フィリピン留学の費用(1年・半年・1ヶ月・生活費)

フィリピン留学の費用を期間別に徹底解説!
フィリピンへの語学留学生はここ数年で大幅に増加しています。その人気の理由は、英語教育の質が高いにも関わらず、欧米諸国と比べて留学費用が格安な点にあります。本記事では、フィリピン留学にかかる費用を期間別にまとめ、さらに内訳や節約術、他国との比較、生活費の詳細などをわかりやすく解説します。高校生・大学生から社会人まで、初めての方にも分かりやすく、フィリピン留学の費用計画にぜひお役立てください。
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フィリピン留学の費用総額【期間別一覧表】
まずはフィリピン留学の期間ごとの費用総額の目安です。以下は授業料・滞在費(学生寮)・航空券・保険など基本的な費用をすべて含めた概算総額になります。部屋は学生寮4人部屋を想定しています(※フィリピンの語学学校では寮費に3食の食事が含まれるのが一般的です)。
留学期間 | 費用目安 |
---|---|
2週間 | 約25~35万円 |
1ヶ月 | 約35~45万円 |
3ヶ月 | 約80~100万円 |
半年(6ヶ月) | 約165万円 |
1年間(12ヶ月) | 約300万円 |
※上記はあくまで目安の総額です。実際の費用は学校や都市、為替レートなどによって増減します。例えば 1ヶ月留学の場合、現地ではビザ延長や諸手続き費用として別途約3万円がかかる点にも注意しましょう(観光ビザで30日以内の滞在なら無料ですが、就学許可証の発行などで費用が発生します)。3~6ヶ月の留学でも、ビザ延長料や外国人登録証(ACR I-Card)発行料などで現地追加費用が約10万円かかることが一般的です。
【2週間】フィリピン留学費用内訳と相場
フィリピンの語学留学は、授業料に宿泊費や食費が含まれるケースが多く、短期間でも集中的に英語を学べるのが魅力です。 ここでは、 4人部屋を利用した場合の 2週間留学の費用目安を紹介します。
項目 | 費用目安 |
---|---|
授業料(2週間分) | 約8~12万円 |
寮費(4人部屋・食事付き) | 約6~8万円 |
航空券代(往復) | 約8~10万円 |
留学保険料(2週間分) | 約0.5~1万円 |
現地諸経費(SSP発行費・光熱費等) | 約2~3万円 |
その他生活費(お小遣い) | 約数万円 |
合計 | 約25~35万円前後 |
費用を抑えるポイント
- 多人数部屋の利用
個室や2人部屋よりも大幅に寮費を節約できます。4人部屋は最もコストパフォーマンスが高い選択肢の一つです。 - LCC(格安航空会社)の活用
セール時期を狙えば往復航空券が安くなることもあります。 - 現地の生活スタイルを工夫
週末の外食やアクティビティを控えれば、生活費は1万円台に抑えることも可能です。
【1カ月】フィリピン留学の費用内訳と相場
1ヶ月のフィリピン留学では、総額約35~45万円前後が目安です。この費用には主に以下のような項目が
項目 | 費用目安 |
---|---|
授業料 | 約12~15万円 |
寮費(食事付き) | 約11~15万円 |
渡航費(航空券代) | 約8~10万円 |
海外留学保険料 | 約2万円 |
現地諸経費 | 約2~3万円 |
その他生活費 | 約数万円 |
合計 | 約35~45万円前後 |
授業料+寮費(食事付き)
語学学校の授業料(1日あたりマンツーマン授業×複数コマなど)と滞在先である学生寮の費用。フィリピンの語学学校では授業料に宿泊費と1日3食の食事代がセットになっている場合がほとんどです。。
渡航費(航空券代)
日本~フィリピン往復航空券代です。フィリピンは日本から近く、LCC(格安航空会社)も利用できるため、往復で約8~10万円程度と比較的安価に抑えられます。直行便なら成田~セブ間は片道5時間弱で行ける近さです。
