アメリカ留学 SIMカードとスマホ
今の時代に海外留学するうえで外せないアイテムがスマホ。慣れ親しんだものをそのまま持っていきたいですよね。でも一歩間違えると海外通信になってしまって高額な通信料が請求...なんていうことも。
と思いつつもやっぱり現地に到着してからの通信手段は必須。
そこでおすすめしたいのが、海外のSIMカードを現地で手配して使う方法。現地のネットワークを使って通信を行う形をとれるので、電波が通じるかな...という心配からも逃れることができます。
この記事ではアメリカで通信手段を持つことのメリットやデメリット、具体的な方法について解説していきます! 特に選ぶ際に注意したいポイントについては詳しく書いているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アメリカ留学に行くけど通信手段はどうしよう...と絶賛悩み中の方はぜひ最後までお読みください!
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- 1. アメリカ留学で通信手段を持つ方法
- 2. アメリカで通信手段を確保することのメリット
- 3. SIMカードとeSIM、どちらを選ぶべき?
- 4. アメリカ留学でSIMを持つときに確認しておくべき注意点
- 4-1. 国際ローミングオフに
- 4-2. 日本でSIMロックを解除しておく
- 4-3. アメリカでは電話を受信するのもお金がかかる
- 4-4. APN設定をする
- 4-5. 日本での契約を解約か中止にする
- 4-6. e-SIMの場合、カードタイプのSIMは抜いておく
- 4-7. 周波数を確認する
- 4-8. 手数料に注意
- 4-9. オプション追加にも要注意
- 5. SIMの選び方
- 6. アメリカ留学におすすめのSIMカードを紹介!
- 7. 終わりに
1. アメリカ留学で通信手段を持つ方法
それではまず、どういう風にしたらアメリカ留学で通信手段を持つことができるのか。順番に解説していきますね。
1-1. 日本で海外対応のSIMカード/eSIMを購入する
各種ECサイトでも手軽に購入することができるSIMやeSIMカードを事前に日本で購入し、それを自分が今使っているスマートフォンにいれて持っていくという方法。
期間や通信速度に応じて価格が決まっているので、目的に合わせたものを選ぶことができるのが大きなメリット。
しかしものによっては留学地域に対応していなかったり、持っている機種で動作しないこともあるので、自分が行く地域の電波状況や対象のスマートフォンを持っているかどうかはしっかりと確認が必要です。
1-2. 現地でSIMを購入する
現地についてから購入すると、現地での電話番号を手に入れられる可能性があるというメリットがあります。
アメリカではSMSを使用したコミュニケーションが多いので、アメリカの電話番号を持っていると現地での通信手段としては大きなメリットになるでしょう。
また現地での電波を使用しているので、日本で購入したものがつながらない...といったことも防げるのがメリットのひとつ。
ただ現地での購入となると英語でのやり取りとなるので、しっかりと伝えるべきことを伝えられる英語力や下準備は必要です。
1-3. 現地でWi-Fiを使用もしくはWi-Fiを日本から持参
現地もしくは日本でeSIM/SIMを購入せずに、Wi-Fiを持ち歩いて生活するというのも一つの方法です。
メリットとしては日本からWi-Fiを持っていくことができるため、日本語でのサポートとなることが安心材料の一つ。
ただ、Wi-Fiのルーターを部屋に忘れてしまうことや、電池がない、紛失してしまうといったことがないようにしっかりと管理することが大切です。月々の値段や通信料についても事前に比較をして自分のアメリカ留学に合ったものを選びましょう。
2. アメリカで通信手段を確保することのメリット
ここからは、アメリカで通信手段を確保することのメリットを解説します。
2-1. アメリカの電話番号を使うことができる
アメリカでは、友達とのやりとりや家を探したり、銀行口座を開いたりなどでSMS(電話番号によるメッセージ)を頻繁に使用します。
