高校生の留学

高校生の留学にはさまざまな形があり、目的や期間によって選択肢が異なります。卒業を目指す長期留学から、短期間の語学研修まで、多様なプログラムが用意されています。それぞれ異なるメリットやチャレンジがあるので、どの留学が自分にとって最適なのかを見極めるために、まずは各タイプの特徴を理解し、目標に合った選択をすることが重要です。
高校留学は、単に語学力を向上させるだけでなく、異文化理解や自立心の成長にもつながる貴重な経験です。新しい環境で学び、生活することで、将来の進路や価値観にも大きな影響を与えるでしょう。ただし、留学は簡単な道のりではありません。文化の違い、言語の壁、学習環境の変化に適応するためには、しっかりとした準備と柔軟な心構えが求められます。
ここでは、高校留学の主な種類とその特徴、成功のためのポイントについて詳しく解説します。自分に合った留学スタイルを見つけ、最高の留学経験を実現するための第一歩を踏み出しましょう。
経験豊富なカウンセラーに分からないことを聞いてみよう!
1.高校留学の種類
「成功する留学」では、高校留学をしたい方のサポートをしています。高校留学には、大きく分けて私費留学と交換留学の2つの種類があり、それぞれの違いを理解することから留学計画が始まります。また、期間や目的によって様々な種類があります。まず初めに、高校生の留学がどのような種類があるのかを見てみましょう。
高校留学は大きく分けて2種類
高校留学には、大きく分けて私費留学と交換留学の2つがあります。
私費留学とは、目的、能力、条件や期間などに応じてあなただけの高校留学を組み立てる留学です。
交換留学とは、生活体験を目的とした高校生のための1年間の留学です。
期間や目的が異なるだけでなく、留学後の進路に及ぼす影響もあります。
私費留学は、あなたの能力と条件に合った学校を一緒に探しますので学校の成績だけを心配する必要はありません。
一方、交換留学は、取り扱っている団体ごとに試験や規定があります。
私費留学と交換留学の違いを把握して、自分にとってどちらが合っているかを考えましょう。
私費留学
- 3ヵ月~
- 中学3年生~高校3年生の年齢に該当する人
- 選考ではなく、あくまでも能力を確認する
- 語学力は問わない(ESLからスタートできる)
- 各自の目的次第
- ホームステイまたは学寮(学校形態による)
- 公立または私立(希望や条件によって選べる)
- 目的に合わせて地域、学校、ホームステイ先を選択可。生活体験から卒業目的まで幅広く対応できる。公立と私立が選べる。英語を学びながら、正規授業が受けられる。 学費と滞在費がかかる。
交換留学
- 1年間
- 日本の高校に在籍している人
- 英語能力テストと面接
- 基礎力とコミュニケーション力
- 生活体験
- ボランティアのホームステイ
- 公立(地域を含めて選べない)
- 国際交流を目的とした親善大使。 地域、学校、ホームステイ先は選べない。滞在先を含めて変更不可。1年間のみの留学。英語の授業(ESL)は受講不可。
私費留学
私費留学は、留学の目的、能力や条件、留学期間に合わせてプランを組み立てていきます。
留学期間も3ヵ月の体験目的から卒業目的まで、あなたの希望に合わせてあなた自身が選ぶことができます。
留学先についても、滞在方法、公立か私立、地域などを幅広い選択枠から自分に合ったものを探すことができます。
少しだけ現地の高校生活を体験してみたい人、 英語を話せるようになりたい人、海外に友だちを作りたい人、交換留学のように生活体験をしたいけれど地域を選びたい人、海外の高校を卒業したい人、海外進学の準備として留学したい人......など。私費留学は、留学の途中での目的の変更や期間の延長などに柔軟に対応できます。
1年間の体験留学から卒業留学に切り替えることも可能です。
また、学校の成績や英語力に左右されず、あなたの可能性を広げることができます。
短期高校留学
特徴
- 比較的短期間で気軽に留学できるため、長期留学に踏み切る前の試しとしても適している
- 滞在方法はホームステイや寮生活が一般的
- 単位の認定が難しい場合もあるため、事前に確認が必要
こんな人におすすめ!
- 将来、長期留学を考えているが、まずは短期間で体験したい人
- 海外の高校の雰囲気や授業を経験してみたい人
- 夏休みや春休みを利用して有意義な経験をしたい人
代表的な短期留学プログラム
- サマースクール
夏休みの期間を利用して、海外の高校や語学学校で学ぶプログラム。英語の授業に加え、スポーツやアート、観光、異文化交流のアクティビティが含まれることがあります。留学先としては、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどが人気。 - スプリングスクール
春休みを活用した短期留学プログラムで、主に語学学校や現地高校の特別クラスに参加出来ます。夏のサマースクールに比べて参加者が少なく、落ち着いた環境で学べます。ヨーロッパやアジア圏でも多くのプログラムが提供されています。 - 現地高校の体験入学プログラム
実際に現地の高校の授業を受け、現地の生徒と共に生活するプログラム。英語力が一定レベル以上必要な場合が多く、現地の教育システムを直接体験できます。日本の高校と提携しているプログラムや、独自に申し込めるものがあります。
長期高校留学(卒業留学タイプ)
特徴
- 現地の高校に入学し、卒業を目指すプログラム
- 3〜4年間の長期留学が基本
- 現地の高校システムで教育が受けられる
こんな人におすすめ!