海外留学保険料
1ヶ月の海外旅行・留学保険料はプランにもよりますが約2万円前後です。医療費の補償など手厚い保険に加入しておきましょう。
現地諸経費
上記以外に現地で支払う費用もあります。たとえば学生ビザ延長費用や特別就学許可証(SSP)発行費、学生証デポジット、寮の光熱費などです。1ヶ月程度の留学でも学校によりこれらが発生し、合計約2~3万円程度を現地で支払うケースがあります。特に滞在が30日を超える場合はビザ延長が必要になるため注意してください。
その他生活費・お小遣い
上記は必要経費ですが、この他に週末の外食や観光、日用品の購入など個人的な出費も考慮しましょう。フィリピンは物価が安いため、1ヶ月の娯楽費・お小遣いは数万円あれば十分楽しめます(詳細は後述の「生活費詳細」の章で説明します)。
【3ヶ月】フィリピン留学費用と効果的な学習プラン
3ヶ月のフィリピン留学では、費用はおよそ80~100万円程度が目安になります。1ヶ月あたりに換算すると月約28万円程度ですので、1ヶ月留学より割安感が出てきます(渡航費や入学金がまとめて済む分、長期のほうが 1ヶ月あたりの費用負担は軽減されます)。3ヶ月あればビザ延長など現地追加費用も発生しますが、それでも欧米留学に比べて圧倒的にコスパが良いのがフィリピン留学の魅力です。
項目 | 費用目安 |
---|---|
授業料 | 約35~45万円 |
寮費(食事付き) | 約30万円 |
航空券代(往復) | 約8~10万円 |
留学保険料 | 約6万円 |
現地諸経費 | 約2~4万円 |
その他生活費 | 約12~15万円 |
合計 | 約85~100万円前後 |
3ヶ月留学の学習効果
3ヶ月という期間は、英語力向上の効果を実感しやすい絶妙な長さです。最初の1ヶ月で生活や英語に慣れ、2ヶ月目で一気に実力アップ、3ヶ月目には難易度の高いクラスにチャレンジしたり、公式テストに挑戦できるレベルになる方もいます。実際、「3ヶ月のフィリピン留学で TOEIC や IELTS のスコアが大幅に伸びた」「英語でジョークが言える余裕ができた」といった声も多く、本人の努力次第では帰国時に見違えるほど英語力が伸びる期間と言えます。マンツーマン中心の濃密な授業を3ヶ月受ければ、授業時間の観点では欧米の1年分に匹敵するとも言われます(1日の勉強量が多いためです)。ぜひこの期間を無駄にせず、毎日予習復習をこなし積極的に英語を使って、費用に見合う最大の成果を得ましょう。
また、3ヶ月留学は費用対効果の面でも人気です。長すぎず短すぎないため社会人でも有給休暇+休職などで調整しやすく、就職前・転職前のスキルアップや大学生の休学を利用した留学としても計画が立てやすい期間です。費用約85万円でこれだけ集中して学べる機会は国内では得がたいので、自己投資として検討する価値は高いでしょう。
【半年間】フィリピン留学費用と長期留学のメリット
6ヶ月間のフィリピン留学になると、費用総額は約165万円が目安です。半年間しっかり勉強すれば日常会話はもちろん、ビジネス英語や専門分野の英語力も大幅に向上するでしょう。費用面では、半年まとめて申し込むことで長期割引が適用される語学学校もあり、1ヶ月あたりの学費が下がる場合もあります。また航空券代や留学サポート費用などの固定費が一度で済むため、トータルでは短期留学を何度も繰り返すより割安です。
項目 | 費用目安 |
---|---|
授業料 | 約70万円 |
寮費(食事付き) | 約65万円 |
航空券代(往復) | 約8~10万円 |
留学保険料 | 約12万円 |
現地諸経費 | 約4~6万円 |
その他生活費 | 約24~30万円 |
合計 | 約165万円前後 |