そのため、スムーズなアメリカ留学生活を送るためにもアメリカの電話番号は持っておいた方がメリットは大きいでしょう。
特に住居や友達との連絡については重要な連絡手段になってくるかと思いますので、ぜひともスマホは持っていたいところです。
2-2. Wi-Fiスポットを探さなくていい
アメリカをはじめとする海外では、日本よりもフリーWi-Fiが飛んでいる場所が多いです。
カフェや街中、時には電車など「こんなところにも?!」という場所でも飛んでいます。
とはいえ、なにか連絡を取るときにそのたびにWi-Fiスポットを探していたら時間と体力を使ってしまいますよね。
短い留学生活を有効に使うためにもしっかり節約できる時間は節約したいもの。だからこそSIMカードをもって通信手段は確保しておくと安心です。
2-3. 荷物が少なくなる
留学するにはたくさんの荷物が必要になりますよね。服や言語の本、お土産、パソコンなどなど...現地で生活するにも荷物が必要。
そんな時にWi-Fiルーターも持ち歩かないといけない...となると荷物がさらに増えてしまいます。
外出時に部屋に忘れてきた...! なんてことになっても困ります。
通信手段のことを気にせずに留学生活をエンジョイするためにも、SIMカードなどの通信手段はしっかり整えておきたいところですね。
2-4. 決済手段として使用可能
日本でもキャッシュレス決済が浸透してきていますが、これはアメリカでも同じです。
海外は日本よりもクレジットカードの普及が進んでいて、街の市場のようなところでもクレジットカードが使えるほど。
スマホがあればカードを持ち歩く必要もありませんし、お財布から出す必要もなく、セキュリティ面でも安心ですよね。
3. SIMカードとeSIM、どちらを選ぶべき?
SIMカードとは、物理的なカードを端末に差し込んで使用するもの。
一方でeSIMは、物理的なカードがなく端末のICチップに契約内容を入れて利用するもの。
それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
3-1. SIMカードのメリット
・入れ替えが簡単
SIMカードを差し込むだけですぐに使えるのが通常のSIMカードの大きなメリット。
eSIMでオンライン上のやりとりになるとちゃんと手続きができるか不安...といった方には特におすすめです。
・対応機種が多い
eSIMが普及してきたとはいえ、まだまだ対応機種は従来のSIMカードの方が多め。買ったはいいものの使えない、というリスクを減らしたいのであればSIMカードの方が無難と言えるでしょう。
3-2. SIMカードのデメリット
・管理が大変になる可能性がある
SIMカードを使えるようにするため、入れ替えが必要になります。しかも小さいカードなので紛失リスクがあります。
日本に帰ってきてから再度日本のキャリアを使えるようにする場合は、きちんと保管しておきましょう。
3-3. eSIMのメリット
・SIMカードの入れ替えの必要なし
eSIMは物理カードを差し替える必要がなく、オンラインで手続きをするだけで利用できる場合が多いです。
帰国まで日本で使うSIMカードの管理も不要になるので、荷物を少なくしたい方には特におすすめです。
ネット通販などでも買うことができるのも大きなメリットですね。
ただし、既存のSIMカードを挿したままにしておくと、携帯の処理量が増えてバッテリーの消耗が早まる可能性があります。使用しないSIMカードは抜いておくほうがよいでしょう。
3-4. eSIMのデメリット
・対応している端末が少ない
少しずつ普及してきているものの、まだまだeSIMに対応していない機種もあります。
新しいiPhoneなどのメジャーな機種であれば問題ないケースも多いですが、念のため事前に自分の端末がeSIMに対応しているかどうかを確認しておきましょう。
4. アメリカ留学でSIMを持つときに確認しておくべき注意点
ここからは、アメリカ留学でSIMを持つときに確認しておくべき注意点を解説します。事前に知っておくとトラブル防止につながるので、ぜひ参考にしてみてください。
- 4-1. 国際ローミングオフに
