アメリカ留学でアパートを借りる

現地の生活に慣れてからトライシェアメイトは慎重に選ぼう

アメリカに留学してある程度時間が経つと、何となく「自由」な感じのアパート暮らしに憧れるようになる人も多いでしょう。長期留学を予定している人なら、アメリカ生活に慣れたところで、思い切ってアパート探しを始めてみるのもおすすめです。

アパートシェアと一人暮らし

アメリカのアパートは、大きくふたつのタイプに分けられます。ひとりでステューディオ・アパートメントStudio Apartment（日本でいうワンルーム）を借りる方法と、一般にハウス（アパート）シェアHouse／Apartment Share と呼ばれる、一軒家または広めのアパートを何人かでシェアする方法。シェアはひとりでアパートを借りるよりも生活費が安くあがるため、学生の間で人気が高い。

学生に人気のアパートシェア

アメリカでは、一軒家やアパートをふたりから数人で借りて使う（シェアするShare）ことがよくあります。ひとりでアパートを借りるより家賃や生活費が安くなるのがメリット。シェアは学生や若者の間では人気が高い方法です。複数あるベッドルームを各人がそれぞれ使い、キッチンやバスルーム、リビングなどは全員でシェア。共同生活とはいえ、寮やホームステイとは違って、各自のペースで生活することができるのが魅力といえます。

アパートシェアは自分の目で確かめてから

ネットが普及した現在では、日本やアメリカの別の都市にいながらにしてアパートシェア募集などの情報を入手することもできます。しかし、アパートシェアではその地域の治安や部屋の状態、ほかの住人との相性もとても大切な要素となるため、実際に自分の目で確かめてから入居の契約をするようにしましょう。

住居費負担の多い一人暮らし

自分ひとりで部屋を借りる場合は、日本でいう「ワンルームアパート」形式の部屋を借りるのが一般的。アパートには、家具付きfurnishedと、オプションで家具を選択できる家具なしunfurnishedがあり、家具付きのほうが家賃は高くなります。また、バス・トイレ、キッチンなどは各部屋に付いている場合と、ほかの住人と共有する場合とがあります。アメリカでは、このタイプの部屋のことをストゥーディオStudio Apartmentと呼びます。シェアに比べると他人の生活音が気にならず、いつでも好きな時にバスやキッチンなど共有スペースを使用できるため、ストレスがなく、プライバシーを守ることができるのはメリット。家賃から光熱費などすべて自分の負担になるので生活費は高くなるのがデメリットでしょう。

家具付きと家具なしがある

アメリカの賃貸アパートには、家具付きfurnished と、オプションで家具を選択できる家具なしunfurnished があり、家具付きのほうが家賃は高くなります。バス・トイレ、キッチンなどは、各部屋に付いている場合と、ほかの住人と共有する場合とがあります。また、アメリカでは電話の取り付けがとても簡単なので、シェアでも電話を１台ずつ持っているケースが多い。

種類や家賃はピンからキリまで

ニューヨークなど大都市の中心部にあるアパートなら、家賃は東京よりも高め。しかし、住民の半分が学生、などというカレッジタウンなら、学生向けの手頃な値段のアパートを借りることもできるので留学生にはおすすめです。

契約期間は6ヵ月以上と長期

2週間や1ヵ月など、短期で借りられるアパートは非常に少ない。基本的に、アパートの契約期間は6ヵ月以上。つまり、アパート滞在は長期留学の学生向けということになります。契約途中で解約しようとすると違約金を取られたり、契約のときに支払ったデポジットが戻ってこないこともあるので、注意しましょう。

自由な生活には、自己責任もともなう

アパート暮らしは他人に干渉されることもなく、自由な生活が楽しめるのが魅力。しかし、部屋探しから賃貸契約、入居手続きなど、手間や時間がかかるというデメリットも。アパート入居後も部屋の管理に気を配ったり、掃除、洗濯、料理など、生活にまつわるすべてのことが自分の責任となります。何かしらトラブルがあっても、自分の力で切り抜けなければならなりません。自由を確保するにはそれなりの苦労がつきもの。しかしトラブルを解決していく過程で、自分自身を成長させることもできるでしょう。

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