- 将来、海外の大学に進学を考えている人
- 日本の大学の帰国生あるいはAO入試を考えている人
- 本格的に外国語を習得したい人
- 異文化の中で長期間生活し、自己成長したい人
主要な留学先
- アメリカ
- カナダ
- イギリス
- オーストラリア
- ニュージーランド
交換留学(1年留学タイプ)
交換留学とは、1年間ボランティアの家庭に滞在してその家族の一員となり、そこから通学できる地元の公立高校に通うプログラムです。
地域社会に参加し、家庭や友だち、地域の人びととの交流を通してさまざまなことを体験し、学びます。Exchange Programの直訳として「交換留学」という言い方が定着していますが、単に生徒同士を交換するということではなく、この場合のExchangeは「交流」という意味です。
特徴
- 公的な団体が主催する1年間の留学プログラム
- 奨学金制度があり、比較的安価に留学できる
- 交換留学生として現地の家庭にホームステイしながら高校に通う
- 留学後、日本の高校に復学することが前提
こんな人におすすめ!
- 長期留学は難しいが、海外での生活を経験したい人
- 費用を抑えつつ、本格的な海外経験をしたい人
- 現地の高校生と深く交流したい人
代表的な交換留学プログラム
- AFS(世界的に有名な交換留学団体)
AFS(American Field Service)は、世界的に有名な交換留学団体の一つで、異文化理解と国際交流を目的とした非営利教育団体(NPO)です。 世界60カ国以上が加盟し毎年約12,000人の学生がAFSのプログラムを利用しています。
AFSの特徴
1年間高校交換留学が基本
AFSの交換留学は 原則1年間 で、留学先の公立高校や私立高校に通いながら、現地のホストファミリーと生活を共にします。
ボランティアベースの運営
AFSは、世界中のボランティアによって支えられており、ホストファミリーや留学生のサポート体制が整っています。
世界60カ国以上でプログラムを展開
アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、オーストラリアなど、様々な国で留学が可能です。
留学中のサポートが充実
AFSの各国オフィスが留学生の学習や生活をサポートしており、ホストファミリーとのトラブル時もAFSが仲介します。
奨学金制度も充実
AFSは、各国政府や企業と提携して奨学金プログラムを提供しており、費用の一部または全額がカバーされる場合もあります。
- YFU(ユース・フォー・アンダースタンディング)
YFU(Youth For Understanding)は、世界的に展開している高校生向けの交換留学プログラム を運営する非営利団体(NPO)です。世界50カ国以上でプログラムを展開し、毎年約4,000人の高校生がYFUを通じて留学しています。
YFUの特徴
1年間または半年の高校交換留学が基本
YFUの交換留学は、原則1年間(中には半年のプログラムもあり)で、現地の高校に通いながらホストファミリーと生活します。
異文化理解を重視した教育プログラム
YFUの目的は、単なる語学習得だけでなく、異文化理解や国際交流を重視している点です。そのため、留学前・留学中・帰国後に、異文化適応や自己成長を促すワークショップが用意されています。
世界50カ国以上に留学可能
アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、オーストラリアなど、多様な国への留学が可能です。
ボランティアによるサポート体制
ホストファミリーや現地コーディネーターは、基本的にボランティアで運営されており、留学生を温かく支える環境が整っています。
費用は比較的安め
他の交換留学プログラムと比べて、参加費用が抑えられているのが特徴です。奨学金制度もあり、一部または全額免除を受けられる場合もあります。
- ロータリー青少年交換プログラム
ロータリー青少年交換プログラム(Rotary Youth ExchangeまたはRYE)は、国際ロータリークラブが主催する高校生向けの交換留学プログラム です。 世界100カ国以上で実施されており、年間7,000人以上の学生がこのプログラムを通じて留学を経験しています。
ロータリー青少年交換プログラムの特徴
費用が比較的安い(奨学金や支援制度が充実)
ロータリークラブはボランティア活動を中心とした組織であるため、他の交換留学プログラムよりも費用が抑えられることが大きなメリットです。 通常、留学費用は自己負担ですが、ホストファミリーの宿泊費や学費の一部がロータリークラブによってサポートされることがあります。
世界100カ国以上で実施されている
アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、オーストラリア、ブラジルなど、多くの国でプログラムが提供されており、希望に応じた留学先を選択できます。
原則1年間の交換留学(短期プログラムもあり)
長期留学(1年間):現地の高校に通いながらホストファミリーと生活
短期留学(3週間~3ヶ月):夏休みや冬休みを利用したプログラム
ホストファミリーを複数体験できる
他の交換留学プログラムと異なり、留学中に2〜3回ホストファミリーを変更するのが一般的です。異なる家庭の文化や生活スタイルを体験できるというメリットがあります。
ロータリークラブのネットワークによる強力なサポート
現地のロータリークラブが留学生をサポートし、定期的なミーティングやカウンセリングが受けられるため、安心して留学生活を送ることができます。
ロータリーの理念に基づいた国際交流
プログラム参加者は、ロータリークラブのイベントやボランティア活動にも参加する機会があり、単なる留学ではなく地域社会への貢献や国際交流を深めることができます。
デュアルディプロマ(日本+海外の高校卒業資格を取得)
特徴
デュアルディプロマとは、日本の高校に在籍しながら、海外の高校の卒業資格(ディプロマ)を取得できる制度です。オンライン学習や短期留学を組み合わせることで、日本の高校の授業と並行して海外の教育を受けられます。
- 海外の高校の卒業資格を取得できるため、進学や就職の選択肢が広がる
- オンライン授業が中心で、日本にいながら海外のカリキュラムを学ぶことが可能
- 希望すれば短期間の現地留学ができるプログラムもある
- 海外大学進学を目指す人にとって有利な資格となる
こんな人におすすめ!
