カナダ留学後の日本でのキャリアアップ

就職に必要な英語力とは

帰国後、英語を使って仕事をしたいなら、どのような仕事に就きたいのかを考え、必要な英語力を習得できるよう計画しよう。

語学力をもとにキャリアアップするには

「英語を使う」仕事の種類

「日常英会話ができる」程度の語学力では、就職する際のアピールにはなりにくい。留学で得た語学力をもとにキャリアアップしたいなら、まず、将来英語を使ってどんな仕事をしたいのかを考えよう。以下に、代表的な「英語を使う」仕事を挙げてみた。

1. 英語力をひとつのスキルとして働く（秘書や事務職など）

この場合は、文書の作成や電話の応対などに必要なバランスのとれた英語力、特にビジネス英語の知識が必要だ。また、英語力以外にも基本的な事務処理能力を求められることは言うまでもない。

2.英語のエキスパートとして働く（通訳や翻訳、英語教師など）

英語力のほかに、政治・経済・社会・文化などの確かな知識、相応の日本語力が求められる。通訳や翻訳の専門課程を修了しているとか、英語教授法の学位を取得しているなどの実績があれば、活躍の場はぐんと広がる。

3. 国際機関や外資系企業で働く

高度な語学力はもちろん、専門知識や技術、優れた国際感覚などが求められる。このような道を目指すなら、語学留学のあと、カナダの大学や大学院への正規留学を視野に入れるとよいだろう。

バイカルチュラルな人材が求められる

多角的に物事をとらえる視野の広さ、異国での暮らしで培われるバイタリティー、日本ではなじみのない国々についての知識など、留学体験を通して身に付く能力は英語力に限らない。そうした能力は、どんな仕事に就いても役に立つことだろう。各企業はすでに、異文化を理解する力のある「バイカルチュラル」な人物を求め始めている。

就職に役立つ各種英語検定

TOEIC®

TOEIC®は英語によるコミュニケーション能力をはかるテストだ。アメリカのETS が実施し、日本でも年10回テストが行われている。ビジネス英語の能力を示すものとして、日本の企業にも広く浸透している。

（財）国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEIC®運営委員会東京業務センター

住所	〒100-0014 東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル
電話番号	03-5521-6033 （土・日・祝日年末年始を除く10:00～17:00）

（財）国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEIC®運営委員会東京業務センター

TOEIC®ケンブリッジ英語検定試験

ケンブリッジ大学英語検定機構が実施する英語検定試験で、140年以上の歴史をもつ。イギリスだけでなく、オーストラリア、カナダなど多くの国の大学をはじめ、さまざまな教育機関や企業に認められている、国際レベルの英語検定試験。日本では試験センターとして認定された機関で受験することができる。

ケンブリッジ大学英語検定機構（英語）

Cambridge English Language Assessment

ケンブリッジ大学英語検定機構（英語）

TOEFL®

現在、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの大学や大学院へ入学する際に必要とされる英語力判断テストだが、就職の際にも英語力を示すものとして活用できる。アメリカのETSが実施しており、日本でも受験可能。

国際教育交換協議会（CIEE）日本代表部TOEFL®事業部

住所	〒150-8355 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ギャラリーフロア
電話番号	※申し込み先は、プロメトリック株式会社 03-5541-4800

国際教育交換協議会（CIEE）日本代表部TOEFL®事業部