アメリカの語学学校の選び方

目的、期間、予算などを考慮した学校選びを

数多くの語学学校のなかから、どの地域にあるどの学校を選ぶか。留学を希望する人にとっては迷うところですよね。いくつか挙げられる選択条件に自分なりの優先順位をつけて、じっくり検討してみましょう。「自分に合った学校」がきっと見えてくるはずです。

どの地域に滞在したいのか

気候が良く過ごしやすいカリフォルニアやフロリダ、歴史と伝統のある東海岸、勉強に適した落ち着きのある生活ができる北部や中部。人それぞれ、何となく自分に合いそうだと感じられる地域の特色があるはずだ。ある程度自分が行きたい地域を絞ったうえで、都心部Urbanか、郊外Suburbanか、あるいは田舎Ruralがいいのかを決めましょう。

都会にするか、田舎にするか

大都市は治安の面では不安もあるが、生活するには便利だし刺激も多い。そして何より公共交通機関が整備されているところが多く、移動が便利。授業だけでなくフリータイムも重視したい人には向いています。逆に、田舎はのんびりしていて生活費も安いし人も親切。地域に溶け込んでじっくり勉強に専念したい人にはおすすめです。

日本人学生が皆無の学校はほぼない

日本人留学生の数というのも気になるポイントだと思いますが、アメリカに英語を学びにくる留学生のうち、3割近くが日本人というのが現状。西海岸や東海岸のメジャーな都市は日本人学生が多く、中部は比較的少ない傾向にあるが、それでも日本人がまったくいないというところはほぼありません。

学生ビザの有効期間

最近では学生ビザの有効期間は「5年有効」のものが発行されるケースが比較的多くなっています。また、同じ期間申し込んでも、発行されるI-20の有効期間は、学校によってさまざま。現地で学生ビザの有効期限が切れてしまった場合、有効なI-20を所有していれば不法滞在にはなりませんが、いったん出国してしまうと、アメリカに再入国する際、新たに学生ビザを取得しなければ入国できなくなるので注意が必要。学生ビザやI-20の状況は今後も変化することが予想されるので、最新情報を確認するようにしましょう。3ヵ月以上の長期留学を考えているなら、ビザに関する情報、学校の情報を把握している留学エージェントを利用することも有効な手段といえます。