- 日本の高校に通いながら、海外の高校卒業資格も取得したい人
- 将来、海外大学への進学を考えている人
- オンライン学習を活用して、自分のペースで勉強したい人
代表的なデュアルディプロマ留学プログラム
アメリカのデュアルディプロマ(米国の高校卒業資格を取得)
- アメリカの提携高校と日本の高校のカリキュラムを並行して学び、両国の卒業資格を取得。
- オンライン授業が主体で、米国の教育システムに触れながら学ぶ。
- 現地留学を伴うプログラムもあり、希望に応じて留学経験を積める。
- 高校卒業後、アメリカや他国の大学へ進学する学生が多い。
IB(国際バカロレア)プログラム
- 世界的に認められた教育プログラムで、国際的な大学進学に適している。
- 批判的思考力や問題解決能力を育むカリキュラムで、探究型の学びが特徴。
- 日本国内の一部の高校でも導入されており、IB資格を取得すると世界中の大学への進学が可能。
- 6つの科目群から選択し、TOK(知の理論)、CAS(課外活動)、EE(課題論文)などの要件を満たす必要がある。
スポーツ・アート・専門分野の留学
特徴
- スポーツ選手やアーティストを目指す人向けに設計された特別な教育プログラム
- 世界トップレベルの指導を受ける機会がある
- 専門技術だけでなく、語学や学問も並行して学べる
こんな人におすすめ!
- スポーツや芸術の分野で世界を目指したい人
- 専門分野の技術を向上させたい
代表的なデュアルディプロマ留学プログラム
① IMGアカデミー(アメリカ)
世界的に有名なスポーツアカデミーであり、テニス、サッカー、ゴルフ、バスケットボール、野球などさまざまなスポーツのトップレベルの指導が受けられる。
- トップアスリートを多数輩出しており、プロを目指す若い選手にとって最適な環境
- 競技スキルだけでなく、栄養管理やメンタルコーチングなども学べる。
- 学業との両立を支援するプログラムも整備されており、大学進学の道も開ける。
② アート・音楽専門高校(海外の芸術高校)
芸術分野に特化した高校で、音楽、絵画、デザイン、写真、映画制作などを専門的に学ぶことができる。
- 授業は実技が中心で、創造力を最大限に伸ばせる環境が整っている。
- 世界的に有名な教師やアーティストが講師として指導することも多い
- 入学にはポートフォリオやオーディションが求められることが一般的
- 将来的に美術大学や音楽院への進学を考えている学生に最適
③ 演劇・ダンススクール(ロンドンやニューヨークに多数)
ロンドンやニューヨークには、演劇・ダンスの名門校が多数存在し、世界最高峰の指導を受けることができる。
- クラシックバレエ、コンテンポラリーダンス、ミュージカル、舞台演技など、幅広い分野の専門トレーニングを受けられる。
- 一流の講師陣による実践的なカリキュラムで、プロとしての基礎を築くことができる
- ブロードウェイやウェストエンドなど、世界的な舞台での活躍を視野に入れた教育が行われる
- 多くの卒業生が映画、舞台、ミュージカル業界で活躍している
2.高校留学の滞在方法
一人ひとりの性格により、ホームステイか学生寮かの滞在方法が現地での留学生活が充実したものになるかどうか影響してきます。希望を伺った上でその方の性格も考慮し、一人ひとりにあったプランを提案して、高校留学をサポートします。
高校生留学の滞在方法とは?