半年滞在することで、現地の生活にも完全に馴染むことができます。フィリピンの友人ができたり、地元の人しか知らない穴場スポットを楽しめたりするのも長期留学ならではのメリットです。英語の上達度も3ヶ月時点と比べ飛躍的に伸びているでしょう。例えば、初級者から始めた方でも半年後には英語でジョークを言ったりディスカッションに参加できるほど自信がつくケースもあります。
費用削減のポイントとしては、長期留学では渡航費が1回で済むため、往復航空券代(約5~7万円)を何度も払わずに済みます。また生活面でも、慣れてくれば節約術が身について無駄遣いが減る傾向があります(自炊できる環境があればさらに節約できますね)。その上、半年間みっちり勉強すれば、欧米留学で1年以上かけて得るレベルの英語力を身につけられるとも言われます。【「成功する留学」では、フィリピンで半年学んだ後にアメリカやカナダでインターンに挑戦する「2ヵ国留学」プランも提案していますが、半年あればフィリピンで基礎を固めて次のステップに進むには十分な期間でしょう。】
※一般的に、フィリピンの語学留学は最長でも半年程度で一区切りとされることが多いです。そのため多くの学校が6ヶ月以上のコース設定をしていない場合があります。半年以上の長期留学を希望する方は、一旦6ヶ月で区切ってビザを更新し同じ学校で延長するか、あるいは他の国への留学に切り替えるなどの計画も検討しましょう。(次の章では1年間留学する場合の費用例を紹介します。)
【1年間】フィリピン留学費用と本格的な英語習得効果
1年間(12ヶ月)のフィリピン留学では、費用総額の目安は約300万円ほどになります。半年を超える長期留学となると決して安くはない出費ですが、それでもアメリカ留学1年(約500~530万円)と比べると低コストで済みます。1年もの間、英語環境に浸り勉強し続ければ、英語初心者でも日常会話はほぼ問題ないレベルに達し、上級者なら通訳やビジネス交渉もこなせるほどの飛躍が期待できます。
項目 | 費用目安 |
---|---|
授業料 | 約120~150万円 |
寮費(食事付き) | 約70万円 |
航空券代(往復) | 約8~10万円 |
留学保険料 | 約24万円 |
現地諸経費 | 約8~12万円 |
その他生活費 | 約48~60万円 |
合計 | 約300万円前後 |
1年間ずっとフィリピンの語学学校に通うケースはそれほど多くありませんが、本格的に英語をマスターしたい方やキャリア転換・大学進学準備など明確な目標がある方には有効な選択肢です。途中で伸び悩みを感じた場合は、スパルタ校からゆるやかな校風の学校に転校してみたり、試験対策コースに切り替えてTOEICやIELTS取得を目指すなど、柔軟にプランを調整できるのも長期留学の強みです。1年間という長丁場だからこそ、「○○の資格を取る」「◎◎大学に進学する」など具体的な目標を設定し、中だるみしないよう計画的に過ごすことが大切です。
費用面では、1年間滞在することで半年留学に比べ割引や特典が受けられる場合もあります。例えば、ある学校では「24週間以上の申込みで4週間分授業料無料」といったキャンペーンが実施されることもあります。また年単位で寮費を前払いすることで月あたりの寮費が割安になるケースもあります。長期留学を申し込む際は各校の長期割引や奨学金制度も合わせて確認するとよいでしょう。
豆知識
フィリピン留学1年の費用は、欧米留学の約 2/3以下です。その差額約200万円で、もう1年フィリピンに留学したり、他の国でワーキングホリデーをするなど次のステップに投資することも可能です。費用を抑えつつ最大限の成果を得られるのがフィリピン留学1年の魅力と言えるでしょう。
フィリピン英語留学の費用対効果と他国比較

フィリピン留学の費用対効果(コストパフォーマンス)は非常に高いとされています。他の代表的な留学先であるアメリカやイギリス、カナダ等と比較してみましょう。例えばアメリカ留学の場合、授業料・滞在費・渡航費・保険など全て込みで 1ヶ月あたり約73万円、1年間で約500~530万円が目安と言われます。一方で前述の通りフィリピン留学1年間は約290万円ですから、その差は歴然です。おおざっぱに言えば、フィリピン留学の費用は欧米留学の半分以下で済む計算になります。