- 4-2. 日本でSIMロックを解除しておく
- 4-3. アメリカでは電話を受信するのもお金がかかる
- 4-4. APN設定をする
- 4-5. 日本での契約を解約か中止にする
- 4-6. e-SIMの場合、カードタイプのSIMは抜いておく
- 4-7. 周波数を確認する
- 4-8. 手数料に注意
- 4-9. オプション追加にも要注意
4-1. 国際ローミングオフに
アメリカだけでなく、海外に携帯電話を持っていく際、基本的に「国際ローミング機能」はオフにしておきましょう。
各端末の設定でオフにすることができますが、分からなければ事前に調べたりキャリアに問い合わせたりしておくと安心です。
最近ではahamoや楽天モバイルなど海外で使用できるプランを提供している場合もありますが、国際ローミング機能をオンのままにしておくと高額な請求がくる可能性があります。十分に注意しましょう。
4-2. 日本でSIMロックを解除しておく
アメリカで現地のSIMカードを使用する際に必須なのが、このSIMロック解除。
機種によってはSIMロック解除ができない場合もあるため、古い機種を使っている方は要注意です。
出国前に自分の携帯キャリアでSIMロック解除の手続きが可能かどうか、手続き方法はどうするのかをしっかり確認しておきましょう。
4-3. アメリカでは電話を受信するのもお金がかかる
日本ではかけた側が通話料金を負担するのが一般的ですが、アメリカでは受信する側にも料金がかかることが多いです。
近年では通話し放題などのプランも出てきていますが、プラン内容をよく確認しないと想定外の料金がかかる場合も。
特にeSIMの場合は店舗がないことも多いため、契約前にオンラインでしっかりと確認するようにしましょう。
4-4. APN設定をする
アメリカでSIMカードを挿し替えたあと、すぐにインターネットに繋がらない場合があります。
その際に必要になるのが「APN設定」。特にAndroid端末を使っている場合は、自分でAPNを登録する必要があるケースが多いです。
設定手順はSIMカードの説明書やメーカーのマニュアルなどで確認し、不安な方は日本にいるうちにキャリアへ問い合わせておくと安心です。
4-5. 日本での契約を解約か中止にする
アメリカでSIMを契約する場合、日本のキャリアとの契約もそのままだと二重契約になってしまう可能性があります。
特に長期留学の方は、日本のキャリアを使わない期間が長くなるので、解約または休止ができるかどうかを確認しておきましょう。
またその際、元のSIMカードは帰国後に再利用する可能性がある場合は無くさないように保管してください。
4-6. e-SIMの場合、カードタイプのSIMは抜いておく
eSIMに切り替える場合、カードタイプのSIMを挿したままにしておくと、端末が両方のSIMを認識するため、バッテリーの消耗が激しくなる可能性があります。
使わないなら抜いておくほうが電池持ちが良くなり、万が一のトラブルにも対応しやすくなります。
4-7. 周波数を確認する
機種によってはアメリカの周波数に対応していない場合も考えられます。
最近のスマートフォンやiPhoneは広い周波数帯に対応していることが多いですが、古い機種などは要注意。
せっかくSIMを手に入れても電波をつかまないことがないように、事前に周波数対応状況を確認しておきましょう。
4-8. 手数料に注意
eSIM/SIMカードの中には「開通手数料」がかかるものもあります。
また、実店舗で開通する際に手数料が発生するケースもあるので、可能な限り事前に料金体系を調べておきましょう。
4-9. オプション追加にも要注意
電話番号の開通やデータ使い放題など、さまざまなオプションが別料金になっていることがあります。
プラン内容をよく理解せずに契約すると、最終的に高額になってしまう可能性も。口コミや友人からの情報などを参考に、よく確認してから契約を進めましょう。
5. SIMの選び方
ここからは、SIMカードを選ぶ際に注目したいポイントを解説します。
5-1. 通信プランで選ぶ
SIMには「通話・SMS・データ通信が可能なプラン」と「データ通信のみのプラン」があります。