滞在方法は、ホームステイ滞在と学寮滞在があります。滞在方法により留学先の学校が決定されますので、自分の性格と各滞在方法のよい点や気を使う点をよく考慮して決定しましょう。
学生寮
同じ学校に通う生徒と同じ寮に滞在します。
時間による制約はありますが、いつどんなときでも友だちが回りにいるのは学寮滞在ならでは。先生方が敷地内に住んでいる場合も多く、学校全体がひとつの大きな家族のような雰囲気です。
時間による成約がある一方で、寮生が退屈しないように週末には学校がさまざまなイベントを企画していたり、友達との交流など、楽しいこともたくさんあります。

POINT
- 同世代の友だちとの交流ができる
- 規律のある生活ができる
- 勉強時間の確保がしやすい
- 時間の制約がある
- 団体行動しなければならない
- 生活の基本が学校しかない
ホームステイ
現地の一般家庭に家族の一員として滞在します。
日本の家族と同じように一緒に喜んだり、楽しんだり、悲しんだり。
毎日の生活を通して、考え方や習慣の違いを学べます。
帰国後も家族としての絆を大切にしているケースが多く、手紙をやり取りしたり、再訪したり、長い付き合いができるのも魅力です。

POINT
- 現地の人びとの生活がより理解できる
- 地域コミュニティの一員として生活できる
- 時間に余裕がある
- 家族のルールに従わなければならない
- ホストペアレンツの意見を尊重する
- 学校への通学方法
3.高校留学のおすすめ国
アメリカ
特徴
- 世界最大の留学先であり、多様な文化・人種の中で学べる
- 公立高校と私立高校の選択肢があり、私立は寮付きが多い
- スポーツや芸術教育が充実しており、部活動(クラブ活動)が盛ん
- AP(Advanced Placement)やIB(国際バカロレア)などの高度なカリキュラムが充実
メリット
- 学業、スポーツ、芸術など幅広い分野で学べ、多様な選択肢がある
- 留学生が多く、国際的な視野が広がるグローバルな環境
- アメリカの大学へ進学のチャンスあり
教育制度
アメリカの学校制度は各地区の教育委員会によって異なり、義務教育期間も州によって異なります。新学期は一般に9月です。 高校は規定の単位数を満たすことで卒業できるという単位制になっているため、同学年だからといって同じ教科を履修するわけではなく、卒業規定内で自由に選択教科を履修します。 入学時に試験はありませんが、私立校では学校の成績や英語力、エッセイ、インタビューなどが要求されることもあります。公立校は基本的に現地で税金を納めている人やその家族が勉強するための学校ですので、原則として留学生が1年間以上在籍したり卒業することは認められていません。

1日の時間割り例 【公立高校12年生】
- 1時間目 Creative writing 創作ライテイング
- 2時間目 AP Physics 上級物理
- 3時間目 BC Calculus 微積分
- 4時間目 AP Biology 上級生物
- ランチタイム
- 5時間目 Acapella 音楽
- 6時間目 AP English 上級国語
- 7時間目 AP Music theory 上級音楽セオリー
※1時間目は、54分間授業
※クラスの間隔は、5分
カナダ
特徴
- 治安が良い環境の中で世界トップレベルの教育制度が受けられる
- 公立高校でも留学生受け入れが充実しており、費用が比較的リーズナブル
- ケベック州など英語+フランス語のバイリンガル教育が受けられる地域もある
- 大学進学を視野に入れたカリキュラムが整っている
メリット
- アメリカやイギリスに比べて留学費用が比較的安い
- 世界で最も住みやすい国の1つであり、治安の良さと安心できる環境がある
- 移民に寛容な社会で留学生が馴染みやすい
オーストラリア
特徴
- 教育レベルが高く、リラックスした生活環境が特徴
- 公立高校と私立高校があり、どちらも留学生を受け入れている
- ビーチやアウトドア活動が盛んで、自然豊かな環境で学べる
- 高校卒業後、オーストラリアの大学進学につながりやすい
メリット
- 気候が温暖で過ごしやすい
- 発音が比較的クリアで英語が学びやすい
教育制度
オーストラリアは季節が日本と逆で、夏休みの終わる1月末~2月が新学期となります。 学校制度は州によって異なりますが、義務教育は10年生までです。その後、大学進学希望者は11、12年生で大学の専攻に沿った日本の大学の一般教養課程に相当する科目を履修し、12年生終了後に統一資格試験を受験します。大学への進学を希望しない生徒は10年生終了後にTAFEと呼ばれる高等専門学校へ進んでより実践を学びますが、留学生の場合はTAFEへ進むことはほとんどありません。 公立高校、私立高校ともに留学生の受け入れには積極的です。校内でESLを開講している学校も多く、留学生はESLからスタートしたり、ESLと同時に他の教科を履修したりと語学力のレベルによっての対応が柔軟なことが多いです。

1日の時間割り例 【公立高校11年生】
- Form class ホームルーム
- 1時間目 Accounting 会計学