では、なぜここまで費用差が生まれるのでしょうか?最大の理由は物価と滞在費の違いです。フィリピンは日本の物価の約1/3~1/2程度と安く、学費も人件費の安さなどから低く抑えられています。また語学学校の料金に学生寮の宿泊費と食費が含まれている点も大きいです。欧米留学では授業料とは別にホームステイ代やアパート代、食費を自分で負担する必要があり、これだけで月々数十万円の追加出費となります。実際ロンドンやニューヨークでは家賃と食費だけで月15~20万円以上かかることも珍しくありません。その点、フィリピン留学では住居と3食付きですので追加の生活費負担がほとんど発生しないのが魅力です。
さらにフィリピンは日本から近距離のため渡航費が安いこと、時差が1時間しかなく気候も温暖なため生活ストレスが少ないことも費用対効果を高める要因です。例えばアメリカ西海岸との時差は16時間あり渡航時間も長いですが、フィリピンなら体調を崩しにくく現地で勉強に集中できます。総合的に見て、フィリピン留学は欧米留学の2~3倍近いコストパフォーマンスがあるといっても過言ではありません。
最後に、カナダやオーストラリアなど他の英語圏との比較ですが、これらも欧米圏である以上費用感はアメリカ・イギリスと大きくは変わりません。例えばカナダ留学でも1年で400~500万円前後はかかるのが一般的です。一方、フィリピン留学なら同じ期間で300万円弱ですむため、浮いた資金を現地での旅行や他の勉強に充てることも可能です。「低予算で最大の成果を出したい」という方にとって、フィリピン留学は最適解と言えるでしょう。
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フィリピン留学の生活費詳細【食費・交通費・娯楽費】

留学中に必要となる生活費について、具体的に見てみましょう。フィリピンは日常生活費が総じて安く、日本の半分以下の出費で生活できる場面も多いです。ここでは食費・交通費・娯楽費に分けて、現地の物価感覚や地域差をご紹介します。
食費
平日は基本的に学校のカフェテリアで朝昼晩の3食が提供されます(寮費に含まれるため追加負担なし)。学校にもよりますが、日本人の口に合うメニューが用意されることが多いです。週末や外食する場合でも、フィリピンの食事代はとても安いです。例えばおしゃれなレストランでランチをしても約350ペソ(800円)ほどでお腹いっぱいになります。ローカルな食堂(カレンデリア)なら100~150ペソ(300円前後)で定食が食べられることもあります。ファストフードのハンバーガーは1個50~100円程度、ボトルの水は20円、缶ジュースも30~50円といった具合で、日本の感覚からすると驚くほど安いです。ただし首都マニラの高級店などは価格帯が上がる場合もあります(日本より少し安い程度の店もあります)が、それでも日本の物価よりは低めです。総じて、食費は月あたり1~3万円もあれば十分楽しめるでしょう。
交通費
フィリピン留学中は、通学の交通費がほとんど不要なのも嬉しい点です。多くの語学学校は学生寮と一体化しており、教室と部屋が同じ建物または敷地内にあります。寮が少し離れている場合でも学校の送迎バスが運行されるため、毎日の通学費はゼロです。休日に出かける際の交通費も格安です。市内移動ならジプニー(乗合バス)は数十円、タクシー初乗りは40ペソ(約90円)程度です。セブ島でタクシーを1時間乗ってもわずか250ペソ(570円)ほどという安さです。日本でタクシーに1時間乗れば1万円近くかかることを考えると破格でしょう。地方都市ではトライシクル(三輪タクシー)なら1回数十円、バイクタクシーでも100円未満で乗れます。長距離移動でも、国内線航空券や長距離バスの料金は数千円程度からと低コストです。ただしマニラ首都圏では他の都市より若干物価・交通費が高め(タクシー初乗り50ペソ程度)で渋滞も激しいため、留学中の移動は余裕を持って計画しましょう。