アメリカ留学中に電話やSMSをよく使うなら前者、インターネットだけで十分という方は後者でもOKです。
また、テザリングの有無もチェックしておくと安心。会社やプランによっては追加料金がかかる場合があります。
5-2. 料金プランで選ぶ
一番気になるお金の話。主に「月額制」と「プリペイド制」の2つに分かれます。
月額制のもの
キャリアとの契約を月単位で行う形態。自分がどのくらい通話やデータ通信を使うのかに応じて、プランを調整しましょう。
プリペイド式のもの
あらかじめ決められた金額を払って、その範囲内で使うタイプ。短期滞在なら使いやすいですが、長期滞在だとかえって割高になるケースもあるので、使用期間に合わせて検討しましょう。
5-3. 開通手続きの簡単さで選ぶ
実店舗で契約する場合は、お店のスタッフと一緒に進められますが、オンラインだけで完結する場合は手続きが難しいことがあります。
申し込みから開通までに何ステップ必要なのか、即日使えるのかなどを事前にチェックしておくと安心です。
5-4. 日本語サポートがあるかどうかで選ぶ
通信トラブルや設定の不具合など、何かと専門用語が多いのが通信まわりの問題。
その点、日本語サポートがある会社を選んでおくと、いざという時に問い合わせがスムーズです。
英語力に自信がない方や、トラブルが不安な方はサポート体制を確認しておきましょう。
6. アメリカ留学におすすめのSIMカードを紹介!
SIMカードとeSIMについて理解したけれど、実際どの会社を使っていいか分からない...。
そこで、留学期間別におすすめのSIMカードやサービスを紹介します。
短期向け (1か月~3か月)
短期利用が前提となるため、契約期間の縛りがなく、初期設定や解約手続きが簡単な「プリペイド型」のSIMカードやeSIMが適しています。
オンラインで購入できるプランを選ぶと、渡航前の準備がスムーズになるでしょう。
Jethro Mobile
- 使い切りのプリペイド式SIMカード
- 身分証明書が不要で、未成年でも現地で購入が可能
- アメリカの電話番号取得可。追加料金が発生しにくいので料金体系が分かりやすい
- 日本、現地どちらでも購入可能。到着後すぐに使いたいなら日本購入がおすすめ
Hanacell(ハナセル)
- 使い切りのプリペイド式SIMカード
- アメリカの電話番号で通話とSMSが使い放題のプランあり
- 短期用のeSIMにも対応可能
- 18年の実績と日本語サポート完備。安心して利用できる
長期向け (3か月以上)
長期利用となるため、月額制のプランや長期契約向けの料金プランのほうがコスト効率が高くなることが多いです。
契約期間中のサポートや更新手続きの簡単さも重要。SIMロック解除の対応やデータ容量無制限プランの有無などもチェックしましょう。
海外携帯ICHIBA
- 出国前にSIMカード/携帯電話を日本の自宅宛てに配送
- 現地通信会社のSIMカードを現地価格で提供。比較検討して格安プランを提案
- 渡航後もLINE、Instagramは現在のアカウントで利用可能
- 日本語でのサポートあり。何かあっても安心
- 渡航先や渡航期間に合わせて多様なプランを選択可能
海外携帯ICHIBA | 海外でのSIMカード・携帯電話・Wi-Fiルーター
T Mobile
アメリカの三大キャリアの一つであるT Mobile。
T Mobileのメリット
・データ使用量無制限のプランがあるため、高速通信を気にせず使いたい人におすすめ。
・アメリカの電話番号取得可
・eSIMとSIMカード、どちらにも対応可能
7. 終わりに
ここまでアメリカ留学での通信手段について解説してきましたが、いかがでしたか?
友達と連絡先を交換したり、道に迷ったときにマップを見たりなど、通信手段が不可欠になっている今、ぜひあなたにピッタリな方法を選んでみてくださいね。
「成功する留学」では、SIM/eSIMの相談やご提案、留学プランの相談など、経験豊富なカウンセラーがあなたのアメリカ留学をしっかりサポートします。
気になる方は、以下からぜひカウンセリングにお申し込みください!
経験豊富なカウンセラーに分からないことを聞いてみよう!