- 2時間目 Business CommunicationTechnology ビジネス・コミュニケーション技術
- Lunch 1 休憩
- 3時間目 Mathematics 数学
- 4時間目 Legal Studies 法律
- Lunch 2 ランチ
- 5時間目 English 国語
- 学校終了
ニュージーランド
特徴
- イギリス式の教育システムを採用し、質の高い授業を提供
- 少人数制の授業が一般的で、個別指導が充実
- アウトドア教育が発達しており、自然が豊かで安全な環境で教育を受けられる
- 「NCEA(National Certificate of Educational Achievement)」という独自の教育資格制度がある
メリット
- アットホームな教育環境で少人数クラスでしっかり学べる
- 自然に囲まれた生活でストレスの少ない留学生活を送れる
- フレンドリーな国民性で留学生を歓迎する文化がある
教育制度
オーストラリア同様、新学期は夏休み後の2月に始まります。 教育機関はほとんどが公立で、義務教育は16才である11年生まで。この時点で全国統一試験があり、義務教育修了証明の役割とともに試験の成績がその後の進路選択の評価にもなります。 義務教育終了後は大学進学準備課程の12、13年生へ進む場合とポリテクニックに進む場合に分かれますが、留学生がポリテクニックに進むことは非常に難しいため、通常は高校にあたる12、13年生へ進むことが多いです。 全体的に留学生の受け入れには積極的です。校内にESLプログラムを用意していたり、日本語を科目登録できたりと、留学しやすい環境の学校もありますが、学校によっては高度な英語力を要求する場合もあります。

1日の時間割り例 【私立高校13年生】
- Form class ホームルーム
- 1時間目 Accounting 会計学
- 2時間目 Maths Calculus 微分
- 休憩(20分)
- 3時間目 Maths Statistics 統計
- 4時間目 English 国語
- ランチ
- 5時間目 Economics 経済学
- 6時間目 Media Studies メディア
- 学校終了
イギリス
特徴
- オックスフォード、ケンブリッジなど名門大学多数あり、世界トップクラスの教育水準
- 「Aレベル」や「IB(国際バカロレア)」などの高度なカリキュラムがある
- 伝統的なボーディングスクールが多い
- ヨーロッパへのアクセスが良く、文化的な影響を受けやすい
メリット
- 質の高い教育が受けられる
- ヨーロッパへの留学・旅行がしやすい
- 名門大学進学への道が開ける
教育制度
イギリスの新学期は9月に始まり、私立か公立かによって中等教育への進学年齢が異なります。 義務教育は11年生までで、卒業資格が存在しない代わりにG.C.S.E.という全国統一試験を受験し、試験の成績がその先の進路にも影響します。 大学進学希望者は12、13年生(シックスフォーム)でG.C.E.-Aレベルを履修し、その結果により大学へ進学します。 留学生は通常、高校入学時に非常に高い英語力が要求され、十分な英語力がない場合は学校外の語学学校で英語だけを集中的に勉強することになります。留学生がイギリス人と同様の課程でG.C.E.-Aレベルに合格することは非常に困難ですが、留学生が進学するための学校や、まず英語を勉強してから大学進学準備コースへ移行する学校もあります。

1日の時間割り例 【私立高校8年生】
- 1時間目 Ass/chapel 朝礼
- 2時間目 Ceramics 陶芸
- 3時間目 English 国語
- 4時間目 History 歴史
- 5時間目 Biology 生物
- 6時間目 Math 数学
- 学校終了
アイルランド
特徴
- 教育の質が高く、比較的費用が安い
- 英語圏の中でも訛りが少なく、きれいな英語が学べる
- 公立高校でも留学可能であり、留学生の受け入れ体制が整っている
- フレンドリーな国民性と安全な環境が魅力
メリット
- イギリスやアメリカに比べて費用が比較的リーズナブル
- 少人数制の学校が多く、アットホームな環境で学べる
教育制度
アイルランドの新学期は9月に始まります。 中等教育はジュニアサイクルとシニアサイクルに分かれ、ジュニアサイクル修了時に統一試験があり、合格すると義務教育修了となります。高校にあたるシニアサイクルへ進学した場合、トランジッションイヤーといわれる最初の1年間は自由研究やグループ学習を主体とした教育で人間形成を目指します。残りの2年間はリービングサーティフィケイトプログラムを受け、修了時に受験する統一試験の成績によって大学へ進学します。 留学生は、学校の成績よりも生活態度が重視されます。トランジッションイヤーからであれば比較的留学しやすいですが、リービングサーティフィケイトプログラムからの編入は、ある程度レベルの高い学生でなければ受け付けないことが多いです。

1日の時間割り例 【私立高校11年生】
- 1時間目 English Literature 英文学
- 2時間目 Math 数学
- 休憩(15分)