娯楽費
フィリピン留学中は週末を利用して観光やアクティビティも満喫できます。幸い、そうした娯楽費も日本に比べると安めです。例えばセブ島ならアイランドホッピング(島巡りツアー)が1日3,000~5,000円程度、スキューバダイビングのライセンス取得コースも2~3万円程度で受けられます。市内観光も博物館の入場料が数百円、映画館は1本あたり300~500円程度です。カラオケ(KTV)に行っても1時間数百円+ドリンク代くらいで楽しめます。お土産や買い物も、ショッピングモールで売っている衣料品や雑貨は日本の約半額~2/3程度の価格帯です。地域差としては、マニラは最新の娯楽施設や高級店が多い分価格も地方より高めですが、それでも東京などと比べれば割安です。一方、セブやバギオなど地方都市では娯楽費もさらに安く、ローカル向けのサービスを利用すれば驚くほど低予算で遊べます。もちろん使おうと思えばいくらでも使えてしまいますが、節度をもてば月1~2万円程度でも十分に充実した週末を過ごせるでしょう。
地域差について補足
フィリピン国内でも都市部と地方で物価に違いがあります。一般的に、首都マニラやセブ市内中心部は物価がやや高く、郊外や地方都市は安い傾向です。とはいえ日本ほど極端な差ではなく、留学生にとってはどの都市を選んでも生活費の安さという利点は共通しています。学校選びの際は、気候や環境とあわせて「物価の安いエリアかどうか」も考慮すると良いでしょう。
フィリピン留学費用を安く抑える5つの節約術

最後に、フィリピン留学の費用をさらに安く抑えるコツ5つをご紹介します。ちょっとした工夫で数万円単位の節約も可能ですので、ぜひ試してみてください。
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物価の安い国・地域を選ぶ
留学費用を抑える最大のコツは、そもそも物価や学費の安い国や地域を選ぶことです。その点、フィリピンは欧米に比べて学費も生活費も圧倒的に安く、留学先としてコスト面のメリットが大きい国です。すでにフィリピンを選んでいる時点で節約成功とも言えますが、さらに同じフィリピン国内でも物価の安い都市を選ぶと良いでしょう。例えば首都マニラよりも地方都市(セブ島、バギオ、イロイロ等)のほうが若干生活費が安い傾向があります。都会すぎない落ち着いた地域を選ぶことで、より低予算で生活できます。 -
語学学校の費用が安い時期を狙う
語学学校には繁忙期と閑散期があり、時期によって授業料や寮費が変動することがあります。夏休みや春休みの時期(7~9月、2~3月)は留学生が増えるため料金が高めですが、秋~冬(10~1月頃)は比較的割引価格が出やすい傾向があります。学校によっては閑散期に授業料○%オフや寮費無料など期間限定キャンペーンを行うこともあります。留学開始時期に融通が利くなら、こうした狙い目のシーズンを留学エージェントに相談してみましょう。オフシーズンを選ぶだけでトータル数万円~十数万円の節約になることもあります。 -
留学エージェントのキャンペーンを活用する
エージェント各社が提供する割引キャンペーンも見逃せません。例えば「◯月末までのお申込みで入学金無料」「○ヶ月以上の申込みで留学サポート費用○円引き」など、時期によって様々なプロモーションがあります。「成功する留学」でも季節ごとのキャンペーン情報を公式サイトやSNSで発信していますので、定期的にチェックしましょう。こうした割引を上手に利用すれば、数万円規模で費用を削減できる場合があります。特に長期留学の場合、キャンペーン適用の有無で総額が大きく変わることもありますので要注目です。 -
