だった時期と1AUD=100円の時期では、同じ1万AUDの学費を払う場合、日本円では80万円と100万円で20万円もの差が出ます。近年は円安傾向でオーストラリアドルが高くなっており、その分費用負担も増えています。ただし為替は常に動くため、「今が高いから待つ」とも言い切れません。2024年~2025年初頭では1AUD=90~100円台で推移しており、この記事の費用試算でも1AUD=100円前後を基準にしています。円高になればラッキーですが、基本は現行レートで計画し、為替手数料の安い方法(留学エージェント経由の一括支払い、海外送金サービス利用など)で支払うと良いでしょう。また長期留学の場合、現地銀行口座を開設し円高時に多めに両替しておくなど為替リスク分散の工夫もできます。
Q2. 学費の支払いは一括前払いですか?分割できますか?
A: 語学学校の学費は基本的に前払いが一般的です。多くの学校では入学前に全期間分の授業料を支払うことになっています。ただし長期申し込み(例:1年分)の場合、学校によっては学期ごとや数ヶ月ごとの分割払いを認めていることもあります。特に大学や専門コースではセメスターごとの支払いが普通です。語学学校の場合でも「最初は12週間申し込んで、延長時に追加支払い」という形で事実上分割にすることもできます。ビザ申請上、就学期間分の授業料支払い証明が必要になるので、学校と相談しつつ支払いスケジュールを決めましょう。またクレジットカード払いに対応している学校もありますが、手数料が数%かかる場合があります。日本円からの海外送金や留学エージェントの円建て支払いサービスなど、手数料を含めて有利な方法で支払うと多少なりとも節約になります。
Q3. 3ヶ月未満の留学でも学生ビザを取った方がいいでしょうか?
A: 3ヶ月以内(12週間以下)の留学であれば、学生ビザを取得しなくてもオーストラリアに滞在・就学できます。具体的には観光ビザ(ETA)で入国し、そのまま語学学校に通うことが可能です。この場合、ビザ申請費用は数百円程度しかかからず、手続きもオンラインで簡単です。ただし観光ビザでは就労不可のため、現地でアルバイトはできません。また滞在延長したくなった場合、一度国を出て再入国するか、現地で学生ビザへ切替申請を行う必要があります。3ヶ月ジャストの留学だと観光ビザの期間ギリギリなので、万一学校開始が遅れた際の余裕がありません。そのためきっちり12週間通学する予定なら学生ビザが無難とも言えます(ビザに余裕がある)。一方、「とりあえず1~2ヶ月だけ」なら観光ビザで十分でしょう。まとめると、短期留学で費用を抑えたいなら観光ビザ、3ヶ月以上や現地でのバイト希望なら学生ビザがおすすめです。
Q4. オーストラリア留学と他の国(例えばアメリカやイギリス)ではどちらが費用が安いですか?
A: 一般にオーストラリア留学の費用は、北米や欧州主要国と比べて抑えやすいと言われています。その理由は、学費が比較的安めなことと、学生でも働けることで実質負担を減らせる点です。例えばアメリカ・ニューヨークに1年留学すると学費+生活費で500~700万円とも言われますが、オーストラリア・シドニーなら同程度の生活水準でも前述のとおり500~620万円程度が目安です。イギリス・ロンドンも物価が高く、オーストラリアと同等かそれ以上の費用がかかります。またアメリカやイギリスの学生ビザでは基本的にアルバイトが制限されたり難しかったりしますが、オーストラリアは学生ビザでも週20時間まで就労可能です。最低賃金が高い分、バイトで生活費をまかなえる大きなメリットがあります。一方、アジアのフィリピンなどと比べればオーストラリアは高額です。フィリピン留学は1ヶ月20~30万円程度と格安なので、費用だけ見れば適いません。ただし治安や環境、得られるものを考えると、一概に費用だけで優劣は決められないでしょう。オーストラリアは物価高だが賃金も高い国なので、「費用はそこそこ掛かるけど工夫次第で回収もできる」という点で、北米欧州より留学生に優しいとも言えます。
Q5. 現地でお金が足りなくなったらどうすればいいですか?
