カナダでの寮生活
寮の種類
カレッジや大学にある寮にはいろいろな種類があります。下記では詳しく解説します。基本的には、すべての寮の自分の部屋には個別にカギが付いており、部屋も男女別に分けられています。
ベッドルームスイート
ベッドルームスイート(日本のアパートやマンションのような建物。玄関がひとつで中に2~3部屋あり、キッチン、バス・トイレは共同で使用します。タウンハウス
長屋のような家の一部で地下1階、地上2階建てのことが多いです。玄関がひとつで、中に5部屋前後あり、キッチン、バス・トイレは共同で使用します。ドミトリー
日本にもよくあるいわゆる寮。食堂、トイレ、バスルーム、テレビルームなどを大人数の生徒で共有します。寮生活のメリット
- 学校に近い
- 家具などの準備が不要
- 友達ができやすい環境
- イベントが多い
カレッジや大学の寮に住む最大のメリットといえば、学校に近いこと。ホームステイやルームシェアをしている学生の多くは学校まで車やバス、電車などで通わなければならないことが多いです。その点、学校の敷地内の寮に住んでいる学生は、通学時間もかからず、駐車場所を探す必要もありません。また、寮に住んでいればたいていは、駐車場のスペースは確保できます(別途料金を払うこともあり)。
その他のメリットとしては、入寮時、ベッド、勉強机、大きな家具、台所用品などを用意する必要がないところが多い点。もちろん、個人で使う物や消耗品などは自分で準備する必要があります。入寮の申し込みをすると、何が備品として用意されているのかが書かれたリストをくれるはずです。
また、コースや学部の違う友人ができる機会が多いことが挙げられます。学校のクラブ活動に参加せずに授業だけを受けていると、なかなかクラスメイト以外の学生と知り合いになるチャンスが少ない。ESLプログラムを取っている留学生にとって、カナダ人の友達ができるということは英語の勉強にかなりプラスになります。
カレッジや大学などの多くの寮では、いろいろなイベントが開催されます。クリスマスや卒業時のダンスパーティをはじめ、留学生が多いところでは、各国の料理や踊りなどを披露する異文化パーティなどが行われます。普段勉強で忙しい学生にとっては、ストレスの発散にはいい機会になり、とても盛り上がります。日本人留学生の中には気おくれしてしまう人もいるかもしれませんが、加わってみればと楽しさがわかるもの。また、日本文化紹介のときに活躍できるよう、ちらし寿司や天ぷらの作り方を覚えておくのがおすすめ。


寮生活のデメリット
- 入寮期間や部屋数が限られている場合も
- 性格的に合わないルームメイトもいる
- 生活習慣が違うルームメイトがいる可能性もある
メリットの多い寮生活ですが、デメリットもあります。
寮は入寮できる期間や部屋数が限られています。そのため、「なかなか寮に入れない」というのがデメリットといます。
また、ほとんどの場合、ルームメイトを選ぶことができません。一般的にカナダ人はとても人懐っこく、親切な人が多いですが、なかにはどうしても性格的に合わない人がいる場合も。
寮にはいろいろな人がいます。国籍や育った環境が違う場合も多いため、生活習慣が違うルームメイトがいる可能性もあります。なにか気になることがあれば、ルームメイトに話したり周囲の人に相談し、ストレスをためないように寮生活を楽しみましょう。
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カナダ寮生活での注意点
生活備品の不足分をチェック
カナダで寮生活を始めるにあたっては、アパートなどでのひとり暮らしに比べると、確かに最初に準備しなければならないものは少ないのがメリット。ただし、ベッドは備え付けてあるものの、シーツ、掛け布団などは自分で準備する必要がある、冷蔵庫、食器、鍋など最低限の台所用品は備え付けられているが電子レンジや炊飯器はない、ケーブルはあるがテレビは自分で準備しなければならないなどということもあるので、入寮するときにもらえる備品リストに事前に目を通しておきましょう。その他、消耗品や食品はもちろん準備しておく必要があります。
カナダの寮生活で準備するものリスト
カナダの寮生活で必要なものまとめ
- 寝具一式(枕・シーツ・布団)
- タオル
- ランプ/卓上ライト
- フック
- ハンガー
- ドライヤー
- ゴミ箱
- ゴミ袋
上記は一例です。寮により異なりますので、事前に確認し、準備をしてください。

寮生活の注意点1:カギや所持品の管理はしっかり
日本でもこの頃は見られるようになったオートロックですが、カナダではあたりまえのシステム。家を出るときはカギを忘れないと思いますが、自分の部屋を出るときにうっかりオートロックにしたままカギを持たずに出てしまうと閉め出されてしまうので注意。そういった場合は、寮の管理人(寮に住んでいる学生が仕事としてやっている場合もある)に電話するか、管理事務所に言って合カギで開けてもらいましょう。部屋のカギは開放したままにもできるし、オートロックにもできるので慣れるまでは気を付けてください。また、自分が出かけるときには自分の部屋にもカギをかけるようにしてください。ルームメイトが家のカギをかけ忘れる可能性もあるし、いろいろな人が出入りする寮では、自分の持ち物は自分で管理するのが常識で。特に日本人は高価なもの(パソコン・デジカメ・電子辞書・ブランドものなど)を持っているというイメージが強いです。他の寮生がそれを狙っている人がいないとは限らないので、注意するに越したことはありません。寮の規則も事前に備品のリストと一緒に受け取ることができるのでチェックを。その寮によって規則はさまざまなため、資料をよく見て不明な点は寮の管理者に確認しましょう。
寮生活の注意点2:はっきり言うべきことは言う
そのほかには、日本人は言わなくても常識でわかるだろうという考え方をしますが、カナダでは何も言わないということは文句がないと考えるのが常識。基本的にルームメイトは自分で選ぶことができないので、言いたいことははっきりと言うようにしましょう。
寮生活において心がけたいこと
整理整頓・注意項目
- 衣類を脱ぎっぱなしにしない
- 洗濯物の整理整頓
- 食器洗い
- 食器の整理
- 食べ散らかさない
- においの強い食べ物を持ち込まない
- キッチンの整理整頓
- キッチンの清潔保持
- 部屋の電気をつけっぱなしにしない
- 音楽など音関係への配慮
- 共同電話で長電話しない
寮生活ではお互いに思いやりをもちつつ、言いたいことははっきりと伝えることが大切。快適な寮生活を送りましょう。
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私立校の学生寮はごくわずか
私立語学学校の滞在手配はホームステイが基本ですが、なかには民間のアパートメントホテルを紹介してくれる学校もあります。ただし、学校独自の学生寮を所有しているところはごくわずか。また、大学寮を紹介してくれる学校も稀で、時期も夏期に限られています。
盗難のトラブルが発生することも
学生寮は、たくさんの人と一緒に生活することになるため、盗難などのトラブルが発生するケースもあります。机の上などに貴重品を置きっぱなしにしない、自室にはカギをしっかりかけるなど、自衛を怠らないようにしましょう。