航空券は早めに予約&オフシーズン利用
渡航費(航空券代)も節約ポイントの一つです。航空券は基本的に早めに予約するほど安く手配できますし、出発日や帰国日を工夫するだけでも料金が変わります。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始など繁忙期は航空券代が跳ね上がるので避け、可能な限りオフピークの日時を選びましょう。フィリピン行きの航空券はLCC各社がセールを行うことも多く、タイミングが合えば往復で3~4万円台ということもあります。留学日程が決まったら余裕を持って航空券をリサーチし、格安チケットを早めに押さえることが大切です。なお、フィリピン航空などフルサービスキャリアを利用する場合でも、出発日の2~3ヶ月前には購入しておくと比較的安価です。 -
滞在スタイルの工夫(相部屋や外部寮の活用)
滞在費も工夫次第で節約できます。フィリピンの語学学校では基本的に学生寮滞在ですが、寮の部屋タイプを選ぶことができる学校がほとんどです。1人部屋はプライバシーが確保できる反面割高になるため、費用を抑えたいなら相部屋(2~4人部屋)を選ぶとよいでしょう。相部屋にすれば1人部屋より数万円/月ほど寮費が安くなります。また一部の学校では外部のアパートやゲストハウスに滞在し通学するプランも選択可能です。その場合、食事が付かない代わりに寮費より割安になることがあります。現地に慣れてきたら、ホームステイからシェアハウスに移る留学生もいます。ホームステイはサポート費込みでやや割高ですが、友達同士でアパートを借りてシェアすれば生活費を折半できるため節約につながります。いずれにせよ、安全面に配慮しつつ自分に合った滞在スタイルを選ぶことで、無理なく費用を減らすことが可能です。
以上のように、ちょっとした工夫でフィリピン留学の費用はさらに抑えることができます。「安く留学したい=自己手配で全部やる」という訳では決してありません。プロのエージェントに相談し最新情報を教えてもらいながら、自分にベストな節約術を取り入れてくださいね。
フィリピン留学の費用に関するよくある質問【FAQ】
最後に、フィリピン留学の費用について読者の皆さんが疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。不安や疑問を解消して、安心して留学準備を進めましょう。
Q. フィリピン留学の費用はどのように支払うのですか?
A. 支払い方法は主に銀行振込が一般的です。留学エージェント「成功する留学」を利用する場合、カウンセリング後に提示される見積額を日本円で指定口座に振り込みます(語学学校の授業料・寮費、航空券代、保険料などを一括支払いできます)。一部のエージェントや学校ではクレジットカード払いに対応している場合もありますが、手数料が加算されることがあります。また銀行の教育ローンを利用して分割払いする方もいます。支払い方法は相談に乗ってもらえますので、不明点は遠慮なくエージェントに確認しましょう。
Q. フィリピン留学で現地払いが必要な追加費用はありますか?
A. はい、いくつか現地で支払う追加費用があります。代表的なものはビザ関連費用です。30日を超えて滞在する場合、ビザ延長料が発生します(滞在期間により数千ペソ~1万円以上)。また、SSP(特別就学許可証)という留学生用の就学許可の取得費用(約6,000ペソ前後)や、ACR I-Card(外国人登録証)発行費用も必要です。これらは学校初日に現地で支払います。その他、学校によっては水道光熱費(実費)や教材費、寮のデポジット(保証金)などが別途請求されます。例えば1ヶ月の留学で現地支払いが合計3万円程度、3~6ヶ月で合計9万円程度かかるのが一般的です。事前に学校から案内がありますので、渡航前に必要額を準備しておきましょう。