- 3時間目 History 歴史
- 4時間目 Physics 物理
- ランチ
- 5時間目 Chemistry 科学
- 6時間目 Business ビジネス
- 7時間目 Math 数学
国名 | 教育レベル | 生活環境 | 費用 | 進学のしやすさ | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|---|
アメリカ | ★★★★★ | 多様 | 高い | ★★★★★ | スポーツやアート、大学進学を視野に入れたい人 |
カナダ | ★★★★ | 安全・安心 | 中 | ★★★★ | コストを抑えつつ高品質な教育を受けたい人 |
オーストラリア | ★★★★ | 温暖で快適 | 中 | ★★★ | 自然の中で学びたい、リラックスした環境を好む人 |
ニュージーランド | ★★★★ | のどかで安全 | 中 | ★★★ | 少人数制でしっかり学びたい人 |
イギリス | ★★★★★ | 伝統的で厳格 | 高い | ★★★★★ | 学問を重視し、名門大学を目指したい人 |
アイルランド | ★★★★ | フレンドリーで安心 | 低~中 | ★★★ | 費用を抑えつつ、きれいな英語を学びたい人 |
4.高校留学のメリット・デメリット
メリット
① 語学力の向上
海外の高校で生活することで、日常的に英語または現地の言語を使う環境に身を置くことになります。授業だけでなく、ホストファミリーとの会話やクラスメイトとの交流を通じて、実践的な語学力が身につきます。特にリスニングやスピーキング能力が飛躍的に向上し、自然な言い回しや表現を身に着けることが出来るでしょう。最初は言葉の壁を感じることもあるが、積極的に話すことが重要です。将来的には英語力が向上し、大学進学や就職で有利になる。
② 異文化理解・視野の拡大
海外での生活を通じて、日本とは異なる価値観や文化を直接体験することができます。異文化を理解し、柔軟な考え方を身につけることで、グローバルな視点を持つことができます。文化の違いに戸惑うこともあるが、オープンマインドで受け入れる姿勢が大切です。
③ 自立心の成長
親元を離れて生活することで、日常の家事や時間管理、勉強のスケジュール管理などを自分で行う必要があります。これにより、自立心や責任感が大きく成長します。最初は戸惑うこともありますが、徐々に慣れていき自己管理能力が向上し、自信がつくでしょう。
④ 人脈の広がり
留学先では、現地の友人や他国からの留学生と出会い、国際的な人脈を築くことができます。こうしたつながりは、将来のキャリアや生活において大きな財産となります。最初は言語の壁がありますが、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
⑤ 進学やキャリアの選択肢が増える
海外の高校を卒業すると、そのまま現地の大学へ進学できるチャンスが広がります。また、留学経験は就職活動でも大きなアピールポイントとなり、外資系企業やグローバルな職業を目指す際に有利になります。そのためには事前に留学後の進路をしっかり計画することが重要です。
⑥ 日本では得られない学びがある
アメリカのAPプログラムやイギリスのAレベル、国際バカロレアなど、日本では受けられない高度なカリキュラムを学ぶことができます。また、スポーツやアートなど特定の分野に特化した学校も多く、専門的な教育を受けることが可能です。どの国・学校を選ぶかで学べる内容が大きく異なります。
⑦ 自己表現力が高まる
海外の教育では、ディスカッションやプレゼンテーションが多く求められます。そのため、自分の意見をしっかり伝える力が身につき、積極性や自己表現力が向上します。
デメリット
① 費用がかかる
高校留学は、学費・滞在費・生活費などを含めると年間200万〜600万円程度かかることもあります。奨学金制度や留学プログラムを活用することで費用を抑えることも可能ですが、大きな負担になることは事実です。留学前にしっかりと費用を計画し、奨学金や支援制度を調べておくといいでしょう。
② ホームシックになる可能性
海外での生活を通じて、日本とは異なる価値観や文化を直接体験することができます。異文化を理解し、柔軟な考え方を身につけることで、グローバルな視点を持つことができます。文化の違いに戸惑うこともあるが、オープンマインドで受け入れる姿勢が大切です。
③ 勉強についていけないリスク
英語で授業を受けるため、最初は授業の内容が理解できず、成績が伸び悩むこともあります。予習復習をしっかり行い、先生やクラスメイトに積極的に質問することが重要です。
5.高校留学の流れ
高校留学を成功させるためには、しっかりとした準備と計画が必要です。ここでは、高校留学の流れを具体的なステップごとに解説し、スムーズに留学を進めるためのポイントを紹介します。
留学の目的を明確にする
なぜ高校留学をしたいのかを明確にすることが大切です。目的がはっきりしていると、国や学校選び、学習計画が立てやすくなります。ここで目的を立てずに留学を始めてしまうと、途中で「思っていたのと違った...」と後悔することもあります。大学進学・キャリアに活かすために英語力を向上させたい、グローバルな視野を広げ異文化を学びたい、など留学を通して達成したい目標をしっかり考えましょう。