A: 渡航前に計画を立てても、為替や物価の変動、想定外の出費でお金が不足してしまうケースはあります。そんな時は慌てず対策しましょう。まず、日本から送金してもらうという手があります。国際送金サービス(WiseやWestern Unionなど)を利用すれば、家族に頼んで比較的低コストで仕送りしてもらえます。クレジットカードのキャッシング枠で一時的に現金を引き出すこともできます(利息に注意)。留学エージェントの現地オフィスがあれば相談してみるのも良いでしょう。場合によっては短期の仕事紹介や緊急貸付の情報を持っているかもしれません。学校のスタッフに事情を話せば、ホームステイ費用の支払いを待ってもらえることもあります。とにかく一人で悩まず、周囲に助けを求めましょう。大事なのは早め早めに手を打つことです。「あと〇週間しか持たない」という段階で動けば色々策はあります。逆にギリギリまで放置するとトラブルになるので注意です。万一、本当に資金が尽きて帰国しなければならなくなった場合でも、航空券だけは確保するようにしましょう(最悪、家族や友人に事情を説明して借りてでも帰国便を手配する)。そうならないためにも、普段から緊急用の予備費は確保し、定期的に残高チェックする習慣をつけてくださいね。
Q6. 留学保険はやっぱり入った方がいいですか?費用が高くて迷います。
A: 留学保険(海外旅行保険)はできるだけ加入をおすすめします。費用節約の観点から外そうと考える人もいますが、医療費の高い海外では無保険はリスクが大きいです。オーストラリアは比較的安全とはいえ、病気やけが、盗難など何が起こるかわかりません。例えば盲腸で入院手術ともなれば、保険なしでは数百万円の請求が来ることもあります。留学生にはOSHC(海外学生健康保険)への加入義務がありますが、これは主に医療費の一部補填で、日本語によるサポートや救援は含まれません。民間の留学保険に入れば、キャッシュレスで治療を受けられたり、日本語対応窓口にいつでも相談できたりします。費用は1年で20万円前後と安くはありませんが、「お守り」としての安心感は大きいでしょう。どうしても予算が厳しければ、クレジットカード付帯保険+OSHCで最低限にする方法もあります。ただしカード保険は3ヶ月程度で切れてしまうのと、補償額が十分でない場合が多いです。長期留学なら保険料も予算に組み込んで備えるのが無難です。なお、留学保険も保険会社やプランによって保険料が異なるので、複数社の見積もりを比較すると良いでしょう。代理店やエージェント経由で申し込むと割引が利く場合もあります。
いかがでしたか?
オーストラリア留学の費用に関する疑問は解決したでしょうか。費用面の心配が薄れると、留学の実現可能性がぐっと高まります。「成功する留学」では無料カウンセリングで費用やプランの相談にも乗ってくれるので、さらに詳しく知りたい方はぜひ利用してみてください。お金の不安をしっかり解消し、憧れのオーストラリア留学への第一歩を踏み出しましょう!
参考:
本記事は「成功する留学」公式サイトの情報および2025年時点の各種データに基づき作成しました。最新のレートやキャンペーン情報は変動する可能性がありますので、計画時には最新情報もご確認ください。それでは、オーストラリアでの素晴らしい留学生活を応援しています!
経験豊富なカウンセラーに分からないことを聞いてみよう!
この記事を監修した人

末永 ゆう生
「成功する留学」留学カウンセラー
早慶上、ICU、GMARCHなどの国内の難関大学英語系学部と海外大学の併願を希望する受講生の成功を導くノウハウを蓄積。オレゴン州立大学直接入学、ファウンデーションコースを経由して、マンチェスター大学入学、カレッジを経由して、トロント大学入学など、現時点の英語・学力・お金を踏まえて、顧客の理想に寄り添った多種多様な進学・キャリアの提案・支援を行い、高い顧客満足度を実現。
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