Q. フィリピン留学では為替レートの影響を受けますか?
A. 為替レートは費用に多少影響します。語学学校の料金は米ドル建てやフィリピンペソ建てで設定されていることが多く、日本円で支払う際にはその時々のレートで換算されます。円安が進むと留学費用は割高になりますし、円高時にはお得になります。対策として、留学が決まったら円高のタイミングで早めに支払ってしまうのも一つの方法です(レート差で数万円得するケースもあります)。また現地に持って行くお金も、日本で全て円をペソに両替するより、現地の両替所やATMを活用した方がレートが良いことが多いです。為替の動向によっては費用が変わる可能性がある点は念頭に置きつつ、適宜エージェントに相談してベストな支払いタイミング・方法を選びましょう。
Q. フィリピン留学向けの奨学金や教育ローンはありますか?
A. はい、あります。奨学金に関しては、民間企業や自治体、一部の語学学校が留学生向けの奨学金制度を提供しています。例えば「成功する留学」では期間限定で授業料割引キャンペーン(実質奨学金のようなもの)を行うことがあります。募集時期・条件は各団体によりますが、「留学奨学金」で検索するといくつかヒットしますのでチェックしてみてください。また教育ローン(留学ローン)も利用可能です。銀行や日本政策金融公庫が提供する低金利の教育ローンを使えば、留学費用を分割で支払いできます。留学後に返済を開始できるプランもありますので、一度にまとまった支出が難しい場合は検討すると良いでしょう。奨学金に応募する際は早めの情報収集が大切です。エージェントに相談すると、自分に利用できそうな制度を教えてもらえることもあります。
Q. その他、費用面で気をつけるべきことはありますか?
A. 留学保険には必ず加入しましょう。費用節約のため無保険で渡航するのは非常に危険です。万が一病気や事故にあった際、保険未加入だと高額な医療費を全て自己負担することになります。短期でも留学保険料は必要経費と考えてください(費用は上記の通り1ヶ月約2万円~)。また、支払い詐欺に注意という点も挙げられます。近年「○○留学が無料になる」といった広告も見かけますが、極端に安すぎる話には裏があります。正規の学校費用は必ず発生しますので、信頼できるエージェントを通じて支払うようにしてください。最後に、為替手数料や送金手数料も意外とかかります。これらは見積もりに含まれていることが多いですが、自分で海外送金する場合は銀行の手数料も考慮しましょう。
まとめ
フィリピン留学の費用は期間やプランによって様々ですが、欧米留学に比べ圧倒的にリーズナブルであることは間違いありません。1ヶ月から長期まで、自分の目的に合った期間を選びつつ、今回ご紹介した情報や節約術を参考にして賢く費用計画を立ててください。費用を抑えつつも、現地では思い切り勉強と体験に投資することが大切です。しっかり準備してフィリピン留学を成功させましょう!
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この記事を監修した人

末永 ゆう生
「成功する留学」留学カウンセラー
早慶上、ICU、GMARCHなどの国内の難関大学英語系学部と海外大学の併願を希望する受講生の成功を導くノウハウを蓄積。オレゴン州立大学直接入学、ファウンデーションコースを経由して、マンチェスター大学入学、カレッジを経由して、トロント大学入学など、現時点の英語・学力・お金を踏まえて、顧客の理想に寄り添った多種多様な進学・キャリアの提案・支援を行い、高い顧客満足度を実現。
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1ヶ月留学のポイント
1ヶ月(4週間)の留学は「お試し留学」として人気です。短期間でも毎日英語漬けの環境に身を置けばリスニング力やスピーキング力に変化が現れるでしょう。ただし習った英語に慣れてきた頃に帰国となるため、「もっと勉強を続けたい!」1ヶ月留学では基礎固めや英語学習のきっかけ作りとして位置づけ、帰国後も独学で継続したり、余裕があれば 3ヶ月以上の留学を改めて計画するのもおすすめです。