行きたい国・学校を選ぶ
高校留学を提供している国は多数ありますが、それぞれの国で教育システムや学習環境が異なります。アメリカの場合だと「自由度が高く、スポーツ・芸術の選択肢も豊富」、カナダの場合だと「教育水準が高く、治安が良い」、オーストラリア・ニュージーランドの場合だと「自然豊かでのびのびと学べる」、イギリス・アイルランドだと「歴史ある学校が多く、質の高い教育を受けられる」などさまざまな特徴があります。迷った場合は留学エージェントやプログラムのカウンセラーに相談し、どの国が自分の目的に合っているか比較してみましょう。
費用と奨学金の確認
高校留学には学費・滞在費・生活費など多くの費用がかかります。年間200万~600万円程度かかることもあり、中には1,000万円近くかかる学校もあるので、事前にしっかりと確認する必要があります。
●費用の主な内訳
授業料:公立か私立かで大きく異なる(公立は比較的安価)
滞在費:ホームステイor学生寮で違いがある
生活費:食費や交通費、お小遣いなど
渡航費:航空券代やビザ申請費用
●奨学金制度
文部科学省の奨学金(トビタテ!留学JAPAN など)
各国の政府奨学金(フルブライト、チェブニング奨学金など)
民間財団の奨学金(ロータリークラブ、AFS など)
奨学金情報を早めにチェックし、申請期限に間に合うよう準備することが必要です。
留学エージェント・プログラムを決める
留学をスムーズに進めるために、留学エージェントや学校の交換留学プログラムを活用すると良いでしょう。エージェントを選ぶ際のポイントとしては、サポート内容(ビザ申請・学校選び・現地サポート)・費用と手数料の透明性・実績と口コミを参考に選ぶといいでしょう。エージェントを利用せず、自分で手続きをすることも可能ですが、手続きが複雑なので要注意。
サポート内容と料金出願・手続きを進める
留学が決まったら、学校に出願し必要書類を準備します。成績証明書(過去2~3年分)、英語力証明(TOEFL, IELTSなど)、推薦状、志望動機などのエッセイが必要になる場合がございます。学校によって締め切りや書類が異なるので、早めに確認しましょう。
ビザ申請・航空券の手配
ビザが必要な国の場合、渡航前に申請が必要です。長期ビザの取得には時間がかかるため、早めに申請を済ませておくことがおすすめです。
渡航前の準備
渡航前の準備として、航空券の購入・海外旅行保険の加入・ホストファミリーや学校との連絡・持ち物の準備(衣類・電子辞書・薬など)が必要になります。スマホのSIMカードやクレジットカードの準備も忘れずに準備してから渡航しましょう。
渡航・現地での生活開始
ついに留学開始!渡航後は、新しい環境に慣れるまで時間がかかることもありますが、焦らず適応していきましょう。到着したら、まずは学校のルールや授業スケジュールを確認・ホストファミリーや寮のルールを理解しておくことが重要です。周りの環境にも慣れてきたらお友達に積極的に話しかけてみましょう。最初は言語の壁を感じるかもしれませんが、毎日少しずつ話すことで慣れていきましょう。
留学後

留学後の進路としては、日本の高校へ戻り単位認定をしてもらい進級する、日本の高校へ復学をするという選択肢があります。
6.高校留学後の進路は?

高校留学を終えた後、多くの生徒が次の進路について考えます。日本の大学に進学するのか、海外の大学に進学するのか、それとも別の道を選ぶのか、選択肢は多岐にわたります。それぞれの選択肢についてご紹介します。
日本の大学へ進学
海外の高校を卒業した後、日本の大学に進学することも可能です。帰国生入試や一般入試など、さまざまなルートがあります。
メリット
- 英語力や海外経験を活かし、帰国生入試を受けられる
- 海外の大学と比べると費用を抑えられる
- 就職活動がしやすく、日本でのキャリアを築きやすい
デメリット
- 帰国生入試でも小論文や面接があり、受験準備・対策が必要
- 日本の学習環境に再適応する必要がある
日本の大学への進学方法
- 帰国生入試(海外高校卒業生向けの特別入試)
- AO入試・推薦入試(海外経験を評価する入試)
- 一般入試(センター試験や共通テストを受ける方法)
日本の大学へ進学
海外の高校を卒業した後、そのまま海外の大学に進学するのも人気の選択肢です。
メリット
- 多様なバックグラウンドの学生と学べる
- 日本の大学よりも英語での学習環境が整っている
- 外資系企業や海外での就職に強く、国際的なキャリアに有利
デメリット
- 学費が高く、アメリカやイギリスの大学は年間300〜800万円かかることもある
- 留学先の国によってはビザ取得が難しい場合もある
- 一部の日本企業では、新卒一括採用の仕組みに乗りにくい可能性がある
海外大学進学のための準備
- 英語試験のスコアを準備(TOEFL、IELTS、SATなど)*SATはアメリカ版の大学入学共通テスト
- エッセイや推薦状の準備(特にアメリカやイギリスでは必須)
- 奨学金の申請(学費を抑えるための支援制度を利用)
専門学校・就職などのその他の選択肢
日本の大学や海外大学への進学以外にも、専門学校や就職などの選択肢もあります。
専門学校への進学
- デザイン、IT、調理、ホテルマネジメントなどの専門的分野で特定のスキルを学べる
- 2年で卒業し、即戦力として働ける
海外でそのまま就職
- インターンシップを活用し、留学中に就職活動を進める
- IT・デザイン・エンジニアなどは需要が高く、専門職なら可能性あり
日本での就職活動
- 留学経験を活かせる外資系や商社などグローバル企業への就職
- 一般企業の新卒採用も可能
7.高校生の留学にかかる費用と節約のコツ
短期・長期別の留学費用の目安
高校留学の費用は留学期間や国によって大きく異なります。ここでは短期留学と長期留学のおおよその費用を紹介します。
留学期間 | 学費 | 生活費 | ビザ費用 | 合計費用の目安 |
---|---|---|---|---|
短期留学(1週間~3カ月) | 10~50万円 | 5~20万円 | 0~3万円 | 15~80万円 |
長期留学(1年以上) | 100~400万円/年 | 100~200万円/年 | 3~10万円 | 200~600万円/年 |
<国ごとの費用の目安(年間)>
- アメリカ:200〜500万円
- カナダ:150〜350万円
- オーストラリア:150〜350万円
- イギリス:250〜500万円
- ニュージーランド:150〜300万円
費用を抑える方法
① 奨学金制度を活用する
日本国内・海外の団体では高校留学向けの奨学金を提供しています。代表的な奨学金制度にはトビタテ!留学JAPAN(文部科学省)、AFS・YFUの奨学金(交換留学向け)、民間団体(ロータリークラブなど)の奨学金、各国政府の奨学金(例:カナダのGlobal Affairs Canada)などがあります。
② 安価なプログラムを利用する
交換留学などの1年間の公的プログラムであれば、学費が大幅に抑えられたり、私立より公立高校に通う方が費用が抑えられます。
③ 現地での生活費を節約する
<食費の節約>
- 外食を減らし、自炊する(ホームステイでもキッチンが使える場合あり)
- スーパーのセールを活用(海外はまとめ買いが安い)
- 学食やカフェテリアを利用(高校内の食事は比較的安い)
<交通費の節約>
- 学生割引パスを活用(長期滞在なら定期券を買う)
- 徒歩や自転車を活用(都市部では自転車通学が一般的な国も)
8.高校留学の体験談
実際に高校留学をした方の体験を聞く機会はあまりないかもしれません。 どんなキッカケで留学を決意し、現地ではどんな生活を過ごしているのか、参考にしてみてください。
9.高校留学のよくある質問FAQ
これまでたくさん頂いた質問から、代表的なものをピックアップして回答を掲載しています。 基本的な内容ですが、高校留学を検討する際に理解しておきたい内容です。参考にしてみてください。
- Q. 「成功する留学」高校留学はどのような点がいいのですか?
- Q. .どのくらい前から相談すればいいですか?
- Q. 高校生留学の私立と公立の違いとは?
- Q. ESLとは何ですか?
- Q. 日本の学校との違いは何ですか?
- Q. 英語力はすぐにつきますか?
- Q. 部活動はありますか?
- Q. 留学していれば、誰でも日本の大学の帰国子女入試を受験できますか?
10.高校留学のまとめ
これまで、高校留学について詳しく解説してきました。高校生のうちに海外で学ぶことは、語学力の向上、異文化理解の深化、自立心の成長 など、多くのメリットがあります。さらに、海外の教育システムで学ぶことで、日本では得られない学びや経験を積むことができ、将来の進学やキャリアの選択肢も広がります。
しかし、高校留学には 国や学校選び、費用、ビザ申請、生活準備 など、慎重に考えるべきポイントも多くあります。また、ホームシックや文化の違い、現地の授業についていく難しさなど、不安なこともあるでしょう。
「成功する留学」では、あなたの目的や希望に合わせた最適な留学プランをご提案し、スムーズな準備をサポートします。まずは無料カウンセリングで、あなたの理想の高校留学についてお話ししてみませんか?お気軽にご相談ください!
高校生の留学について詳しく知る!
海外に進学をしよう!
留学について知ろう!
成功する留学だからできること

カウンセラーは留学経験者なので、気兼ねなくご相談いただけます。
豊富な経験と知識で、一人ひとりに合った留学プランをご提案します。
▼ご質問やご不明点はお気軽にご相談ください!
▼留学デスクで個別相談する日程を予約しよう
全国どこからでもオンラインでご相談いただけます!
広い選択肢から留学を検討する
アメリカの留学情報
カナダの留学情報
オーストラリアの留学情報
ニュージーランドの留学情報
フィリピンの留学情報
マレーシアの留学情報
イギリスの留学情報
アイルランドの留学情報
マルタの留学情報
フランスの留学情報
スペインの留学情報
イタリアの留学情報
ドイツの留学情報
オーストリアの留学情報
シンガポールの留学情報